先日、池上氏の番組で「この事件の影響で、こういう制度が出来た」的な番組があった。
自分は半分以上知っていることだったんだが、妻は殆ど知らなかったようだ。そういうものなんだろうなあ。
※例えば「吉展ちゃん事件で、報道協定が出来た」というエピソードとか。
自分が思うに、池上氏の真に凄いところは、単なる「博識」ということじゃない。
また「説明が上手」ということでもない。
博識なだけなら、他にもっと博識な人はいるし、説明がもっと上手な人もいる。
かつ
「この事象を知りたがっている人は世間に多いだろう」というネタを嗅ぎ取る能力。
つまり「リテラシー向上番組のアジェンダセッティング」が非常にウマイ。
仮に他の人がそういう番組を作っても
「そんなこと、過半数が知ってるよ」というネタだったり
「そんなこと、知る必要性を感じない」というネタだったりして、番組がスベってしまう。
自分は確かに、池上氏程度は世間の事象は知っているし、それなりに説明する能力は有る。
しかし、「どういうニュースネタが、世の中に必要とされているか?どういうネタだとリテラシーギャップがあるか?」
自分にとっては、例えば吉展ちゃん事件は「知っていたこと」だったが、
逆に「世間の過半数も知っている」と思い込んでいた。
なので、「吉展ちゃん事件⇒報道協定」が、そこまでウケルというのは想定外だった。
仮に自分がTVプロデューサーだったら、吉展ちゃん事件はボツにしちゃう。
その辺、池上氏は実に「ウマい」。