「小保方ＳＴＡＰ細胞に対する劇場型バッシング考：今の日本へワープしてくれば大天才アインシュタインもバッシングされ相対性理論は消されてゆく」
１．日本の奇怪さ
最近の小保方ＳＴＡＰ細胞に対するいかにも日本的な愚劣な劇場型バッシングは、全く日本という小国固有の現象である。インターネットによる既得権益層や貧相下劣な輩の跳梁跋扈が著しく増した。「お飾り文章」や「周知の手順解説」の引用を「「無断引用、剽窃」だと騒ぎ立て、「同じ範疇事例ゆえの画像例示」を「使いまわし」と非難罵倒し、根拠を示すことの出来ない「エセ科学」によって成果そのものを否定し、挙句の果ては、小保方氏や親兄弟のプライバシーまで暴露して、攻撃するという、最低の腐れの極みの如き状況にあることは、「日本の異質性」を物語るに十分な事例である。
今日の世界あるのも、大天才による多くの現象やその原理の発見及び理論の開拓や発明によるところ極めて大である。マクスウェルの電磁方程式、リエナール＆ヴィーヘルトのポテンシャル理論、アインシュタインの相対性理論、ハイゼンベルク＆シュレーディンガーの量子論は、現代産業の中核をなし、全世界は極めて大きな恩恵を受けている。古き良き時代の、限れられた狭い大天才のサークルの中で、外部からの雑音の無い環境で生み出されたものである。もし彼らが、安直なインターネットによる愚劣な劇場型バッシングの盛んな貧相下劣な日本へ、金髪碧眼の顔つきではなく典型的アジア人の容貌で、ワープしてきたとしたら、彼らの大天才ならではの大発見は悉く、不純極まりない妬み・ジェラシーの最低ヤロー共のケチを付けられ、衆愚による瑣末なあげつらいと共に葬り去ろうとする既得権のアホバカ・ボス閥勢力によって消される事になるだろうことは間違いない。相手が金髪碧眼であれば、インチキでも真に受け、いいカモにされる。よく見れば優れたものが足元の日本にもあるにも拘らず、それには目もくれず、金髪碧眼の詐欺師に手玉に取られてきた日本。
日本で生み出された真にオリジナルなモノに何があるのか？極めて僅かなものだ。
極めて少数だが、全世界に巨大な影響を与えた発見・発明が日本にもあった。ただし、日本のノーベル賞などは人々の生活・産業への貢献は全く無いカビものばかりで、医学賞の利根川と化学賞の田中を除き全く大したものではない。
�〜汗こΔ硫函垢卜嗄�している八木・宇田アンテナ（東大・東北大）、
��岡部金次郎のレーダーや電子レンジの心臓部である陽極分割マグネトロン（名高専(名工大）・東北大）、
��テープレコーダーやカセットに必須の永井健三の交流バイアス磁気録音方式（東北大）、
�ち汗こΔ裡圍屬隆靄椶任△觜睫�健次郎の走査型テレビジョン方式（静岡師範・浜松高工）、
�ダ沼�潤一の多くの半導体デバイスの原型発明、半導体レーザー、イオン注入法などの半導体プロセス、インターネットを支える光ファイバーの発明（東北大）、
�αげ�富士雄のあらゆるところに使われている大容量ＮＡＮＤフラッシュＥＥＰＲＯＭ（東北大・東芝）、
�Г△蕕罎觚�のあるところに使われている中村修三の青色発光ダイオード（徳島大）。
現状はしょうもないものにノーベル賞が与えられているが（当ブログ2010年10月7日参照、 http://blog.goo.ne.jp/narmuqym/e/768187aa6af09655f84feaaf048df689 ）、前述のいずれも本来はノーベル賞級だ。Ｄｒ．大崎の成果も大きいが、ＩＢＭ、ハイテク・ベンチャー時代のもので、米国産又はイスラエル産だ。それらは世界的規模でとてつもない発見・発明であったが、数は極めて少ない。また、それらは日本の既得権層と闘っての成果であった。例外的な成果である。コモディティーの模倣品を作ってきただけの日本は、韓国、台湾、中国にたちまち追いつかれ逆転されてしまったのは当然だ。韓国のハイニックスを訴えた東芝、アホのサル芝居だ。�Δ麟堂�氏を１９９０年代初めのバブル崩壊時に窓際に追いやりリストラした東芝、フラッシュの将来性も枡岡氏の成果も評価できなかった東芝、とっくの昔に韓国・台湾に追い越された東芝という会社のあがきに、いかにも日本的な有様がよく現れている。
そういう国なのだ、日本という国は。オリジナリティーのある人間を潰し、既得権益が跳梁跋扈し、欧米の科学・技術を真似してきただけで、今やそのツケにより没落に貧している。そのことを理解した。アイディアに溢れた日本の若者・ベテランは、米国へ行くか、イスラエルへ来い。どのみち、天然資源は勿論知財もない無資源国日本は没落貧国化する事必定だからだ。
２．ＳＴＡＰ細胞の今後の行方
トカゲやイモリなどでは、体に傷を負うと、その部位が再生される事はよく知られている。「トカゲのシッポ切り」はよく見かけるものだ。外部からの物理的な刺激により、特定部分が再生している。生命活動の不思議ではある。従って、「外的な物理的刺激、化学的刺激、温度刺激、電磁波刺激等、様々な刺激による細胞再生における肝細胞的機能の誘導発現」は決して有り得ない現象ではない。食べた野菜の切刻まれたどこかの切れ端を台所の皿にでも水につけて放置しておけば、やがて根を出し、茎が出来、葉を伸ばし、花までつけて成長することは日常的に目にする。生命現象には不思議なもので満ちている。そうした、再生現象には、何かの秘められた様々なメカニズムがある筈である。そこに着眼したのが、小保方氏とＣ・バカンティであった。研究は途上である。ＳＴＡＰ細胞従ってＳＴＡＰ幹細胞は誘導し得る。これは小保方氏やバカンティの論文を読んだ私の結論だ。小保方氏の２編の論文及び補足図に明示されている膨大な詳細な実験・分析・考察データーは、首尾一貫しており、到底捏造で作れるものではないこと、特に重大な事実、即ち、「今までES細胞やiPS細胞ではできなかった胎盤までも作ったという否定しようの無い実験事実（山梨大教授・元理研リーダーのクローン・マウスの世界的第一人者である若山氏による。実験事実は事実として残る。彼の担当した部分はＳＴＡＰの実証上最も重要で、彼自身が「今年1月30日にNature誌に発表したSTAP細胞に関する論文について、現在、多くの問題が指摘されております。私が担当した部分（共著者より提供された細胞からのキメラマウスの作製、及び幹細胞の樹立）については、自信を持って適正に実験がなされたと言い切れますし、共著者の結果についても信頼してきました( http://www.yamanashi.ac.jp/modules/information/index.php?page=article&storyid=768 ）」と述べている）から明らかだ。十分な理論的基礎と専門的知見及び経験の上に、２本の論文及び補足を読んだ上でモノを言え。
先入観無しに、以下の若山教授の実験写真を見るべきである。これはすごい事が起きている証拠の写真である。論文の膨大なデーターそのものを見もせず、貧相下劣にして瑣末な事を針小棒大にあげつらい、研究者を取り囲み、声高にＳＴＡＰ細胞を否定し続けることは、日本の警察・検察お得意のストーリーありきの「冤罪製造所」と同じ構図だ。狭い取調室に朝から深夜まで何日も閉じ込められ、同じストーリーを聞かされれば、やってもいない事を「やりました」を「自白」してしまうものなのだ。これ程騒がれれば、瑣末な事であっても、１００％の自信はぐらつくのが普通だ。だから、若山氏は論文取り下げを口走ったのだろう。クローン・マウスの世界的第一人者で彼の右に出るものは無い研究者であるが、劇場型バッシングは相当に厳しいストレスの事件であったろう。
＜第一類＞：ＳＴＡＰ細胞を受精卵へ注入しキメラ胚を作製
（Ａ）新生児のリンパ球から作られたSTAP細胞
（Ｂ）STAP細胞を直径約２０マイクロメートル※のガラス管に吸い込んだところ
※マイクロメートル：1マイクロメートル ＝0.001mm
（Ｃ）胚盤胞の中へガラス管を挿入し、ＳＴＡＰ細胞を注入
（Ｄ）同上
（Ｅ）STAP細胞を注入した胚盤胞
（Ｆ）今回使用したSTAP細胞は、GFPマウス（体が緑色に光るマウス）から採取したため、STAP細胞も緑色に発色する。注入された胚盤胞の中に緑色のSTAP細胞が入っているのが確認できる。
＜第二類＞：ＳＴＡＰ細胞を受精卵に注入して作ったキメラマウス
（Ａ）STAP細胞を注入して生まれてきたマウス（写真下の赤ちゃん）は、体全体にSTAP細胞が分布しており受精卵由来細胞とのキメラになっているのが確認できる。緑色に光っている部分がSTAP細胞由来。上は対象区の普通の赤ちゃんで全く光らない。分化した体細胞が、クローン技術やiPS細胞技術を行わず、より自然な方法で初期化され、再び全身のすべての細胞へ分化できることを証明した写真。
（Ｂ）Aと同じ写真を普通の光で観察したもの
開発は「千三つ」（千のプロジェクトで、成功するのは精々が三つという意味だ）である。故に、同時並行で様々なテーマに挑むのである。しかし、今回は、２ＣＨを代表とする、分子生物学や基本の物理化学及び量子論には全くの無知蒙昧にして、小保方氏らの論文など到底読むことも出来ぬアホバカらによるクズゴミ書き込み（難波紘二という７２歳の古臭いカビのはえた無知な免疫学者の荒唐無稽にして差別主義者のゴミ・ブログを追って叩き潰す）、そして反対勢力に焚きつけられた無知にして卑劣な連中らの劇場型バッシングよってたかって潰そうとする下劣極まりない根性のさもしさが、「インターネット増幅器」によるアホバカ共による劇場型バッシングに発展し、日本でのＳＴＡＰ細胞研究は頓挫した。昨日までアクセスできた山梨大学ＨＰのＳＴＡＰ細胞は消えた。こうした現象は、一例に過ぎないのであろう。科学・技術の研究開発の方法論自体がこの国にはないことが証明された。「何をどうすればどうなるのか？」それは科学・技術の事柄であって、ゴミ屑のインターネット劇場型バッシング如き唾棄すべきものによって阻害されてはならない。
今後の動きは、米国・イスラエル系のベンチャーや大手製薬会社が、ＳＴＡＰ細胞を高度にエレガント化させ、悉くパテントで押さえ、新しい再生医療の中核となるだろう。ＳＴＡＰを葬り去った日本は全くの蚊帳の外であり、何をしようにも法外なライセンス料にがんじがらめにされ、成す術なく、日本は再生医療とは無縁な国となり、ここでも没落の一途を辿るに違いない。
３．日本という「地殻」の性質：http://www.zenchiren.or.jp/tikei/zeijaku.htm
ここで、横道にそれるが、日本という国の土台である地殻を見ておくが、比喩的に日本という国の在り様と比較されたい。
日本列島の「地殻：精神性」
▲プレートテクトニクスからみた日本列島：
日本列島は、地球を覆っている十数枚のプレートのうち４枚のプレートの衝突部にあって、世界的にも活発なサブダクションゾーンのフロントに位置している。この列島は北米プレートとユーラシアプレートの２つの大陸地殻にまたがり、さらに太平洋プレートあるいはフィリピン海プレートの沈み込みによって２方向から強く圧縮されている。
最近注目され始めた房総沖と伊豆半島付近の２ヶ所のトリプルジャンクションの存在は４つのプレートがぶつかり、せめぎ合う場として世界に類例がなく、日本列島がいかに複雑な応力場に支配されているかを示している。
マグニチュード７以上の地震は世界中でこの90年間に900回ほど起きているが、そのうち10％もの地震が日本で起きている。マグニチュード８クラスの巨大地震も日本海溝や 南海トラフといったサブダクションゾーンに集中し、ここでのプレートの衝突がいかに激しいかがわかる。
さらに太平洋プレートの日本列島下への活発な沈み込みは、日本列島を世界でも有数な火山列島にしている。
このような日本近海のプレート運動は、島弧に強い歪みを与え世界でも有数の地震多発帯、火山活動多発帯といった自然災害の場を形成し、また地殻の上昇も加わって、非常に脆弱な地盤をもつ日本列島を作り上げている。
▲日本の地形の特徴と狭い国土利用：
面積38万km2の国土を持つ日本。しかし、そのほとんどが山地などであり、１億2000万人の人々が安心して住める場所はわずかしかない。災害と隣り合せの開発が進む。
日本列島の地形は、「山地」、「丘陵」、「台地」、「低地」および「内水域など」の５つに区分され、そのうち「山地」と「丘陵」の占める割合が約73％であることから、島国であると同時に山国であると言える。
これらの地形は、豪雨や地震など自然の影響により変化しており、その過程において数々の自然災害が発生している。また地形変化は、人口増加や都市化にともなって、人為的な丘陵・台地の斜面造成、さらには低地の発展とともに、その延長上にある海岸の埋め立て造成へと拡大してきた。わが国では狭い国土の有効利用として、水害や土砂災害などに対してリスクの高いところに、あえて開発が進んでいる。
▲山地：
日本は山地が多く、その上不安定な地形・地質となっている。土木工事等を進めるにあたっては、断層や地すべり、火山地帯など、常に困難が存在している。
日本列島は、活発な地殻変動により山地が発達し、温帯多雨という気象条件により著しい浸食作用を受け、複雑で不安定な地形・地質によって形成されている。そこには土木地質的観点から困難な地質条件が存在する。
その中の１つ、膨張性地質は、押し出し量が大きく、強大な地圧が作用し、大変形を生じて崩壊に至ることがある。代表的な膨張性岩石としては、グリーンタフ地域の泥岩や温泉余土などの熱水等による変質岩があげられる。膨張は、トンネル工事中だけでなく、完成後に問題を継続することがある。
▲平野：
わずかな平野に人口が集中している日本。だが、その平野すら安定した地質ではない。その特徴や問題点を見てみよう。
わが国の平野には、東京、名古屋、大阪などの巨大都市が形成されているが、地質年代的に新しい沖積層で構成されていることから、地盤工学上の問題を多く抱えている。平坦な地表の下には起伏に富んだ埋没地形が隠れており、そこを埋める沖積層の厚さは一様でなく、軟らかい粘土やルーズな砂が主体であり、概して軟弱であることが特徴的である。
地下水位下に分布するルーズな沖積砂層では、地震時の液状化現象が問題になる。また、基礎杭を支持する基盤層が極端な凹凸を呈している場所もあり、同じ敷地に打設した基礎杭の長さが10ｍ以上異なることもめずらしくない。
地盤の不同沈下、地震時の液状化現象など、平野部の地下には、建設工事を行う上でさまざまな罠が潜んでいるのである。
正に、日本の地殻構造は日本のあらゆる面を象徴しているといえるだろう。いや、日本の地殻構造自体が、日本という精神文化に影響を与えてきたのである。そういう国であるから、何でも歪な理解にとどまる。
４．今の日本にワープしてきたアインシュタインは劇場型バッシングに晒され相対性理論は葬られる
ここで、大天才の物理学者にご登場願おう。
あの大天才物理学者アインシュタインが、金髪碧眼のヨーロッパ人の風貌ではなくアジア人の顔で、先人たちの生み出した便利なものに取り囲まれ（全てが海外産）、しかし中身に関しては全くの無知にして（マクスウェルの電磁方程式、リエナール＆ヴィーヘルトのポテンシャル理論、アインシュタインの相対性理論、ハイゼンベルク＆シュレーディンガーの量子論他への知見が一切欠如した）幼稚の国・日本へワープしてきたとしよう。何が起きるか？見物だ。
今の日本にご降臨されるアインシュタイン博士
さて、アインシュタインがワープしてきた今の日本の知的レベルであるが、１９世紀末のヨーロッパの認識と同程度以下であり、観測可能な電磁気現象を説明するものとしてのマクスウェルの電磁方程式を完全には程遠いがある程度には理解しており、その理論の前提として電場と磁場はエーテルなる絶対空間に固定された媒質を介して作用するとの古い観念を信じ込み、エーテルに対して運動している座標系から観測される電磁気現象の理論とマクスウェルの電磁方程式との関係がヨーロッパでは研究が進められていたが、日本は蚊帳の外であった。
アインシュタインは、新聞の全面広告、ＴＶ独占枠買取、インターネット等により、自分の理論を日本津々浦々まで知らしめた。学会へも多数の論文を送ったが、掲載を全て拒否された。全く理解する能力が無かったからである。アインシュタインの発表は、日本人にとってはびっくり仰天のものであった。早速、アインシュタインの発表を見てみよう。
発表された相対性原理
「ここに、物理学の統一を目指して、相対性理論を発表する。その骨子であるが、エーテルなる仮想の媒介は存在せず、�．縫紂璽肇麥漏惶擇咼泪�スウェルの電磁力学はあらゆる座標系又は慣性系で成立し、�⊃振�中の電磁波伝搬速度はその輻射源のいかんを問わず一定のｃである、の２点である。その理由であるが、従来からのエーテルに対して運動している座標系におけるマクスウェル方程式の修正は意味を成さず、例えば、棒磁石とコイルによる電磁誘導において、コイルを固定し棒磁石を動かすときにコイルに流れる電流は、マックスウェル方程式の電磁誘導の法則から起電力が発生するためと説明される一方、棒磁石を固定してコイルを動かすときのコイルに流れる電流の原因は、コイル金属内に存在する電子に対してローレンツ力が働くためと説明される非対称な間違った考えを捨て去り、�，鮓桐�とするものである。また、マクスウェルの電磁方程式から導かれる電磁波の電界強度と磁界強度の夫々の座標成分の２階微分の総和は、夫々の時間の２階微分項の係数を１／ｃ＾２としたものに等しく、異なる慣性系において、光速を異なるとするならば、電磁波においてもマクスウェルの電磁方程式の非対称性に直面するから、�△鮓桐�とするものである。これらの原理から導かれる現象の幾つかを示す。慣性系Ａに対して慣性系Ｂは速度ｖにて等速運動を行っているものとする。慣性系Ａに対して高速で運動する慣性系Ｂの時間の進みはＡよりもゆっくりしたものであり、Ｂの物体はＡからは縮んで見える。また、物質には静止エネルギーが伴い、質量＊Ｃ＾２で表される。物質とエネルギーは等価である。従って、１ｇは、２１万４千トンの水を一瞬にして０度Ｃから１００度Ｃへ上昇させるエネルギーを静止エネルギーとして有する。・・・・・・・最後に、宇宙船に乗り、光速に近い速度で運動した場合に、外の景色がどのように見えるかを示したビデオを示す。光速の９９％の速度でビルが建ち並ぶ都会や郊外を飛行した時に目に見える光景である。」
Ｄｒ．大崎がＵＣＬＡの友人らと作った相対論の教育用シミュレーション
天地がひっくり返るアインシュタインの発表に日本中が大騒ぎとなった。光速に近い速度で飛行するとビルの反対側が見えるという驚くべきビデオは大きな衝撃であった。現代日本の程度の低い物理学者や数学者には、アインシュタインの相対性原理を全く理解できなかった。想像も付かない理論であった。
直ぐにバッシングが始まった。相対性原理の中身はさっぱり理解不能であったから、瑣末以下の荒唐無稽・笑止千万にして実に下らないことから始まった。
「マクスウェルの方程式を引用しているが、出典が明示されていないのは問題だ」
「君の最新の論文には、過去の論文からの数式の使い回しが多い」
「ローレンツやポアンカレの研究を参照する事無く引き合いに出して、批判し切り捨てているのは失礼千万である」
「発表の日本語文章が稚拙である」（難波紘二風）
「若輩のアジア人がこのようなことを発表し混乱させるでない」
「これは売名行為である」
「君は純粋日本人の顔ではない。ユダヤ人か？ジプシーか？」
「君の出自はなんだ？」
「何処の大学を出ているのか？田舎の二流大学か」（難波紘二風）
「君はＡＯ入試組か？」（難波紘二風）
「君の親兄弟は何をしているのか？」
「お前は在日だろう」
「チョンかシナ人に違いない」
「しかし見ればユダヤ人だ。君はカメレオンか？」
こういった類の劇場型バッシングが延々と続いた。
「君の発表を我々日本人は拒否する。取り下げて帰ってくれ。日本人は相対性理論などという奇怪千万なものを受け入れる訳にはいかない。君の顔つきが段々変わってきて、今やユダヤ系ドイツ人のようだが、ユダヤ人が神聖な学問を牛耳ることには大いに反対だ。反『相対性理論』が日本人の心だ」と言った。
差別塗れの捨て台詞とはこのことだ。確かに「反相対性理論」というものがあった。もッパラ政治的な動機によるものであったが、特にアインシュタインがユダヤ系であり平和主義者であるということが、国粋・国家主義者には嫌われ、第一次世界大戦でのドイツ敗戦後には、パウル・ヴァイラント（Paul Weyland）による、反相対性理論キャンペーンが行われた。政治的・人種差別的なものであった。また、物理学者の中には、ユダヤ的であるという理由でアインシュタインの業績を認めない、フィリップ・レーナルトやヨハネス・シュタルクらの一派があった。彼らは、相対性理論の結果は認めるがそれをアインシュタインの成果としないという立場のゆえに、E=mc2の発見はフリードリヒ・ハーゼノール（相対性原理ではなく電磁気質量の誤った考えによるもの）に帰せられるなどの主張を行い、アインシュタインを攻撃した。これらの一派は、ナチス政権が成立するとそれに同調し、政権崩壊とともに勢力を失った。物理学といえども政治の世界とも繋がっていた。現在もそうである。
５．アインシュタインが残していった一言
「この国は終わりだな」
「ハヒフヘホ〜〜〜のホ」と笑うアインシュタイン博士
narmuqym
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国際的にビジネスを行ってきたハイテク関係者のグループとして、警鐘を発信する。時事的な問題や長期的観点での警鐘に留まらず、趣味的な事柄まで幅広くメンバーの自由な意思でＷｅｂＬｏｇ掲載することにした。メンバーのプロファイルは以下の通りである。
narmuqym：ＨＰ＆ＳＵＮ研究所を経て、米国にハイテクベンチャー設立。最先端ニューラルＭＰＵの研究開発を推進。現在はイスラエルのハイテクベンチャーのチーフサイエンティストに就任。知能の情報処理の根源を研究している。
旅するベテラン：東芝中央研究所、半導体事業所にて高密度メモリーのプロセス及びデバイス開発に従事するも、バブル崩壊により全滅の定まった日本の半導体業界を去り、韓国サムソン中央研究所にて、韓国半導体技術を育成指導。現在は台湾の最大手半導体会社にて、高付加価値半導体事業を統括、取締役。
invisible-force: ウイスコンシン大学、イスラエル工科大学教授。細胞内量子論的化学物理過程の情報処理、核外化学構造体の情報、ＤＮＡ合成、大腸菌内ＤＮＡ置換、動物細胞内ＤＮＡ置換、神経細胞の情報処理、知能と学習などの研究に従事。イスラエルのバイオハイテクベンチャーＣＥＯ。
Hetero：ベル研究所にて化合物半導体物性、超高周波デバイス、マイクロ波集積回路の研究開発に従事し、世界初の衛星放送システムを開発。レイセオンにて巡航ミサイル飛行制御システムの開発、イージズ艦戦闘情報処理＆アタック制御システムの開発に従事後、イスラエルにハイテクベンチャーを設立。情報デバイド解消型の新型情報端末の研究開発に取り組む。
MASADA：日電にて衛星通信システム、超多重無線伝送方式、通信路確立制御方式の研究に従事後、米国のＡＴＴに移り携帯電話システムの研究開発、その後次々世代ＭＭ携帯電話方式を完成。シリコンバレーにてハイテクベンチャーを興し、通信大手を圧倒している。
rainbow：ウエスチングハウスにて原子力発電の研究開発に従事、その後ＧＥにて新しいエネルギー変換方式の研究、各種発電方式の研究に従事。その後、シリコンバレーにハイテクベンチャーを興し、超低コスト新型太陽電池の研究開発を推進。
weather_F：スタンフォード大にて環境気象及び資源の代替化を研究。気象センターにて地球規模大気循環シミュレーション、環境変動の研究に従事した後、ミニマム生活を提唱するＮＰＯを設立し、代表として啓蒙活動に取り組む。
anti-globalism：ハーバード大準教授後、日・イ間のハイテクベンチャー協業支援、事業戦略支援会社を日本とイスラエルに設立、妻は日本人。現在はハーバード大ビジネススクール教授。
geno_computing:モスクワ大学・分子生物学教授を経てイスラエルに移住。テクニオン教授を経て遺伝子工学のベンチャー設立。ＤＮＡによるコンピューターの研究をメインに新しいセンサーによる次世代シーケンサー及び解析ソフトウェアを開発。
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