情報システムのトピックス-PR-
ノバレーゼ、レストラン予約サイトの一元管理システム販売
結婚式場運営を手掛けるノバレーゼは、レストランの予約管理システム「TableSolution(テーブルソリューション)」の販売を始めた(画面1)。同社が運営するレストランで2014年3月17日から稼働させ、レストラン運営企業などに売り込みをかけている。
「食べログ」や「ぐるなび」など、飲食店予約サイトから届く予約メールを解析。予約の時間や人数をシステムに自動的に登録する。「紙で予約状況を管理せずに済むため、ミスの削減と業務効率化を実現できる」とノバレーゼ営業本部販売企画ディビジョンの浅野雅之リーダーは説明する(写真)。
紙の予約台帳を置き換える
レストランでは一般的に、紙の「予約台帳」で予約を管理している。電話応対をした後で、顧客の名前や電話番号、予約時間やメニューなどを転記し、担当者間で情報を共有できるようにするためだ。
実はこうしたプロセスは、顧客がインターネットの予約サイトを使った場合でも変わらない。食べログやぐるなび、OZmallといった大手予約サイトは、レストランに対してメールで予約状況を通知するが、「メールの表記フォーマットが各サイトでバラバラなため、担当者がメールを目視して紙の台帳に書き写す必要があった」とTableSolutionを共同開発したシステム開発企業、VESPERの谷口優CEO(最高経営責任者)は話す。
連載新着連載目次へ >>
- 駐車場綜研、自動車ナンバープレート解析し「町名」を把握するサービス開始(2014/03/31)