内閣府は31日、2013年度の「青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果を公表した。携帯電話を持つ高校生の8割超がスマートフォンを持っており、青少年にスマホが急速に普及している実態がわかった。

 調査に回答した高校生のうち、82・8%がスマホを持っており、12年度の前回調査(55・9%)と比べると、30ポイント近く上昇。満10~17歳の全体で見てもスマホの所有率は56・8%に達し、前回調査(36・0%)を大きく上回った。また、スマホの所有者は従来型の携帯電話を持っている人よりも長時間、インターネットをする傾向があった。

 調査は満10~17歳の3千人を対象に個別面接を行い、1817人(60・6%)から回答を得た。

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