グレーテルのかまど「フォレスト・ガンプのチョコレートボックス」※以降変更あり 2014.02.14

蓋を開けた瞬間甘い香りとともに目も楽しませてくれるチョコレート。
味も形も違う一粒一粒が詰まったチョコレートボックスはドキドキワクワクさせてくれるもの。
そんなチョコレートボックスがセリフの中に登場する映画があります。
1994年アメリカで公開され日本でも大きな反響を呼んだ映画…この映画の冒頭トム・ハンクス演じる主人公フォレスト・ガンプのセリフです。
それが意味する事とは?今日は映画の中で人生に例えられたチョコレートボックスの魅力を探ります。
光る石をたどれば行き着く不思議な家にあのお菓子の家のヘンゼルとグレーテルの末裔が暮らしています。
彼らが振る舞うおいしいお菓子の物語をご賞味あれ。
あっこれいいかも。
でもこっちも捨てがたいな。
これも…。
お〜い!何やってんの?ヘンゼル。
えっ何?何探してんの?あっ!「グレーテルのかまど」へようこそ。
ちょっと何をゴソゴソゴソゴソと。
いやちょっとかまど。
あれ見て。
何だろう?職場の人間関係大変なのかしらね。
ねえ?まあそんなお疲れモードの姉ちゃんにも箱を開ける瞬間にハッピーな気持ちになれるような色とりどりのチョコレートを作ろうと思って。
その入れ物の箱を探してた訳。
ほほう〜優しい弟じゃないの。
できる弟でしょう?できる!それじゃ今日はハッピーな人生にふさわしいチョコレートいっちゃいましょうか!OK!という訳で今宵ひもとくのはフォレスト・ガンプのチョコレートボックス。
映画「フォレスト・ガンプ一期一会」。
知能指数が低く脚に障害のあった主人公フォレスト・ガンプが持ち前のひたむきさで驚くべき偉業を次々と成し遂げていく物語。
物語は本人の回想で進行していきます。
大好きな女の子の「走って!」という言葉に従いひたすら走り続けた結果…。
足の速さが買われ名フットボールプレーヤーになったり。
ただ忠実に上官の言葉に従い続ける事で戦争の英雄になったり。
ちょっと現実離れしたストーリー展開にもかかわらずフォレスト・ガンプの純粋さが多くの人々の心を揺さぶり大ヒットを記録しました。
映画が公開されたあと原作の小説が大きく売り上げを伸ばしガンプの名言を集めた書籍や関連グッズなどが次々に発売されるほどの人気ぶりでした。
そんな人々の共感を得たフォレスト・ガンプの生き方を象徴するセリフがあります。
映画の冒頭ガンプがバス停で隣に居合わせた女性に自分の過去を語り始めるこのシーン。
この言葉は母一人子一人でガンプを育ててきた母の教えでした。
母は障害を持つ我が子を特別扱いせずほかの子と同じように育てようと努め常に諭してきました。
ハンディがあっても躊躇せず何事もやってみる。
それが母のやり方でした。
その母が末期がんとなり亡くなる前にこう話すのです。
人生はチョコレートの箱のように食べてみるまで中身は分からない。
ハンディがあっても諦めず前に踏み出せばおいしいチョコレートを食べた時のようにすてきな事が待っているかもしれない。
そんな母の教えこそどんな時でも前向きなガンプの生き方考え方の原点だったのです。
何か人生をチョコレートボックスに例えるって深いね。
深いね。
ホントすてき。
じゃキメテ言っちゃって下さい。
はい!はい!「人生のような」って語られてますからバリエーションに富んだ楽しいチョコレートでグレーテルをハッピーにさせてあげましょうか。
OK。
箱はどんなのかな?かわいいのはいっぱいあるんだけどこうやっていろんな箱をつなげるのもかわいいよね。
それちょっとすごいかわいいじゃない?その箱。
結構数入りそうだから見た目とか味も違うものを3種類ぐらい作るとすごくかわいいんじゃないかしら。
さすがかまど。
何から作る?これ。
トリュフからはどうでしょうか?トリュフ。
中が軟らかくて外側がコーティングされてておいしいわよ。
うんうん。
OK。
よし!まず中に入れるガナッシュクリーム。
それを作りますよ。
生クリームを火にかけて下さい。
あっかまど。
はいはいはい火を止めて。
ここでオキテ!真ん中から?その熱々の生クリームを細かく刻んだチョコレートにどばっと入れちゃって。
そしたら真ん中から…。
これを真ん中からだね。
真ん中からよ真ん中から。
これはさ端っことかからガ〜ッて混ぜちゃいけないって事?駄目に決まってるでしょ。
もう〜ちょっと考えて。
えっとね多分分離しちゃうんじゃないかな?そうでしょ?今までの作ってきた過程からしても。
分離が一番怖いもんだって。
こういう細かい作業が大事だよね一気にいくんじゃなくて。
いいんじゃないでしょうか。
じゃあそこにあるバットに入れて下さい。
滑らかすごく。
よいしょ。
そしたらチョコレートを手に取って周りをコーティングしようかな。
載せてっと。
かまどこれは何かおだんごを作ってる感じですごく楽しい。
かわいらしいですね。
フォークの跡がついても。
そこがトリュフのいいとこだもんね。
よしトリュフ完成です!バレンタインを前に都内で開かれたチョコレートのイベント。
チョコレートの魅力を伝えるため世界中の有名ショコラティエが一堂に集まる恒例行事です。
カカオの産地や配合はもちろんパッケージのデザインや箱を開けた時の美しさまでそれぞれの職人ごとに趣向を凝らしたチョコレートボックスが並んでいます。
19世紀半ばには贈答用の箱詰めチョコレートがイギリスのお菓子メーカーから発売されていました。
中身はもちろん箱の美しい絵柄が人気を呼び食べたあとも手紙や思い出の品を保管しておくなど宝箱のように用いられたといいます。
今も昔もチョコレートボックスは人々に夢を与えてきました。
ステファン・ビューさんは一箱の中にいかにバリエーションに富んだチョコレートを詰め込むかを大事にしています。
一つの箱に一つ一つ色も形も違うチョコレート。
赤と白のグラデーションやマーブル模様の半球型など目にも鮮やかです。
一箱で何通りもの楽しみ方ができるのです。
世界的な菓子職人のコンクールで受賞歴のある若林繁さん。
チョコレートについてこう語ります。
そんな若林さんが作る取って置きのチョコレートがこちら。
ジュエリーボックスをイメージしてたった一粒箱に納められています。
チョコレートの中にはラズベリージャムとシャンパンのガナッシュが層になり一粒の中に何種類もの味が溶け合っています。
次々と進化するチョコレートボックス。
まさに人生のようにいろんな味わいが生まれ続けているのです。
何かこうして見るとチョコレートボックスって単なるお菓子の枠を超えちゃってるね。
まさにアートでしょう。
アートです。
どうなってるのあれ。
じゃあ2つ目は見た目にも鮮やかな華やかなチョコレートにしましょう。
分かったかまど。
おっ何かテーブルの上にカラフルなものが。
これはカカオバターに油性の色素を混ぜたチョコをカラフルに色づけする製菓材料でございます。
本日はかまどが特別にお取り寄せ致しました。
ありがとうかまど!はい。
でもね手に入らない時はブラックチョコレートでもすてきにできるから。
これだ。
じゃオキテどうぞ。
かまどここに筆が。
うまい具合に筆がありますね。
ありますね。
はいじゃあその筆を使って丸い型の内側にささっと色をつけていきましょうか。
OK。
じゃあ緑でいこうか。
じゃあ緑いって下さい。
仕上がりをマーブルにしたいから全面に厚く塗っちゃ駄目です。
分かりました。
マーブル模様っぽくね。
くるくるくるくる…。
どう?まだら具合難しい。
半分はブラックチョコにしてみる?別に塗り残しがあってもそれが味になるって事だよね。
うんそうそうそう。
できましたよ。
そしたらホワイトチョコレートを入れていくわよ。
はいはい。
これどのくらい?あのね縁まで入れちゃって下さい。
OK。
あの〜もうちょっと早くやってほしいんだけど。
えっ?これ僕の中で高速なんですけど。
チョコレート固まるの分かるでしょ?はい分かります。
ほらほら。
そうそう詰めるでしょ?そしたらひっくり返してみようか。
よっ!フフフ…トントンとかしてみて。
トントントンって。
あ〜来た来た来た来た来た!来ましたよ。
それで下に全部落としちゃって周りだけチョコレートのコーティングが出来てると。
はい!いけましたか?いけました。
よし出来た!これであと固めればいいんだね。
そうですよ!ちょっと一息TeaBreak!日本で続々登場する個性派チョコをちょこっとご紹介。
あらきれいな色合いのこちらは…トマトやカボチャといったものからゴボウやタマネギ味もあるんです。
へえ〜!続いてはわさびを使ったチョコレート!ほのかなわさびの香りが癖になっちゃうんだとかね。
えっスープカレー?味噌ラーメン?ぶ…豚丼の味!?人生は甘いだけじゃない。
まず箱を開ける事からチャレンジしてみたら?以上TeaBreakでした。
すごい。
ホントいろんな味があるんだね。
豚丼の味ですよ。
ちょっと興味あるけどね。
はいじゃあ最後の一つは手軽にカラフルにしかも華やかにできちゃうアイテムを使うわよ。
OK。
見てみて。
おお〜何これ?すごいかわいい絵柄がいっぱいあるけど。
転写シートっていうのよ。
お店とかかわいいプリント柄みたいなチョコレートたくさんあったでしょ?ああ〜。
それはもとはこうやって売ってんの?そう。
まずこのシートをカットしていきたいんですけど。
よし!かまど切れたよ。
切れましたね。
そしたらオキテ言って下さい。
はいじゃあガナッシュをコーティングチョコにくぐらせていきますけれども最初に上の面にだけコーティング用のチョコを薄く塗って下さい。
というのはガナッシュって軟らかいからこうやって1面塗る事によって失敗しにくくなるんですよ。
はい。
塗れましたか?塗れましたよ。
じゃあいきますよ。
ひっくり返してコーティングしてる部分を下にして入れる。
そしてかけて。
こういう事?はいはい。
軽くかけるでしょ。
そして下からフォークで持ち上げると。
コーティング側から。
これで傷つかないっていうか。
そういう事なんですよ。
そしたら先にコーティングしてあるから。
余分なのはこうやって取っちゃっていいの?う〜んまあそうなんだけどああ〜…。
滑らないね。
あのねこの理由はトントンし過ぎです。
トントンし過ぎてチョコが固まっちゃったの。
ごめんなさい…。
割とこれスピード勝負だね。
じゃあいくよもう。
お願いします。
はいはい。
裏返したかけた。
かけたかけた。
すくったすくった。
トントンした。
そいだそいだ。
はいソイヤーソイヤー。
おっといった!こういう事だ!来ました。
よし!シート乗せてシート。
ちょっと軽く押さえて。
四隅が上がりやすいのでそこを…。
よっしゃ。
はいいいですね。
あとはこれ固めるだけね。
フォレスト・ガンプが母の教えとして心に刻んでいたチョコレートボックスのセリフ。
実は原作では映画と違ってチョコレートボックスはガンプ本人のセリフの中に登場しています。
ところが映画では母が教えてくれた言葉として人生を前向きに捉える内容に変わっていったのです。
監督のロバート・ゼメキスはこの作品について次のように語っています。
人生は希望に満ちあふれている。
母の教えのとおりフォレスト・ガンプはただ純粋に自分の信じた道を臆する事なく進みそれはやがて想像もしないような人生へとつながっていきます。
映画では当時の最新技術が使われ成功を収めたガンプが次々と偉人たちと共演を果たします。
まるで無限の可能性を秘めた人生の面白さを教えてくれるようです。
チョコレートボックスは映画が伝えようとしたメッセージの重要なアイテムだったのです。
じゃあ箱に入れて入れて。
そうだね。
う〜んバランス的にこうかな?この箱のかわいい事でしょうこれ。
夢いっぱい幸せいっぱいおなかいっぱい。
よし。
ほらかまど見て。
いいでしょう?絶対姉ちゃん喜ぶよ。
喜ぶでしょこれ。
(チャイム)あっ姉ちゃん帰ってきた!姉ちゃんお帰り。
そしてハッピーバレンタイン!まるで人生のように色とりどりのチョコレートボックス。
箱を開けると見ているだけでハッピーになれちゃう。
グレーテルも人生の楽しさを感じてくれるかしら?映画「フォレスト・ガンプ一期一会」が公開された翌年小説「フォレスト・ガンプ」の続編が出版されました。
その中にはなんと主人公のフォレスト・ガンプが映画でガンプ役を務めた俳優のトム・ハンクスと偶然出会うというシーンがあります。
フォレスト・ガンプが初対面の俳優トム・ハンクスに自分の人生をかいつまんで話すとそれを面白がったトム・ハンクスが是非映画にすべきだと提案します。
こんなバカげた話には誰も興味を持たないと驚くガンプ。
そんなガンプにトム・ハンクスは言うのです。
こうして小説の中でもチョコレートボックスは希望ある人生の代名詞となったのです。
今日の「グレーテルのかまど」いかがでしたか?フォレスト・ガンプのチョコレートボックス。
人生よい事も悪い事も何が起こるか分からない。
それでも大丈夫。
怖がる事はないんだと勇気づけてくれるそんなメッセージが込められていました。
ではちょっと失礼して。
頂きま〜す!あら?それ自分用に作ったの?そうですよ。
ジャン!うわ〜!いいですね。
まず目で楽しめるし。
かまど緑色のこのマーブル。
頂きま〜す。
また…かわいいじゃないの。
あ〜かんでみると外はコーティングしてあるからカリッとしてて中からトロ〜ッて。
ああそう。
これ…ホント何個でもいけちゃうかもしれない。
グレーテル喜んでくれてた?姉ちゃん?喜んでたよ。
チョコレートを食べてたら明日何が起こるか楽しみになってきたって言ってた。
それはちょっと願ったりかなったりですよ。
いろんな事が人生にはあるけれどもそれが生きるという事なんだから。
かまどに言われると説得力あるね。
2014/02/14(金) 21:30〜21:55
NHKEテレ1大阪
グレーテルのかまど「フォレスト・ガンプのチョコレートボックス」※以降変更あり[字][デ]

今日はバレンタイン!チョコの箱を開けるあのワクワクした気持ちに思いをはせ映画「フォレスト・ガンプ一期一会」のセリフ「人生はチョコの箱のよう…」の意味を探る。

詳細情報
番組内容
トム・ハンクス演じる、知能指数が低く足が不自由な男フォレスト・ガンプが、アメフトのスター選手になったり戦地で英雄になったり、次々と成功を収める映画の冒頭に、箱入りチョコが登場する。そして母親が臨終の場で「人生はチョコの箱のようなもの。食べてみるまで分からない」だから人生を諦めるなと語る。映画のメッセージは「希望」だというゼメキス監督。スタジオでは、箱を開けた瞬間ハッピーになれる箱入りチョコを作る。
出演者
【出演】瀬戸康史,【語り】キムラ緑子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
バラエティ – 料理バラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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