れまでおよそ300件の情報が寄せられていますが、有力なものはなく警察が情報提供を呼びかけています。
(斑鳩芳正)1991年7月21日に静岡県咲田市に住む高校1年の女子生徒当時16歳が深夜になって近くの見吉川河川敷で遺体となって発見された。
捜査線上に浮上したのが松崎行雄だった。
たとえDNA鑑定が間違っていたからといってなぜ犯人ではないと言い切れる?
(北山)松崎は無実だ。
無罪です。
松崎さんに無罪判決が出されました。
(松崎)ちゃんと謝ってほしいです。
あなたが松崎行雄の息子だったなんて。
(宇佐見)終わってなんかいませんよ。
松崎が真犯人じゃないなら一体誰が20年前女子高生を殺したっていうんですか?お前の言うとおり何も終わってやしない。
・ガサ…
(優花)うっ…。
・玉さん。
(玉村)矢上先生こちらです。
(矢上)は〜い。
夏風邪なのにさ嫌になっちゃうよ。
(矢上)さあじゃあさっさと確認しちゃいましょう。
(玉村)はい。
第一発見者は早朝ジョギングをしていた会社員男性。
周辺の聞き込みで昨日の夕方までこの場所には何もなかったことがわかっています。
夜の間に何かしらあって被害者はこの場所で命を落としたんでしょう。
(矢上)はぁ…まだ高校生でしょ?かわいそうにね。
ええ。
(玉村)夜で暗かっただろうからハンドル操作を誤って転落したのかもしれませんね。
(矢上)ほら後頭部にさ擦過傷があるんだけども…他には特に目立った外傷はないね。
(玉村)死因は何ですか?う〜ん…心不全。
えっ?…とは言い切れないか。
あっそうだよ。
こういうときはさ東城医大のさ…えっと何てったっけ?あのちっちゃい先生。
田口先生ですか?そうそうそう。
彼に頼んでみたら?うん。
Aiですね。
矢上先生熱でもあるんじゃないですか?
(白鳥圭輔)島津先生が戻ってきてAiセンターも再出発って感じだよねグッチー。
(田口公平)そうですね。
まあ張り切っていきますか。
(島津)田口先生。
おやじに会ってきました。
いろいろとすいませんでした。
島津先生。
これからはAiセンターのために俺のできることを精一杯やっていくつもりです。
よろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
はい。
(三船)ご遺体が到着しました。
皆さんよろしくお願いします。
(玉村)お待たせしてすいません。
(島津)玉村さん遅いよ。
こっちはもうとっくに準備できてるんだから。
(玉村)被害者は桜宮市内の高校に通う三谷優花さん16歳。
本日早朝阿久瀬川の河原で遺体となって発見されました。
検視では死因がわからず事故なのか事件なのか判断が付いていません。
嘱託医矢上先生の提案でAiによる死因究明をお願いしたしだいです。
矢上先生がAiを?
(玉村)何でもかんでも心不全ってわけにはいかないだろうって。
ちょっと遅いけど矢上先生も成長したね。
白鳥さん。
現場で死因はわからないと言う勇気。
それがAiっていうシステムの第1段階なんだよ。
(島津)頭部皮下血腫と肋骨骨折がありました。
(玉村)土手から落ちたときの傷かなぁ〜。
(三船)やっぱり事故ですか?
(島津)残念ながらこの画像からは死因がわかりませんね。
(玉村)事故か事件かわからないってことですか?ええ。
(三船)ということは心不全だったっていうことで?後はご遺族にお願いして解剖するしかないね。
(玉村)そうですね。
(三船)また解剖ですか?
(スミレ)お断りします。
えっ?
(スミレ)しばらくAiセンターとは距離を置きたいんです。
あっ山岡教授がいますよ今日は。
教授にやってもらえばいいんじゃないですか?テレビとか講演ばっかりだと腕が鈍るっておっしゃってましたから。
須賀君教授に連絡して。
今4時か…確か5時から大丈夫なはずだから。
(須賀)はい。
そういうことで。
ふ〜ん。
まっ無理だって言うものはしかたがないよね。
(看護師)お大事にしてください。
ありがとうございました。
そろそろ解剖の時間だ。
・
(島津)田口先生。
傷の具合はどう?だいぶ良くなりました。
田口先生折り入って頼みがあるんだけど。
時間あります?えっ?あっ…はい。
(山岡)須賀皮膚剥離して早く。
(須賀)はい。
(玉村)笹井先生に断られたんですか。
だから山岡先生なんだ。
(山岡)もたもたするんじゃない!
(須賀)はい。
(玉村)刑事になって初めて解剖に来たときの担当が山岡先生だったんですよ。
ず〜っとあんな調子だからもう苦手で…。
(山岡)玉村うるさいぞ!
(玉村)はいすいません。
(玉村)地獄耳。
すごいね。
(玉村)あれ?田口先生は?あぁ島津先生に何か頼まれたって言ってたけど。
ほんとは血を見るのが怖いんだよ。
心臓もちっちゃいから。
(山岡)これだな。
ここ肋骨が折れてるな。
(須賀)はい。
Aiでもうわかってるっちゅうの。
(山岡)それと心臓。
心筋に全周性の帯状出血が見られる。
再灌流性出血だな。
(山岡)病院で一度蘇生したのか?
(玉村)いえ現場から直接来たので病院では…。
(山岡)じゃあ誰かが心臓マッサージしたはずだ。
(玉村)あっそれなら第一発見者が心臓マッサージをしたそうです。
ライフセービングの心得があったみたいで。
(山岡)それだ玉村。
(玉村)はぁ…。
結論から言おう。
心不全だ。
えっ?へっ?
(山岡)若い女の子でもたまにあるんだよ。
不整脈による心停止つまり突然死がさ。
(玉村)ということは事件性は…。
なしだ。
病死なんだから。
わかりました。
いや2人きりで会うのどうも気まずくてさ。
20年ぶりですもんね。
しょうがないですよ。
ピンポーン!・
(松崎)は〜い。
(松崎)吾郎よく来てくれたな。
ああ。
えっと…田口先生。
同じ病院の。
帰りが一緒だったから誘ってみたんだ。
田口です。
(松崎)松崎です。
すいません急にお邪魔しちゃって。
いえいえ。
さあ入って。
吾郎入れよ。
うん。
(玉村)事件性はありませんでした。
ご愁傷さまです。
優花はまだ高校生なのに…。
これからなのに…。
お察しします。
娘はいつ返していただけるんですか。
(玉村)今解剖後の手続きなどをしていますので明日の朝になります。
ううっ…優花ちゃん。
・ううっ…。
・
(ドアの開閉音)
(スミレ)お疲れさま。
(須賀)あぁお疲れさまです。
いやぁ〜山岡教授相変わらず強烈でした。
もうすごい迫力で。
それで解剖結果はどうだったの?Aiの診断どおり頭部皮下血腫と肋骨骨折がありました。
最終的には心不全の診断。
事件性なしの病死です。
肋骨骨折…。
はい。
第一発見者が心マしたらしくて。
被害者は女子高生?はい。
河原で亡くなってたのを発見されたそうです。
河原で…。
かわいそうですよね突然死なんて。
解剖所見見せてくれる?あっ…。
これです。
(須賀)山岡教授のおかげでもうくったくたです。
(須賀)働かされっぱなしでぺこぺこです。
笹井先生もし良かったら…。
(スミレ)疲れたでしょ?今日はもう帰っていいよ。
私まだ仕事あるから。
じゃあ…失礼します。
(松崎)いや来ていただいてうれしいですよ。
田口先生が来られるってわかってればもっといいものを用意したんですけどね。
20年ぶりだっていうのに相変わらずカレーかよ。
吾郎が子供だった頃このカレーが大好きだったんですよ。
いつも料理は妻だったんだけどカレーだけは私の担当でね。
えっ子供の頃からこの辛さですか。
辛いでしょ?この辛さが松崎家の味なんですね。
20年ぶりに作ったんですけど覚えてるもんですね。
20年は長かった。
私が逮捕されて間もなく妻は病気で亡くなりました。
あの事件は私から全てを奪った。
(松崎)でもこうしてまた吾郎と一緒にカレーが食えるなんて。
またこんな日が来るなんて…。
夢にも思わなかった。
(島津)話はいいからさ…カレー食べなよ。
はぁ…ああ。
良かったですね。
田口先生もらい泣き?違いますよ。
はぁ…。
カレーが辛いだけです。
(島津)何だよそれ。
(松崎)あっお水入れましょうか?あっお願いします。
ごほっごほっ…。
おやじ大丈夫か?大丈夫ですか?ごほっごほっ大丈夫です。
ごほっ!ごほっ…。
あっ…。
すいません。
(松崎)ごほっごほっ大丈夫。
最近ずっと体がだるくて熱っぽいんだよ。
風邪かな。
ごほっごほっ…。
(島津)無理すんなよな。
(松崎)ありがとう吾郎。
ありがとう。
何してるの?こんなとこで。
いやうちに帰ったら放送に間に合わなかったからさこれの。
いやしかし「法医学教室のアリアドネ」を実際の法医学教室で見るっていうのは「南極物語」を南極で見るような臨場感があっていいね。
ははっ来週もここで見ようかな。
見にこないで。
冷たいねぇ。
で何かわかったの?秘密の解剖で。
こんなことしてどうなるかわかってるのかなぁ。
許可のない再解剖は遺体損壊っていわれてもしかたがないよ。
わかってる。
じゃあ何でわざわざ再解剖を?山岡教授の解剖所見を見て気付いたの。
河原で発見された女子高生の遺体肋骨骨折…。
20年前のあの事件とそっくりだって。
えっ?だから確かめるしかなかったのよ。
頸動脈洞を圧迫した痕があった。
あっ…。
心不全が死因なんかじゃない。
扼殺による窒息死。
首を絞められて殺されてた?全て同じなのよ松崎事件と。
被害者の条件も遺体の状況も。
そして殺され方も。
松崎事件の再来…。
桜宮市の阿久瀬川で昨日市内の高校に通う三谷優花さん16歳の遺体が発見されました。
現場周辺はふだんから人通りも少なく目撃証言もないことから警察は三谷さんが何らかの事情で土手から転落したとして事件と事故の両面で死亡した経緯を調べています。
もともと事件性なしという判断だったんですが新たに見つかった頸動脈洞の圧迫痕が決め手になったようです。
新たに見つかった?はい。
解剖所見を取り寄せてくれ。
(山岡)はぁ…。
(スミレ)申し訳ありませんでした。
(山岡)お前のしたことは犯罪だ。
許されることではないぞ。
どのような処分も覚悟しています。
再解剖したんですか?うん。
山岡教授の解剖所見を見て笹井先生が松崎事件との共通点に気付いたんだよ。
また松崎事件が起こるなんて…そんな。
僕だってそう思ったよ。
でも同じなんだよね。
被害者の特徴も遺体の状況も。
おやじがやったって言いたいのか?
(スミレ)そうは言ってないわよ。
ただ不自然だって。
お前…。
島津先生。
(島津)何なんだよお前はよ!島津先生落ち着いてください!
(スミレ)私はただ可能性の話をしてるだけよ。
えん罪は法廷で立証されている。
おやじは犯人じゃない。
今回の事件がどれだけ似てようがおやじ関係ないんだよ。
また俺たちの人生を…むちゃくちゃにするつもりか!笹井先生今回のは模倣犯かもしれないし犯人に関してはまだ何にもわかってないんだよ。
わかってますそんなこと。
はぁ…。
島津先生もさまあ気持ちはわかるけど松崎事件で人生が変わったのは君だけじゃないんだよ。
久しぶりだな。
はい。
少し痩せたか?えん罪になったばかりの松崎事件がまた起きてる。
20年前と同じやり口だ。
容疑者は?松崎だ。
やつしかいない。
北山さんは間違っていなかった。
宇佐見。
やるべきことはわかっているな。
はい。
北山さんがお前を救ったのもこういうときのためだろう。
(回想)お!D26が0−かった!*う…撃たないでくれ!このとおりだ!助けてくれ!助けてくれ?お前が殺した人間も同じこと言ったはずだ!死んであの子たちにわびろ。
バン!人間のくずが!バン!バン!バン!うわぁ〜!はぁはぁはぁ…。
カチッカチッ…バン!
(北山)先に犯人が発砲した。
正当防衛だった。
(北山)宇佐見。
お前は間違っていない。
北山さん。
正義をなすには時に悪意が必要になる。
正義をなすには時に悪意が必要になる。
北山さんの言葉です。
20年前と同じ過ちは許されないぞ。
斑鳩さん。
今度こそこの事件終わらせます。
どんな手を使っても。
(宇佐見)昨日阿久瀬川で女子高生の遺体が発見されたんです。
(宇佐見)20年前の事件とそっくり同じ状況でね。
松崎さんおとといの夜何してましたか?家にいました。
(宇佐見)本当ですか?うそついても調べればすぐにわかるんですよ。
(松崎)うそなんかじゃありません。
(宇佐見)お前がしゃばに出てきた途端早速こんな事件が起こった。
どういうことだ?これは。
わかりません。
(宇佐見)あぁ!松崎お前が犯人じゃないのか!?お前がやったんだろ!弱いもんを殺す…最低の人殺しだなお前は!うぅ…。
俺は何もしてない。
俺じゃない!お前以外に誰がいるんだよ!俺じゃないって!
(宇佐見)お前は法的には無罪になった。
でもな無罪と無実は違うんだよ。
知らない。
絶対逃がさないからな松崎。
お前はムショへ逆戻りだ。
はぁはぁ…。
はぁはぁ…。
はぁはぁはぁ…。
はぁはぁ…。
くそ〜!バン!はぁはぁ…俺じゃねぇ…俺じゃねぇ。
もしもし。
先生!俺んとこに警察がやって来て…。
犯人だって…。
俺やってねぇ…やってねぇんだよ!法医学者として事件を解決したいか。
まあ彼女も松崎事件にピリオドを打ちたい人間の1人だからね。
そうですよね。
やっと松崎さんが釈放されたと思ったらまさかまたこんな事件が起こるなんて。
一体誰がこんなことを…。
20年前とそっくりな今回の事件で松崎さんが犯人だったら得をする人間がいるのは確かだよ。
(玉村)遺体発見現場からこちら側まで捜査範囲を広げましょう。
はい。
わかりました。
・玉村さん。
松崎さん支援者の会って人たちが来てます。
えっ松崎さんの?・コンコン!
(ノックの音)
(玉村)お待たせしました。
警部補の玉村です。
(井野)松崎さん支援者の会の井野と申します。
こちらは弁護士の尾崎先生です。
どうも。
(井野)今日伺ったのは警察がまたいわれのない罪で松崎さんを捜査していると聞きましたのでその確認に参りました。
(玉村)えっ?あぁ…はい。
(尾崎)えん罪を勝ちとった松崎さんを容疑者扱いするなど言語道断です。
何を考えてるんですか。
(玉村)いや我々はまだ何も…。
脅迫まがいの一方的な事情聴取をされたそうじゃないですか。
しかも犯人だと断定するような言い方で。
(玉村)あのどういうことでしょうか?
(尾崎)とぼけないでください。
警察が来て脅されたと松崎さん本人が言っているんです。
念のために言っておきます。
事件当日の松崎さんのアリバイは確かです。
支援者の会のメンバーで松崎さんの家に集まって今後について話してましたから。
(尾崎)もし今後も松崎さんの人権を踏みにじるような強硬な捜査をなさるのなら我々は法律に訴えでますから。
(井野)あっもしもし井野です。
今尾崎先生と一緒に警察に行ってきました。
松崎さんのアリバイを証言しましたからもう大丈夫ですよ。
(松崎)アリバイ?
(井野)松崎さんは何も心配しなくていいです。
大丈夫です。
こちらでうまくやっておきますから。
(井野)ご安心ください。
なかなか調査は難しいですね。
そうか…わかった。
どうも。
後で報告書を持ってきてくれ。
朝から忙しそうだね情報統括室の室長さんは。
あぁ厚労省は暇ですか?暇だといいんだけどこっちも何かとあってね。
あっそれは失礼。
松崎さんの捜査してるんだって?ここで問題です。
20年前の松崎事件とそっくりな阿久瀬川の女子高生殺害事件。
この事件の犯人が松崎さんだった場合一番得をするのは誰でしょう?答えはあんたたち警察だよね斑鳩さん。
松崎さんが犯人なら地に落ちた警察の権威は取り戻せるし20年前の事件もやっぱり松崎さんの犯行だったかって話になるだろうしね。
何が言いたい?松崎さんの犯行に見せかけた別の誰かの仕業だったりして。
何だと?桜宮署にクレーム来たらしいよ。
松崎さんが乱暴な刑事から不当な事情聴取を受けたって。
その乱暴な刑事ってまさか宇佐見じゃないよね?宇佐見は逃亡中だ。
まだ足取りはつかめていない。
ほんとかな?もしかして宇佐見を陰で操ってるのは斑鳩さんだったりしてね。
近日中に松崎の事情聴取を行なう。
じき真相は明らかになる。
白鳥がかぎまわってるぞ。
気を付けろ。
・
(ドアの開閉音)
(須賀)いや〜疲れました。
山岡教授にさんざん自慢話聞かされましたよ。
全然解放してくれなくて。
笹井先生が解剖で見つけた頸動脈洞の圧迫痕も自分が見つけたんだって言い触らしてましたよ。
笹井先生のお手柄なのに。
山岡教授が見つけたのって再灌流性出血だけですよ。
あれだって肋骨骨折がわかってたから見つけられただけじゃないですか。
(須賀)ああいうずぶとい性格じゃないと出世しないのかもな。
これってもし偶然じゃなかったら。
えっ?・
(ドアの開閉音)斑鳩さんにわざわざ言いにいったんですか?まあ様子見でね。
警察が宇佐見のことをどこまでつかんでるか知りたかったからさ。
宇佐見さんは今どこに?いまだに行方知れず。
まあ斑鳩がうそをついてなかったらの話だけどね。
あぁそうですか。
・
(ドアの開閉音)
(スミレ)田口先生。
笹井先生どうしたんですか?白鳥さんもこれを見て。
松崎事件の解剖所見なんだけど。
これ心臓の写真。
再灌流性出血か。
そうよ。
今回の事件の被害者にもあったわ。
いやそれは第一発見者が心マしたからだって玉ちゃんが言ってたけど。
再灌流性出血があるってことは一度停止した心臓を誰かが再鼓動させたという証拠なの。
20年前の事件でも誰かが心臓マッサージをして蘇生してたってことになる。
そのときも第一発見者が?いえそんな記録はない。
じゃあ誰が心マを?1人だけいるよね。
好きなだけ心臓マッサージをすることができた人間が。
犯人だよ。
犯人は被害者を助けようとしたってこと?いやもう1つ別の可能性じゃないかな。
犯人は首を絞めて一旦心肺を停止させすぐに心臓マッサージをして息を吹き返させた。
それを何度も繰り返したから被害者は2人共肋骨が折れていた。
なぜそんな…。
犯罪心理学の症例の中でよく似たものがあります。
他人の命をもてあそぶことに快楽を感じる殺人者の症例。
首を絞めて殺してそれから心マで蘇生する。
相手が生きるも死ぬも自分がコントロールしている。
まるで神になったような錯覚が快楽へとつながる。
快楽殺人か。
快楽殺人の場合犯人は衝動を抑えることができません。
機会があれば永遠に殺人を繰り返すといわれています。
だとしたら松崎さんが釈放された途端に事件が起こったということは…。
やっぱり松崎さんが犯人なのかなぁ。
僕が会った松崎さんはとても優しい人でした。
でも表面上は穏やかで優しいと思われていた人が陰で快楽殺人を繰り返していた例はいくつもあります。
松崎さんはそのパターンかもしれないね。
とにかく松崎さんに話を聞きませんか?結論を出すのはそれからでも。
よし直接本人に聞いてみようか。
(刑事)玉さん3日やってますけど何も出てきませんね。
(玉村)解剖で殺人は明らかになってるんだ。
何か手がかりがあるはずだ。
あの小屋は?
(刑事)あそこはまだ調べてませんね。
(玉村)倉庫として使われてるのかぁ。
(玉村)ガイシャのものか。
ここで殺されて事故に見せかけるために屋外に放置されたのかもな。
これ。
はい。
あっ。
ピンポーン!松崎さん?田口です。
いらっしゃいませんか?コンコンコン!田口です。
出かけてるのかな?ひょっとしたら後援会の会合とか?カチャ松崎さん?松崎さん!松崎さん!脈がありません。
島津先生。
おやじ?えん罪が晴れてこれからだっていうのに。
何で?まだ親孝行してないのに。
島津先生ご遺体の確認作業がまだありますので。
(刑事)先生。
(玉村)矢上先生お願いします。
はい。
(矢上)外傷はないね。
(玉村)事件性はなさそうですね。
そうだね。
何で事件性がないって言い切れんの?今回の死因は明らかだからね。
肝不全による病死。
病死?ほら体表に黄疸が出てるでしょ。
これはね肝不全が悪化していた証拠。
だいぶ前から患ってたんじゃないかな。
あぁ〜腹水もたまってる。
苦しかったと思うよ。
そういえばおとといの夜松崎さんずっと体がだるいって言ってました。
(矢上)でしょ。
昨日今日の病気じゃないもんこれは。
あっ裏付け欲しかったらさ刑務所の何だえぇ〜医務記録みたいなものに残ってると思うよ多分。
(玉村)あっ調べてみます。
(矢上)うん。
(玉村)こんなときにたいへん申し上げにくいんですがここに来る前に先日の女子高生の事件現場を再検証してきました。
そこで松崎さんにつながるものが出てきたんですよ。
松崎さんにつながるもの?
(玉村)ここから松崎さんの指紋が検出されました。
・「アリアドネの糸」事件現場はここからそうも遠くはない。
松崎さんを容疑者として見るのは妥当だと思います。
(刑事)玉さん来てください。
(玉村)ちょっと失礼します。
松崎さんやっと島津先生と一緒の時間が過ごせるって喜んでたんです。
ほんとに松崎さんが犯人なんでしょうか。
現場から物証が出たんじゃ反論の余地はないね。
こうなると松崎事件は本当にえん罪だったのかって疑問の声も上がってくるだろうね。
そんな…。
宇佐見さん?宇佐見。
宇佐見!はぁ〜。
宇佐見さん…。
(スミレ)注射した痕がある。
松崎さんは殺されたってことですか?この20年間に合計7人の女子高生が亡くなっていたんです。
連続殺人鬼は警察内部の人間かもしれない。
斑鳩さん20年前はどこにいらっしゃいました?2014/03/14(金) 14:57〜15:53
関西テレビ1
チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸 #09[再][字]【伊藤淳史 仲村トオル】
「最終章突入!えん罪は本当か…事件発生」
伊藤淳史 仲村トオル 小西真奈美 高橋克典
詳細情報
番組内容
桜宮市内の川原で女子高生・三谷優花(戸井智恵美)の遺体が発見された。目立った外傷が見当たらず、検視では死因が判明しないことから、事故か事件かを判断できない所轄の玉村(中村靖日)は再始動したAiセンターに鑑定を依頼。島津(安田顕)はCT画像から頭皮下血腫と肋骨骨折を見つけるが、死因を特定することはできなかった。
番組内容2
そこで田口(伊藤淳史)と白鳥(仲村トオル)は笹井(小西真奈美)に解剖を依頼。ところが「しばらくAiセンターと距離を置きたい」と断られ、代わって教授の山岡(市川勇)が解剖を担当することに。山岡は優花が意識を失った後に一度蘇生した痕跡を発見するものの死因はわからず、事件性のない“心不全”と断定した。この結果を聞いた笹井にある疑念が浮かび…。
番組内容3
その夜、田口は島津とともに松崎(六平直政)のアパートを訪ねていた。松崎の誤認逮捕から20年ぶりに和解し、互いを思いやる仲睦まじい父子の姿を感慨深げに見つめる田口。
同じ頃、東城医大の解剖室では、笹井が密かに優花の再解剖を行っていた。「あなたの本当の死因を教えて」と遺体の首にメスを入れた笹井は、山岡が見落としていたあるものを見つけ…。
出演者
伊藤淳史
仲村トオル
小西真奈美
福士誠治
市川知宏
中村靖日
・
名取裕子
林隆三
・
利重剛
安田顕
尾美としのり
高橋克典
原作・脚本
【原作】
「アリアドネの弾丸」(海堂尊著/宝島社刊)
【脚本】
後藤法子
監督・演出
【演出】
今井和久
星野和成
小松隆志
【プロデューサー】
豊福陽子(関西テレビ)
遠田孝一(MMJ)
八巻薫(MMJ)
音楽
羽岡佳
妹尾武
【主題歌】
Do As Infinity 『アリアドネの糸』
ご案内
「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」は毎週火曜よる10時から放送中です!
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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