(西田敏行)今週は何かいい事ありましたか?私ね思うんですよ。
菜の花色のかわいい列車が走る房総半島。
すっかり春です。
ぽっかぽかです。
今日は喜びが大きくて多いと書く千葉県大多喜町が舞台です。
江戸時代からのたたずまいを今に残す静かな町。
新しい建物も古い町並みに合うような外観で造られてるんですね。
いい雰囲気です。
で今日の主人公はそんな大多喜町で野菜やお米を育て農業を思う存分楽しんでいるご夫婦です。
(平瀬厚子さん)おっすごい。
もうここら辺は採れるよ。
ご紹介しましょう。
そして妻の4月に入り気温も上がって野菜たちも喜んでいます。
厚子さん今収穫している野菜はなんですか?
(厚子さん)とう立ち菜。
こんなの普通スーパーには並ばないんだけど…。
ほう…とう立ち菜ですか。
珍しいですね。
あの…プロの農家みたいじゃなくて市民農園風でしょ?なるほど。
色んな種類の野菜を少しずつ作りたいという事なんですね。
どれもこれも新鮮そのもの。
いいじゃないですか!一方康夫さんが打ち込んでいるのは米作りです。
3年前までこの辺りはなだらかな傾斜の畑でした。
康夫さんは重機を借りてそこに4段の田んぼを自分で作っちゃったんです。
まもなく3回目の田植えです。
康夫さん4段の田んぼ合わせてどれくらいのお米が収穫出来るんですか?
(康夫さん)期待で言うと900キロから1トン。
まあだけど実質はねえ〜…700キロぐらい。
まあ米はちょっとやりたかったから。
へへへ…ちょっとやりたかったっていう規模じゃないでしょ。
お米は親戚にも分けてるそうです。
私も親戚に入れてほしいんですけど。
(菊池桃子)ここは千葉県大多喜町の南部戦後に開拓された会所地区です。
ご夫婦は2009年家屋と1300坪の農地を含めた3000坪を手に入れました。
ご自宅は元々農家さんが暮らしていた築60年の家。
部屋数は5つ。
家族や親戚も集まれる広さです。
農業をやりたかったご夫婦にとって農地が家の目の前というこの環境が購入の決め手でした。
それにしても米も野菜もこれだけの規模ですからね。
親戚に分けたって余るんじゃないでしょうか。
私もらいましょうか?えっ横浜で?
(厚子さん)家の前でちょっとはい…。
ご近所の人に。
(康夫さん)素人の野菜だから…。
近所の人が喜んで買ってくれればまあそれの方がいいんじゃないかと思うし…。
という事は横浜にも家があるって事ですか?桃ちゃん。
はいそうなんです。
神奈川県出身の康夫さん。
大学時代にサークル活動で厚子さんと知り合い卒業後に結婚。
横浜の実家で両親と共に暮らし始めます。
建設会社に勤め仕事に打ち込む日々。
しかし定年が近づくと…。
今までやってた仕事がなくなるっていうふうに考えるとやっぱり空白のようなものがかなり大きいだろうと…。
それをやっぱり埋めるような何かっていうのは探さなきゃいけないかなという気持ちはあったんですよ。
一足先に第二の人生のための準備を始めていたのが厚子さん。
市民農園を借り野菜作りを楽しむようになります。
自宅の屋上で米作りを始めると康夫さんも農業に興味津々。
でも…。
やっぱり狭いから…。
どうせやるんならこういう規模の大きい方が面白いんじゃないかな。
そこでお2人は思う存分農業が出来て横浜からも行き来しやすい場所を探します。
そして出会ったのが大多喜町のこの土地。
自分たちで畑と田んぼの手入れをし野菜作りと米作りを始めました。
いやあそれにしても横浜と千葉行ったり来たりするのは大変でしょう。
完全移住とか考えなかったんですか?厚子さん。
お友達がやっぱり横浜に多いですしここへ来て一からお友達作るのもなかなか大変ですからまあ…。
ああなるほど。
そして出来た農作物は横浜の自宅前に直売所を設け売る事にしました。
こういうところで作ったものを喜んで買ってもらえてるわけですよ。
横浜の方ではねうん。
すごい感謝されてるんですよ。
今では月曜と火曜が横浜。
水曜日から日曜日までが大多喜町で過ごします。
大多喜町での朝は2人で畑に出る事から始まります。
朝ご飯の食材を目の前の畑で調達するんですね。
うらやましいです。
今日は味噌汁に入れるネギ。
サラダ用に水菜を収穫しました。
ちょっとネギをね欲しい時にちょっと1本取りにこれるからまあそれは楽ですよね。
庭にあるっていう…庭先にあるっていう事で。
平瀬さんご夫婦の朝食です。
お米や野菜はほとんど自家製です。
こちらは小松菜チンゲンサイターサイ。
3種の青菜の炒め物。
うーん実にヘルシーでうまそうですね。
まあ自分たちで育てたんですからまた味も格別でしょうね。
(厚子さん)いただきましょう。
(康夫さん)いただきまーすはい。
(厚子さん)いただきまーす。
もう朝から野菜をたっぷり食べられて健康的でいいですね厚子さん。
あれま。
そうなんですか?康夫さん。
仕事やめてからはもうほとんど90数パーセントカミさんの作ったものしか食わないですから。
外食しませんから。
定年後は野菜嫌いも克服した康夫さんです。
というわけで本日は農業を楽しむ千葉の家と都会暮らしを楽しむ横浜の家を行ったり来たりしているご夫婦のお話です。
千葉で育てた野菜やお米は横浜で販売。
みんなに喜ばれて充実した日々を送ってまーす!房総半島のほぼ中央部この大多喜町と横浜の自宅とを毎週行き来している平瀬さんご夫婦が今日の主人公です。
この日は米作りのスタート苗作りです。
これがひと晩お湯に浸し発芽させた籾ですね。
ああ芽が出てますね。
もちろん去年お2人が収穫したものです。
これを苗床に蒔くんですが小さなスノコみたいな道具が登場しました。
これを蒔いて…ああ〜なるほどこうなるんですね。
面白いですねえ。
このひと粒の米が2000粒の米を実らせます。
大事に大事に手をかけて育てます。
ヘヘヘ…本当そうですね。
ねえこれだけの手間をかけるんですもんね。
でこの苗床に籾殻を燻して作った炭をかぶせ田んぼに運びます。
今日植えた籾が育てば田んぼ4枚分の苗になるんだそうです。
厚子さんが運んで康夫さんが並べます。
息もピッタリ!と思ったら…?あら?あらら?どうした?どうした?下に置けばいいじゃない!持ってるから。
下に置けばいいじゃない!ひどいよね。
ったく…動けないところを押すんだ。
悪いねこいつ…。
いや仲がよろしい事で何よりです。
最後に上からビニールの囲いをすれば作業終了。
1か月半で田植えが出来る苗に育ちます。
ああ〜そうですか。
5月の田植えが楽しみです!日曜日今日は横浜へ戻る日です。
明日から2日間自宅の直売所で売るための野菜を収穫します。
春の日差しを受け色んな種類の野菜が育ちました。
今日はナバナやブロッコリーなど十数種類の野菜を収穫します。
野菜の土を落とすのは井戸水。
ここで洗って新聞紙に包んでおけばしおれずに横浜まで運ぶ事が出来るそうです。
そして康夫さんはしいたけのほだ木を取りに行きます。
ねえ。
これが大変人気なんだそうですが…。
それにしてもちょっと小さい気もしますけどね。
普通はこのぐらいの90センチぐらいが規格なんですけどね。
小さめに切って…去年も同じ事やったんだけどお子さんのいるお宅とかそういうところでは結構面白がって買ってくれるんですよね。
あ〜なるほどねぇ。
都会でも庭でしいたけが収穫出来たらこれ楽しいですもんねぇ。
あっこちらでも栽培してるんですね。
あっここにあった。
ここ。
ああ〜出てますね出てますね立派なしいたけ。
これジャンボサイズじゃないですか。
ほだ木に菌を植えつけてから2回夏を越えるとしいたけが生えてくるんだそうです。
では横浜の自宅で直売する2日分の野菜とほだ木を積んで出発です。
横浜のご近所さんが楽しみに待っています。
大多喜町の自宅から横浜の自宅までおよそ1時間半。
この時間が都会暮らしと田舎暮らしのスイッチを切り替えてくれます。
千葉へ向かう時は野菜やお米の育ち具合を想像してわくわく。
横浜に帰る時は待ってくれているご近所さんの顔を思い浮かべてこれまたわくわく。
こちらが横浜のご自宅です。
毎週月曜日と火曜日の2日間家の前で開く小さな小さな野菜市。
ご近所さんが喜んでくれるだけで本当にうれしいと2人はいつも言っています。
袋詰めが終わったらお店をつくります。
店をつくる…?ああ〜これですか。
ねえ。
ふふふふっ。
あっという間に出来ちゃうんですね。
はい。
日曜大工が趣味のご近所の方が作ってくれたんです。
いや〜ご近所さんグッジョブじゃないですか。
では野菜を並べていきましょう。
今日の一押しは康夫さんオススメのしいたけのほだ木1本300円。
去年400円だったのを値下げしました。
野菜は全部100円。
ネギにほうれん草ナバナブロッコリー。
そしてしいたけは200円です。
ははっ。
お客さんですね。
いらっしゃいませ。
(厚子さん)この木の栄養を吸ってしいたけになる。
(女性)1年半から2年程度…?去年もね売らせてもらったんですけど…。
(女性)じゃあそれでいい。
ほだ木1本お買い上げです!
(女性)ほうれん草も欲しいな。
ああ〜ありがとうございます!どうですか?平瀬さんちの直売所。
毎週来ます。
すぐそこなんで。
いいですよね安いし美味しいし。
これもやわらかかった。
おいくら?900円です。
すいません。
おネギでもなんでもやわらかい。
さあお料理なんにしよう?ふふふふ…。
次にやってきたのは厚子さんのお友達です。
(秋山由利子さん)これはナバナ?そうそうそうそう…!ははははっ!言うと思った。
お友達が来たらお茶を入れて休憩です。
厚子さんはこの家に嫁いで40年。
近所にはお友達がたくさんいます。
(厚子さん)やっぱりね夫もね全部行くっていうあれはないみたい。
やっぱりこっちにこうたくさんお友達いるしそういう繋がりもね。
店番の康夫さんと話し込んでいるのはご近所の秋山さん。
この棚を作ってくれた方です。
おお!いやあ…本当に役に立ってるんですよ。
この棚が…。
(秋山さん)施主からですねこういうふうに作れと指示が…。
こういうふうにパタンパタンとなるんだと。
ヘヘへ…いやあ感謝感謝ですね。
制作費はちゃんと受け取りましたか?ハハハ…。
じゃあ今日はほだ木1本持ってってください!水曜日。
今日から日曜日までは大多喜町です。
厚子さんが訪ねたのは畑を借りているお隣の宮崎さん。
(厚子さん)こんにちは宮崎さん。
どうもどうも。
アヒル?エサやってんだ。
(厚子さん)今日ねちょっとねジャガイモ植えたいんだけど手伝ってもらえるかな?宮崎さんは農業の大先輩。
今日はジャガイモの植え付けを手伝ってもらいます。
大体見当でいい?はいはい見当でお願いします。
(カツ子さん)ほいであとはこういうふうにやって…。
でここ置いて…。
ああなるほど。
足で間隔を測って置いていくんですね。
宮崎カツ子さんは78歳。
さすが農業のベテラン。
早いです!
(厚子さん)私は別にそんなに仕事が遅い方ではないんだけど負けるよ。
男性陣というと…アハハハ後ろにいました。
イモに土をかけていきます。
宮崎利幸さんは81歳。
戦後ここ会所地区の開拓が始まった時からこの地で農業一筋に頑張ってこられました。
つまり会所地区の生みの親。
宮崎さんたちの努力がなければこの畑も田んぼもないわけです。
いまだにね。
お二人から見て平瀬さんご夫婦はどう映るんでしょうか?一生懸命やってるからそれであの人はすごいねって思ったの。
一生懸命やってるもの。
朝早くから。
ありがとうございます。
あんた方2人を感心して見てる。
苦労して切り開いた土地大切に守っていきます!ここは開拓が始まった当時に建てられた分校です。
過疎化が進み11年前に廃校になりましたが今はおそば屋さんになっています。
(佐藤雄隆さん)田舎そばの方でいいですか?
(康夫さん)普通のやつで。
(佐藤さん)白のやつ…はい。
学校がおそば屋さんになってるとはこれまた面白いですね。
ああ教室に畳が敷いてあるんですね。
かつて学校は地区の中心的な存在でした。
ここがなくなってしまうと地区全体が寂しくなると6年前住民が力を合わせておそば屋さんを始めたんです。
そば粉は地元産のものを使っています。
いやあそうだったんですね。
今では手打ちそばが美味しいと評判になり遠くからドライブがてらに来るお客さんもいるそうです。
打ちたてゆでたて香りがもう抜群です!平瀬さんご夫婦は土地を探して大多喜町に初めて来た時ここに立ち寄りました。
買う前に近所の人たちの話を聞こうじゃないかと…。
他にお店がないから受付に佐藤さんがね座ってらして。
あそこはどうですかって聞いたんだよね。
フフフ…。
(康夫さん)今度ねそういう関係で相談したい事があるんですよ。
私の仲間でねこっちに定年になったら来たいっていうの何人もいるんですよ。
おおいいじゃないですか。
この日平瀬さんご夫婦の田畑を見学に来た方々がいました。
(康夫さん)一応これが手作りの田んぼです。
今年は手植えで。
(佐倉文昭さん)筋付けをするのはどうするんですか?糸を張ってそれで5本ずつ植えていこうと思うんですが…。
いやあ早速農業談義に花が咲いております。
康夫さんが自分のブログで交流を呼びかけた皆さんなんですね。
今日は千葉県内から3組が集まりました。
伊藤さんと佐倉さんは定年を迎えたばかり。
伊藤さんは兼業農家でしたが今後は農業に専念する予定です。
そして佐倉さんは…。
果樹みたいなものをやってみたいと思うんですよね。
長島さんはすでに果樹園を始めている先輩です。
ブルーベリーをちょっとやってますけどね。
長島さんは佐倉さんに色々とアドバイスをします。
こんなふうに情報交換の場になればと康夫さんは考えてるんですね。
今日の集まりのために厚子さんは自家製の野菜やお米でおもてなし料理を作りました。
そうですよそうですよ。
そうこなくちゃいけませんよね。
今後はこうしてお互いの畑を行き来して作ったものを交換しようじゃないか。
そんな話にもなりました。
皆さん今日集まってみていかがでした?こういう繋がりが持てるってのはね素晴らしいなと。
みんなといい仲間になれそうです。
やっぱりあれですよ。
目標ですから。
まあこれから始まりでしょうね。
だって全国に仲間がいるわけだから。
(厚子さん)夢は大きく。
そうですそうです!夢は大きくいきましょう!千葉県大多喜町と神奈川県横浜市で二地域居住をしている平瀬さんご夫婦。
その目的は農的生活。
さらにもう一つ目的がありました。
それは孫や親戚の子供たちに田舎を作ってあげる事。
こちらは康夫さんのお母様之女さん83歳。
弟の啓史さんと慎二さんです。
慎二さんお兄さんの暮らしぶり見ていかがですか?素晴らしいなとは思いましたけどね。
本気でこんなふうにやるとはあんまり思ってなかった。
そして甥の拓さん一家。
今日の主役はこちらの子供たちです。
それにしてもなんで子供たちに田舎を作ってあげたいと思ったんでしょう。
父親の田舎っていうのが兵庫の山奥だったんですよ。
小さい頃行くと世の中にこんな楽しいとこがあるのかぐらい。
康夫兄もその父親の…。
今あの弟の言ったとおり…だから私のブログのタイトルは『定年後・田舎作って・コメ野菜』っていう。
田舎作るっていうのはねそういう所を作るっていう。
こういう体験なかなか出来ないですからね。
はい!では思う存分田舎を楽しんでもらいましょう!ハハ何がいたのかな?おお〜すごい数のオタマジャクシだ!春の田んぼは他にもドジョウやアメンボなど生き物がいっぱいいますよ!この子たちも将来世の中にこんな楽しい所があったのかって思い出してくれるといいですね!都会と田舎二地域居住という生き方を選んだ平瀬さんご夫婦。
田舎がなければ作ればいい。
そう考えたお二人の行動力本当に素晴らしいと思います。
そして田舎で作った野菜や米が今度は都会での近所付き合いを深めてくれる。
まさに相乗効果です。
康夫さん厚子さんこれからも都会と田舎を繋ぐ架け橋として行ったり来たりの暮らしを楽しんでください。
そしてどんどん仲間の輪を広げていってください。
応援してまーす!楽園通信です。
桃ちゃん大多喜町のいいところ教えてくださいな。
はい平瀬さんご夫婦の暮らす大多喜町は房総の小江戸とも言われる城下町。
近くには養老の滝で知られる養老渓谷があります。
ヨ〜ロレイホ〜!言うと思いました。
やっぱりね。
おなかが空いたら古い分校をそのまま使ったおそば屋さん樅の木庵へどうぞ。
地元産のそば粉を使った打ちたてゆでたてのそばは本格的な味わい。
そば殻を一緒に挽いた田舎と殻を除いて挽いた白の2種類から選べます。
両方くださーい!そばの二地域居住だ!ハハ!2014/03/30(日) 06:00〜06:30
ABCテレビ1
人生の楽園[再][字]
新しい人生を選択し、夢を実現した人がいます。「人生には楽園が必要だ。」で始まるこの番組は「新しい生き方」を提案する大人のための「いい人生の歩き方」発見番組です。
詳細情報
◇番組内容
「旬をお届け!農的生活のススメ」 二地域居住を実践しているご夫婦が主人公です。千葉県大多喜町に農地付き物件を購入し、定年退職とともに就農。米や野菜を作り、横浜の自宅で販売しています。車で2時間の距離を行き来しながら、憧れだった農的暮らしを満喫しています。
◇出演者
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
福祉 – 高齢者
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