Channel Description:
幸せとは「明日に不安がないこと」なのです。
当ブログのホームページは コチラ 。
タイトル
いろんな意味でね。
様々な問題をはらんでいる「この取り下げ」の話題。
本当に取り下げるときは、ユニットりーダーの小保方さんが、記者会見するべきだと思うけど。
日本社会の縮図であるかのようなこの問題。
優秀な或いは、いろんな意味で魅力てきな女性がいると、周りの男性たちの包囲網がすごいですよね。
そこには、必ず、ジェンダー問題が見え隠れしている。
アメリカの研究者の存在も先を占うカギ。
学閥のブランド自体が、商業的な象徴になっているでしょう。
日本女性研究者を、今、ノーベル賞に匹敵するような研究者として、名を世界に出していいのかどうか、ドメスティックなジェンダー問題が根底にあるような気がする。
だいたい、今になって騒ぐのがおかしいのよ。
まあ、ネイチャー誌に載せたから、女性研究者の名前が守られたのだと思うけど。
そうでもなかったら、若い一女性研究者の名前は、つぶされていたかも知れませんものね。
「早稲田も医学部作ればいいのに」って、実は、アイロニーが籠っているのです。
ノーベル文学賞しかり、いかに、山中教授の研究がすごいかとい8うことですね。
ただ、小保方さんの芽をつぶさないでほしい。
ゴースト、捏造。
音楽業界、理化学の研究業界、だけではない、メディアや政治が加わった、つぶすつぶされ、渦巻く嫉妬が、見え隠れしている。
さて、どのように、展開しますか・・・・・・・。
STAP論文、理研撤回検討 共著の教授「データに問題」
産経新聞 3月11日(火)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140311-00000105-san-sctch
理化学研究所などが英科学誌ネイチャーに発表した新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文に不自然な画像があると指摘された問題で、共著者の若山照彦山梨大教授が「STAP細胞の存在に確信が持てなくなった」として、筆頭著者で理研の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダーらに論文の撤回を打診したことが10日、理研への取材で分かった。
この問題を受け、理研は10日夜、論文の取り下げも含め検討していることを明らかにした。理研の広報担当者は「若山教授から(論文の取り下げを促す)メールを送った話は聞いている。論文の取り下げには共著者全員の同意が必要で、今後の対応を検討している」と話した。
理研によると、若山教授は同日、メールで小保方氏ら共著者に連絡。「信じていた研究データに重大な問題が見つかった。論文をいったん取り下げ、外部の有識者に検証してもらうべきだ」と提案したという。
ネイチャー誌の規定によると、論文の取り下げには原則として共著者全員の同意が必要となる。
理研によると、撤回理由について若山教授は、「論文だけでなく、研究チーム内の会議に提出された実験データを検証した結果、不自然な画像など重大な問題が複数見つかったため、基礎データを信頼できなくなった」と説明したという。
理研の広報担当者は「何らかのはっきりとした対応をせざるを得ない。これから検討する」と話した。理研は再現実験に先月、成功しており、研究成果自体は揺るがないとしている。
また、STAP細胞の論文の画像の一部が、小保方氏が早稲田大に提出した平成23年の博士論文の画像と酷似していることも同日、新たに判明した。
若山教授は同日、共著者から提供されて保有しているSTAP細胞を公的な第三者研究機関に提供し、詳細な分析を依頼する意向を明らかにした。
最終更新:3月11日(火)10時23分
<STAP論文>神戸の理研センター長「取り下げやむなし」
毎日新聞 3月13日(木)15時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140313-00000052-mai-sctch
新たな万能細胞「STAP細胞」(刺激惹起性多能性獲得細胞)の作製成功を発表した英科学誌ネイチャーの論文に数多くの疑問点が指摘されている問題で、筆頭著者の小保方晴子・研究ユニットリーダーらが所属する理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の竹市雅俊センター長が13日、毎日新聞の取材に「論文は取り下げざるをえない」と語った。一連の問題発覚後、竹市センター長が論文の取り扱いについて言及したのは初めて。「14日の記者会見で、すべて説明する」とも話した。
【小保方さん「申し訳ない」と謝罪の返信】論文取り下げ提案の若山教授に
竹市センター長は「論文発表前にデータを見て、個人的にSTAP細胞の存在を信じた。だが、科学には作法がある。論文の体をなしていなければ、(著者自身の)思いとは別に、取り下げざるを得ない」と沈痛な表情で語った。日米の研究チーム14人の著者のうち、同センターには小保方さんら9人が所属。ネイチャーによると、論文撤回には原則、著者全員の同意が必要という。
STAP細胞の論文は、今年1月30日付で掲載された後、実験データ画像を切り張りしたように見えることや、STAP細胞と関係のない画像の使い回しなど数多くの疑問点が指摘された。さらに、小保方さんが早稲田大大学院在籍中に執筆した博士論文(2011年2月)にも、20ページ以上にわたり米国立衛生研究所の文書とほぼ同一の記述があることが分かっている。
理研は外部の専門家も交えた調査委員会でネイチャー論文を調査しており、14日の記者会見で進捗(しんちょく)状況を説明する。
竹市センター長は、細胞接着分子「カドヘリン」を発見した功績で知られ、ノーベル医学生理学賞の候補とされる。00年の同センター設立からセンター長を務め、12年に小保方さんを研究ユニットリーダーに採用する際、研究内容を聞いている。先月上旬、毎日新聞の取材に「データに疑う余地はなかった。聞いた瞬間から信用した」と話していた。
【斎藤広子】
最終更新:3月13日(木)17時24分
研究の現場だけではなく、メディアにも、小保方さんを走らせることで、いろいろ計画していたことがあったのでしょうね。
どうして、こう、勇み足なのだろう・・・。みなさん、そう思いませんか?
PS細胞:「iPSがん化リスク高い」は誤解 STAP開発受け、山中教授指摘
毎日新聞 2014年02月11日 大阪朝刊
http://mainichi.jp/area/news/20140211ddn002040055000c.html
iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授は10日、京都市内で記者会見し=写真・森園道子撮影、理化学研究所などの研究チームによるSTAP細胞(刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得細胞)の開発に絡み、「一般の人や報道はiPS細胞の方ががん化のリスクが高く、作製が難しいなどと三つの誤解をしている」と指摘した。
山中教授が誤解だと指摘したのは
▽iPS細胞はSTAP細胞よりがん化のリスクが高い
▽iPS細胞の作製効率は0・1%、STAP細胞は30%
▽iPS細胞の作製はSTAP細胞より難しい
−−の3点。
がん化については、マウスのiPS細胞作製を発表した2006年当初は染色体に遺伝子を取り込ませる方法やがん遺伝子を使い、がん化の頻度は高かったが、現在はいずれも使っていないと説明。
効率についても、当初は約0・1%だったが、09年に20%に上昇させることに成功したと話し、STAP細胞は、酸に浸した後に生き残った細胞が約30%の確率で多能性を獲得するため、約10%とするのが正しく、このうち増殖する細胞になるのは1〜2割程度だと指摘した。
作製の難しさは「iPS細胞は世界中の誰でもどこでもできる簡単な技術で、(別の万能細胞の)ES細胞(胚性幹細胞)の培養法などが応用できたため世界中で急速に普及した」と説明。STAP細胞について「ES細胞やiPS細胞との互換性がないと、積み重ねられた研究成果が利用できない」と指摘した。
【根本毅、堀智行】
女子も男子も、何だか危なそう。
日本は、大丈夫なのかしら。
フリーダ世代、ちょっとガンバラなくては…。
コピペと言えば、これも、コピペだけどね!
「STAP幹細胞」第三者機関送付へ…若山教授
読売新聞 3月17日(月)15時9分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140317-00000620-yom-sci
「STAP(スタップ)細胞」の論文に多くの疑問が出た問題で、著者の一人、若山照彦・山梨大教授(46)は、大学に保存している細胞を17日中に第三者の研究機関に送ることを明らかにした。
若山教授は問題が浮上した後、「実験で使った細胞が本当にSTAP細胞かどうか確認したい」と話していた。細胞の遺伝子などを解析し、結果を学術論文で公表するという。ただし、どこの機関に送るかは明らかにしていない。
第三者機関に送るのは、STAP細胞に増殖能力を持たせた「STAP幹細胞」という細胞で、理化学研究所からも「細胞を確実に保存してもらいたい」と依頼を受けたという。
若山教授は、理研の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)から受け取った細胞を使い、マウスを作製する実験を担当した。
.
最終更新:3月17日(月)15時9分
博士論文取り下げ意向か=小保方氏、早大教員にメール
時事通信 3月17日(月)11時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140317-00000053-jij-sctch
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが2011年に早稲田大学大学院先進理工学研究科で博士号を取得した論文について、先週半ばに取り下げの意思を示す電子メールを早大教員に送っていたことが17日までに明らかになった。
早大広報課の担当者は「プライベートなメールだったので、取り下げの正式な申し入れがあったら検討する。博士論文の本人からの取り下げは過去に例がない。もし取り下げになれば、通常は博士号も取り消しとなる」と話している。
小保方氏が英科学誌ネイチャーに発表した新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」論文で、STAP細胞がさまざまな細胞に変わることを示す重要な実験の画像が博士論文の実験画像と同じとみられることが9日に発覚。共同研究者や理研幹部が論文撤回を促すきっかけとなった。
博士論文はその後、研究背景の説明文が米国立衛生研究所(NIH)の文書、別実験の画像が日本のバイオ企業のホームページに掲載されている画像とそれぞれ酷似していることが指摘され、先進理工学研究科が調査している。小保方氏から取り下げの電子メールがあったのは、バイオ企業の画像と酷似している点がインターネットなどで指摘された直後だったという。
最終更新:3月17日(月)11時33分
あなたの腰痛はどのタイプ?
nikkei BPnet 3月18日(火)8時50分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140318-00000002-fukkou-hlth
背骨と椎骨の構造
腰痛は症状であって、腰痛という病名はない。腰痛を起こす原因によって、対処方法はさまざまだ。身体の中にどんな異常があるときに腰痛は起こるのだろうか。腰痛の種類や疾患別に、症状や治療法を見てみよう。
■腰痛の原因になりやすい身体の部位は?
腰痛は、背骨(脊柱)とその周辺の筋肉などが原因で起こることが多い。しかし、たとえば「椎間板ヘルニア」と言われて、椎間板がどこにあるのか、すぐにわかるだろうか。腰痛の原因を理解するために、脊柱の構造を把握しておこう。
脊柱は椎骨(ついこつ)が上下につながってできている。上の方から頚椎、胸椎、腰椎、仙椎(仙骨)、尾椎(尾骨)に分類されていて、腰痛の原因になるのは、主に腰の部分にある5個の腰椎だ。
椎骨は円柱形の椎体と、椎体からアーチ状に伸びた椎弓からできている。椎体の後面と椎弓の前面に囲まれたトンネル状の空間が脊柱管で、中に神経が通っている。枝分かれした神経は椎骨と椎骨の隙間から脊柱管を出て左右対称に手足や体の様々な場所に伸びていく。椎体と椎体の間には椎間板があってクッションの役目をはたし、椎弓と椎弓は椎間関節という関節でつながっている。
■骨や筋肉に異常がない心因性の腰痛もある
この連載の第1回で紹介したように、痛みを起こす要因には、「侵害受容性疼痛」「神経障害性疼痛」「心因性疼痛」の3つがある。腰痛にも、腰椎や周辺の筋、筋膜、靱帯、内臓などに異常がある侵害受容性のもの、神経が障害を受けて正常に機能しなくなった時に起こる神経障害性のもの、そして心理的影響で痛みを感じる心因性のものがある。
痛みは身体の異常を知らせるために重要なものだが、人間には痛みを抑えるメカニズムもそなわっている。しかし、心理的・社会的なストレスが原因でその機能がうまく働かなくなることがある。例えばごく小さい痛みを非常に強く感じたり、痛みの原因であった病気や怪我が治ったあとに痛みだけが残ってしまったりする場合がある。このような心因性腰痛(非器質性腰痛)の裾野はかなり広いと考えられている。
▼障害部位の違いによる腰痛の特徴
正確に識別することは困難であるが、障害部位の違いによりおおまかな特徴がみられる。
・椎間板……おじぎをして姿勢をもどすときの動作で痛みを感じる
・椎間関節…腰を後ろにそったり、捻ったりする動作で痛みを感じる
・筋肉………前屈みをするときや腰の筋肉に力を入れたときに痛みを感じ、暖めたり、さすったりすることで痛みが和らぐ
・神経………腰痛だけでなく、脚とくに膝から下がしびれたり、力が入りにくいなどの症状を伴う
・骨…………椎骨が破綻したときには強い体動時痛がみられる
ここからは、疾患(種類)別に腰痛を解説しよう。
■非特異的腰痛~原因がはっきりしない腰痛
・どんな病気
非特異的腰痛とは病名ではなく、原因がはっきりしない腰痛全般のことを指す。実は腰痛全体の85%は、この非特異的腰痛だ。
原因がはっきりしないといってもまったく原因不明というわけではない。レントゲンやMRIを使っても、腰痛の原因を特定できないものを示している。結果的に治療法が同じであれば検査に必要以上な時間と費用をかけるより、ひとまとめに考えて治療を開始したほうが患者にとってメリットが大きいということだ。
・治療法
痛みが強い場合には消炎鎮痛薬の内服や外用(湿布、塗り薬)を行う。
以前は安静を保つことが勧められたが、現在では、できるだけ日常生活の活動性を維持することが勧められている。慢性的な腰痛ではストレッチと筋力増強を組み合わせた運動療法を行うことが大切だ。
心理的・社会的ストレスが原因であれば抗うつ薬や抗不安薬が腰痛の改善に有効な場合がある。整形外科的治療に止めずに心療内科によるカウンセリングを受けたり、ときには理学療法士や心理療法士を含めた連携的治療としての認知行動療法を受けることで改善が得られる場合もある。
■ぎっくり腰~腰部の筋肉や関節の障害を原因とする急性腰痛
・どんな病気
筋肉・筋膜の損傷や腰椎の関節捻挫などによって起こる腰痛はレントゲンやMRIで異常が見られないため、通常は非特異的腰痛に含まれる。これらのうち無理な姿勢や動作の後に急激に起こる腰痛が“ぎっくり腰”と呼ばれる。
運動不足で腰部の筋組織や腰椎の関節が柔軟性を欠いて堅くなった状態のときに起こりがちである。デスクワークや車の運転で長時間の前屈み姿勢を続けたときなどにも起こることがあり、動作の開始時に急激な体の動きは避ける注意が必要だ。
引っ越しや年末の片付けなどで腰部の筋肉が疲労した後にも急激な腰痛を来すことがあり“ぎっくり腰”の一種と言える。
・治療法
通常はコルセットなどで腰部を保護して休めば数日で治まることが多い。症状が軽減すればコルセットは外してできるだけ元の生活に戻すように心がける。予防的には普段から運動をする習慣をつけることが大切だ。
また重労働を繰返したり、寒い場所や騒音のある場所での作業や心理的な緊張を伴うような作業では腰部の筋肉に疲労を生じやすく、腰痛を繰り返して慢性腰痛に移行することがある。思い当たるものから環境を改善することで、痛みが軽減したり治まることがある。
■腰椎椎間板ヘルニア~椎間板の一部が飛びだし神経を圧迫
・どんな病気
ヘルニアという言葉は、臓器などの一部が飛び出す現象のことをいう。椎間板ヘルニアは、椎間板の一部が飛びだして神経を圧迫したり、炎症を起こしたりすることで、痛みが生じる病気である。
腰痛や臀部痛に加えて脚にしびれや痛みが起こったり、力が入りにくくなるなどの神経症状を伴う。痛みのために腰は横に曲がった状態のまま、屈むことや靴下を自分で履くことが困難となる。座るより立ったままの方が楽であり、無理な姿勢を続けると臀部や下肢の痛みやしびれが強くなる特徴がある。
レントゲンにはヘルニアは映らないので、MRIを行い椎間板の突出が神経を圧迫していることが分かれば診断がつく。ただし、MRI検査の結果で椎間板ヘルニアがあっても、症状が見られないこともあり、その場合は治療の対象にならないので放置して良い。
・治療法
人体には椎間板ヘルニアを自然治癒するしくみが備わっている。自己免疫作用により神経を圧迫している椎間板ヘルニアをマクロファージが働いて小さくしてくれることになっているが、この働きは個人差があり一様ではないといわれる。
治療としては消炎鎮痛薬の服用やコルセットの装着などで痛みを抑えながら、無理を避けた生活をして自然治癒を期待する。寝るときは横向きで痛む方の脚を上にして膝を軽く曲げ、抱き枕を抱くようにすると痛みの少ない姿勢を保持しやすい。
最近は治療薬として抗けいれん薬(リリカ)や弱いオピオイド(トラムセット)も使用できるようになっており、痛みの強い場合には我慢せずに医師に相談する方が良い。薬が効かない痛みや脚の力が入らないなどの神経麻痺があれば整形外科専門医を受診することが勧められる。足が垂れてスリッパが勝手にぬげたり、つま先立ちが出来ないほどの麻痺が出たり、尿が貯まっているにもかかわらず排尿できない尿閉が現れた場合は緊急手術が必要となる場合があるので、早急に整形外科専門医を受診する必要がある。
■腰部脊柱管狭窄症~脚のしびれや痛み排尿障害が徐々に進行する
・どんな病気
加齢により椎間板がすり減ったり腰椎の関節が変形することで脊柱管が狭められ、神経が圧迫されることが原因となる。高齢者に多く、徐々に症状が進行する傾向がある。足先や足底のしびれで始まることが多く、徐々に臀部やふくらはぎ・すねに引きつれるような痛みが加わってくる。
長く立っていたり、歩き続けると症状が強くなるので座りたくなる。この歩いては休んで歩いては休んでを繰り返すことを神経性間歇跛行(しんけいせいかんけつはこう)と呼び、この病気の特徴的だ。
寝ているときや座ったままでは症状はなく、自転車も普通に乗りこなす。進行すると足のしびれが一日中続くようになり、屋内の歩行もつらくなったり、排尿障害が起こるようになる。レントゲンでは変形性脊椎症との区別が困難であり、MRIを行い神経が圧迫されて細くなっているのを認めることで診断される。
・治療法
神経が圧迫されても初期では痛みも軽度であり放置されやすい。治療としてはプロスタグランディン製剤(オパルモン)などの血流改善剤、ビタミンB12(メチコバール)、副作用の少ないセレコキシブ系の消炎鎮痛剤(セレコックス)を使用する。神経痛が強く出る様であれば抗けいれん薬(リリカ)、筋攣縮性疼痛があれば芍薬甘草湯などを使用する。
長く立ったり歩いたり出来ないことが日常生活に著しい障害となったり、神経性間欠跛行が100~200m以下となったり、筋力低下・排尿障害など明らかな神経症状がある場合は、手術が必要となる。近年は小切開で顕微鏡や内視鏡で神経を圧迫している椎骨や靱帯を取り除く技術が発達し、安全性が高く、術後の回復も早くなっているので治療効果が期待できるうちに手術を受けることが重要である。待機しすぎたことにより重い神経障害を抱える結果を残すことは避けなければならない。
■骨粗しょう症性圧迫骨折~くしゃみをしただけで骨折することも
・どんな病気
骨粗しょう症により骨がもろくなり、背骨が押しつぶされるように骨折すること。閉経後の女性や老人は骨粗しょう症になりやすく、骨組織が脆弱となるため脊椎のみだけでなく手首や大腿骨の付け根に骨折を生じやすくなる。
脊椎圧迫骨折は重いものを持ち上げたり、尻もちをついたりして起こり、胸椎と腰椎の境界部の近くで骨折が起こることが多い。骨粗しょう症の重症例では、くしゃみをしただけで骨折することもある。また腰痛があっても病院に行かずに圧迫骨折に気づかないままのことや、徐々に骨折が進行するために腰痛を自覚しないこともある。
栄養の偏りや日光浴不足、他の病気の治療のためにステロイド薬(プレドニンなど)の長期間服用があれば若い人にも起こることがあり注意を要する。レントゲンでみられる骨折の部位と痛みが一致することが診断の根拠となる。また、一回のレントゲン結果では骨折がはっきりせずに見逃されてしまうことがあり、強い痛みが続く場合はレントゲンの再検査を受けることが勧められる。
・治療法
骨折を悪化させないために絶対安静が必要であるが、プラスチック製の硬性コルセットを装着することでトイレに行ったり、食卓で食事をすることが可能になる。骨癒合が得られるまでには2~3カ月を要し、その間は活動的な生活は控えなければならない。レントゲンで骨折した椎骨に骨新生がみられれば治癒となるが、再骨折を予防するためには骨粗しょう症を治療することが勧められる。
■腰椎分離症・分離すべり症~成長期の子どもに起こりやすい
・どんな病気
腰椎分離症とは椎体と椎弓とをつなぐ椎弓峡部に疲労骨折が起こり、椎体と椎弓が離れてしまう病気のこと。成長期の子どもが、スポーツとくに腰を反らせたり、反らせて捻ったりする動作を繰り返す運動で生じやすいとされ、第5腰椎に多くみられる。
分離した腰椎が徐々に前方にすべったものが腰椎分離すべり症と呼ばれる。腰椎分離症や分離すべり症が腰痛の原因になることはあっても必ず腰痛を起こすとは限らず、一流スポーツ選手の中にもこの病気を抱えたまま活躍している人はたくさんいると言われている。分離症初期はレントゲンでは診断がつきにくく、CTやMRIを行うことは早期診断に有用である。
・治療法
腰痛で受診して腰椎分離が初期で見つかった場合は、コルセットを装着して4~6カ月間は運動を休止する。治療経過中にレントゲンやCTを行って分離部に骨癒合が得られればスポーツに復帰できる。分離部が硬化して骨癒合が期待できない状態であれば、長期間の安静をとらずに腰痛が改善すればスポーツに復帰してもよい。
大人になってから腰椎分離症が偶然みつかる場合もあるが、症状がなければ治療の必要はない。腰痛や脚のしびれなどが持続して薬物療法による改善が得られず、日常生活に支障を来すようであれば手術を検討する。圧迫された神経を解放し、不安定な腰椎を固定することにより症状の改善が期待できる。
■変形性脊椎症~加齢により椎間板と椎間関節が変形
・どんな病気
加齢により椎間板や椎間関節が変形することで誰にでも起こりうる一般的な病気である。軽いうちは無症状のことが多いが、変形が進むと痛みが起こったり、腰の動きが制限されて柔軟性が失われる。レントゲンでは椎間板の隙間が狭くなったり骨棘形成がみられる。また人により脊柱管狭窄症が現れることがある。
・治療法
痛みの強いときは腰部をサポーターで固定し、痛み止めを服用し、活動を制限して苦痛の軽減をはかる。慢性期であれば腰臀筋や腹筋の筋力増強運動、ストレッチ体操などの運動療法を行う。また膝から下の足にしびれや筋力低下などの神経症状が現れた場合は整形外科専門医を受診し、脊柱管狭窄症に進行していないかを診てもらう必要がある。
■腰椎変性すべり症~腰椎がずれることで神経を圧迫する
・どんな病気
腰椎の関節が変形して上下の椎骨がずれることで脊柱管が狭くなって神経が圧迫されるために腰痛や脚のしびれ・痛み、神経性間歇跛行がおこる病気で、腰部脊椎管狭窄症の一種とされている。腰椎の後屈で症状が悪化し、前屈姿勢で楽になる特徴がある。
進行すれば歩行距離や立っていられる時間が短縮して日常生活動作の障害や排尿障害が出現するようになる。中年女性に多くみられ、とくに第4腰椎に発生することが多いが、第3腰椎にみられることもまれではない。レントゲンでは椎体の前方すべりと椎間関節の変形がみとめられ、MRIですべり椎の部分で神経が圧迫されていることで診断される。
・治療法
まずは病気のメカニズムを理解し症状の悪化につながるような生活動作を避けるようにする。治療としてはコルセット、消炎鎮痛剤の服用、腰椎牽引や温熱などによる物理療法を行い、効果が得られなければ硬膜外ブロックなどの神経ブロック療法を行うこともある。これらの治療で効果が得られずレントゲンやMRIで明らかな神経狭窄がある場合は、手術が行われる。神経を圧迫している椎弓や靱帯を切除する手技は腰部脊柱管狭窄症と共通である。椎体のすべりに伴う不安定性があれば脊椎固定術を追加する。
■脊柱側弯症~背骨が左右に弯曲、思春期に進行しやすい
・どんな病気
正面から見ると、通常まっすぐな背骨が左右に弯曲している状態。原因不明で思春期に現れやすい特発性側弯症が多いが、先天性のもの、他の病気が元になって発生するものもある。
進行すると脊柱変形が衣服の上からも分かるようになり精神的に憂鬱な気分になったり、腰背部痛が出やすくなったりする。変形が高度になれば肺機能の低下をきたすこともあり、早期診断と適切な治療が大切である。
・治療法
特発性側弯症については学童期に側弯検診で指摘されて病院を受診して診断されることが多い。成長期に進行しやすいため定期的な経過観察を受け、25度以上の側弯症には進行を予防するためにコルセットを装着するが、50度をこえるような重症の場合では、手術による矯正が勧められる。
■脊椎腫瘍~腫瘍により骨が破壊され、背中や腰に痛みを生じる
・どんな病気
背骨(椎骨)にできる腫瘍。原発性のものもあるが、他臓器の悪性腫瘍が転移したものが多い。
腫瘍細胞が増殖することにより骨が破壊されて、背中や腰に痛みを生じる。また、腫瘍が脊髄や神経を圧迫すると神経障害症状が起こる。痛みや神経麻痺は日毎に悪くなる特徴があり、安静や鎮痛剤による症状の改善が得られにくい。
レントゲンでは椎骨に白い陰がみられる場合と骨が溶けてみられる場合とがある。CTやMRIによりさらに詳しい情報が得られるが組織標本を取って調べるまでは診断がつかないこともある。また原発巣診断のために血液検査で腫瘍マーカーを調べたり、シンチグラフィやペットで腫瘍を探したり、脊椎腫瘍の一部を採取して組織検査を行なうなどして診断する。
・治療法
薬では治まらない痛みが続くとき、脊椎が破壊されて不安定になってしまうとき、進行性に重篤な麻痺が出現するときは手術が行われる。神経を圧迫している骨を切除し、金属のスクリュウやロッドを使って脊椎を固定する。ただし、腫瘍の悪性度、全身転移の程度、神経麻痺の程度、全身状態などから治療方法が決定されるので、手術は行わずに放射線照射、化学療法などを選択する場合もある。腫瘍の種類によっては特異的な治療により著明な治療効果を期待できるものもありので、原発巣の診断が最優先事項である。
■脊髄腫瘍~脊髄内や周囲に腫瘍ができ脊髄が圧迫される
・どんな病気
脊髄内や脊髄の周辺に腫瘍ができ、神経が圧迫されて、しびれ、感覚障害、筋力低下などの神経障害症状が現れる。良性腫瘍は長い年月をかけて大きくなるのでレントゲンやCTで脊椎の一部に骨がえぐられたような変形をみることが多い。悪性腫瘍は発育が早いので神経麻痺の進行が早く、レントゲンやCTでは脊柱の変化はみられない。
・治療法
脊髄周辺に発生した腫瘍は外科手術で腫瘍を完全に取り除くことができることが多く、手術による脊髄への侵襲も少なく、再発の危険も少ないので手術治療の価値が高い。
一方、脊髄内に発生した腫瘍は摘出の際に脊髄への侵襲が大きく、さらに悪性度の高い腫瘍では完全に摘出することは困難であるため再発率が高くなる。再発を防ぐために積極的に腫瘍切除を行えば、その分脊髄への負担は高まり術後に麻痺を残す結果となる。完全切除を断念して放射線照射や化学療法を追加する方が良い結果を生むこともある。
■化膿性脊椎炎~脊椎に細菌が感染することで起こる
・どんな病気
高齢者や糖尿病患者、透析患者、ステロイド長期使用者、悪性腫瘍に罹患して免疫抑制治療を受けている人などに起こることが多い。上気道や尿路の細菌感染などが血行性に脊椎に波及して感染巣を作り、熱発して激しい腰背部痛のために体動困難となる。
肺や消化器の感染巣から波及する場合では脊椎への感染はマスクされて脊髄麻痺や脊椎に著しい変形が出現するまで気付かれない場合があり。感染性疾患の治療中に腰痛が併発した場合には注意が必要である。
また起炎菌が弱毒性の場合でも発熱や感染徴候が軽度になり、そのために診断が遅れることがある。初期ではレントゲンに脊椎の変化はみられず診断が難しく、MRIを用いた早期診断が重要である。感染巣から流出した膿が神経を圧迫して脊髄麻痺を生じることがある。
・治療法
起炎菌を同定することが先決事項であり、抗生剤の点滴を行う前に血液培養検査で細菌を検出する。発熱が軽度な場合、すでに抗生物質による治療が開始されている場合は細菌の検出が難しい。必要があれば脊椎の病巣を穿刺した液から細菌培養を行い、抗生剤の感受性を調べて薬剤選択を行う。脊髄麻痺や脊柱が変形するような病巣の拡大を見る場合は外科的に病巣を郭清して、健全な骨組織を移植する手術が行われる。
■その他の病気
腰痛が主な症状でありながら脊柱以外の内臓の病気が原因である場合もある。たとえば次のようなものがある。
●解離性大動脈瘤
大動脈の壁に裂け目ができ、その隙間に血液が入り込んで裂け目を拡大し、血管がこぶ状に膨れあがる病気。動脈壁が解離するときにひきちぎられるような腰の痛みが起こる。激しい痛みで顔面蒼白、冷汗などがみられる。一刻も早く適切な処置をしないと生命の危険がある。
●尿路結石
結石が尿管などに詰まり、わき腹や背中に激痛を起こす。結石の移動により痛みの部位が下腹部や陰部に移動する。尿検査で血尿が見られれば本症を疑い、レントゲンで尿管の位置に結石を認める。多量の水分摂取や縄跳びや階段降りで結石の排出を促す。薬物療法で排出がみられない場合は、体外衝撃波で結石を破壊して排出させる方法もある。
●子宮内膜症
本来子宮内腔にあるはずの子宮内膜組織が、卵巣など子宮外にできる病気。ホルモン周期により子宮内膜の増殖、剥離が起こり、月経時に下腹部痛や腰痛がみられる。
その他、胆嚢、十二指腸、すい臓など、背中に近い部分の臓器に炎症を伴う病気では、腰痛が最初に現れる症状である可能性がある。
(監修:宮本雅史、日本医科大学病院教授・多摩永山病院整形外科部長 構成:梅方久仁子)
最終更新:3月18日(火)8時50分
「猫カフェ」午後10時までの展示、2年間延長
読売新聞 3月18日(火)9時21分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140317-00000852-yom-soci
猫とふれあえる「猫カフェ」について、環境省の中央環境審議会動物愛護部会は17日、午後10時までの展示を認める暫定措置を2年間延長することを決めた。
猫カフェを巡っては、深夜展示で猫にストレスを与えるとの懸念から、環境省はいったん午後8時以降の展示禁止を決めた。しかし、業者から反対の声が上がり、2012年4月、今年5月までの暫定措置として午後10時までの展示を認める方針に転換していた。
同省は今年度、東京近郊の9店舗で計52匹を対象に猫のストレスについて調査。ストレスを感じる時に分泌されるホルモンの値を閉店時刻ごとに比較したところ、午後8時までと午後10時までとで大きな差がなかったことなどから、暫定措置を延長することにした。
今後、対象店舗を増やすなどして引き続き調査し、規制のあり方を検討するという。
.
最終更新:3月18日(火)9時21分
フリーダは、いつも、一人で七転八倒していますので、気持ち悪いですね。
まあ、STAP細胞の存在の有無は、切り離して考えましょうということでしょうが。
その結果がでるまで、一年かかると言うことですね。
その間に、誰かが、確実な方法で、誕生させるかもしれないですね。
どんな形にしても、一度世に出た論文、人目に触れた作品は、作者の手を離れると言うことですか。
博士論文、採用経緯、リケジョは、庇護の下にある? 何ゆえ? 気持ちワル。
理研神戸、独自調査チームで採用経緯なども調査へ
TBS系(JNN) 3月18日(火)21時21分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140318-00000056-jnn-soci (動画あり)
新たな万能細胞「STAP細胞」の論文に多くの疑問が指摘されている問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが所属する神戸の発生・再生科学総合研究センターが、独自の調査チームを発足させる方針を固めました。
調査では、小保方さんが採用された経緯や論文内容を誰がどのようにチェックしたのか組織の体制などについて、外部の専門家も含めた検証を行うことにしています。
「科学的な真実(解明)は時間がかかるかもしれませんね」(理研・野依良治理事長)
理研は、STAP細胞が実際にできていたかどうかについては外部の第三者の再現実験や検証に委ねる方針ですが、野依理事長は18日、「神戸のセンターは第三者による検証をサポートすることもしなければならない」との認識を示しました。(18日16:36).
最終更新:3月19日(水)9時36分
「STAP細胞」小保方さんと並ぶキーパーソン 「笹井芳樹」副センター長とは?
弁護士ドットコム 3月16日(日)15時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140316-00001307-bengocom-soci
「STAP細胞」小保方さんと並ぶキーパーソン 「笹井芳樹」副センター長とは?
「ノーベル賞級の大発見」として注目されながら、さまざまな疑惑が指摘されている「STAP細胞」の研究論文。メディアでは、論文の筆頭著者である理化学研究所(理研)の小保方晴子ユニットリーダーに大きな注目が寄せられているが、「隠れたキーパーソン」とでも呼ぶべき人物がいる。
小保方さんが所属する理研発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長だ。再生医学の分野で日本を代表する研究者の一人とされ、生命科学の領域で顕著な功績をあげた現役研究者に贈られる上原賞を受賞したばかりだ。
●論文の共同作業者・・・「割烹着」のアイデアも発案?
笹井副センター長は小保方さんの上司であるともに、英科学誌「ネイチャー」に掲載された「STAP細胞論文」の共同著者の一人でもある。論文の作成にあたっては、小保方さんとともに中心的な役割を担ったとされている。
また、東京新聞によると、1月下旬のSTAP細胞「発見」の記者発表についても、理研の広報チームとメディア戦略を練ったとされる。テレビなどで大きく取り上げられた小保方さんの「割烹着」のアイデアも、笹井副センター長の発案だったという。
理研が3月14日に開いた記者会見では、調査委員会の石井俊輔委員長が、「STAP細胞論文」における笹井副センター長の役割について、次のように語った。
「いろんなデータを集めてヒアリングした結果、論文の作成はかなりの部分、小保方さんと笹井さんの共同作業だったと認識している。正直、小保方さん程度の経験では、ネイチャーの論文のロジックを組み立てるというのは、まだ力不足だと思われる。論文の画像をどのようにアレンジして、論文のメインテキストをどういう論理の流れにするかということについては、笹井さんが指導したと認識している」
●野依理事長「笹井副センター長の責任は非常に重い」
記者会見では、笹井副センター長の責任についても質問が出た。
理研の野依理事長は「シニアの研究者になればなるほど、起こした問題に対する責任は大きい。笹井副センター長は、これまで竹市雅俊センター長のもとで研究してきたので、竹市センター長がどう考えているかということはあるが、私は、責任は非常に重いと思っている」とコメントした。
さらに、記者会見の最後には、記者の一人から「笹井さんは来月、センター長になるという話も聞いているが、再検討はしないのか」という質問も出た。笹井副センター長は、理研の発生・再生科学総合研究センターのナンバー2にあたる人物であり、これまでの研究実績からしても、次期センター長候補と呼ぶにふさわしいということだろう。
しかし、この質問に対して、川合眞紀・研究担当理事は「笹井副センター長がセンター長になるという話は聞いていない。知らない情報に対して、再検討もなにもない」と明確な回答を避けた。
一神教と八百万の神の国のコラボレーション。
バチカン図書館の文書電子化…NTTデータ受託
読売新聞 3月22日(土)12時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140321-00000668-yom-bus_all
NTTデータは、カトリックの総本山バチカンのバチカン図書館に保存されている歴史的な文書約8万冊、約4000万ページの手書き文献を電子化する事業を受託したと発表した。
まず、3000冊の文献を4年間でデジタル化する契約を結んだ。費用は約23億円で、電子化した文書はインターネットで公開する。
バチカン図書館は1448年にローマ教皇ニコラウス5世により設立され、世界最古の図書館の一つとされる。2世紀に書かれたものもあり、聖書の写本などが保存されている。活版印刷技術が生まれる以前の文書などが多く劣化が進んでいるため、電子化で長期保存することを決めた。
.
最終更新:3月22日(土)12時20分
フリーダも2012の夏は、最低最悪の日々を送っていたからね。
そこから抜け出たのは、フリーダの活力なんだけど。あの次期は、本当に取り巻く環境自体が、
最悪だったわ。
2012年3月~10月までが最悪、もっというならば、その前から、
だから、2011年9月~2012年10月までの2年間ね。
今もあの環境で仕事をしている人たちがいると思うと不思議な気がする。
彼らにとっては、日常であり、今までも、これからも、つまり恒常的な営みなのでしょうけど。
そういったことや問題を 徐々に払拭しつつあるあるフリーダ。
益々、わが道を行こうと思うのであります。
予断だけど、太陽嵐や磁気嵐については、『マリッジ・ブルース』(小説)の中で描いています。
そう言えば2012年に世界は一度終わりかけていたそうです、太陽嵐で
GIZMODO3月21日(金)22時0分
http://news.biglobe.ne.jp/it/0321/giz_140321_4512476047.html
たまたま地球は反対側*をのんびり移動中だったから助かっただけで、2012年7月の太陽嵐は思った以上に大きかったようですよ?
もし地球を直撃していたら、「観測史上最大の磁気嵐『キャリントン・イベント(1859年の太陽嵐)』に匹敵する巨大な太陽バーストが地球全体を磁気の火花で覆っていただろう」とScience Dailyは報じています。
この「火花」で送電網と衛星はノックダウン、世界中が闇に包まれ、通信機能もGPSもない状態が下手すると何年間も続いていたのだそうな。
水曜『Nature Communications』に掲載された新しい調査でも、世界は2年前の夏、「巨大な磁気爆弾を間一髪で交わした」と書かれています。
いや〜彗星も怖いけど太陽熱も油断なりませんね。
ソーラー・スーパーストームの怖さ
「ソーラー・スーパーストーム(超巨大太陽嵐)」は幸い滅多に起こらないものですが、当たると既存の電磁インフラは末端まで狂ってしまいます。
例えば1859年の太陽嵐では当日、電話回線がやられただけでなく、生身の電話交換手も電気ショックでやられました。また、Science Dailyにもあるように、「もっと格段に小規模な1989年3月13日の太陽嵐でも、カナダでは水力発電所の送電網がやられて、600万人が最高9時間の停電に見舞われ」ました。
…そして美しさ
そんな深刻な状況を語る時に、こんなどうでもいいことに気が奪われるのも不謹慎ですが、仮にそれクラスの超巨大太陽嵐が起こった場合、世界中が闇に包まれてゆくその過程は想像を絶するような美しさと思われます。
太陽磁気のコイル状の枝葉は「曲がりくねって、のたうち回る、磁場エネルギーのロープ」のごとく、我々の磁気と「絡み」合い、地球全体をくるんでいった…のだとか。
驚くべきことに今回の太陽嵐は、我々独自の磁場を弱めるのでなく、強める方向に作用していたこともわかっています。
「直撃していたら相当危なかった。高速だからということもあるが、あとひとつ、非常に長続きする南方向の磁場だったというのがその理由だ」と語るのは、UBバークレイ物理学研究員のジャネット・G・ラーマン(Janet G. Luhmann)氏。
「この方向だと、地球に当たると南方向の磁場が地球の北方向の磁場と激しく交わって、再結合(reconnection)の状態が生まれるので、磁気嵐が最大に沸き起こってしまうのだ。太陽嵐は通常、エネルギーを両極に放射して終わりだが、これだと代わりに放射線帯、電離層、上層大気に放射するため、ずっと南の熱帯地方でもオーロラが出る」
熱帯…!
きっとこんな光景なんでしょうかね…。巨大な七色の竜が熱帯まで降臨し、マイアミ、ローマ、リヤド、ジャカルタ、メキシコシティの空を何時間も染め、アンデス、ヒマラヤ山中のキャンプ場からも空を見上げると七色…光はピラミッド上空を通り、巨大な磁気エネルギーの海が雲を突き抜け、我々の周りの至るところで世紀末的な雷鳴が轟き、世界中が画面の要らない電気生中継、ああ、きれいだ…と眺めてるうちに光が消え…。
*訂正:公転軌道は直撃したんですが、太陽が反対側を向いていた時に起こったので助かりました。9日違ったら危なかったようです。
[Nature Communications, Science Daily]
Lead image courtesy of NASA; bottom image by Stephane Vetter, via NASA's Astronomy Picture of the Day
Geoff Manaugh(原文/satomi)
そうだ、フリーダは、生まれかわりたくないンだった。(キャハ!)
国家戦略特区 第1弾を指定の方針
3月28日 4時43分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140328/t10013305621000.html(動画あり)
地域を限って大胆な規制緩和などを行う「国家戦略特区」の第1弾として、政府は東京都を中心とした東京圏と大阪府を中心とした関西圏、それに農業分野の特区に新潟市などを指定する方針です。
政府は、世界一ビジネスがしやすい環境を作り、国の内外から投資を呼び込もうと、地域を限って大胆な規制緩和などを行う「国家戦略特区」を創設することにしていて、都市圏を広域的に指定する「広域型特区」と、分野を絞って複数の地域を指定する「革新的事業連携型特区」が設けられることになっています。
政府はこのうち「広域型特区」に、海外企業が参入しやすい規制緩和などを認める国際ビジネスの拠点として東京都と神奈川県、それに千葉県成田市からなる東京圏を、また高度な医療を推進する拠点として、大阪府と京都府、それに兵庫県からなる関西圏を指定する方針です。
さらに「革新的事業連携型特区」には、農業分野の特区として、新潟市と兵庫県養父市を、新たな起業や雇用を促進する雇用分野の特区として、福岡市と広島県を指定する方針です。
政府は28日、安倍総理大臣や関係閣僚が参加する「国家戦略特区諮問会議」を開いて最終調整したうえで、特区の指定を決めることにしています。
世界リードする人材育成「国際医学部」新設検討
読売新聞 3月28日(金)8時13分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140327-00000926-yom-soci
文部科学省は、世界の医療分野をリードする人材や新興国で医療にあたる医師らを専門に育てる医学部新設容認の検討を始めた。
政府は世界トップクラスの国際医療拠点を国家戦略特区の枠組みで創設することを目指しており、その人材育成のため、一般の臨床医を養成する既存の医学部とは異なる「国際医学部」が必要と判断した。
文科省の想定では、新たな医学部は、〈1〉世界の大学や研究機関で活躍できる医療人を育てる〈2〉卒業生の多数が新興国などで日本の高度医療を提供し、医療の発展に貢献する――ことを目指し、一般の医学部と一線を画す。
教員の多くを外国人とし、新興国の留学生向け入試を実施することや、高度な教育のため最初から大学院を併設することも検討している。一方、医師全体の「供給過剰」につながらないよう、医学部新設は大学1校だけに認め、卒業生が一般の臨床医ではなく、設立方針に沿った活動をしているか検証も行うという。
最終更新:3月28日(金)8時13分
『国家戦略特区のイメージ』
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/dai7/siryou2.pdf
TVには、何も期待はできないから、せめて新聞だけでも頑張ってくださいませ。
何を懸念して、フランスのような政策ができないのだろうか?
移民だけど、解決できることではないでしょう。
政治家やエリートだけが、日本人のプライドをもっていればいいということでしょうか。
永田町も、一枚岩ではないでしょう。
日本の6割、無人地域に 2050年、国交省試算
朝日新聞デジタル 3月29日(土)13時24分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140329-00000015-asahi-soci
国土交通省は28日、2050年になると、人口減少で日本の国土の約6割が無人になるという試算を発表した。いまよりも無人地域が2割近く広がる。こうした試算をするのは初めてで、国交省は今夏をめどに人口減少に備えた国土整備の基本方針をまとめる。
日本の面積は約38万平方キロメートルある。国交省はこれを1平方キロメートルごとに約38万ブロックに分け、それぞれの人口推移を計算した。その結果、今は約18万平方キロメートルに人が住んでいるが、50年にはその2割で人がいなくなり、6割で人口が半分に減るという。無人の地域は全体の約53%から約62%に広がる計算だ。
国交省は試算に基づき、今後の国土整備の基本方針を示す「国土のグランドデザイン」の骨子をつくった。地方などでは拠点となる地域に生活に必要な機能と住民を集めてコンパクトな町を作ることや、東京、大阪、名古屋をリニア新幹線でつないで国際競争力を高めることなどが柱だ。
.
朝日新聞社
最終更新:3月29日(土)13時24分
「少子化」という国難、生き残りかけ…子供たちに「エリート教育」
産経新聞 3月28日(金)8時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140327-00000555-san-soci
「少子化」という国難、生き残りかけ…子供たちに「エリート教育」
外国人指導助手の発音を手本に英会話の練習に取り組む都立立川国際中等教育学校の生徒たち=東京都立川市(篠原那美撮影)(写真:産経新聞)
山陽道の要衝として古くから栄えた山口県岩国市。初代大審院長となった玉乃世履(たまの・よふみ)や、東芝創業者の一人で日本のエジソンと呼ばれた藤岡市助ら、明治日本の先導者を輩出するなど幕末から教育に力を入れてきた小都市だ。しかし今春、市内の公立小学校47校のうち2校が統合し、6校が一挙に廃校となる。
創設から140年という由緒ある学校も含まれ、地元の高齢者を中心に存続を望む声も少なくなかった。だが、子供の増加は見込めず、市教育委員会は「時代の流れには逆らえない」と廃校を決断した。
◆合同部活動の増加
社会の担い手を育てる学校がなくなり、地域の活力が失われていく。文部科学省の学校基本調査によると、1985(昭和60)年に全国で2万5040校あった小学校は、2013(平成25)年に2万1131校と約30年で4千校近く減少。東京五輪開催の20年には2万校の大台を割る可能性もある。
廃止を免れた学校も昔のままではない。影響はすでに部活動で顕著だ。スポーツ系の部活動で汗を流す中学生の数は減少の一途。1校だけではチームを編成できず、2校以上の「合同部活動」の数は年々増加傾向にある。
13年度で合同の部が最も多かったのはバレーボールの177。04年度から30も増えた。軟式野球部でさえ、154と04年度の88から2倍近くに増えている。日本中学校体育連盟(中体連)では「加入率向上を目指したい」というが、容易なことではない。
明治維新から150年。少子化という国難は、われわれにはっきり見える形で現れ始めた。
今後も出生率が現状のまま推移した場合、日本の年間出生数は加速度的に減少していく。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計によると、12年に103万7千人だった出生数は20年に83万6千人、さらに60年には48万2千人と50年たたない間に半減する。
「近い将来、日本は近代国家になって以来、最も子供が少ない時代を迎える」
社人研の是川夕(これかわ・ゆう)研究員が指摘する。
総務省によれば、14歳以下の年少人口は1955年の3012万人をピークに減り、2012年は1655万人と4割以上も落ち込んだ。60年には791万人にまで落ち込む見通しだ。
◆平等教育通用せず
子供が少なくなる社会にどう対応するのか。これまでは出生数減に歯止めをかける議論が中心だったが、われわれは激変する社会を担う次代のリーダーづくりも急がなければならない。
教育の在り方は変えざるを得ない。その試みの一つが、文科省が来年度から始める「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」だ。国公私立高校と中高一貫校から優れたカリキュラムを提案した50校をSGHに指定。語学力だけでなく、討論、発表、グループワークなどを通じて、国際的な課題を解決する力をつけさせ、将来のグローバルリーダーに育て上げようとしている。
3月中旬。SGHを目指す都立立川国際中等教育学校(東京都立川市)の教室をのぞくと、英語の授業中で、生徒たちは外国人の指導助手(ALT)に促され、抑揚をつけながら会話の練習に励んでいた。
帰国子女や外国人生徒が多い同校では、自然に国際的なニュースに関心が向く。この日も、行方不明となったマレーシア航空機について英語で議論する生徒たちの姿がみられた。
1年生(中1生)の大野夏実さん(13)がこう話してくれた。
「英語を一生懸命勉強して、外国人と話せるようになりたい。将来の夢は外交官」
文科省幹部は「すべての子供に、SGHのレベルを求めているわけではない」とエリート教育の必要性を隠さない。
人口減少という荒波を乗り越えるには、いよいよ“平等教育”では通用しなくなる。日本の生き残りをかけ、われわれに戦後の殻を破るときが迫っている。
最終更新:3月28日(金)8時0分