佐藤秀男、篠健一郎
2014年4月1日01時01分
東京株式市場は31日、2013年度の取引を終えた。日経平均株価はこの1年間で2割値上がりし、年度末としては7年ぶりの高水準になった。上場企業が持つ株式の「含み益」も全体で3割増え、企業の財務体質が大きく改善する見込みだ。
31日の日経平均の終値は、前年度末より2429円(19・6%)高い1万4827円83銭だった。年度末としては06年度末(1万7287円)以来の高水準だ。
株高の最大の要因は、日本銀行の金融緩和で円安が進んだことだ。31日午後5時時点の東京外国為替市場の円相場は1ドル=102円97銭で、前年度末(1ドル=94円03銭)より大きく下がった。年度末としては7年ぶりの円安水準になる。
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