(阿川)おはようございます。
阿川佐和子です。
今日のゲストは私は14年前彼が17歳の時にお会いしてるんですけれども果たしてどんなふうに成長なさったのか今日はじっくりお話を伺いたいと思います。
今日のゲスト藤原竜也さんです。
(拍手)よろしくお願いします。
どうも。
なんか忘れてたんですけど大きいね。
あははっ!ふふふっ。
あれより大きくなったんですか?だいぶ身長伸びたと思います。
やっぱりそうなんですか。
15年前ですか?ええ。
声も低くなった?
(藤原)みんなに言われますけど変わってないですそのころから。
変わってないんですか。
なんか太くなったような…。
あっそうですか?しごかれてるんで。
しごかれてる…。
最初はやっぱり蜷川さんにね鍛えられたというかしごかれたっていうイメージが強かったけれども今やもういろんなところで?そうです。
まあいまだにしごかれてますけどね。
いまだにしごかれてんの?はい。
(ナレーション)今日のゲストは…。
14歳の時舞台「身毒丸」のオーディションで5000人以上の応募者の中から主演の座を獲得。
もう一度僕を妊娠してください!18歳の時には映画「バトル・ロワイアル」に主演。
どうしてみんな簡単に殺し合うんだよ!その後は猟奇的な殺人犯など難しい役柄を演じ続け若手の実力派俳優として活躍。
そして藤原さんといえば厳しい演出で有名な蜷川幸雄さんの舞台に立ち続ける蜷川の秘蔵っ子としても知られています。
そんなとか思わないんですか?あっ今でも…。
っていうのはありますけどね。
そして去年結婚を発表。
あっそうなの。
「んっ!」って?
(藤原)「んっ!」は分かんないですけど。
まずは記憶の中で今でもきらめいている一曲。
一曲…はい。
なんでしょう?ええ〜っと長渕剛さんの「乾杯」ですね。
ほう〜…。
いつから長渕さんが?東京に出てくる時に長渕さん独特の歌詞というか曲で常に励ましてもらったなというか…。
おうちは埼玉の…秩父ですよね。
年に一日も帰れない時とかもありましたから。
だって1415歳…。
14歳でスカウトされてそのころ…。
そうですねそのころから結構聴いてて。
友達とも遊べない毎日演出家には泣かされて毎日仕事を入れられて泣きながら元気をもらってたんですよね僕は。
コンサートにも行ったりなさったんですか?
(藤原)行きます行きます。
いまだに行きます。
割とこう…長渕さんはお客様をほんとに大事にして。
みんなで盛り上がってこうぜっていうタイプでみんなも歌って俺についてこいなんていう感じなんですけど僕はもう見入っちゃいますよずっと。
もうず〜っと見てます。
なんにもしゃべらず。
なんでですか?もったいないからもうここぞとばかりに目に焼き付けて。
でもさっきおっしゃったようにこの歌を聴いている頃はほんとに毎日たたかれて…。
蜷川さんが最初の出会いですね演出家としては。
最初はどう思ったんですか?蜷川さんっていう人を。
この方がいちばん偉い人なんだろうなと自分の中で決めてこの人の言うことだけはちゃんと聞いておいた方がいいんだろうなと思いながら。
だから蜷川さんの言うことは絶対でした。
「ここで泣け」って言ったら泣くし行水のシーンがあるんですけど「ここで全部脱いじゃえ早く!」って言われたら全部脱いで。
「竜也パンツ脱いで」って言われたらもうそのままパンツも脱いでましたし。
えっこんな世界なの芸能界は?みたいな。
あははっ!
(藤原)なんにも知らなかったから。
もうそれが当然…それ以外のこと知りませんでしたから。
罵倒されたりどなられたりそれこそ物が飛んできたりとかいうのはあったんですか?
(藤原)いっぱいありました。
まずは人格否定から入られ僕という存在から消され。
「見えるべき炎が見えないんだったら火を全部つけてみろ」ってボウボウの火をここにジュッ!ってやられたり。
ああ〜…。
「熱いです!」とかって…もう「事故です!」みたいな。
なんかもうそういう究極な15歳の少年に対する追い込み方でしたね。
それはある種今振り返れば今そういう演出をする方というのは絶対的にいないと思うから正しかったんじゃないのかなって。
今はそう思えるけどその時はもうほんとに許せねぇこのじじい!とか思わないんですか?いや何度も思いましたよ。
(スタッフ)あははっ!今でも思いますよ。
あっ今でも…。
許せねぇこのじじい!っていうのはありますけどね。
蜷川さんともようやくまあほんとに俳優と演出家として冷静に会話できるようになってきたのもまあほんとについ最近のことじゃないかなとも思いますけど。
「身毒丸」をやってでまあ舞台終わりました。
そのあと役者の道で自分はもうちょっとやろうかなって…。
いやいやもうやめようって思って僕は。
「身毒丸」終わった時?はい。
やめて地元の友達たちはみんな楽しく遊んでたから僕もそういう一つの青春じゃないけどもそういう経験がしたくなり…。
結構不良だったんでしょ?違います。
あっ違います?スポーツ少年と言ってください。
あははっ!あっそうなの?悪さはあんまりしてなかった?悪さ…みんながやるような悪さですよね。
ほんとの悪になれない中途半端な…。
へえ〜。
でまあ…「身毒丸」からもう素の自分に戻りたいと?もう一回の経験でいいやって感じで?もう無理だと思ったんですけども蜷川さんが唐十郎さんの戯曲を渡したんですよ僕に。
「滝の白糸」。
いやいや僕もうやりませんから。
秩父に帰らせて…。
いやいや「はい」としか言えなかったです当時は。
「身毒丸」の次に「滝の白糸」を持っていらっしゃったってことは認めたっていうことでしょ?その時ぐらいからでも僕の中でも蜷川さんと失敗したら次はないんだろうなという思いはあったんですね。
失敗したら駄目なんだ次は声をかけてもらえないんだと。
お客さんに何を言われようが関係者に何言われようが蜷川さんの「今日この一日はよかったよ」とそのひと言だけもらえるために舞台立ってましたから。
ああ〜…。
(夫)実際に私らは24時間一昼夜操業っていう感じ。
もう陸の方は女房に任せて。
(チャイムの音)
(妻)は〜い。
(配達員)お届け物でーす。
男は男の仕事。
女は女の仕事ってあると思うんですよ。
あとは私はお父さんの分まで家を守っているつもりでいます。
(チャイムの音)
(孫)おばあちゃ〜ん。
いらっしゃ〜い!
(ナレーター)パナソニックは家を守るあなたに顔が見える安心をお届けします。
もっと引くまで待ってろよ。
(チャイムの音)は〜い。
ただいま〜。
おかえりなさ〜い。
蜷川幸雄さんの舞台でデビューした藤原さんは18歳の時「バトル・ロワイアル」で映画に初主演。
監督は「仁義なき戦い」などで知られる巨匠深作欣二さんでした。
18歳であの…深作監督の「バトル・ロワイアル」あれ18歳ですか?
(藤原)そうです。
その時急に師匠が替わるわけね。
(藤原)替わります替わります。
深作さんなんかにはほんとに「藤原君のその次を読まれるような芝居なんてちっともおもしろくない」とか「藤原君そんな固すぎ蜷川演劇じゃないんだから僕の芝居は」とか。
言われたの?めちゃくちゃ言われましたね。
じゃあ次の本番またNG次の本番って…繰り返し分からなくてもう必死になんかやるじゃないですか必死にやってももうそれ全部「そういう芝居もいらない」とかどんどんどんどん分からなくなってきて分からなくなってでもやってやってやってオッケー頂いたりとか。
じゃあもう何十回と…。
(藤原)何十回とやったりしてましたね。
例えばおもしろいのがちょっと監督がお酒飲んだりしてると「演出では僕は蜷川君よりうまいよ」とか言ってくれたりね。
(一同)あははっ!そういうおもしろさもあったんですよね。
蜷川さんに対する対抗意識じゃないんですか。
「君は蜷川の色が付き過ぎなんだよ。
僕のとこおいで」みたいな。
そうなんですかね。
今振り返ってもね涙が出るぐらいあの深作組の現場ってそれを超える現場にいまだに出会ったことないし映画の世界ってすっごい厳しいけれどもここまでみんな輝いててねスタッフさんの1人1人まで輝いていていや〜もうなんかすべてがよかったですね。
監督として?
(藤原)監督として。
指導のしかたとか?やっぱり突き刺さるえぐられるようなダメ出ししてくれますしこれじゃあ駄目なんだって思いますし。
なんか…楽しかったですね。
「そのままのスタイルで当分は頑張りなさい」なんて最後に声かけてくれましたけれどもね。
ほう〜。
三谷さんのお芝居の時はご自身でやらせてほしいっておっしゃったって。
(藤原)はい。
「ろくでなし啄木」。
石川啄木の話を。
三谷さんともともと「新選組!」で一緒になってものすごいおもしろいでしょ?三谷さんの作品だったり…。
うん。
全然違うでしょ?蜷川さんや深作さんなんかと。
(藤原)そうなんですよね。
「書いてくれませんか」って言ってほんとに三谷さんがあの…。
「書いてくれませんか」っていうのは藤原竜也の物語を?ええ。
僕で一本舞台を書いてくれって。
おお〜!ぜいたくなことを。
(藤原)ほんとぜいたくで。
「君が書いてくれって言って僕が書いてもそれを実現させるためにはいろんな大人を動かしたりいろんなことがあるわけだから」。
そしたら周りの…。
動かさなければいけないって言って…。
僕はすぐ会社行っていちばん上の人から順に「三谷さんがこういうこと言ってくださってるからあの〜ぜひ話に乗った方がいいんじゃないですか?」って言って。
上って社長から?会長ぐらいからです。
会長から始まった。
「じゃあちょっと話を具体的にしなければいけない」って言って大人も動いてくれてそれは三谷さんいわく案件じゃないけどテーマがありますよねそれが藤原君が言ってるけどもまあ動かないだろうなと思ってタンスの引き出しのいちばん下にあったとそれが三谷さんいわく徐々に上に上がっていって最後書かざるをえなくなったって。
追い詰められた。
(藤原)そうです。
三谷さんが「じゃあそこまで状況が動いてるんであれば勘九郎さんはどうだ?」と。
「すごいおもしろいじゃないですか二人芝居ですか?」って言って「やっぱ女優1人入れた方がいいと思う」って言って吹石さんを三谷さんが呼んで三人で書いてくれたんですよね。
吹石一恵さんが初舞台だったんですけどもう強烈に僕と勘九郎さんで引っ張ってつくり上げたという自負があるんです僕らは。
お客さんの評価はほぼ「吹石一恵がよかった」っていう…。
ええ〜!
(スタッフ)あははっ!「いやいやこれ僕と勘九郎さんいっぱい苦労したんですよ」「いや〜一恵ちゃんがいい」って。
あははっ!そういうもんなんですよね舞台って。
(ナレーター)パナソニックはサインした。
リオピョンチャンそして東京へ。
想像をはるかに超える映像空間をチカラみなぎる東京を世界の70億人へ。
・
(歓声)
(妻)ありがとう。
パパありがとう。
おいしそうやんかぁ。
(夫)油少なめ味も薄いめ。
パパこれも焼いてくれたんやんな。
おいしいわこれ。
できるやんやれば。
なぁできるのにできへんできへんて逃げてるやんかいつも。
あの〜40何年間支えてもらってというか時にはリードもしてもらいながらなようここまで来れたとんでありがとうのひと言をな言いたかったんや。
そんなん言わんとって。
泣けてくるやん…。
照れくさいもんやから。
泣きべそはやめてくれや。
こっちもうつってまうがな。
まぁ気持ちだけな…。
(ナレーター)二人の食卓をこれからも豊かに。
パナソニックはおいしさと健康と快適さにこだわった二人の暮らしにピッタリの調理家電をこれからもお届けします。
こちらこそありがとうやパパ。
やめようと思ったことはあるんですか?逃亡しちゃえとか。
仕事ですか?三島由紀夫の「近代能楽集」の弱法師という役をやった時にですねこれもうまくいかなくてですね…。
蜷川さん?
(藤原)それも蜷川さんだったんですけど。
当時車でね橋渡ってねもうこれ死んだ方がマシだなって思ったことがあった。
橋からハンドル回して。
バッと回して?
(藤原)その衝撃とか痛みの方が…僕はよっぽどマシだと思ったこの世からいない方が。
ストレッチしててもこういう照明があったら落ちてきてくんねぇかな僕にって。
それケガして入院したいっていうことじゃなくて?
(藤原)それも半分あるし死ぬのはあれだけど右足骨折ぐらいいいかとか。
あははっ。
この場からとにかく…。
もういいだろっていう無理だろっていう。
ちっともうまくいかない芝居が。
ですごい昔の演劇青年みたいなことしてて駐屯地行って花束投げてコーヒー投げ込んで今だったら捕まるかもしれないけど「何してんだ?」って言われて「三島さんの芝居してる者だけど手だけ合わさせてくれ」とか夜中行って。
そんなことばっかしてましたね。
でもそれでもうまくいかなくて追い詰められて寝れないし。
へえ〜。
体も壊れちゃうじゃないですか。
(藤原)いや壊しますよ壊します。
もう今ボロがどんどん出てきてるんですよ。
ここが痛いこれもここが嫌だとかそれ蜷川さんに言うと笑うんですけどね。
あなたが僕をつくり上げて僕を壊しはじめたんだって言ってるんですけど。
あははっ!覚えてないんだから今しゃべっても蜷川さんに。
「蜷川さんあの時のこれが出てきてるんじゃないのかな」って。
「そんなことしたんか。
あははっ!」とか笑って。
そこまでいっちゃうと芝居のおもしろさとか役のおもしろみとか…。
ないですよ。
ない?ないです。
まったくもってないです。
1か月公演ぐらいあるじゃない一応稽古終わって。
そうするとアンコールがあって…。
報われはしますけどねやっぱそこはまだ10代でしたから演出家のオッケーが出なければ納得はしてなかったしただただ苦しいだけでしたね。
夜蜷川さんのベッドに襲いに行けばよかったのにね。
それもねありでしたけどね。
(スタッフ)あははっ!まあでも稽古以外で別に会いたくもねぇやって思ってました。
あははっ!
(藤原)蜷川さんも言いますけどようやくですね二十…二十歳越えて二人で飯食いに行ったりお茶したりね芝居の話もそれ以外の話もできるようになって。
大嫌いにはならなかったんですね。
僕がですか?そうですね。
でもまたそれでほかのところでいろんな経験しながら…。
井上ひさしさんの「ムサシ」の舞台も蜷川さんの演出なんですよね。
(藤原)はい。
そうすると「どうしてそんな癖つけた?」とかなんか言われたりしないんですか?それはねそう言われないように頑張りますよ。
ええ〜。
蜷川さんほんとに「俺と会ってなかった1年間2年間どういう思いで仕事してきたのかよく分かる」というようなことをさらっと言う人ですから。
「つまらねぇ仕事してきたんだろうな」とか。
いやいや…もう嫉妬だと思うな私は。
どうやら。
(藤原)そういうことさらっと言いますよ。
ただ僕が思うのは演劇ってやっぱ蓄積はありますけども結局やっぱゼロに戻っちゃいますから。
そっからまた改めて築き上げるっていうことですから。
はあ〜。
こう言うと僕はいまだにみんなに「もう蜷川は卒業しろよ」とか「もういいだろ」とかいろんなことをやっぱ言ってくる人もいるんですよね。
でも僕はそこは違くてやっぱり究極のスランプだうまくいかないっていう時も手を差し伸べてくれたのも蜷川さんだしケガした時でも舞台をクローズしようかって時でも「俺がおんぶしてでもお前を舞台上に連れていくから」って言うのもやっぱりあの人なんですよね。
はあ〜…。
だから蜷川のおじいちゃんももうお年ですからそう考えるとあんな天才いないですから蜷川さんともやっぱ…蜷川さんが歩けるうちはねあの人は歩けなくなっても演出するけど元気なうちに1本でも多く仕事をしなければいけないなって僕は今思ってるんですよね。
ほう〜。
イメージができちゃうってまあ皆さんそうだけど最初言われんのはうれしいけどだんだんまたそういうタイプの役?っていう…。
エキセントリックな役柄を演じる俳優というイメージが強い藤原さん。
ああっ…わあぁ〜〜!!犯罪者を次々に抹殺する男や幼女ばかりを手に掛ける連続殺人犯などひと筋縄ではいかない人物を数多く演じています。
(藤原)いちいちいちいち…いちいちいちいちうるせぇんだよ!クソばばあ!中田秀夫監督と仕事した時にこの世界は全部自由に僕が動かせるっていうようなキャラクターなんですけど監督に「僕またねこういうキャラクターやったらまた同じような役なんじゃないかとかまたなんかいろいろこれ言われますよ」って言ったら監督が腹抱えて笑って「それでもやってほしいんだ」っておっしゃってくれたんですけども。
自分でもあるんですよその…例えば「カイジ」っていうどん底から一発逆転を懸けたキャラクターの役でずっと絶叫してパチンコやったりなんか綱渡りしたりするっていう役なんですけどね。
その同じような役をやってるな最近って思ってる自分はいるんですけど。
だって頂くんですからねしかたないですもんね。
まあね。
そうなんか割り切ってやってますけど。
石橋蓮司さんとか勝村さんとかね勝ちゃんとかよく言われますけど「もうお前は勢いじゃ駄目だ。
もう駄目になるぞ」ってよく言われますしね。
いつごろ言われたんですか?近々で言われました。
「ただ大声出してそんなテクニックに頼ってたら駄目だよ」って言われて。
その人たちにねじゃあ台本読ませましょうかって言うんですよ最近。
だって書いてあるんだからそこに。
絶叫でわあ〜ってなんとかなんとか…って。
あははっ!温度低くしゃべれって書いてないでしょ?って。
僕は台本通り現場で監督に「これでいいんですよね?」ってオッケー頂いてるんですから。
そういう腹のくくり方を最近してます。
強くなったっていうことですね。
だから何言われてもまったく気にしないです。
大杉漣さんに憧れてたっていうのは?ああそうですね。
よくご存じですね。
やっぱり大杉さんも演劇愛してる方ですから。
芝居を愛してる方ですからね。
京都の撮影所だったと思うんですけども初めて共演させてもらって。
ずっとその時は10…それこそ17〜18歳だと思うんですけど「大好きな人なんですよ大杉さん」って言って…。
愛の告白をしたの?そしたら?
(藤原)「めちゃくちゃうれしい」って言ってくれて僕が言うのもあれですけどね苦労されてる人ですもんね。
やっぱあの〜みんなそうだけども大変な思いしてのし上がってきた人ってそれなりの強さ持ってるし輝いてるし人に優しいし反面おめぇらにできない芝居をしてるんだという強い思いもあったりして格好いいじゃないですか。
だからそういう人たちに僕は憧れを持つのかもしれないですね。
この藤原さんがなんと結婚なさるという噂を伺いましたが。
お相手の方は一般の方…。
(藤原)そうですはい。
ご自分の心境としてはいかがですか?結婚したっていうことは。
いやちっとも変わりません。
変わらない?ちっとも変わらないですね。
ということは変わらないですむようなお相手?そうですね。
まあ長かったっていうのもありますし。
あっそうなの。
長かったっていうのはありますしそこで若い時からそれこそほんとにまた演出家の話になるけど例えば洗濯とかご飯とか…。
身の回りのことを…。
心の安らぎとかそういうものを癒やしてくれるような人はいちゃいけないよっていうことをずっと言われてて。
いちゃいけないって?そういう人はいちゃいけないよって…。
蜷川さんがそうおっしゃったの?そうですそうです。
まあ遊ぶのはいいよと。
私生活はいくら乱れてもいいから芝居がブレなければいいっていう人ですから。
めちゃくちゃ遊べばいいと思うしもう「ホリプロ」なんかとも散々ケンカすりゃいいとも言ってたし。
スキャンダルなんか出せばいいって…。
出せ出せおもしれぇからとかって言うタイプでしたけど。
出したことありましたっけ?いっぱいあります僕は。
あるんですか?ごめんあそばせ。
いっぱいあります。
どれだけ傷ついたことか若いうちから。
(スタッフ)あははっ!そんな話はいいんですけど…。
それで30でまた違うステップにいくためにいいよ俺は祝福するよって言ってくれたのがポイントですかね。
結婚を決意したポイント?
(藤原)そうですね。
やっぱ蜷川さんのその祝福するよって言ってくれたひと言が背中を押してくれたかなって思いますけど。
僕らの世界ってそういうかたちというか家庭を持つとかよくは思われないじゃないですか。
まあこういう俳優さんはね。
(藤原)一俳優としてですよ。
うんうん。
まだいろんな役の可能性があるとね。
孤独で何かと闘って抱えてるっていう思いがそれが仕事に反映していくのかなってずっと思い続けてきたわけじゃないですか。
だからそこの思いっていうのはなんか失いたくはないなとは思いますよね。
まだね自分は闘っていかなければいけない世代だしだからそこはしっかりと自分の中で意識はしていこうかなとは思ってますけど。
でもやっぱり奥様を泣かせちゃあいかんぜよ。
もちろんそれはそうですけどまあ仕事でですよ。
うちへ帰ったらちゃんと「んっ!」って。
「んっ!」は分かんないですけど。
あははっ!優しくしてますか?
(藤原)はいしてますよ。
割にだってあの〜ギャンブルとか競馬とかお酒とかおやじくさい趣味が多いんですって?
(スタッフ)あははっ!僕はおやじですね。
内面おやじなのね?おやじですね〜。
まあ麻雀も…。
あっそうそう麻雀強いんですって?麻雀も普通に…いや強くないです。
強くないけど普通に…普通に遊び程度でやりますし競馬もまたその競馬としての高揚感じゃないけどもそういうものだけを求めるのも好きなんですけども例えば周りに馬を調教してる人がいて馬主さんがいたりして走らせるまでの人生がすごい好きだし。
そういうストーリーがあることが?
(藤原)そういう話聞いてると好きだし。
かわいがってた馬でもやっぱ骨折してね駄目になっちゃう馬の話とか聞くと大変だなそれはって思うし。
僕は別に馬を持とうとは思わないけども。
競馬ってねやっぱひと言では語れないんですよね。
あっそうですか。
すった時はどうなんですか?なかったことにします。
(スタッフ)あははっ!それではもう一曲選んでいただいてると思いますが。
清志郎さんで「宝くじは買わない」ってRCサクセションの曲なんですけれども。
まあそもそもですね買ってもね当たんないわけだから。
そうね。
でもギャンブル好きなのに。
宝くじは?30枚とか買ってましたけどね。
この曲を聴いてそうだな俺も買わないって思った。
あははっ!そりゃそうだっつって。
当たりこないんだし。
当たってもね今以上に別に幸せとは限らないですもん。
1970年代だからね。
まだ生まれて…。
全然生まれてないです。
全然生まれてないんですか。
いやぁねほんとに。
いやいや…。
どうしたいんですか?これから。
ちょっと変わってきてるんですよその今までやらせてもらえたような役が若い俳優さんたちがやってたり僕らに来るキャラクターもね微妙にこう変わってきてる時期ですから。
おお〜。
そういうことって結構考えるんですよねポイントポイントで。
ちょっとこないだ40代ぐらいの先輩としゃべったらやっぱ例えば極端に来なくなる時期とかね仕事の面で…そういう時もあるんだよっていうことを言ってましたけど。
はあ〜。
ブランクがあるんだ。
それを結構いろいろ考えるとじゃあ今どうしようかってことですよね。
だったらどうしていかなければいけないんだっていうことを自分で考えなきゃいけないなと。
どうしようですか?今ですか?うん。
それをちょっと今日帰って考えてみますけど…。
来週のゲストはテレビ番組「酒場放浪記」で人気の吉田類さんです。
僕はねええ〜!収録の時は…。
2014/03/01(土) 07:30〜08:00
MBS毎日放送
サワコの朝[字]【藤原竜也▽私生活は完全オヤジ】
ゲスト・藤原竜也/俳優▽昨年、一般女性との結婚を決心させた巨匠・蜷川幸雄のひと言とは!?阿川佐和子がゲストの意外な側面や表情を引き出します。
詳細情報
番組内容
ゲストは俳優の藤原竜也。15歳のときに蜷川幸雄が手掛けた舞台「身毒丸」で“天才俳優”と謳われ鮮烈デビュー。18歳の時には映画「バトル・ロワイヤル」で巨匠・深作欣二監督と出会い、更なる演技力を得た。大きな影響を受けた二人の巨匠の素顔やエピソードを語る。他にも、昨年世間を驚かせた結婚の話題や、親父臭い趣味など、普段はあまり知られてない役者・藤原竜也、31歳の素顔に阿川が迫ります。
出演者
【司会】
阿川佐和子
【ゲスト】
藤原竜也(俳優)
制作
【製作】MBS TBS
【制作協力】TBSビジョン
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32722(0x7FD2)
TransportStreamID:32722(0x7FD2)
ServiceID:2064(0×0810)
EventID:316(0x013C)