(田崎の鼻歌)
(川辺課長)遅番ご苦労さん。
(野田刑事)今日はご機嫌ですね。
(田崎婦警)ちょっとね寄るところがあるの。
(里見刑事)いやにオシャレして…何かあるんですか?デート!?
(野田)ウッソー!私がデートしちゃおかしい?おいおい田崎くんだって女なんだから…。
「だって」ってなんですか!?
(高木刑事)デートかあ…。
今さら女房とデートっちゅうのもね…。
里見さんそれがダメなの日本の男は!だから熟年離婚なんてしちゃうのよ。
おいおい俺に対する嫌がらせかい?ザッツライト!
(課長)リアリティーありすぎだよ。
たまには奥さまとデートして帰りにそんなソバじゃなくてこじゃれた料理でも食べれば待遇変わりますよ。
そんなことで離婚の予防にねえ…。
女っていうのはそういう優しさの積み重ねに弱いんですから!安浦さん!黙々とソバ食べてる場合じゃないですよ!長すぎた春って一番危ないんですからね!
(安浦刑事)うるさいんだよもう…。
課長…揺れてますよ…。
…地震だ!
(里見)ガイシャはこちらの主婦で井上牧子さん42歳です。
晴ちゃん…。
(田崎)はい。
首に巻き付いてるのは腰ひもかい?
(田崎)着物を着ようとしてたみたいですね…。
…家族は?今ご主人がこちらに向かってます。
ご主人が言うにはタンスに10万円を入れてたというんですが確認したらそれがなかったんですわ。
そうか…。
今井…。
侵入経路どうなってる?
(今井刑事)窓の鍵はかかってます。
おそらく玄関からじゃ…。
物盗りに見せかけた顔見知りの犯行か…。
でも物盗りなら貴金属を持ってかないのはおかしいですよね…。
うーん…。
犯行からどれくらい経ってます?あまり時間は経っていないようです。
通報したのは誰なんだ?
(里見)あの方です。
他には?
(三島千津)他にはって言われても…。
山手中央署の安浦です。
(野田)この方が…。
とにかくビックリしたわよ!私牧子さんに1時に呼ばれたの。
髪のセットと着付けをしてって。
私美容師なのね。
で来てみたらこれでしょう。
もう腰が抜けちゃってしばらく歩けなかったわよ。
大切なお客さんがあるとかで呼ばれたの。
よく呼ばれるのよ!ご主人の仕事の関係でしょっちゅうパーティーやってて。
そのたびに店に来るの大変だから。
刑事さんも必要があったら呼んでね私前島美容室の三島っていうの。
とにかく私…死体を見たの初めてだから…。
興奮しちゃって…。
あ…ご…ごめんなさい…ちょっとおトイレ行ってくる…。
さっきからもう…。
トゥマッチトークね…。
もう一度詳しく話を聞いといてくれ。
はい。
ちょっと通してください。
安浦さんこちらはお向かいにお住まいの主婦の方なんですが1時少し前ここに車が停まってたそうです。
地震で飛び出したときに見たんです。
“山川鮮魚店”て書いてありました。
駅前の魚屋さんの車よきっと。
山川鮮魚店?
(チンドン屋のお囃子)らっしゃーい!今日もいいのが入ったんだ!鯛のいいのが!お!らっしゃい!こんちは。
山手中央署の者なんだけど…。
(田崎)山川さんですね?はい。
山川…海です。
山川海…。
いい名前ですね。
ハッハッハ…!この名前でねみんな驚いちまうんだ。
ところで刑事さんが何の用です?3丁目の井上牧子さんが亡くなったのはご存じですか?えーっ!亡くなった!?午後の1時頃井上さんのお宅に行きました?ええ。
今夜のパーティー用に刺身を頼まれたんで打ち合わせに。
そのとき玄関には鍵がかかってましたか?かかってませんでしたね。
中まで入って何度かお呼びしたんですが返事がなくて…。
ちょうどそのとき地震があって店が心配になって戻ってきちゃったんですよ。
今また行こうと思ってたとこなんですよ。
海ちゃんしょっぱいの入った?
(海)入ったよ!この間のダメだってさうちの旦那。
もっとしょっぱいのあるかい?鑑識の結果が出ました。
死亡推定時刻は午後12時から1時の間です。
山川鮮魚店の車が目撃されたのは1時前だったな?
(田崎)はい。
(里見)死因は絞殺。
背後から腰ひもで締め付けられたと思われます。
凶器はガイシャのものに間違いありません。
それと現場にあったネックレスから美容師の三島千津さんの指紋が検出されたんです…。
野田三島さんあたってくれたか?井上さんは注文のうるさい客だったようですが三島さんは信頼されてていつも指名されていたそうで今のところ怪しいところは…。
しばらくの間要注意だな。
第一発見者が怪しいっていうのか?そういうわけじゃないんですがね…。
近所を歩いたんですがあの辺り昼間は人通りが少ないんですよ。
お向かいの主婦以外目撃情報は得られてません。
車がどれくらい停まっていたかはわかってるのか?地震で飛び出したときに見たんでいつからかわからないそうです。
山川さんが言うには井上さん宅にいたのは5分足らずだそうです。
ただし山川さんのアリバイは確認できてません。
ということは魚屋の山川海さんが怪しいってことかな安さん?特に犯罪の匂いはしませんでしたな。
それに井上さんはいいお客さんだったらしいし…。
そんなこと言ったって今のところは…。
・
(婦警)失礼します。
(課長)何だ?山川海さんという方が…。
助けてください!大変なことが起きたんです!電話がかかってきたんです男の声で。
「何も喋るな。
お前の息子がどうなってもしらないぞ」って…。
どうなってもしらないって…どういうことですか?…すみませんでした。
実は私…本当は見たんです。
(海)男の人が井上さんの家から飛び出してくるのを…。
どうしてそんな大事なことを黙ってたの!?関わり合いたくなかったんです。
私が見たなんてことがわかったら裕太に何をされるかわかんないと思って…。
そのときあなたが見たのは確かに男性だったんですね?ええ…。
裕太が…息子が心配なんです!犯人に狙われるかもしれません!もう少し鼻筋が通ってたような…。
そんな感じかな…。
山川さん今連絡があって裕太くんは無事に教室で授業を受けてるそうです。
ありがとうございます!もう少し早く申し出ていただければこんなに心配することもなかったんですよ。
刑事さんにはわからないでしょう!すっごく怖かったんだから!それはそうでしょうが…。
でもこの顔はそんなに怖い顔には見えませんよね…。
思い出した!ここに大名おろしの傷がざっくり入ってた!傷跡って…本当に確かなんですね?はい。
もしそうだとしたら重要な手がかりになりますな。
男だったんですな…。
お待たせしました。
お宅まで送ります。
その後も警護しますから。
警護って…?お宅の表を24時間態勢で見張ることです。
どこから?車の中からです。
パトカーじゃありませんから安心してください。
刑事さんがずっと車に乗って?
(田崎)そういうことです。
それじゃあ困るんです!そんな警護ならお断りします!うちの周りは昔から住んでる人ばかりで近所の付き合いがあついんです。
そんな車はすぐばれちゃうような土地柄なんです!それじゃあ困るんですよ!警護されると困るんですか?私が狙われてるとわかったらお客さんが怖がって来ませんよ!子供のことだけをお願いします!家まで送ってあげてくれ。
(田崎)はい。
もういいから帰ってくださいよ。
(山川裕太)ただいま!
(海)おかえり!母ちゃんなんか警察の人がついてきてヤダよ…。
もうけっこうですから…。
そんな「刑事」って顔されてたら困っちゃうんですよ。
困ったなあ…。
山川さんて目撃してたことを隠してたことといい警察が嫌いなんじゃないですか?だけど警護をしないでいいといったって警察に協力したせいで襲われたとなると大変だぞ。
彼女はたったひとりの重要証人だ。
なんとしてでも守らなきゃならん。
しかしどうすりゃいいんだ?客のふりして店に行くのも限界がありますしね。
出入りの業者だってそんなに長いこと店にいませんよ…。
課長…いや晴ちゃん…。
・精が出るねえ!お!誰かと思ったら刑事さんじゃない!そんな格好だとただのおばちゃんだね!何言ってんのよ!あなたのためにここまでやったんでしょ!そうか私が言ったから?
(田崎)そうよ。
あらすみません…。
だけどさこっちの方が親しみやすくていいなあ!
(裕太)いってきます!今日は塾に行かなくていいよ。
(裕太)なんで?いいの母ちゃんがいいって言ってんだから。
いいの…?やったー!しばらく目を離さないようにしないと…。
その後電話とかあった?実はさっき無言電話があったんです…。
私怖いよ…。
刑事さん約束してくれる?何があっても裕太は絶対に守るって。
わかった。
ところで裕太くんのお父さんのことなんだけど…。
訊かれるだろうと思ったよ。
実は裕太が産まれる前に離婚したんだ。
お父さんは死んだってことにしてあるから内緒にしといてよ。
そう…。
(横溝署長)これが「大名おろし」っていうんだ。
身がついてるだろ?ええ…。
庶民はこれを食べる。
しかし大名は食わずして捨てる…。
それで大名おろしですか…。
そういうこった。
やってみるか?それでは…。
まず鱗から落とすんでしたね…。
(署長)反対だよ。
こっちから…。
板前はね鰯から始まって鮪がおろせるようになるまで5年も6年もかかったそうだよ。
鱗はこれくらいでいいですか?
(署長)できたら頭を右にしてそれからはじめる。
ではこうして…。
アイタ…。
どうした?大丈夫か?どうだ?
(安浦エリ)すごーい!
(安浦ユカ)全部署長さんがつくったの?鯵のたたきは署長に教えてもらってお父さんがつくったんだ。
私結婚するなら署長さんみたいな人がいいなあ…。
そしたらいつもつくってくれるんですよね。
すごーい…手間かかってますよね。
ちょっと待てよ。
それはいいけどお前たちは署長に魚の捌き方を教えていただこうとかお父さんにうまい刺身を食わせてやろうとかそういう発想はないのか?あんまり。
(エリ)ぜんぜん。
署長ちょっと考えてください。
我が家の実状どう思われますか?まあいいじゃいか。
魚は捌けなくてもこんなガンコ親父をうまくさばくんだから。
(ユカ・エリ)ねー!それはないですよ署長…。
いってきます!おぉーっ!今日からこちらで働かせていただく安浦です。
おじさんうちで働くの?安さんていうんだ。
よろしく頼むぞ。
…いってきます。
これなら誰にも気づかれなくていいでしょう。
ナイスよ!でも安浦さんお魚捌けんの?まあね。
得意なやつは大名おろしかな。
(佐々木英和)おう母ちゃん!今日は独り身じゃねえんだな。
そうよ。
この人ね私の婚約者の安さん。
もとデカなんだけど私に惚れちまって一緒に魚屋やってくれることになったのよ!いやあ婚約者っていってもね…。
まあ安さんたらてれちゃって!そりゃあよかったな…。
母ちゃんが一生寂しくひとりで生きてくかと思うと俺は心配で夜も眠れなかったんだ。
じゃあ今夜はぐっすり眠れるわね!安浦といいますよろしく。
目利きしてみなよ。
は…?魚屋に婿入りしようってんだ。
魚の目利きしてみなよ。
いやあ昨日2枚と3枚の違いがわかったような新米なんで…。
ちょいと英ちゃんいじめないでよ。
安さんちょっと…。
魚の鮮度はさ黒目と腹の弾力で見るんだよ。
(海)らっしゃい!何かおすすめある?
(海)今日はね鮪がいいよ!それがダメなのよ。
中性脂肪が高くてダイエットしなきゃ。
じゃあイカ召し上がって。
(海)なんでイカなんだい?イカはねゲソッとするっていいますからね。
うまいこと言うねえ!おもしろい人ねえ…。
新しい店員さん?安さんてんだ。
今日からお世話になってます。
よかったねえいい人が入って!じゃあ後で寄るわ。
頼むよ!安さん包丁のとぎ方をね覚えてもらいたいんだよ。
包丁ね。
はいはいわかりました!いらっしゃい…。
(友成)弁護士の先生にここの環境を見てもらいに来たんだ。
ここはね子供を育てるには最高の環境なんだよ!…あなたは?婚約者の安さん。
私たち来月入籍するんです。
入籍!?裕太もこの人になついてます。
もうこの家が裕太を育てるのにふさわしくないなんて言わせないから。
この人のことなんて今まで言わなかったじゃないか!だって私たちラブラブなんだもんねー?
(チンドン屋のお囃子)母ちゃんのこと…。
海さんのこと…本気で…幸せにするんだろうな?え…じゃああんた海さんのことを…?そんなことはどうでもいいんだ。
あの人…海ちゃんはずっと苦労してきたんだよ。
だから幸せに…幸せになってくれればそれでいいんだ…。
おい…答えられないのか?それは私だって山川海さんの幸せを願ってる…。
それだけは本当だよ。
そうか…。
わかった…。
それを聞きたかったんだ。
これさえあればこっちのもんだと思ったんだがなあ…。
管内くまなくあたったんですが手がかりまったくなしです…。
安浦さん…えらい疲れた顔してますね…。
魚屋の仕事ってそんなに大変なんですか?俺はどうってことないが海さんがね…。
(課長)警護は?今井に代わってもらいました。
田崎くんは?ちょっと調べてもらってます。
何かわかったのか?課長…。
・
(田崎)戻りました。
どうだった?実は海さんと別れたご主人の間で裕太くんをめぐる親権と養育権を争う調停が家裁に出されてました…。
話し合いでは解決できないようで裁判になるようです。
そうか…。
おいどういうことだ?課長ちょっと出かけます。
行くって…どこ行くんだ?おい!安さん!よっしゃー!よし!いいぞ!もう1回!今井ご苦労さん。
安さんおかえり!やるか?安さん今晩ご飯食べてってくれないかい?嬉しいなあじゃあ一緒に食おうか。
よしこい!
(裕太)イテテテ…!まいったか?力道山って知ってるか?知らねえだろ?よーし!よし今度は寝てみろ。
いいか?こういうのもあるんだぞ…。
とう!
(裕太)イタタタ…!まいったか?
(裕太)まいった!よーし!本日はこれで終了だ。
四の字固めは?四の字固めは明日教えてやる。
母ちゃん!明日四の字固め教えてくれるって!よかったねえ…。
あーうまかった…。
やっぱり魚が新鮮だから鍋がうまいんですよね。
鍋なんか何年ぶりかなあ…。
魚屋さんなのに食べないんですか?裕太とふたりじゃ鍋は寂しくって…。
なるほどねえ…。
あれ…裕太くんは?あっまたあんなとこで寝て…。
裕太そこじゃ風邪ひくよ。
ちょっと起きてよ…。
重いなあ…。
私が運ぼう。
(海)お願いします。
おい風邪ひくぞ…。
よーしちょっと起きろ。
重いなあこいつ…。
いくぞー。
すみませんこちらに…。
パジャマを着せないと…。
まあいいじゃないですか。
よく寝てるんだから…。
いつからかな私に裕太が運べなくなったのは…。
こんなときやっぱり子供には父親が必要なんだなあって弱気になっちゃったりして…。
いい顔して寝てるな…。
安浦さんお子さんは?ええふたり…。
当然ですよね…。
安浦さんみたいな人がこの子の父親だったらどんなにいいだろうなあって思ったりして…。
今この子には父親が必要なんです。
私知ってるんです。
キャッチボールのときこの子私が受けられないから思いっきり投げられないんです。
プロレスだって一緒にやろうなんて一度も言いません…。
じゃあ私はこれで…。
安浦さん…。
はい?いえなんでもないんです…。
何か…?あの…1杯だけつきあってくれません?お酒1杯だけ…。
すみませんビールしかないんです。
よかったら…。
じゃあ1杯だけ…。
コップいりますよね。
無理だってバレてるんです。
私がどんなに頑張ったって父親の代わりはできないって…。
父親の分まで頑張ろうなんて…。
そんなこと考えなくたっていいんじゃないのかな?あなたは裕太くんの立派なお母さんだ。
それだけで十分じゃないですか。
あなたは女手ひとつでこの魚屋を切り回ししてる…。
朝から晩までひとりで働いてる姿を裕太くんは毎日見てるわけだ。
きっとあの子はいい子に育ちますよ。
ありがとうございます…。
ごめんなさい…。
私…安浦さんに謝らなければいけないことがあるんです。
犯人に脅迫されたなんて嘘なんです…。
安浦さん…知っててここに?私…今裕太の父親と親権を争ってるんです…。
裕太くんの父親というのは今日ここへ来た友成さんですよね?あの人とは裕太が生まれる前に離婚しました。
私は裕太が自分ひとりの子だと思って一生懸命育ててきました。
でも再婚した奥さんになかなか子供ができなかったために裕太を渡すようにと言ってきたんです。
あの人の家は大きな魚問屋で裕太を跡継ぎにさせたいと言ってきたんです。
こんないつ潰れてもおかしくないような魚屋で裕太を育てられるのかって。
父親のいない環境は子供にはよくないって…。
私が断るとどんなことをしても裕太を引き取るって言われました。
井上さんが殺された次の日の朝の電話です。
脅迫電話がかかってきたっていうのは?嘘です。
あれは友成からかかってきたんです。
私すごく怖くなって。
私の知らない間に裕太が連れていかれるんじゃないかと思って…。
それで嘘を?息子が犯人に狙われてると言えば警察が守ってくれると思いました。
やっぱり犯人は見てないんですね?はい…。
本当にごめんなさい…。
(課長)こんな似顔絵まで作ってすべて嘘だった!?あの女は何を考えてるんだ!?警護は解除!今井!いつまでそんな格好してるんだ!?あんたのカンも鈍ったね!署長になんて報告したらいいんだ!?
(田崎)あーっ!この眉毛…野田くんの眉毛よ!私どこかで見たことあると思ってたの!あ…この口…課長ですわ!課長の口ですよ!
(田崎)ほんとだ!富士山の口…。
じゃあ鼻は…。
おいおいやめてくれよ…。
そっくり!
(高木)そうですよ。
あの女どこまで警察をナメてるんだ!安浦さん!私見たんです!山川さんもう騙されませんよ!見たんじゃなくて嗅いだんです!嗅いだ…?匂いが残ってたんですよ井上さんちの玄関に!どんな匂いですか?どんなって言われてもねえ…なんかこう…薬っぽい匂いなんだ。
また嘘をついたら大変な処罰を受けますよ。
嘘じゃないんです!敏感なんです魚に匂いつけちゃいけないから!あの匂いって何だったけなあ…えーと…。
えっ…?なんか…。
ちょっと嗅がせて…。
…パーマだ。
昨日かけたばっかり…。
この匂いです!パーマっていえば…第一発見者の三島さんは美容師ですね!玄関でそんな匂いがしたってことは山川さんが行く前すでに三島千津はおった…。
課長…。
安さん三島千津任意同行だ。
里見行ってくれ。
ちょっと!わかってるね?あの女が悪いのよ…。
あの女が私をバカにするから…。
ちょっとつけてみたかっただけなのに…。
あの人のネックレス…。
〔ごめんなさい!あんまりステキなんで…〕
(井上牧子)〔あげるわよあなたのしたものなんかもうできない!〕〔ああ気色悪い!〕殺すつもりなんてなかったのよ。
だけどあの女…いつも私に見せつけてたの。
私に宝石や着物を見せつけたくて家に呼んだのよ!あの女が偉そうにしてるのは旦那の力でしょ。
それを自分は何もできないくせに私を見下して…。
だからって人を殺していいってことないでしょう。
そんなに私が嫌いなら呼ばなきゃいいじゃない!それをわざわざ指名して…。
あの人…私が同じ物を持ってるって知ったら…。
買ったばっかりのバッグ…私の目の前で捨てたのよ…。
私をいじめたくて呼んだの!あなた…美容師の仕事はお好きですか?どうして美容師になったんですか?それは…髪を綺麗にしてあげたときのお客さんの喜ぶ顔が見たくて…。
井上さんはどうでした?髪を綺麗にして着物を着せてあげたとき…喜んでくれましたか?宝石や着物なんか持ってなくたってあなたには美容師としての立派な腕がある。
自分の仕事にもっと自信を持っていたら…相手にどんな酷いことをされたって胸を張って生きていけたんじゃないかな?
(千津の泣き声)ちょっと見ていただきたいものがあるんですがね。
裕太ほら!
(海)いいねえ!はいよ!驚いたなあ…。
僕が知ってる海はキャッチボールなんてできる女じゃなかった…。
裕太くんがね長い時間をかけて海さんを母親に育ててきたんです。
よし!うまいぞ!こんちは。
あ!安浦さん!
(裕太)こんにちは!こんにちは!替わりましょうか?…いいのか?息子ができたらキャッチボールするのが男の夢なんでしょ!キャッチャー交代だな。
裕太くんいい球投げるんですよ。
ねえお母さん?やる?ああ!さあこい!よーし!もういっちょう!早く!あっごめん…。
(裕太)もう!よくもひとりで…。
こんなに…立派に育ててくれて…。
ありがとう…。
いいピッチャーになれよ。
(裕太)うん!よし!山川海さんの偽証の件だがねたぶん処罰なしで済むだろう。
そうですか。
そんなんでいいんですか?彼女は我々警察を巻き込んだんですよ!それじゃダメですよ!しかしね結局は山川海さんの証言で犯人が検挙できたんだ。
まあそれはそうなんですが…。
それから友成さんが親権争いを取り下げたらしいな?そうなんです。
これで海さんも裕太くんと安心して暮らしていけるということです。
安さん…料理の腕は上がったかな?はい師匠の腕がいいもんで…。
料理やってるの?そうなんです。
私も興味あるんだ。
師匠を紹介してくれ。
いつでもしますよ。
(野田・今井・高木)あーっ!!うるさいなあお前たちは!じゃあ今夜は失礼します…。
(野田)もうですか…?うんデートなの。
(野田・今井・高木)えーっ!?うるせえなあ…。
そこまで驚くとセクハラよ!私はね21世紀はもてるんだから!お疲れさまです。
(里見)私も…。
なんだお前もか?ええ。
今夜は女房と一杯飲もう言うてますねん。
お先です!じゃあ残った俺たちで一杯やりに行くか…。
いいですね!どこ行きます?課長今夜は私もひと足お先に…。
いいじゃないですかたまには…。
まさか…デートですか?いい歳してデートはないよ。
今井後は替わってくれ。
お待たせ…。
(片桐由美)もう…遅いわ!2014/02/28(金) 09:55〜10:53
ABCテレビ1
[新]はぐれ刑事純情派14[再][字]
「安浦刑事が魚屋に婿入り!?匂いを嗅ぐ女」
詳細情報
◇出演者
藤田まこと、梅宮辰夫、眞野あずさ ほか
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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