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<STAP細胞>小保方さん「不正認定2点、承服できない」

毎日新聞 4月1日(火)11時50分配信

 新たな万能細胞「STAP細胞」作製を報告した論文の画像などに疑問が指摘されている問題で、理化学研究所の理研発生・再生科学総合研究センター(CDB、神戸市)の小保方晴子・研究ユニットリーダーは、1日発表したコメントで「驚きと憤りの気持ちでいっぱいです。不正と認定された2点については、理化学研究所の規定で研究不正の対象外となる悪意のない間違いであるにもかかわらず、改ざん、捏造(ねつぞう)と決めつけられ、とても承服できません。近日中に理研に不服申し立てをします。このままではSTAP細胞の発見自体が捏造であると誤解されかねず、到底容認できません」とした。

【理研の最終調査報告】STAP細胞「小保方さんが捏造と判断」

 さらに、改ざんとされた画像について、「元データを掲載した場合と結果は何も変わらず、そもそも改ざんのメリットは何もない。見やすい写真を示したいという考えから掲載したにすぎない」と説明。捏造とされた画像についても「真正な画像と認識して掲載した単純なミス。不正の目的も悪意もない。真正な画像が存在していることは中間報告書でも認められている。画像データを捏造する必要はない」と反論した。

最終更新:4月1日(火)12時52分

毎日新聞

 

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