2014年3月29日
名古屋外国語大学
教員の懲戒処分について
本学の教員による論文盗用について調査したところ、その事実が明らかになりましたので、
本日午後に開催された理事会において処分が決定されました。ここにその内容等について
謹んで御報告申し上げます。
本学といたしましては、学術・科学技術への信頼を損ね、各方面に多大のご迷惑をおかけ
したことを深くお詫び申し上げます。今後、研究活動における不正行為が二度と起こらないよ
う必要な措置を的確かつ着実に講じていく所存です。
記
1.研究活動上の不正行為をした者
現代国際学部教授 井戸 一元(かずもと)(58歳)
2.不正行為の内容
本学の現代国際学部紀要第8号(2012年3月)に掲載された論文は、高知工科大学村瀬
儀(ぎ)祐(すけ) 教授が発表された論文の盗用である(35ページ中16ページ。うち末尾の
注54か所中、注14番目から注54番目まで)。
3.懲戒処分の内容等
停職6か月
なお、本人から本年3月31日付退職願いが提出され、受理された。
4.その他
本人が発表した他の論文、著書等の全てにわたって盗用の有無を引き続き調査する。
なお、本学の紀要に掲載された論文は、この調査結果が出るまでの間、ウェブ上の利用
について非公表の措置をとった。
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