理化学研究所、野依理事長の姿もあります。
STAP細胞の論文を巡る数々の疑い。
多くの報道陣、ざっと数えて200人ほどが詰めかける中、まもなく理化学研究所が、調査の中間報告を行います。
きょう午後、開かれた理化学研究所の記者会見。
STAP細胞の論文を巡り、野依良治理事長は、不正と認められた場合は、厳正に処分すると述べました。
これまでの万能細胞よりも簡単に作れるとして、期待を集めたSTAP細胞。
しかし、科学雑誌ネイチャーに掲載された論文は、記述や画像に疑問があるとの、強い批判にさらされるようになりました。
きょうの会見で理化学研究所は、調査委員会の中間報告を発表。
小保方さんが、3年前の博士論文から流用した可能性が指摘されている画像について、同じものだと判断せざるをえないと述べました。
また、研究の手法についての記述が、ほかの論文からの盗用ではないかとの指摘については。
小保方さん自身は、どう説明しているのか。
さらに、研究の核心部分の実験結果を示す画像について。
この3番目のレーンは、あとでインサート、切り貼りされた可能性が高いと調査委員会は判断しました。
小保方さんが画像の切り貼りをしたという説明をされました。
STAP細胞について、これまで研究の本質部分は揺るぎないとコメントしてきた理化学研究所。
およそ4時間に及んだ記者会見ではその見解をただされました。
ノーベル化学賞の受賞者でもある野依理事長は。
東京・高田馬場です。
小保方さんが卒業した早稲田大学に近いこの場所で、学生たちに意見を聞いてみます。
数々の批判に小保方さんは何を思っているのか。
きょう、小保方さんなど理化学研究所に所属する、STAP細胞の論文の中心的な共同著者の3人は、コメントを発表。
論文の不備で混乱をもたらしていることを、心よりおわび申し上げます。
事態を重く受け止め、論文を取り下げる可能性についても、著者の間で連絡を取り、検討していますと述べています。
STAP細胞の存在は否定されるのか。
こんばんは。
驚きの発見が、一転して疑惑の的となってしまいました。
当初は自信を示していた理化学研究所ですが、論文の撤回へと方針を転換せざるをえない状況になっています。
取材に当たっている、科学文化部の藤原あつと記者に聞きます。
脚光を浴びた小保方ユニットリーダーですが、現在は何をしているんでしょうか?
現在は神戸にいて、調査委員会の調査に協力しているということです。
理化学研究所の幹部は、論文の撤回を勧めた際の様子について、心身ともに、相当消耗した状態で、問いかけにうなずくといった感じだった。
はいと言ったとも思う。
それで撤回を承諾したと判断したと説明しました。
私も会見を聞いていたんですが、非常に強い口調が目立ったなと思って。
まずですね、こちら。
研究倫理の欠如だという指摘がありました。
科学者にとって、ここまで言われるのは非常に厳しいことだと思うんですけれども、どこがこの倫理の欠如に当たるのか、どうでしょうか?
まずは今回、ネイチャーに発表したSTAP細胞の論文の中で、実験結果の画像の一部が切り貼りされたうえ、縦の長さを変えるなどの操作が行われていたことが分かりました。
調査委員会によりますと、小保方さんは、やってはいけないという認識がなかった、申し訳ありませんと謝罪したということです。
また同じ論文の中で、3年前の小保方さんの博士論文で使用した別の実験の写真が使われていたことも問題とされました。
こうしたデータは、STAP細胞の存在を証明するのに、重要なデータの一つだったんです。
科学の世界では、実験のデータは、自分たちの学説を証明するための、最大のよりどころです。
それだけに、できるだけ正しいデータを示すということは、科学者にとって非常に重要な倫理となっているんです。
今回はそうした部分に問題があったため、研究倫理の欠如という厳しい指摘が投げかけられたんです。
もう一つ、気になったことばが、こちらなんですが、要するに撤回をしてやり直しなさいと、これ撤回してやり直すということは、STAP細胞そのものは存在はしているだろうから、しっかりもう一度、その検証の研究をしなさいということなのか、それとも、STAP細胞の存在そのものがもうあるかないか、白紙に戻しなさいということなのか、どちらなんでしょう?
現時点では、STAP細胞はあるのかないのか、全く分からないという状態に逆戻りしたと言っていいと思います。
仮に今回、論文の取り下げということになりますと、科学的にはその成果が白紙に近い状態になってしまいます。
ここから再び、実験データを見直し、改めて論文として再提出することはできますが、その際には、より厳しい目にさらされることになります。
データの信頼性を失うというのは、科学の世界では、それだけ厳しいことなんです。
本当に取り下げられるかどうかということについてはまだ分かりませんが、理化学研究所は現在、進めている研究の不正があったかどうかについての調査を早急に進めるとともに、今ある細胞などのサンプルやデータを、外部の研究機関に提供するなどして、客観的な検証をしてもらうなどの対応が必要だと思います。
ここまで藤原記者でした。
研究にかけられた疑念については、どこまで小保方さんたちの意図が働いていたかというのは、これは今後の調査を待たなければなりませんけれども、過ちが起きたとすれば、その理由をしっかり明らかにすることが信頼回復の第一歩だと思います。
ある歴史の幕が一つ閉じられようとしています。
JRのダイヤ改正に伴い、国鉄時代から続くブルートレインがきょう、最後の運行を迎えました。
その列車は、上野と青森を結ぶ寝台特急あけぼの。
そのラストランのもようを、上野駅と秋田駅の2か所からお伝えします。
上野駅には松田リポーターが行っています。
松田さん。
これが寝台特急のあけぼのです。
このあと、上野駅から青森駅へと向かっていきます。
下りの最終のあけぼのとなります。
私がいますのは、上野駅の13番ホームなんですが、本当に多くの鉄道ファンの方が、このあけぼのの最後の姿を見ようと、詰めかけてきています。
あけぼのなんですけれども、40年以上にわたって、多くの人を乗せて走ってきました。
しかし、車体の老朽化、あるいは乗客の減少などがあって、きょうをもって運行を取りやめることになりました。
私もかつて、秋田放送局に勤務したんですけれども、その際、東京に来る際には、このあけぼのに乗って、何度か東京へ来るということがありました。
利用していた身からしても、この列車がなくなってしまうというのは、本当に寂しいな、惜しいなというふうに思います。
この惜しいなという声、惜しむ声というのは、私だけでなく、本当に多くの方が上げていらっしゃいます。
といいますのも、このあけぼの、さまざまな人の人生、思いを乗せて、走ってきたからなんです。
あけぼのに特別な思いを寄せる三浦明雄さんです。
三浦さんは昭和35年、秋田県の中学校を卒業後、集団就職で上京しました。
そのときの列車は、蒸気機関車。
座席は硬いボックスシート。
すし詰めの車内で、すすまみれになりながら、一昼夜かけ、上野までやって来たのです。
そんな集団就職組にとって憧れの寝台特急が、昭和45年に登場しました。
あけぼのです。
空調の効いた客室。
食堂車や、特別寝台もある、豪華な列車でした。
あけぼのに乗って、故郷に錦を飾る。
それが三浦さんにとって、大きな目標となりました。
あけぼのに乗るため、がむしゃらに働いた三浦さん。
当時勤めていたのは、鋼材販売会社です。
鉄の粉にまみれながら、必死に重い鋼材を運びました。
そして、ようやく乗ることができたあけぼの。
寝台が並ぶ車内では、相席になった同郷の人どうしで語り合う場面もありました。
すっかりあけぼのにみせられた三浦さん。
帰省のたびに、この列車を使いました。
多くの人々の人生と共に走り続けてきたあけぼの。
その長き旅もまもなく終わろうとしています。
このホームに、三浦さんにもお越しいただきました。
こんばんは。
こんばんは。
まもなくあけぼの、最後のあけぼのが出ますが、今、どんなお気持ちですか?
もう、寂しいですよ。
本当にお疲れさま、ご苦労さまの、このことばに尽きますね。
今、このホームには、発車のメロディーが流れています。
これ、あゝ上野駅という、名曲ですよね。
集団就職で東京に来た若者の心情を歌った曲なんですけど、やっぱり三浦さんも感じるところありますか?
東京と上野とね、東京の上野と、それからわれわれ、生まれ育った秋田を、本当に近くにしてくれる曲ですね。
そういう思いがあります。
さあ、発車のメロディーが終わって、まもなく、ラストランとなります。
きょうは2500人の鉄道ファンの方がこのホームに来て、最後のあけぼのの姿を一目見ようと、集まったということです。
もう少しであけぼのがたとうとしています。
ホームからは、あけぼの!とか、ありがとうというような声がかけられています。
どんなことば、かけたいと思いますか?三浦さんは。
ゆっくり走ってもらいたいな。
安全に。
この乾いた汽笛に特徴がありますよね。
汽笛が鳴って、また一段とファンの方々の声が大きくなりました。
今、あけぼのが、ゆっくりと動き始めました。
三浦さん、見ましょうか。
多くのファンの声を受けながら、あけぼの、ラストランです。
ゆっくりと青森へ向けて、進んでいきます。
このあけぼのですが、青森への到着は、あすの午前11時前だということです。
三浦さん、改めてどんな思いですか?
なんか、もう、なんか、ウルウルするね。
お疲れさまですよね。
本当にお疲れさま。
ブルートレインというのは独特の旅情があって、飛行機や新幹線よりも、自分はこちらを選ぶという人は非常多い、多かったんですよね。
さあ、このあけぼののラストランですけれども、秋田県の雄勝町、今の湯沢市出身のこの方も、感慨はひとしおのようです。
この最後のあけぼのの上り列車は青森をもう出発して、秋田駅に到着する手前です。
後ほど中継でまたお伝えします。
ではそのほかのニュースをお伝えします。
映画やテレビで、二枚目俳優として活躍した、宇津井健さんが、きょう午後、慢性呼吸不全のため、亡くなりました。
82歳でした。
いや、僕たちの仕事っていうのは、極みがないですから。
もう、どこそこの会社だったら社長になり、会長になればもういいでしょうけど、役者の場合はそれはないですよね。
定年もないし、正解がない職業ですからね。
何をやっても、あ、あれ?僕は監督さんがOK出して、うちへ帰って見ると、いや、あそこは違うな、こういうふうにすればよかったなと思う商売でしょ。
宇津井さんは東京都出身で、昭和28年、早稲田大学在学中に映画、思春の泉の主役に抜てきされてデビューしました。
その後、映画やテレビで二枚目俳優として活躍し、民放のテレビドラマ、ザ・ガードマンや、歌手の山口百恵さんと共演した赤いシリーズなどで、安定感のある落ち着いた演技で親しまれました。
お母ちゃんが見守ってなくとも、もうみんな、自分の力でやっていけるということや。
NHKでは、平成6年に放送された連続テレビ小説、ぴあので、主人公の父親役を演じました。
武田信玄や信長、天地人など、大河ドラマにも数多く出演しました。
所属事務所によりますと、宇津井さんはきょう午後、慢性呼吸不全のため亡くなったということです。
82歳でした。
東芝の営業秘密に当たる研究データを、提携先の半導体メーカーの元社員が、韓国の企業に不正に提供したとしてきのう、警視庁に逮捕されました。
警視庁は、重要な技術を提供する見返りに高い報酬を得るなど、有利な待遇を受けていた疑いがあると見て調べています。
半導体メーカー、サンディスクの元社員、杉田吉隆容疑者。
東芝の営業秘密に当たる研究データを、韓国のSKハイニックスに不正に提供したとして、きのう、警視庁に逮捕されました。
データが提供された韓国の企業は、杉田容疑者の転職先で、渡したのは、入社した直後だったということです。
調べに対し杉田容疑者はすべて間違いありませんと、容疑を認めているということです。
では、研究データをどのようにして持ち出したのか。
警視庁によりますと、杉田容疑者は、東芝との半導体の共同研究に、技術者として関わっていました。
限られた関係者だけに与えられたIDやパスワードを使い、研究のデータをUSBメモリーにコピーしていたということです。
今回の事件で、技術が流出したとされるNAND型フラッシュメモリー、東芝が開発した記憶用の半導体です。
電源を切っても記録が消えない特徴から、スマートフォンなどには欠かせない半導体で、東芝にとっては稼ぎ頭ともいえる重要な製品です。
今後も需要の拡大が見込まれることから、世界の主要メーカーの間では、激しい開発競争が続いています。
杉田容疑者は当初から、転職先の企業に売り込む計画だった疑いがあると見ている警視庁。
持ち出されたのは、半導体の性能向上につながる、絶縁膜と呼ばれる材料などに関するものだったことが分かりました。
転職後、杉田容疑者は仕事の合間に、海外旅行を繰り返す生活を送っていたということです。
警視庁は、重要な技術を提供する見返りに、高い報酬を得るなど、有利な待遇を受けていた疑いがあると見て調べています。
こちら、北九州市門司区です。
杉田容疑者は、この町で母親と2人で暮らしていたということです。
3年前に韓国の企業を辞めた杉田容疑者。
近所の人は。
きのう、東芝は機密情報が不正に取得・利用されているとして、韓国のSKハイニックスと杉田容疑者に対して、損害賠償を求める訴えを起こしました。
受けた損害は、1000億円は下らないとしています。
日本企業が持つ先端技術などの企業秘密が流出するケースは後を絶ちません。
経済産業省の調査では、回答したおよそ3000社のうち、過去5年間で企業秘密の流出が明らかにあった、おそらくあったと答えた企業は、合わせると全体の1割を上回りました。
今回の事件に関連して茂木経済産業大臣は。
政府としても、企業秘密の流出に対する対応の強化を検討する考えを示しました。
次はウクライナ情勢です。
16日に、南部のクリミア自治共和国で、ロシアへの編入の賛否を問う住民投票が行われるのを前に、東部でもロシア系住民と欧米寄りの暫定政権の支持者が衝突し、死者が出るなど、緊張が高まっています。
ウクライナ東部の主要都市ドネツクです。
13日、中心部の広場で集会を開いていたロシア系住民など1000人余りと、欧米寄りの暫定政権を支持する集会の参加者およそ1000人が激しく衝突しました。
地元当局によりますと、2人が死亡し、50人以上がけがをしたということです。
ウクライナでは、ロシア軍が事実上、掌握している南部のクリミア自治共和国で、16日にロシアへの編入の賛否を問う住民投票が行われる予定です。
これを前に、ロシア系住民の多い東部でも、クリミアのロシア編入を支持する動きが活発になっていて、暫定政権の支持者らとの衝突が懸念されています。
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ東部などで混乱が拡大した場合、必要に応じて、軍事行動に踏み切る構えを示しており、東部で衝突が広がれば、事態がさらに緊迫する可能性も指摘されています。
こうした中、ウクライナ情勢を巡って、アメリカのケリー国務長官と、ロシアのラブロフ外相が会談しています。
両者はこれまでも会談を重ねていますが、アメリカ側がロシアに対し、ウクライナの暫定政権との対話を求めているのに対し、ロシア側は、暫定政権は合法的な政権ではないなどとして応じず、対立は深まったままです。
今回の会談で、双方が妥協点を見いだし、緊張の緩和に向けて動き出せるかどうかが焦点となっています。
さて、ラストランのブルートレイン、あけぼのですけれども、青森発の最後の上り列車が、まもなく秋田駅に到着します。
実はブルートレインというのは、このあけぼので最後というわけでは決してなくて、上野と札幌を結ぶ北斗星というのは、これからも運転されます。
しかしこのあけぼのに多くの人が名残を惜しむ理由、それはこのあけぼのが、旧国鉄時代から残った唯一のブルートレインだからなんです。
さあ、秋田駅から中継でお伝えしたいと思います。
空気が冷え込んだ静かな秋田の町に、寝台特急あけぼのの姿が見えてきました。
定刻より9分ほど遅れて、まもなく秋田のホームに到着するところです。
秋田県内10か所の駅に止まることから、まさに秋田県民のために走ってくれた列車だと話す人もいます。
9時ごろからは駅の構内では、家族連れやご夫婦の姿が多くなってきました。
秋田県民にとってこのあけぼの、とりわけ思い入れの強い列車なんです。
地元の駅から、一晩寝れば、翌朝には東京に着くことができる便利さで、朝一から働くこともできますし、遊びに出かけることもできる。
今も根強い人気があります。
そのあけぼのがヘッドライトを照らしながら、ホームに入ってきました。
フラッシュもたかれ始めました。
ゆっくりとしたスピードで、速度を落として入ってきました。
丸いヘッドマークが見えました。
寝台特急あけぼの。
そのあけぼのを、静かにホームの先頭で待っている人がいます。
今、花束を持った左側の男性です。
ラストランを担うベテラン運転士です。
あけぼのは乗客だけでなく、運転士にとっても特別な列車です。
運転士の日景正良さん。
あけぼのを運転して30年になります。
あけぼのに運転技術を磨かれたという日景さん。
一番の腕の見せどころは、発車のときです。
お客さんの安全、そしてお客さんの安らかな眠りの時間も守ってきた、日景正良運転士54歳。
今、ちょうど交代を行っています。
右側に姿が見えてきます。
日景さんは、この相棒ともいえるあけぼのに、ありがとう、そしてご苦労さまという気持ちを込めつつも、いつもどおりの安全運転で臨むと話してくださいました。
まもなく多くの秋田県民に見守られながら、寝台特急あけぼのが、秋田駅のホームを離れる、その別れのときが近づいてきました。
まもなく扉が閉まります。
ありがとうという声も聞かれています。
多くの秋田県民の思い出と共にあった、人生と共にあったあけぼの。
上野行きの上り、まもなくホームを離れます。
日景さんの五感を研ぎ澄ませた乗客思いの運転で、今、動き始めました。
車両が少しずつ加速していきます。
ホームにいる人も手を振ります。
そして乗っているお客さんも、手を振ります。
このあと、あけぼのは日本海側を通って、南に下ります。
ホームからは、別れを惜しむ声が聞こえてきます。
終点上野まで、およそ600キロ。
最後の旅路です。
このあと順調に進むと、上野駅への到着は、あすの朝7時過ぎの予定です。
あけぼののラストラン、秋田駅から中継でお伝えしました。
消えゆくブルートレイン。
JR九州は、あえて去年から豪華寝台列車を運行して、人気を呼んでいるということなんですけど、日本全体がもう一度ゆっくりとした旅を楽しむ気分になるには、時代がもう一巡りする必要があるのかもしれません。
次です。
マレーシア航空機が行方不明となってから6日余り。
欧米のメディアが、事故ではなく、ハイジャックされた可能生を伝えるなど、消息を絶った理由や、その後の状況について、謎は深まるばかりです。
自衛隊による捜索が続いています。
600メートルの高さから、目視によって機体の一部を捜しています。
13か国が協力して続けられている捜索。
きょう、日本から、海上自衛隊のP3C哨戒機も現地に入りました。
いまだ手がかりすらつかめない旅客機の行方。
一体何が起きたのか。
乗客・乗員239人を乗せて北京に向かっていたマレーシア航空機。
突然消息を絶った理由について、アメリカのメディアは。
根拠として挙げたのが、旅客機と地上をつなぐ、2つの通信システムの信号が途絶えた時間です。
同時ではなく、時間差があったことから、人為的に切断された可能性があるとしています。
一方、イギリスのメディアは、通信が途絶えたあとも、飛行を続けていた可能性があると伝えています。
マレーシア政府は、これまでの海域に加え、西側のインド洋まで捜索範囲を拡大すると決定。
軍のレーダーの解析などから、旅客機が消息を絶ったあとも、西に進んでいた可能性も、依然残されているためだとしています。
さらに旅客機との通信が途絶えた理由について聞かれると。
旅客機の消息につながる情報がほとんど得られない中、乗客の家族は、不安を募らせています。
マレーシア航空機が姿を消してからあすで1週間。
行方は謎のままです。
こちらは、津波のハザードマップです。
浸水する範囲などが、分かりやすく色で示してあります。
自治体が住民に配布したり、ホームページに掲載したりしています。
掲示板に張ってあることもありますよね。
ただ、こうしたハザードマップ、迫り来る津波の速さですとか、動きまでを見ることは当然できません。
そこでこれまでとは違う新しいハザードマップが開発されました。
キーワードは、よりリアルに、そしてより立体的にです。
三重県尾鷲市。
最大17メートルの津波が想定されています。
通りを駆け上る津波。
南海トラフの巨大地震で想定される津波を、立体化した映像です。
平面のハザードマップでは感じられなかった、迫り来る津波の勢いまでも実感できる、立体的なハザードマップです。
映像に映る建物の住民は。
津波への危機意識を高めてもらいたい。
名古屋大学大学院の川崎浩司准教授が、新しく開発しました。
こちらは一般的な平面のハザードマップです。
浸水する範囲や深さを知るには適していますが、津波の動きまでは分かりません。
そこで川崎准教授が考えたのは、マップを立体化することでした。
まず特殊なカメラを車に載せて、街の様子を撮影しました。
建物の大きさや高さなどをデータ化。
これに想定される津波のデータを重ね合わせました。
津波の勢いや方向を、撮影した場所なら、どこからでも映像として見ることができます。
大都市、名古屋の沿岸部でも、新しいハザードマップを使った取り組みが始まりました。
ぱっと見えたなと思ったら、一気にやはり来てる、さらに。
自分たちの地区を、どのように津波が襲ってくるのか。
初めて目の当たりにした住民から、驚きの声が上がりました。
さらに、津波は思いがけない方向からも襲ってくることが分かりました。
海が近いこの地域。
津波は画面奥の海からではなく、画面左から押し寄せてきます。
この地域は、両側を川に挟まれています。
想定では、地震の揺れで、川沿いの堤防が壊れ、津波は海からではなく、まず川から襲ってくるのです。
川の方向から襲ってくる津波。
そのリスクに気付いた住民たちは、早速、地区の避難計画を見直すことにしました。
川に近いこの交差点。
地区の中では最も早く浸水すると想定されています。
東から最初にどばっと来ちゃうのね。
そういうことね。
100メートルちょこちょこで来るんでしょ。
そりゃ、速いわね。
周辺の道は、津波からの避難には使えないと判断しました。
そして、地図を広げ、どの道を通って避難すればいいのか、話し合いました。
津波はこういう形で来る、すなわちこの矢印のようにこういう形で来るんですね。
私たちの地域は。
こっから来る前にこっちから来るよと。
そのあとでこちらから来るよと。
この脇道だと、完全にこちらへみんな出て、こういうふうに来るという形でね。
川、それに海、両方から遠ざかるようにして避難場所に向かうにはどの道を通ればいいのか、検討を進めています。
自分の住む地域に襲いかかる津波の脅威。
実感した住民は、新たな備えを始めています。
気象情報、井田さんです。
こんばんは。
まだ雪が残る北日本でも、だんだんと春めいてきました。
春の訪れを告げる福寿草です。
秋田県にかほ市。
木の根元に小さな春を見つけました。
早春の日ざしを受けて、鮮やかな黄色い花を咲かせ始めています。
まだ雪どけを待つつぼみも。
あすも全国的に寒さは残りますが、来週は、春の暖かさを感じられそうです。
一歩ずつ春が近づいてきているようですね。
そうですね。
あすも寒さが残るということですけども、日曜日はどうでしょうか?
日曜日はようやく気温、上がってきそうですね。
では、天気図見ていきましょう。
あすは南から高気圧に覆われます。
大陸からは低気圧が進んでくる予想です。
詳しく見ましょう。
あすのうちはまだ、冷たい空気が残りますので、特に朝は冷えそうです。
ただ、日曜日は日本海側に低気圧が進んできます。
低気圧に向かって暖かい空気が吹き込んでいきますので、日曜日は気温が上がって、暖かくなりそうです。
各地の天気と気温、詳しく見ていきましょう。
日曜日以降は、比較的暖かくなる所が多くなりそうなんですね。
今度は長続きしそうですね。
この土曜日と日曜日は気温の変化が大きくなりそうなんです。
予想最高気温を見ると、あすはまだ平年よりも低いという所が多いんですけれども、日曜日は上がってきます。
関東から九州では15度以上で、4月並みとなってきそうなんですね。
土曜日から日曜日にかけて5度前後、気温が上がってくるという所も多くなりそうですから、上着1枚分違うくらいですね。
服装には注意をしてください。
土曜日はまだ、冬物があったほうがいいかと思うんですけれども、日曜日は関東から九州では、コートを持って出かけられるような、そんな陽気となってきそうです。
同時に花粉もただ、多くなってきますので、花粉症の方は、しっかり対策なさってください。
気象情報をお伝えしました。
またも見事な金メダルでした。
スポーツ、廣瀬さんです。
こんばんは。
まずは大相撲春場所です。
エジプト出身の大砂嵐が、持ち前の力強い相撲で、5連勝と好調で、6日目の土俵に臨みました。
大砂嵐は師匠から、毎日が初日のつもりでいけとアドバイスされ、いい緊張感を持ち続けています。
相手の貴ノ岩も、ここまで4勝と好調です。
立ち合い、相手の変化も予想していました。
体がよく動いていると、平幕でただ一人6連勝。
大砂嵐、今度はあすが初日と、早速気持ちを切り替えていました。
遠藤はきのう、大関・稀勢の里を破りました。
きょうは今場所初めて、平幕の力士が相手です。
ねらいどおりの相撲ができたと遠藤。
上位陣との対戦を経て、うまさと力強さが増しています。
中入り後の勝敗です。
天鎧鵬が今場所初白星。
いつもおいしいごはんがもっとおいしく食べられそうと喜んでいました。
豊響も力強い相撲で、初めて勝ちました。
きょうの相撲を忘れないようにと笑顔でした。
綱取りの鶴竜は、1敗を守りました。
稀勢の里は2連敗。
両横綱は6連勝です。
ソチパラリンピック、アルペンスキー男子回転の座って滑るクラスで、鈴木猛史選手が金メダルを獲得しました。
鈴木猛史選手は、最も得意とするこの種目。
1回目は、トップと1秒余りの差で2位につけ、2回目。
凸凹に荒れた急斜面も、直線的な滑りでうまくこなして、スピードに乗りました。
最後の急斜面でもスピードを落とすことなく、2回の合計で2位に2秒以上の差をつけました。
3回目のパラリンピックで、初めての金メダル獲得です。
日本アルペン陣を引っ張る森井大輝は、スーパー複合、前半の回転で3位につけました。
後半のスーパー大回転。
自分の滑りができれば逆転できるとスタートします。
中盤のギャップ。
雪面にはじかれ、転倒。
森井はこのレースで、大会2つ目のメダル獲得はできませんでした。
金メダリストの鈴木選手。
自分にプレッシャーをかけたとのことば、その意味は、大会前からこの得意種目、回転で金ということを、言い続けてきたんですね。
なので有言実行だったわけなんですが、大きなことを言ったので、とれなかったらどうしようと、謝ることばまで考えていたと、その涙ながらにその複雑な心境を明かしてくれました。
勝負にも、そして自分自身にも勝った金メダルでした。
すばらしいですね。
センバツ高校野球がちょうど1週間後、今月21日に開幕します。
組み合わせ抽せんが行われました。
くじを引くのは、出場32校のキャプテン。
1回戦の対戦相手が決まりました。
大会1日目、第3試合、小山台は、都立高校では初のセンバツ出場。
大阪の履正社との対戦です。
2日目の第2試合は、徳島の池田と和歌山の海南が対戦。
ともに27年ぶりの出場です。
3日目の第2試合、東陵は、震災で被害を受けた宮城県気仙沼市にあります。
4日目の第2試合は、春夏通じて初出場、沖縄の美里工業が、東京の関東第一と対戦です。
5日目の第3試合、甲子園初出場の鹿児島の大島は、センバツ最多38回目の京都の龍谷大平安と対戦します。
1回戦最後の試合は、横浜と青森の八戸学院光星の対戦になりました。
開会式の選手宣誓は、広島新庄のキャプテン、中林航輝選手に決まりました。
注目します。
さあ、プロ野球です。
ロッテの成瀬善久投手。
ことしも開幕投手を務めるエースが、オープン戦で先発しました。
成瀬は2週間後の開幕戦を見据えた調整のマウンドです。
4回。
130キロに届かないストレートを打たれ、1点を失います。
高めのつり球も127キロ。
バッターに手を出させることができません。
変化球を打たせる投球で、5回投げて1失点でしたが、三振はゼロ。
成瀬は球速のアップを開幕までの課題に挙げました。
43歳の岡部孝信選手。
日本のスキージャンプを長くリードしてきた大ベテランが、現役を引退することになりました。
岡部選手はオリンピック代表4回。
長野オリンピックでは、団体の1人目を務め、金メダルに貢献。
その後も16年間にわたって、世界と戦ってきました。
ーソチオリンピックで活躍した後輩の41歳、葛西選手に対しては。
日本の多くの人たちの記憶に刻まれているあの長野オリンピックでの大ジャンプ、そして金メダル。
バンクーバーオリンピックでは、日本選手団の主将も務めた、まさに日本のウィンタースポーツを代表するアスリートです。
今後は所属先のコーチに就任してその豊富な経験、今度は後輩たちに伝えていきます。
お笑い界に異色の新人登場!ロボット?2014/03/14(金) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽STAP疑惑は▽寝台特急・あけぼの今夜惜別のラストラン[二][字]
どうなるSTAP論文小保方氏も撤回に同意▽寝台特急・あけぼの“人生”運び続け44年今夜惜別のラストラン▽東芝技術の韓国流出事件の背景・影響は▽マレー機捜索拡大へ
詳細情報
番組内容
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】大越健介,井上あさひ,【スポーツキャスター】廣瀬智美,【気象キャスター】井田寛子
ジャンル :
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