昨夜、青森を出発した寝台特急あけぼの。
ラストランです。
上野駅を目指すあけぼのです。
青い車体が朝日に光っています。
あけぼのは先ほど、荒川を越えて、東京都内に入ってきました。
列車はこのあと、7時10分ごろ、終着の上野駅に到着する予定です。
おはようございます。
3月15日おはよう日本です。
いやー、多くの方にね、囲まれてましたよね。
あけぼの。
このラストランについては、後ほど、上野駅からの中継を交えてお伝えします。
初めにSTAP細胞を巡る問題です。
理化学研究所の調査委員会は、研究の核心部分の写真が、実際には小保方さんの博士論文にある別の実験の写真だったなどとする中間報告を発表しましたが、データの改ざんなど、不正があったかどうかの判断は先送りしました。
研究所は今後、早急に調査を進め、不正の有無について、明らかにしたいとしています。
理化学研究所がきのう開いた会見。
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが発表したSTAP細胞。
その論文の画像やデータに、不自然な点が相次いで指摘されていました。
そのうちの一つが、STAP細胞の万能性を示すとされる、こちらの画像です。
きのうの中間報告では、小保方さんが3年前の博士論文で使用した別の実験の写真と同じものだったとしました。
また、研究の核心部分となる実験結果の画像も、一部が切り貼りされるなどの操作が行われていたことが分かったと明らかにしました。
一方で、改ざんなど意図的な不正があったのかどうかについては、さらに調査が必要だとして、判断を見送りました。
そして、そもそもSTAP細胞が存在するのかどうかについては。
理化学研究所は今後、早急に調査を進め、不正の有無について、明らかにしたいとしています。
次は、日韓関係についてです。
安倍総理大臣はきのう、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡る河野官房長官談話を見直す考えはないと明言しました。
政府は歴史問題で前向きな姿勢を示すよう求める、韓国への最大限の配慮だとしていて、日米韓3か国の首脳会談などの実現に向けて、韓国側の態度が和らぐかどうか注視しています。
安倍総理大臣はきのう、参議院予算委員会で、安倍内閣は歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいると述べたうえで、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って、政府の謝罪と反省を示した平成5年の河野官房長官談話について、次のように述べました。
韓国側は、河野談話の作成過程の検証に反発し、歴史認識を巡る問題で前向きな姿勢を示すよう、日本側に重ねて求めていて、今月12日にソウルで行われた日韓両国の外務次官協議でも、従来の主張を繰り返しています。
一方、アメリカも日韓双方に関係改善を促しています。
このため政府は、アメリカと韓国に対し、安倍総理大臣のきのうの発言に注意を払うよう、外交ルートを通じて事前に連絡していたということで、政府関係者は、韓国側に最大限配慮したものであり、日本の姿勢を理解してもらいたいと述べています。
安倍総理大臣の発言について、韓国外務省の当局者は、昨夜、河野談話を修正する考えがないと明らかにした点に注目すると述べ、韓国政府として、一定の評価をする姿勢を示しました。
その一方でこの当局者は、安倍総理大臣の発言が本物かどうかは、今後の日本政府や政治指導者の行動にかかっているとして、日本側への不信感もにじませています。
今回の安倍総理大臣の発言で、今月下旬にオランダで開かれる、核セキュリティーサミットに合わせた、日米韓3か国や日韓の首脳会談の実現に向け、韓国側の態度が和らぐかどうか注目されます。
多くの人々に親しまれた俳優が、また世を去りました。
映画やテレビで二枚目俳優として活躍した宇津井健さんが、きのう亡くなりました。
82歳でした。
おやま、医者にとって大事なのは、自信じゃないんだ。
病気を治して患者を助ける、その熱意と努力だ。
宇津井さんは東京都出身で、昭和28年、早稲田大学在学中に、映画、思春の泉の主役に抜てきされてデビューしました。
その後、映画やテレビで二枚目俳優として活躍し、民放のテレビドラマ、ザ・ガードマンや、歌手の山口百恵さんと共演した赤いシリーズなどで、安定感のある落ち着いた演技で親しまれました。
まあ、お母ちゃんが見守ってなくとも、もうみんな、自分の力でやっていけるということや。
平成6年に放送されたNHKの連続テレビ小説、ぴあのでは、主人公の父親役を。
また武田信玄や信長、天地人など、大河ドラマにも数多く出演しました。
数多くのドラマで宇津井さんと共演した女優の赤木春恵さんは、ご一緒させていただいた日々を忘れることはありません。
紳士ということばが何よりふさわしい方でした。
ご冥福を心よりお祈り申し上げますと話しています。
所属事務所によりますと、宇津井さんはきのう午後6時過ぎ、慢性呼吸不全のため亡くなったということです。
通夜、告別式は、親族のみで行う予定で、後日、お別れの会が開かれるということです。
マレーシア航空機が南シナ海の上空で消息を絶って1週間がたちますが、依然、行方は分かっていません。
これまでの調査で、通信衛星が、旅客機の可能性がある信号を、数時間受信し続けていたことが分かり、マレーシア政府などが分析を進めるとともに、捜索範囲をインド洋にも広げて、旅客機の発見に全力を挙げています。
今月8日、乗客・乗員239人を乗せて、マレーシアから中国の北京に向かっていたマレーシア航空の旅客機は、離陸からおよそ50分後の現地時間午前1時半ごろ、マレー半島東の南シナ海の上空で消息を絶ちました。
1週間がたつ中、捜索活動は、自衛隊を含め、合わせて13か国の態勢に拡充されて続けられています。
マレーシアの政府関係者によりますと、通信衛星が旅客機から発信された可能性がある信号を受信していたことが分かったということです。
この信号は航空機特有のもので、旅客機が消息を絶ってから数時間は続いていたということです。
このためマレーシア政府は、衛星データの分析を進めるとともに、捜索範囲をインド洋にも広げて、旅客機の発見に全力を挙げています。
さあこちら、現在の上野駅の様子です。
44年にわたって上野と青森を結んできた寝台特急あけぼの。
最後の上り列車が駅の構内に入ってきています。
中継でお伝えします。
上野駅13番ホーム、今まさに、寝台特急あけぼのが、上野駅に入っています。
ラストランはゆっくりとゆっくりと進んでいます。
ホームには大勢の鉄道ファンの方が詰めかけていて、一斉にシャッターを切っています。
昭和45年に運行が始まりました、このあけぼの、これがラストラン。
44年間の歴史に、この走りで幕を閉じることになります。
その特徴的な青い車両のブルートレイン。
旧国鉄時代、これが最後のブルートレインということになります。
ホームには、JRによりますと、およそ1000人の方たちが集まっています。
早い方は朝の4時から、この駅のシャッターが開くころから並んでいました。
今、あけぼのが上野駅に到着、止まりました。
上野というアナウンスとともに、今、あけぼのがラストランを終えました。
44年の歴史に幕を閉じるあけぼの。
共に歩んできた人たちがいました。
今、青森にあけぼのが到着しました。
到着したあけぼのを静かに見つめる男性がいました。
あけぼのの元整備士、我満勝明さんです。
整備士のころ、一番苦労したのは、豪雪の中、走ってきたときの整備でした。
なかなかとけない雪に蒸気をかけて、びしょぬれになりながら作業したといいます。
あけぼのが登場したのは、高度経済成長期さなかの昭和45年。
我満さんは、この1年前に、整備士として働き始めました。
退職するまでの37年間、共に過ごしてきました。
秋田県の名物駅弁、鶏めし。
あけぼのの廃止に合わせて、期間限定の車内販売が復活しました。
弁当会社の斎藤真佐子さんです。
25年ぶりにあけぼのに乗り込むことになりました。
入社直後に、車内販売を担当していた斎藤さん。
その経験が大きな糧になったと言います。
25年ぶりの車内販売。
多くの乗客が、かつてのように車内販売を待っていました。
まもなく2番線には列車が到着します。
青森駅のホームのそば店から、あけぼのを見つめてきた女性がいます。
NHKの近田です。
店長の一戸誠理子さんです。
高校を卒業して、42年間勤めてきた一戸さん。
これまで、就職で上京する学生や、出稼ぎの人たちに、いっぱいいっぱい愛情込めてそばを出してきました。
はい、どうぞ、お待ちどおさまです。
昔からあけぼのに乗り、この店を訪れてきた常連客もいます。
お客さんと一緒に、名残を惜しみます。
さっきの女性。
42年間、あけぼのが一戸さんとお客さんをつないできました。
再び上野駅です。
今、まさにあけぼのに乗っての旅を終えたご夫婦に、お話を伺います。
長旅お疲れさまでした。
ラストランを終えて、いかがですか?
何度も乗ってたんですけど、きょう最後ということで、沿線の方、いっぱい見送りに来ていただいて、楽しかったんですけども、ちょっと最後、悲しくなりました。
今、あそこに止まっている車両に何かひと言、声を掛けてあげるとすると?
そうですね、すごいなんかもう、古くなっちゃって、ぼろぼろなところもあるんですけども、愛着があって、本当にありがとうって言いたいです。
ありがとうございました。
このあけぼのを最後にブルートレインは、上野・札幌を結ぶ北斗星のみとなりました。
このあけぼのは、このあと半ごろまで、このホームにとどまって、そのあと車両基地に向かうことになります。
上野駅から中継でした。
ここまで、あけぼのラストランについてお伝えしました。
続いては、新しい生き方を模索し始めた女性たちに迫ります。
ごはんやで。
食事や子育てを担い、家を守る、伝統的な主婦。
一方、こちらは、会社を辞め、自宅でビジネスをこなしながら、家族との生活も大切にする。
新しいライフスタイルを選択した女性です。
家庭を守る力強いお母さん。
これを元のバージョン1とすれば、こちらは家族を大切にしながら、仕事など、新たな生きがいにもチャレンジする主婦の姿、名付けて、ハウスワイフ2.0です。
今、この新しいライフスタイルが、日本でも注目を集めています。
ハウスワイフ、日本語にすると、主婦という意味ですよね。
そうです。
その主婦、ごちそうさんのめ以子さんのような、古きよき母から、さらに今の時代に合わせて、パワーアップし始めているんです。
ロサンゼルス近郊に住む、リア・フィッシャーさん。
夫と2歳の息子の3人家族です。
家庭で見せるリアさんのもう一つの顔。
2年前、自宅で広告や宣伝のビジネスを始めました。
リアさんは大学を卒業し、ファッション業界でマーケティングを担当してきました。
その経験が、今の仕事に生きています。
かつては仕事がすべてだったというリアさん。
出産をきっかけに、考えが変わりました。
ハウスワイフ2.0という、新しいライフスタイルを提唱している、ジャーナリストのエミリー・マッチャーさんです。
若い世代は今、仕事優先の生き方に疑問を感じ始めているといいます。
こうした新しいライフスタイルを選ぶ女性たちが今、日本でも増えています。
唐松奈津子さん。
自宅で商品のパッケージのデザインなどを請け負っています。
以前は大手企業で働いていた唐松さん。
仕事優先の生活では、自分の将来像が描けないと感じ、会社を辞めました。
会社の都合に縛られることがない生活を選んだことで、子どもとの時間もしっかりと取ることができます。
自宅にいながらビジネスを始めようとする女性たちへの支援も始まっています。
埼玉県が初めて開いた講座です。
学ぶのは、ホームページのデザイン。
自宅でデザイン会社を立ち上げた唐松奈津子さん。
新たな取り組みを始めました。
蛇口に手が届かない子どもの手を洗いやすくする、このグッズ。
ちっちゃくても、こう洗えるっていう。
唐松さんは、全国から母親ならではのアイデアを募り、こうした商品を開発。
製作はそれぞれの自宅で行います。
新たなライフスタイルが共感を呼び、今では50人まで仲間が増えています。
その一人、桑原佐知子さん。
趣味の手芸の腕を生かせると考えています。
家庭を大切にしながら、みずからのキャリアも諦めない。
今、社会の変化とともに、新しいライフスタイルが広がっています。
では、取材した報道局生活情報チームの篠崎記者とお伝えします。
篠崎さん、今後、日本でもこうした女性、増えていくんでしょうか。
実は今、日本では仕事をしている女性のうち、実に6割もの人が、子どもの出産を機に仕事を辞めているという状況にあるんです。
ですので、こういった生き方をする人、日本でも増えてくるんじゃないかと思われます。
そうですね。
お母さんならではのアイデアで商品開発をする女性もいましたよね。
日本社会にとってこれ、大きな力になるのではないでしょうか。
ただ、現状では家庭での仕事といっても、限られている面はあります。
ただ多くの女性が、先ほど申し上げましたように、仕事か家庭かという厳しい選択を迫られているという現実を考えますと、ハウスワイフ2.0のような新しい動きは、女性にとって生き方、そして社会で女性が活躍する選択の幅を広げることになるんじゃないかなと感じました。
解説の冒頭、一部、音声が途絶えました。
大変失礼いたしました。
失礼しました。
取材に当たった篠崎記者とお伝えしました。
スポーツ、筒井アナウンサーです。
おはようございます。
さあまずは、ソチパラリンピックですね。
バイアスロン女子12.5キロ、立って滑るクラスに、こちら、出来島桃子選手が出場しました。
終盤までトップだったんですけれども、運営ミスの影響で、思わぬ結果になりました。
出来島は3回目のパラリンピック。
前回のバンクーバーでは8位で、今回、悲願のメダルを目指します。
2.5キロのコースを5周するレース。
出来島は1周目を終えてトップに立ちます。
射撃も好調だった出来島。
終盤まで1位を守ります。
しかし、誘導ミスがあり、ほかの選手が間違ったコースを滑っていたことが判明。
距離を合わせるため、出来島は残り1周で、別のコースを滑らされました。
レースはウクライナの選手がトップでゴール。
出来島は7位に終わりました。
この誘導ミス、信じられませんね。
このあと日本側は、運営に問題があるとして、正式に抗議することにしています。
さあ次は、大相撲春場所ですね。
綱取りに挑む大関・鶴竜。
1敗を守りました。
綱取りを目指す鶴竜。
両横綱が全勝で来ていますので、これについていかなければなりません。
重みが出ています。
中入り後の勝敗です。
遠藤は2連勝。
両横綱の白鵬と日馬富士は6連勝です。
ここまで、スポーツをお伝えしました。
続いて気象情報、南さん、お願いします。
きょうのお昼ごろまでは、日本海側、雪の所が多い見込みです。
では午前3時の天気図です。
日本付近は西高東低の、弱いながら冬型の気圧配置になっています。
現在も北陸から北海道にかけての日本海側は、ところどころで雪が降っています。
夜になると、高気圧の中心が九州の南へ移って、冬型は弱まる見込みです。
日本海側の雪の降る所も少なくなりそうですが、またあすになると、この日本海の北にある低気圧が、北日本付近にやって来ますので、北日本から北陸は、あすはまた再び、雨や雪の所が多くなってくるでしょう。
ではきょうの各地の予報です。
2014/03/15(土) 07:00〜07:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▽“赤い”シリーズなどで活躍の俳優、宇津井健さん死去▽“あけぼの”最終列車〜見納めの寝台特急〜上野駅から中継で伝えます▽“家庭も起業も”〜新たな主婦像を特集で。
詳細情報
番組内容
【キャスター】近田雄一,江崎史恵,【スポーツキャスター】筒井亮太郎,【気象キャスター】南利幸
出演者
【キャスター】近田雄一,江崎史恵,【スポーツキャスター】筒井亮太郎,【気象キャスター】南利幸
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
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スポーツ – スポーツニュース
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