今週は何かいい事ありましたか?私ね思うんですよ。
気の合う仲間が集まり同じ夢に向かって力を合わせる。
すると楽しさもやりがいも何倍にもなります。
今日はそんな仲間たちが集って開いたおそば屋さんが舞台です。
店の名前はただ今黙々とそばを打っているのが今日の主人公根本健美さん66歳です。
店の名前が神間亭なので「亭」の「あるじ」亭主と呼ばれています。
健美さんどうしてこのお店始められたんですか?会社を辞めますとそこから始まりました。
なるほど。
そしてもう一人の主人公天ぷらを揚げているのが妻の春美さん神間亭の魅力を1つ挙げるとなんですか?いやあ仲間ですね。
あの…私なんかは主婦ですのでお客様にお出しする天ぷらなんて揚げた事がないんです。
でも周りが主婦の勘でいいって…フフフッ。
そのお仲間がこちらです。
オッケー!うまいねえ。
…入りまーす!はーい!趣味のそば打ちや畑仕事を通して知り合った14人が交代で働いています。
そばが好きお客さんと接するのが好き。
皆さんそれぞれの楽しみを見つけています。
働きやすいしね。
みんな仲間がいい人ばっかしで。
お金ではないんだ。
やっぱり人との繋がりのほうが一番大切ですよ。
気の合う仲間たちみんなの生きがいとなっているおそば屋さんです。
どんなおそばが頂けるんでしょうか?桃ちゃん!はい。
神間亭自慢のメニューを紹介しましょう。
一番人気は地元のそば粉を使った二八のもりそばです。
う〜ん!こちらは温かいおつゆで頂く鴨肉は地元産です。
おお!そして日によって替わる西田さんおいくらだと思います?いくらだろう?300円です。
ハハハッ!300円!いやあいいですねえ。
絶対おかわりしちゃうわ。
では桃ちゃん俺らっち野らっち神間亭のある今日の舞台ご紹介お願いします。
はい。
ここは関東平野の中央に位置する江戸時代には日光街道第4の宿場町として栄え市内を流れる大落古利根川には江戸へ物資を運ぶ船が行き交っていました。
そんな歴史ある春日部市の神間地区で築100年の古民家を改装してオープンしたのが俺らっち野らっち神間亭です。
営業は土日の11時半から午後2時までです。
(西村さん)いただきます。
(健美さん)はいどうぞネギ。
営業が終わると遅い昼食を頂きながらおしゃべりタイムです。
本当にね子供さんが来てね全部食べてくれると本当…。
(西村さん)そうだよ本当。
一番嬉しいよね。
「美味しかった」って言われるとさ。
食べる?半分…。
うん。
あっ半分こ。
健美さん優しい。
ええ…。
エヘヘヘッ。
ねえいいですね。
皆さん一緒にゆったりとねっ。
孫の話だとかそれから今やってる趣味の話だとか。
最高の楽しみ。
いいですねえ。
春日部市出身の健美さんは大学時代地元の高校でテニス部のコーチをしている時春美さんと出会いました。
建材メーカーの営業の仕事で転勤を繰り返していた健美さんですが春日部に戻り定年を迎える2年前両親の介護のため退職しました。
介護しながら何が出来るのかなってよく考えましたらそうだ好きな野菜づくりをやっていこうと。
野菜を育てながら楽しんでいたのがそば打ち。
趣味や仕事を通してたくさんの仲間が出来ました。
そんなある日のこと知り合いから築100年の古民家の使い道を相談されたんです。
そこでふと思いついたのがおそば屋さんでした。
人と話をしたり会う事が大好きなんもんですから仲間と集まってやるという事でもうわくわくでした。
そして2012年11月畑仕事やそば打ちの仲間が集まり神間亭をオープンしました。
しかしその2か月後健美さんに病が見つかります。
前立腺がん間違いなし。
それも第4段階で…。
長年連れ添った春美さんのショックも大きなものでした。
でも夫婦で乗り越えようと約束し健美さんは抗がん剤治療を開始。
つらい時に勇気をくれたのは他ならぬ神間亭の仲間たちでした。
中でも舌がんと闘い続けてきた経験を持つ西上さんの言葉は今も忘れられません。
大丈夫。
大丈夫だ。
これがなかったら多分女房と2人でねなんか…う〜んってショボーンとしてね過ごしてんじゃないかなあと。
この仕事が励みに…。
だって自分でも普段本当全然病気の事忘れてます。
というわけで本日は退職後に仲間たちと開いたおそば屋さんのお話です。
神間亭ではお客さんよりスタッフが多い事もありますがそれも一興!儲けはないけれど夢がある。
生きがいこそが元気の源です。
今日の舞台は埼玉県春日部市。
俺らっち野らっち神間亭は築100年の古民家を改装したおそば屋さんです。
屋根は今でもわら葺き屋根なんですよ。
ただトタンで瓦屋根風にしてありますけど中はわら屋根です。
このお店で健美さんの妻春美さんや会社を退職した仲間たちが新たな生きがいを見つけています。
やる事があるという事の幸せは最高です。
いらっしゃいませー!いらっしゃいませ。
さあ続々とお客様です。
(健美さん)いらっしゃいませ!奥の個室にいらっしゃるのはご近所に住む女性のグループです会の名前は…「若妻会」という…。
(一同の笑い声)ハハッ若妻会いいですね〜。
(健美さん)今でいう女子会というんですかね。
そうですね。
若妻会の皆さん神間亭はいかがでございましょうか?あっ美味しいです。
ここもなんか竹が見えてすごい素敵…。
いやあお気に召して頂けたようでありがとうございます。
この日健美さんと春美さんは長女の麻子さんご家族と一緒に畑へやって来ました。
退職後地元の方から畑を借りて5年が経ちました。
大根ほうれん草ブロッコリー等々で…。
大体これ今ざっと見えるだけでも10種類ぐらいあると思うんですよね。
あっこれはなんでしょう?
(健美さん)これはね寒締めちぢみほうれん草っていうんですけど寒い冬を過ごして甘くなるんですよね。
ですから縮んでるほうが美味しいと。
はあ〜なるほど。
今日は長女の麻子さんと夫の敢さん孫の惟生君琴心ちゃん慶人君にもお手伝いしてもらいます。
もうじきだ…そうとれた〜。
ほらとったぞ〜って。
ヘヘヘッネギですね〜。
ネギは神間亭の薬味になります。
やった〜。
(健美さん)泥落として周りの…。
うわ〜とったぞって。
娘の麻子さんに伺いましょうね。
おそば屋さん始めたご両親の姿見てどうですか?生き生きしてます。
うん。
仕事もまあ頑張ってましたけどそれ以上に生き生きしてます。
ああそうですか。
次はお孫さんたちと芋掘りです。
芋掘りいいですね〜!でっかいの掘りましょうね。
(健美さん)ほら出てきた〜。
ほら出てきたほらほら。
あっちょっとちっちゃくないですか?西田さんこれでいいんです。
これは菊芋という野菜で北米原産のキク科の植物なんです。
あ〜そうなんだ。
いやあそれにしても健美さんお孫さんたち畑仕事楽しそうですね。
(健美さん)そうですね。
ここへ来ると本当遊び場みたいなもんで…。
泥だらけですその代わり。
あ〜いっぱい掘れました。
みんなどうだった?楽しい。
楽しい。
慶人君も楽しかった?アハハッ。
はーい。
いやあ楽しかった。
よかったよかった。
自分の畑のものはもちろんお店の食材は出来るだけ地元のものを使っています。
(健美さん・春美さん)こんにちは〜。
この日仕入れにやって来たのは地元の農家古武さんのお宅です。
友達の古武聰子さんです。
あ〜お友達なんですね。
はい。
古武聰子さんと春美さんはテニス部だった高校時代からのお付き合いなんです。
神間亭では開店以来古武さんが育てているそばの実を使っています。
みんなを囲んでやるってとこがね出来そうで出来ないですよね。
大した夫婦だと思いますわ。
根本さんあってのうちだからね。
そうよね。
大事なお得様だよね。
そばの実で大事なのは水分量。
14パーセントから15パーセントくらいが良いそうです。
なるほど。
おーぴったり!一定のですね水分がないといいそば粉が出来ないんで。
いいおそばを作ってもらうためにはうちのほうも頑張ってやるしかないっていうような…あれありますよね。
仲間は神間亭の中だけでなく店の外にも広がっています。
さあそばの実は手にいれました。
続いてお二人がやって来たのは…。
こちらは
(健美さん)こんにちは〜。
神間亭です。
どうも。
天ぷらに使うマイタケを仕入れに来ました。
すごく香りが良くて箸でつまんでも壊れないでしょ。
新鮮ですしね。
今日はマイタケの栽培の様子を見学させてもらえる事になりました。
(健美さん)あ〜あったかい。
(福田さん)あったかいです。
25度あります。
いやあぜひ私も見たいですねえ。
ご一緒させて頂きます。
(福田さん)菌がまわってるオガを上にのせるだけなんですよ。
それが10日経つと…。
こうやって白くなってくる。
(健美さん)ああ10日…。
ああ綿みたいになってる。
マイタケは温度や湿度の異なる部屋を移動させながら栽培します。
ああ!そうすると黒くなってくる…。
あっ本当だ。
これをまた別の部屋に移動するんですね。
(福田さん)じゃあこちら最後の部屋…。
ああ最後ですか。
はい。
湿度の高い部屋に引っ越して出荷の時を待ちます。
(健美さん)らしくなってきましたね。
(福田さん)そろそろ…。
約1か月ですかね?そうですね。
35日ぐらいの計算でやってます。
以上マイタケ工房ツアーは終了です。
いやあありがとうございました。
非常に勉強になりました。
愛情込めて作ってらっしゃるので美味しく頂きたいと思います。
(春美さん)キッチンペーパーは下にも上にも敷いたほうがいいんですか?そうですね。
敷いたほうがいいと思います。
土曜日週末の営業が始まります。
この日そば打ち場に立ったのは健美さんがそば教室でそば打ちを習った時の先生です。
おお〜師匠だ。
仲間たくさん作ってね運営していこうというのが趣旨だったもんですから真っ先にお願いしたんです。
ああ〜そうですか。
いやあ師匠全身を使って打っています。
私なんかどちらかというと手でやりがちなんですよね。
そうするとかえって疲れちゃうしいい練りが出来ない…。
練る時ですね体重を全部乗せてこの玉よりも頭が前にいく事がまず一つ…。
ああ本当だ頭が前になってます。
いやあ師匠さすがです。
そして打ち手が変わって十割そばを打つのは冨浦晟次郎さんです。
こちらもベテランです。
健美さんにとっては追いつきたい先輩です。
人の打ったのはどうだなって気にするんですみんなね。
この間…先週の誰々さんは…。
やっぱり辛口がありますよ。
今日は太すぎるとかね。
エヘヘヘッ。
腕を競い合うのも仲間が集まってそば屋をやる楽しみです。
ゆでを担当するのは西村正昭さん。
実は西村さん神間亭を手伝うために妻の幸子さんと一緒にここ春日部に引っ越してきたんです。
足立のほうに住んでまして足立から春日部のほうに来て農作業とか一緒にやってたんですね。
よし根本さんが一緒にやりたいっていうんならまあ人生の最後は面白い人生やれるかなと結論出したんです。
感謝です。
いやいやこちらこそ感謝です。
もううちの妻が喜んでる。
西田さん。
はい!仕入れたマイタケが揚がりますよ。
ちょっと味見をお願いしますよ!
(健美さん)美味しい?うん!グーです。
いやあグーなマイタケが加わって今日も天ぷら盛り合わせは300円です。
温かいおそばにのせるのは畑でとれた寒締めちぢみほうれん草です。
あ〜例のちぢみほうれん草ですねえ。
今日も皆さん大満足です。
根本さんのご自宅。
春美さんが料理しているのは孫たちと掘った菊芋です。
あ〜菊芋。
生で食べる時には水に一度さらしまして塩とごま油で。
これどんな食感なんでしょうかね?梨と同じようなシャキシャキした感じですね。
あ〜そうなんだ。
今夜はさらに甘辛く炒めたものも作りました。
いやいやうまそうですね〜。
いただきます。
(一同)いただきます。
美味しい。
ほうれん草が大好きなのは惟生君です。
(琴美ちゃん)お芋…。
お芋おかわりね。
菊芋のリクエストは琴心ちゃん。
お芋好きなんですね。
好き。
エヘヘッいっぱい食べてね。
(敢さん)はい食べてください。
あ〜美味しい。
作りがいがあります。
喜んで食べてくれるから。
ねっ。
健美さんには娘さんが3人います。
皆さん嫁いで今は孫8人になりました。
(健美さん)もう孫たちのね大騒ぎする声聞くとね私もちょっと病気を患っているんですけども全然そんな事忘れさせてくれるくらいにね幸せです。
私ばっかり泣くのね。
主人は強いから泣かないんだけど…。
いやいや春美さんの支えがあってこその健美さんの強さだと思いますよ。
この日健美さんが向かったのは公民館です。
おっ!このお姿はもしかして…。
おお〜居合でござるか。
さようでございます。
健美さんは退職後居合も始めたんです。
おおなんと!相手をイメージして刀を抜いて収めるまでの技を磨くのが居合道でございます。
う〜む…。
いや集中しておられる。
61歳になってから始めたんですけども本当にすがすがしいんですね。
いや〜還暦過ぎても始められるものなんだのう。
そうですね。
十分…。
居合の場合は自分だけでしょ?相手がいないから。
動く速さとかですねそういうのは全部自分でいいわけですよね。
では居合の技の一部を皆さんに披露して頂きましょう。
うむっ!拝見いたす。
まずは浮雲。
うむっ!いよっ!うんっ!いや〜見事でござった。
こちらも背筋が伸びまする。
ハハハッ。
はいお疲れさんでした。
ああお疲れ様でした。
神間亭の閉店後健美さんとスタッフの西上さんは隣の納屋へ。
おお納屋。
いや風格ありますねえ。
あら?これ天井からぶら下がってるのはなんですか?
(健美さん)これはですね田舟っていいましてこの辺の農家みんな一つずつ持ってるんですが…。
あっ舟ですか。
はい。
かつて春日部では河川の氾濫に悩まされていました。
そのため避難用に備えていたんです。
あ〜なるほど。
健美さんはこの歴史ある納屋を使ってそば打ち教室などを開きたいと思っています。
ここを活用してねなんかお客さんに喜んでもらえる事やろうかっていう事で考えてます。
いや〜楽しみですね〜。
こんにちは〜。
今日はよろしくお願いします。
(健美さん)はいいらっしゃい。
今日はここでおそばと音楽のコラボレーションを企画している皆さんがいらっしゃいました。
おそばと音楽?閉店後神間亭の納屋にいらっしゃったのは音楽グループNaoyPapaの皆さんです。
春日部を拠点にアンデスの民族音楽フォルクローレの演奏活動を続けています。
神間亭のスタッフ西上さんのお知り合いだったんです。
この春日部という中にこういう音楽をやっている人がいるんだっていう事を地域に根ざして知ってもらいたい。
なんらかの形で関わりのあった人が楽しく一緒に過ごせていければいいなっていうのが私の気持ちなんです。
いや〜そうですか。
ねえ桃ちゃんフォルクローレ聞きたいですね。
はい。
せっかくですからやって頂きましょう。
(フォルクローレ)今後フォルクローレで使う楽器ケーナ作りの体験や演奏会を計画しているそうです。
うわ〜楽しみがいっぱいですね!仲間たちと始めた俺らっち野らっち神間亭。
ここは健美さん春美さんそして働く皆さん全員の生きがいとなり人生の大きな支えとなりました。
家は古くても温かみがある。
儲けはなくても夢がある。
神間亭はみんなの楽園です。
健美さん春美さんそして神間亭で働く皆さん。
いつまでも美味しいおそば打ち続けてください。
わいわい楽しんでくださーい!応援してまーす!楽園通信です。
俺らっち野らっち神間亭のおさらい桃っちよろしく!はい。
健美さん春美さんご夫婦がお仲間たちと営む手打ちそばの神間亭は土曜と日曜の営業です。
十割そばは1日10食限定です。
うん。
ケーナ作りの体験は来月26日から始まります。
電話でご予約ください。
はーい!次回は高知県黒潮町で始めた焼きドーナツ屋さんのお話です。
まーるいドーナツが家族の輪を広げています。
ハハッ。
皆さん日本で一番カレー好きが多いところってどこか知ってますか?2014/03/29(土) 18:00〜18:30
ABCテレビ1
人生の楽園[字]
『そばと仲間と古民家と』 会社勤めを辞めた後に農業を始めた仲間たちと一緒に、築100年の古民家で「手打ちそばの店」を始めた男性を紹介。地産地消にもこだわっている。
詳細情報
◇番組内容
楽園の舞台は埼玉県春日部市。建材メーカーで営業の仕事をしていた主人公は、両親の介護のため58歳で退職。故郷の春日部で築100年の古民家のことを知り、趣味のソバ打ちを生かして手打ちそば店を開いた。店では畑で育てたネギやホウレン草なども使っている。
◇出演者
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/
◇おしらせ2
この番組は、朝日放送の『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
福祉 – 高齢者
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