(cache) 北朝鮮への不正輸出容疑で逮捕 韓国籍の貿易会社社長 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 北朝鮮への不正輸出容疑で逮捕 韓国籍の貿易会社社長


     鄭麟采容疑者が北朝鮮への経由地として韓国・釜山に輸出した中古のタンクローリー

     弾道ミサイルの発射台や運搬用に転用可能なため、経済産業省が輸出を規制している大型タンクローリー2台の北朝鮮への不正輸出を韓国経由で図ったとして、兵庫県警外事課は19日、外為法違反(無許可輸出)の疑いで、京都府舞鶴市円満寺の貿易会社社長盛田忠雄こと、韓国籍の鄭麟采容疑者(50)を逮捕した。

     県警によると、「納得いかない」と容疑を否認している。

     大量破壊兵器に転用可能な製品の輸出の際に経産相への許可申請を義務付ける「キャッチオール規制」で、韓国は輸出管理が整備されているとして許可が不要な「ホワイト国」の1つ。県警はホワイト国を経由した規制違反の摘発例は全国で初めてとしている。

     逮捕容疑は、昨年1月28日、経産相の許可を受けずに、中古のタンクローリー(最大積載量約12トン)2台を、神戸港から北朝鮮への経由地として韓国・釜山に輸出した疑い。

     県警によると、鄭容疑者は当初、中国・大連を経由しようとして経産省から許可申請を求められ、輸出先を韓国に変更したという。2台は、経産省の通報で現在も韓国に留め置かれている。

      【共同通信】


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