弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~
2014年4月期土曜ドラマ
イントロダクション
「弱くても、勝てる。きっと、うまくいく!」
アイツはそう言って、俺たちの前に現れた。
日本有数の進学校。そこにやってきたひとりの青年。
田茂青志(たもあおし)。
30歳目前だが、新人教師。
東大で生物の研究を続けてきた男。
そんな青志がこの高校で発見した、生き物。それは・・・
超へっぽこ野球部。
部員は5人。
創部以来、勝ったことなし!
試合をすればエラーの連続!
ボールを落とさずキャッチボールが続いた最高回数9回!
内野は怖いから外野でお願いします!
さらに、グラウンドでの練習は週一回、3時間。
ほかの時間は、勉強、勉強、また勉強。
技術・体力・根性・施設、すべてが足りていない!
しかし野球を愛する気持ちは誰にも負けない、
悲しくもおかしいへっぽこの集まり!
青志は思う。
こいつらなんて面白くて、変な生き物なんだ・・・。
そんな彼らに襲いかかる様々な青春の悩み。
恋愛、友情、進学、家族などなど―。
そして、青志は決意する。
このへっぽこ達に、「勝利」を与えてあげたいと。
「異常なセオリーで、異常なことをして、
異常な勝ち方をするんだ!それが俺達の戦いだ!」
青志先生(監督)とへっぽこ野球部は甲子園をマジに目指す!
はたして、へっぽこ達は弱くても、勝てるのか?
このドラマは-へんてこ教師が生徒の悩みを解決しながら、へっぽこ野球部とともに「勝利」を、 甲子園!?出場を目指す、笑いと涙の青春学園ドラマです。
出演者
- 二宮和也
- 麻生久美子
- 福士蒼汰
- 有村架純
- 中島裕翔
- 山﨑賢人
- 本郷奏多
- 間宮祥太朗
- 桜田通
- 鈴木勝大
- 栁 俊太郎
- 平岡拓真
- 阿久津愼太郎
- 市川海老蔵
- 光石研
- 川原和久
- 荒川良々
- 笹野高史
- 薬師丸ひろ子
二宮和也 一問一答
Q,土9に初出演ですが、今の率直な感想は?
いままでずっと見て育ってきた、数々の名作が生まれてきた歴史があるドラマの枠なのですっごく嬉しいです!日本テレビの連続ドラマに初めて出させてもらえるっていうのはすごく楽しみです。
Q,どんな役ですか?
今回は先生役です。教師役は初めてです。現場に年下の人達がいるっていうのが久々ですね。今まで、だいたい自分が一番下という現場だったので新鮮ですね、どうなるのか!?
Q,何か挑戦したいことはありますか?
先生という存在は、誰もが接してきた存在。見ていて気持ちがいいようなキャラクターになっていければいいなって思っています。先生役というのが挑戦そのものになりますね。
生徒たちとコミュニケーションを取っていきたいんですが、基本的に後輩が苦手なんですよ。後輩の人と接するってことがあまりなかったので、そこがちょっと心配ですね(笑)。けっこう怖がられてるんじゃないかな、とか心配してます。
Q,野球経験者の二宮さんにとって、思い出深い野球のエピソードはありますか?
去年かな、高校野球見てて、初めて同い年の監督がでてきたんですよ。相葉くんと一緒に見てて、「まじかよ?!」ってなりました。「なんで高校野球の選手たちっていつまでも皆、年上にみえるんだろうね」って言ってて、監督の紹介をみたら、俺と同い年で!衝撃をうけましたよ、自分がやってきた野球っていうのは常に選手だったから。若くして監督やってる人がいるんだなあって。リアルにいらっしゃることを知ったので、それもドラマになんとか取り入れていきたいと思いました。甲子園を目指すというのは同じなのでみんなとがんばっていきたい。
Q,今回のドラマにかける、抱負または意気込みをお願いします。
4月からスタートします土曜9時ドラマ「弱くても勝てます」で、生徒の皆さんと、先生たちと、そして集まってくれるスタッフ皆と一生懸命ドラマを作っていきます。土曜9時ならではの作品を、楽しんでいただけたらと思います。
出演者第3弾発表
麻生久美子
以前から共演させていただきたいと 思っていた二宮さんとお仕事させて頂ける事になり、今は撮影がとても楽しみです。 中学時代、部活でソフトボールをやっていたので、野球には愛着ありますし、 はじめての学園ドラマも?ワクワクしています。倉持さんの脚本の力をお借りして、 二宮さんをはじめとするキャストの方々と素敵な作品を作っていけたらと思って おります。
- 光石研
- 川原和久
市川海老蔵
久し振りのTVドラマ出演になりますが、二宮さんとご一緒させて頂くのが楽しみです。また、若い役者さんと皆さんでドラマを盛り上げていきたいと思います。
- 荒川良々
- 笹野高史
薬師丸ひろ子
へっぽこ野球部員からのコメント
有村架純
初めて学園ドラマに参加させていただきますが、高校野球部のマネージャー役なので私自身が味わったことのないたくさんの青春を皆さんと一緒に経験できるのではないかなと、台本を読ませていただいて感じました。野球と野球部の皆が大好きな女の子なので、見てくださる方にその愛を柚子らしく伝えられるように一生懸命頑張ります! これからの展開として、弱くても勝てるんだ!という気持ちが野球部にどのような変化をもたらしてくれるのか、見てくださる皆さんにもパワーを与えられたら嬉しいです。
中島裕翔
今回演じさせていただく白尾剛は、へっぽこ野球部に在籍しながらも、本気でプロを目指し野球を心から好いている役柄です。 私自身、野球の経験が乏しいですが、現役高校生に負けないくらいのエネルギーで必死にくらいつき、観てくださる皆様に応援していただけるような白尾を演じていきたいと思います。 二宮くんと共演させていただくのは初めてで、学ぶことや刺激を受けることが沢山あると思うので吸収していきたいです。 このドラマを通して、今まで忘れかけていた情熱や諦めない心を伝えていけたらと思います。 宜しくお願い致します。
山﨑賢人
「弱くても勝てる」という言葉からして、面白い作品になると楽しみにしています。 二宮さんはじめ、スタッフキャストの皆さんと力を合わせ素敵な作品を届けたいと思います。
本郷奏多
旬の方々がたくさんいらっしゃるので、勢いのある作品になると思います。撮影が楽しみです!
間宮祥太朗
この度、岡留圭役を演じさせて頂くことになりました間宮 祥太朗です。 1話の台本を読ませて頂きました。 自分も8年間野球をやっていましたが、聞いたことも見たこともない発想の連続と、青志先生の奇妙ながら何かを動かし感じさせる様々な行動や言動、そして個性溢れる登場人物達。 読んでいて、今までにない新しい物語の中に次第に吸い込まれていく様な感覚になりました。 自分が出演する事を差し置いて早く2話が読みたいと切望する程です。 この物語の中に自分が身をおけること、とても幸せを感じています。 視聴者の皆様にこの野望を抱く一員になって頂くべく、精進しますので、どうぞ宜しくお願い致します。
桜田通
皆さん初めまして、桜田通です。 芝居をしながら野球をするというあまり挑戦したことのない作品への参加に、楽しみと若干の不安を抱えながら、撮影へと準備をしています。 自分自身、どんな物語になっていくのかまだ、想像できない部分もありますが、どんな作品にしていきたいかは、役を頂いた時からずっと考えています。 この作品が多くの方に『素敵な出会い』として心に残ってもらえるように、共演者の皆さん、スタッフの皆さんと共に『弱くても勝てます』チームの一員として、一念通天の思いで挑みます。そして僕の役、少し変わっている子です。 よろしくお願いします!
鈴木勝大
今回、野球部2年の樫山正巳役をやらせていただきます鈴木勝大です。まず野球する人数が足りてないという野球部なのですが、自分自身も高校時代に部員6人の弱小バレーボール部にいた経験があるので台本を読みながら昔の自分と少し繋がっていることも多いように感じました。 強い野球部を目指すのではなく、弱いままでも勝てる野球部を目指すというのが、どうなっていくのか自分自身も楽しみです。 現場の方たちと一緒に良い作品になるように三ヶ月間頑張っていきます。
栁 俊太郎
特徴をいかして勝つ野球、よく周りをみて理解して頑張ります!
平岡拓真
学園ものに出させて頂くのは初めてなので、ワクワクしています。一話の台本を読んで予想以上にへっぽこ野球部だったのでここからどうやって、強くなっていくかすごく楽しみです。小学生の頃、自分も野球をやっていたのですが、あまり上手い方ではなかったので共感できることも多いかもしれません。活躍されている先輩方との共演も楽しみですし、撮影を通じて野球部と同じように自分自身も成長できればいいなと思います。
阿久津愼太郎
皆さん、はじめまして。 伊勢田 秀人役を演じさせていただきます、阿久津 愼太郎です。 ボクはもともと原作のファンで、登場する生徒に自分をあてはめて勝手にアナザーストーリーまで妄想していたくらい大好きです。 だから、出演決定を聞いた際は、大変嬉しく思いました。 そんなボクには父親とキャッチボールをした思い出がありません。 野球は未知の領域です。 そんなボクが弱くても勝てる瞬間を、是非ドラマで見て頂きたいです。 ドラマの中ではメガネをかけてますっ!
スタッフ
- 原作
- 髙橋秀実 2012年度 ミズノスポーツライター賞 『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』(新潮文庫刊)
- 脚本
- 倉持裕
- プロデューサー
- 河野英裕
- 大倉寛子
- 演出
- 菅原伸太郎
- 池田健司 ほか
福士蒼汰
デビュー作が学園ドラマだった僕にとって、青春の日々を生きる高校生を再び連続ドラマの中で演じることができてとても嬉しいです。 東大を目指す高校生達がそれぞれとても個性的で、頭が良くて大人びているようでいて、まだあどけない幼い部分があるところも魅力的でした。 僕自身、高校時代は毎日部活で汗を流しながら、大学進学を目指していたので、この作品に出てくるへっぽこ野球部員達にとても共感が持てました。 野球は初めてなので、野球部の監督である二宮さんに野球を教わりながら、役と一緒に上達していけたらいいなと思っています。 そして、今年の甲子園は、甲子園球場の土を持って帰ります!