(オープニングテーマ)
(上司)ええ?着ぐるみのアルバイトが急病?代わりを探してる暇もないな…。
木下君また頼むよ。
(木下鉄雄)はい分かりました。
(子供)風船下さい。
(鉄雄)どうぞ〜。
(子供)ありがとう。
(父親)よかったな。
バイバイ。
バイバイ。
心の声
(鉄雄)すっかり社内で「着ぐるみで困った時は俺」になってしまった…。
断れよ俺。
ハァ…。
ああ!お〜っと!心の声
(鉄雄)ハァ…それにしてもこの頭重いな…。
あっあひるさんだ!遊んで!
(鉄雄)は〜いはい…。
(子供)あひるさん!あっ…!
(木下哲子)ええっ?むち打ち?平気なの?・
(鉄雄)理由は聞かないでくれ…。
とりあえず安静にして休んでるのよ。
じゃあ。
(木下ともお)入院?そこまでじゃないけど首が全く動かないってさ。
(木下君子)父さんかわいそう。
下向けないの?小便する時大変じゃん。
(哲子)しばらく日曜に父さんの所通うわ。
(君子)それがいいわね。
父さんちの便所小便でビチョビチョだろうな。
オレが何とかしよう!フフ。
(哲子)じゃあ父さんの所行ってくるね。
待ってよ母さん!うん?昼御飯代テーブルの上ね。
オレも行く!ダメだよ。
父さんが治ったら連れてってやるから。
う〜…。
絶対ついてくぞ!母さん!ともお…。
ハァハァハァ…。
帰りな。
バス代払わないよ。
う〜…。
うおお〜!ハァハァハァハァハァ…。
あんたのこの首を曲げずに下が見られる装置ちゃんと渡しとくから。
自分で渡す!自分で電車代払えるようになったらどこへでも行きな。
くそ〜!父さんちの駅遠すぎて運賃表に載ってねえ。
1,000円くらいはするな…。
そんな金あるわけない。
小遣いためて…。
何か月かかるやら。
うん?あ〜っ!姉ちゃんずるい!自分で買ってきなよ。
あんたの分そこにあるから。
おお〜っ!500円あれば何でも買えるぞ!待てよ。
500円なんてこんな時じゃなきゃ手にする事はできないよな。
そうだ!安く済ませて電車代ためよう。
(今野)こらこら外へ出てから食べろ。
あ?お握りの買い食いか?昼飯だってば。
へ〜…1個で足りるんだ。
ともおも連れてきてやればよかったのに。
あんたがそんな体で疲れるだけでしょう。
(鉄雄)「自分の金で来るならいい」なんて言ったらあいつ本気にするぞ。
平気よ。
ともおに貯金なんてできっこないから。
それもそうか…。
うっすごいなこれ。
下以外全く見えなくて死ぬほど怖いぞ。
あ…うわっ!ハハハ…!
(哲子)ただいま。
父さん元気だったよ。
腹減った…。
第一声がそれかよ。
「おかえりなさい」だろう?そ〜っ…。
う…。
う〜ん…。
フッ!あんた昼食べないでお金ちょろまかしてるね。
一口くれよ!嫌よ。
いいじゃんか一口くらい。
嫌!姉ちゃんのケチ!食いしんぼ!ここでアルバイト始めたんだ。
(間)ブラブラしてるのももったいないからね。
お握りは100円だよ。
ちょっと待った!これ1つ100円…。
食っても食わなくても腹が減るのに変わりはない…。
(おなかが鳴る音)やっぱり何も買わねえ!うん?フフ…。
フフフフ…。
いいぞ〜じゃんじゃんたまってく。
(哲子)今日お昼作ってから行くからね。
ええ〜?うん?いいよ。
御飯作るのって結構大変じゃん。
金くれれば適当に買って食うから。
フフ。
怪しまれたよ。
300円に減らされた…。
でも負けないぞ!そうだ!うちにあるもんで何か作ればいいんだ。
でも何作ればいいんだ?う〜ん。
吉本〜ちょっとあがれよ。
(吉本雅人)うん?お前料理得意だろう?
(吉本)何だよレタスとキャベツと魚しかねえじゃん。
必殺料理人何とかしてくれ。
しょうがねえな…。
まじ〜…。
こ…この野郎!かなりたまったぞ。
月へだって行けそうだ。
どこ行くんだ?へ〜おやじの所か。
この駅だっけ?えっと…乗り換え2回で子供料金で2,000円以上するな。
2,000円?うん?何度数えても1,200円。
2,000円までためると命に関わるな…。
電車以外の方法…。
あっあれだ!うお!段ボール100円か。
激安だ!
(郵便局員)それは箱だけの料金で送るにはLサイズは全部で1,300円Mサイズは1,100円かかります。
え〜っ子供料金ないの?子供を送るわけじゃないからね。
う〜ん…。
じゃあMサイズ下さい。
うんちょっときついかな…。
いやテレビでせいろに入ってしまうびっくり人間だっていた。
不可能じゃない。
姉ちゃん姉ちゃん!何よ?うっ!早く早く!これで蓋閉めて!びっくり人間だ。
ううっ…。
それ。
ハァハァハァ…。
無理か…。
金払っちゃったしとりあえずこれ送るか。
ううっ…残り100円。
箱だけ送ってもしょうがないしな…。
今の父さんにぴったりなもの…。
100円でそんな都合のいいものないか。
あ?とりあえず探してみるか。
おお〜っ!探せばあるもんだ。
はい。
お預かりしました。
オレが入っていこうとしたなんて父さん気付かないだろうな〜。
木下さん小包預かってますよ。
(鉄雄)あ〜すみません。
ともおから…?ガム1個か…。
うん?あっこれは…。
ともおの髪の毛…。
無理に何かを詰め込もうとしたかのような段ボールの壊れ具合。
そして中から立ちのぼる独特のともお臭…。
(鉄雄)もしもしともおか?ガム届いた?
(鉄雄)ああ今かんでる。
お前自分を送ろうとしただろう。
ああ何でもお見通しだよ。
うっ!
(声援)よっしゃ打ち取った!ともおいったぞ!オーライ!
(一同)あっ。
(笑い声)心の声
(吉本)エ…エラーしてるくせに面白い。
悔しいが…面白い!
(チャイム)オレとんでもねえ発見をしてしまったんだ。
このおっさんいっぱい名言を残してるんだ。
その名言の中に「パンツ」って単語を入れるとすっげ〜面白くなるんだ。
例えば「準備しておこう。
チャンスはいつか訪れる」ってのは「準備しておこう。
パンツはいつか訪れる」。
(笑い声)これなんかもっと面白いぜ。
もとは「何歳まで生きたかは重要ではない。
いかにして生きたか」だけど「何歳までパンツはいたかは重要ではない。
いかにパンツをはいたかだ」。
(笑い声)心の声
(吉本)みんな何が面白いんだ?だからオレもさ将来大統領になったらパンツのパンツによるパンツのための政治をしたいと思う。
終わり。
(笑い声)
(本田先生)はいありがとう木下君下品だけど面白い話でしたね。
心の声
(吉本)ただ「パンツ」を入れただけの底レベルな笑い…。
今の小話の中で27回も使ってやがる。
こんな笑い納得いかないがウケてたのも事実。
でもオレは認めないがな…。
(本田)それじゃあ今日はここまで。
あしたの小話当番の人もよろしくね。
心の声
(吉本)小話週間か…。
朝のホームルーム1人ずつ何かを話さねばならない。
やな行事だ。
別に笑いをとる話じゃなくてもいいんだが何となく笑いをとるやつが偉いような雰囲気がある…。
(吉田由伸)今日のともおのパンツの話最高だったよな。
(菊川みつお)超ウケてたもんな。
(葉山より子)下品なんだけど笑っちゃうのよね。
(鎌倉景子)私も別の偉い人でやってみようっと。
心の声
(吉本)オレも是非笑いをとりにいきたいが…下ネタを使ってまで笑いをとろうとはしないぞ。
(みつお)昨日の「世界動物珍紀行」見た?見た見た!アザラシのまね〜。
うん?アウアウアウアウアウ…。
(笑い声)心の声
(吉本)面白い!面白いぞともお!自分で言うのも何だがオレは勉強もスポーツもそこそこできる。
そんなオレになくてともおにあるもの。
それは「笑い」だ。
例えば昨日の野球…。
あれがともおでなくオレだったらどうだろうか?オーライ…。
心の声
(吉本)オレだったらただのエラーとしてカウントされ笑いどころか味方からの非難の的になるだけだったろう。
特にともおはめちゃくちゃ非難する。
絶対!そんな状況なのにともおはいとも簡単に笑いにしてしまう。
悔しいが絵になってる…!そしてさっきのアザラシのまね。
ただ転がってるだけのようだが実はすごくレベルの高い動きだ。
オレも昨日「世界動物珍紀行」を見た。
確かにアザラシは出てきた。
でもあんな動きはしてなかった。
ただ寝そべっているだけだった。
ともおは蛇足とも言えるあの動きを付け加える事によって何の変哲もないアザラシの動きから笑いを生んでしまった。
悔しいがすごいぞともお。
あとクジラもすごかったよな!クジラのまね〜。
アウアウアウアウアウ…。
心の声
(吉本)ああっさっきのアザラシと同じじゃないか!しかし面白い。
なぜ笑える?そうか…。
あえて同じ動きをする事によって…。
一つ勉強になったぞ。
ちょっと待てよ。
今オレがここでもう一度同じ動きを「ライオンのまね」とか言ってやってみたらどうか?ライオンのまね。
アウアウ…。
心の声
(吉本)いやダメだ!3回目はさすがに飽きられる。
それであの犬さ〜。
(みつお)えっ犬?よく団地で散歩してる犬だよ。
心の声
(吉本)もう話題が他に移ってたのか…。
危なかった…。
やらなくて正解だった。
こんなんなって喜ぶんだぜ。
アウアウアウアウアウ…。
心の声
(吉本)3回目?3回目もOKだったか!しまった。
せっかくのチャンスを…。
木下君ってよくそんなバカな事すぐできるよね。
そりゃバカだからよ本物の。
うるせ〜。
心の声
(吉本)くそ…ともおめ。
オレだって…。
なあ犬っていえばさクジラと犬って親戚なんだぜ。
何で?クジラって「ホエール」だろ。
犬も「ほえ〜る」から。
何言ってんだ?お前。
心の声
(吉本)しまった…。
吉本が言いたかったのはさ「クジラ」って英語で「ホエール」だから「ホエール」と「犬がほえる」をかけたよく考えられたジョーク…。
心の声
(吉本)や…やめろ…。
やめてくれみつお!うおお〜!あ?何だあいつ?さあ…?
(テレビ)「お願いしますおとうさん。
娘さんを下さい!」。
心の声
(吉本)お笑い芸人はさすがプロだな。
面白くて勉強になる。
「ため口を聞くな!」。
「何だよ。
もう頼まねえよ」。
心の声
(吉本)面白い芸人に共通して言える事。
それは場の空気を読んでる事だ。
これがなかなか難しい。
例えば今日のオレの失敗。
クジラと犬の軽いジョーク。
焦りもあったせいかあれは完全に空気にのっていなかった。
ともおが体を張って3回続けたギャグ。
あの場ではきっとオレが流れを引き継ぐべきだったんだ。
いやその前にオレが思い切って3回目をやっていれば…。
いや待てよ。
あの時オレはツッコミを入れていればよかったんじゃないのか?おいおいさっきと同じじゃん!心の声
(吉本)そうだよツッコミだよ!何も無理やりギャグをやらなくてもいいんだ!今日は少しの隙も見逃さないぞ…。
心の声
(吉本)周りの空気を読み切りどんどんつっこんでやる。
(今野)お〜い肉まんいるか?
(一同)いります!いる!3つしかないから半分ずつな。
フフ私が2つに割ってあげる。
あっ。
はいよりちゃんこっちね。
プッ。
アハハハハハ…!ひどいなケリ子ちゃん。
心の声
(吉本)まるで当然のように大きい方を取るケリ子。
いつもの光景だ。
なのになぜかツボにはまっている。
ケリ子のあの強欲な性格ゆえ訪れる笑い。
よく考えたらこれも笑いだ。
(由伸)肉まんオレ大好きだ。
半分取って置いてあとで食べよう。
(今野)肉まんポケットに入れるなよ。
ハハハハ…。
心の声
(吉本)よしのぶのいつもの行動もツボだ!?でも今更いつもの行動につっこむのも不自然だし…。
もう分からなくなってきた…。
(由伸)オレ何でもポケットにものを突っ込む癖があってさ…。
今日ポケットに手を突っ込んだらこんなもんが入ってたんだよな。
(景子)あっそれ昨日の肉まん!何だ結局食わなかったのかよ。
バカじゃね〜の?
(笑い声)心の声
(吉本)よしのぶのやつウケてやがる。
次はオレの番。
一応落語をパクってきたが果たしてウケるだろうか…。
(由伸)それでこっちのポケットには…。
うんこかよ!
(由伸)違うよ。
チョコレートだよ!心の声
(吉本)またウケてる!いっそ下ネタを使えば…。
いやそんなのプライドが許さない。
(おなかが鳴る音)心の声
(吉本)ううっ…そんな事考えてたら何だかトイレに行きたくなってきた。
先生トイレ行ってきていいですか?
(本田)はいどうぞ。
吉本うんこか?うるせえ。
(水を流す音)心の声
(吉本)落語なんて高度なものあいつらに理解できるだろうか?
(笑い声)心の声
(吉本)まだウケてる…。
ハァ…もうすぐオレの番が来る…。
吉本うんこだったのか?なあ吉本。
う…。
うんこだろ?うんこだよな?うんこうんこ…。
うるせえな!うんこだよ!悪いか!?
(拍手)
(生徒たち)おお偉い!よく言った!
(拍手)心の声
(吉本)笑えよ。
くそ…!
(エンディングテーマ)「団地ともお」お楽しみに!乾燥の大地オーストラリア。
2014/03/29(土) 17:05〜17:30
NHK総合1・神戸
アニメ 団地ともお・セレクション「ハラペコより大事だぜともお」ほか[字]
ハラペコより大事だぜともお/笑い死にさせる気かよともお
詳細情報
番組内容
▽「ハラペコより大事だぜともお」:ふとしたことからむち打ちになってしまった鉄雄。お見舞いに向かう哲子について行こうとするともおだが、「自分で電車賃をためたら行ってもよい」とたしなめられる。それを本気にしたともおは、節約生活を始める ▽「笑い死にさせる気かよともお」:何をやっても、なぜか笑いがとれてしまうともお。それに嫉妬した吉本は、真剣にともおの行動を観察し、笑いのコツを盗もうとするが…?
出演者
【声】三瓶由布子,坂本千夏,牧野由依,利根健太朗,田村睦心,武田華,生天目仁美,藤村歩,一杉佳澄,アサコ,矢野亜沙美,箭内仁,樋浦勉,田中完,北田理道,あべそういち
原作・脚本
【原作】小田扉,【脚本】山田隆司
監督・演出
【監督】渡辺歩
音楽
【音楽】長谷川智樹
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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