2014年4月1日11時51分
STAP細胞の論文に関する理化学研究所の調査委員会メンバーによる記者会見の主な一問一答は次の通り。
――STAP細胞そのものの存在が疑われると結論づけたのか?
石井俊輔委員長 STAP細胞があるかは、科学的な研究探索が必要。調査委員会のミッションを超える。調査委の目的は不正があったか(どうか)だ。
――改ざんは小保方氏が単独でやったものなのか。
石井委員長 不正行為は本人1人。(不正行為は)あってはならないことというのが研究者の世界の常識。
――報告書の内容を本人に伝えたのか。
石井委員長 昨日、報告書が仕上がった段階で、研究所から伝えた。
――本人の反応は。
石井委員長 それ(に答えること)は私のミッションではありません。
――どのような物証を確認したのか。
真貝洋一委員 スライドのもとになっているスライドを確認した。部分的な記述だけがあって、詳細な記録がない。本当にいつのどういったサンプル(なのか)までは委員会として確認できなかった。
――実験はきちんと行われたのか?
石井委員長 感触でものを言うのは難しい。正直、それだけ断片的な情報でデータのオリジンが確認できるかは難しいものがある。
――改ざんは故意なのか。
石井委員長 私たちはそう判断しています。
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