インフラ系ってIT化全然だよね…って思うけどそろそろ真剣に考えた方がいいかも
隔たりってやつかな…。
『月刊アスキー』編集長として常に最先端のIT分野を追いかけてきた遠藤諭さんは、IT分野と社会インフラとのギャップを感じているそうです。「いま、第2のイノベーションのジレンマとでも呼ぶべき状況が起きつつあると思うんですよ」とネタ元の無限大で語っています。
イノベーションのジレンマって一体どういうことなんでしょう?
これは、スマホ等のIT技術の発達で特定の分野はどんどん効率的になってコストダウンしているのに対して、社会インフラは全然技術が発達していないという状態のこと。トップ画像がまさにこのジレンマ状態を表している図です。コストダウンによって社会全体の収入が減っているのに、それを支えるインフラの原価は変わらないと…収支のバランスが崩れて社会がゴタゴタになってしまいます。
このような状況にならないように、IT分野の人々を各分野に一定数置き、社会全体のイノベーションを促すことが必要だと遠藤さんは指摘しています。今後スマートシティやスマートグリットなどITの技術や概念がもっと活用されるためには、やっぱり人と人との交流が必要なのかもしれませんね。区役所や教育現場ってもっとテクノロジーを活用できると思いますし。
無限大では、世代におけるデジタル観の違いなども詳しく語られていますよ。
(ギズモード編集部)