生字幕放送でお伝えします岩渕⇒こんにちは。
生放送でお伝えします。
今の時期、大学の卒業旅行に出かけた方もいるようですが、大型連休ですとか夏休みに海外旅行を計画しているという人もいらっしゃると思います。
きょうのテーマはこちらです。
担当は二村伸解説委員です。
二村さん、日本に来る外国人が増えているということは、最近ニュースでも知っていますが日本から外国へ行く方というのはどうでしょうか。
二村⇒一時減少あるいは横ばい状態でしたが最近増えています。
グラフをご覧ください。
1990年、バブルの真っただ中ですけれども、初めて1000万人を超えまして2000年には1700万人を超えました。
その後、減少が続いていたんですけれども、2012年おととし1849万人と過去最高を記録したんです。
この前の年末年始も70万人とこれまでで最も多かったんです。
今、円安ですので海外に行くと何かと費用がかさむと思って影響すると思いましたが、あまり関係ないんですね。
大手旅行会社によりますと去年の年末からことしの初めにかけては、多い人で9連休が取れたということでそれが1つありました。
それから株価が上昇したり冬のボーナスが増えた人もいて景気への期待感が増えたのが原因ではないかということなんです。
そして今、羽田空港の国際線発着枠が増えたりあるいは格安航空のフライトが増えたりと好調になりました。
50年前からずいぶん伸びましたね。
1964年ですが、東京オリンピックが開かれた年です。
この年に観光目的の海外旅行が自由化されました。
ことしは旅行の自由化から50周年にあたるというわけなんです。
当時の写真です。
自由化のよくとし1965年、ヨーロッパのツアーに出かける第一陣の写真です。
当時はまだ自由化とはいっても、年に1度だけ。
そして外貨の持ち出しは500ドルまでと制限されていたんです。
このツアーは16日間で67万円、ヨーロッパまで67万円ということで当時の大卒の公務員の初任給の35倍と言われています。
とても簡単には行けませんね。
海外旅行は憧れだったわけです。
それが今では身近なレジャーだとかショッピング、生活の一部になっているわけです。
今、その旅行先としてはどこが人気ですか?日本政府観光局が各国の状況をまとめた旅行先のランキングです。
1990年代半ばは95年ですが、この時はハワイがトップでした。
香港アメリカ本土といった順番でした。
その後、中国がビジネス客を中心に増やしていまして、韓国が2012年にトップになりました。
去年は韓国、中国、日本との関係が悪化したこともあって、日本から行く人が大幅に減りました。
そのかわりハワイ、台湾、タイが大きく伸びているということです。
最近の大型連休や夏休みにはどんなところが人気でしょうか。
旅行会社によりますと、これから夏にかけてシーズンということもあって、ヨーロッパが人気だということです。
中でもこちら、スペインです。
そしてイタリアそれが人気だということです。
それから定番のハワイですね、相変わらずの人気だということなんです。
数年前までは近場が多かったんですけども、やはり最近は景気への期待感、好調もあって中長距離への旅行が増えています。
そしてもう1つ特徴があります。
シニアの旅行者が増えているということなんです。
男女年齢別の海外旅行者数です。
60歳以降の方が昔と比べてみますと90年代から増えています。
団塊の世代が大量に定年を迎えて、この世代は時間とそれから資産に余裕があるので、旅行に行く人が多いということです。
それから、こちらをご覧ください。
目的も現地での行動も多様化しています。
男女や年齢によっても異なるということで、女性はショッピングや、その土地の珍しい食べ物を食べる。
そしてエステ、マッサージさらには、有名なホテルに泊まりたいという人も多いということなんです。
一方で男性はどうですか?男性となりますとマリンスポーツを楽しみたいという人もいる一方で、のんびり休養したいという人もいるそうです。
なるほどといった感じなんですが、ちなみに女性は行き先としては韓国、ハワイが人気。
男性は東南アジアが人気だということです。
男女でもいろいろ違うんですね。
旅といっても、ほんとに昔と変わってきたんですね。
そうなんですね、旅は目的ではなくて手段になったと言われているんです。
インターネットでも簡単に情報が得られるようになりましたので、旅のしかたも変わってきたんです。
岩渕さんは旅行といいますとパッケージツアーそれとも個人旅行ですか?最近は個人旅行も増えています私の中では。
90年代まではパッケージツアーのほうが多かったんですが、やはり最近は個人で旅行する手配する人が増えているということです。
ツアーもすべてお任せというよりもフリータイムのあるほうを好むという人が増えています。
ツアーはツアーでもいいところがあります。
時間に追われない、趣味を生かそうという人が増えているということです。
おもしろいものがありましてウェブ上で自分がしたい旅を提案して賛同者が5人以上集まればツアーとしてするというものがあるそうです。
新しい旅行スタイルとして話題を呼んでいます。
アマゾン川でピンクイルカと遊ぶとかラオスで象使いの資格を取得するというような企画がすでに実現しています。
別の会社ではゴルフは好きなんだけれども腕前がちょっと、という人たちのためにスコアが100以上の人だけによるツアーというのもあるそうです。
おもしろいですね。
海外に行くといろいろな発見もありますね。
新しい世界を知るというだけではありません。
外国を見て日本のよさを再発見するということも多いのではないでしょうか。
外国人に日本に来てもらうためには、外国の文化や風習を理解するという必要もあります。
実際に外国でどんなサービスを受けたらうれしいか、おもてなしを身を持って学ぶこともできるのではないでしょうか。
気軽に海外に行けるようになったとはいえ、安全対策をしっかりと取らないといけないですね。
そうなんです。
去年もトルコやエクアドルで日本人が命を失う残念な事件がありました。
外務省のまとめによりますと2012年なんですが、海外で犯罪の被害に遭った日本人は5800人余りなんですけれども、内訳は窃盗が圧倒的に多いです。
スリ、置き引き、ひったくりなどです。
次いで詐欺や、そして強盗といった順番なんです。
特徴としてはよくある事件として飲み物に睡眠薬を入れて眠っている間に金品を奪われる事件もよく聞きます。
最近は気付かれないように紙パックに注射針で睡眠薬を入れる。
そういった手口もあるということです。
紙パックの飲み物にですね。
巧妙化してきています。
注意が必要ですね。
防ぐにはどうしたらいいですか?外務省が国別の安全情報を出していまして旅行前には、必ずこういったホームページを確認してほしいというふうに思います。
例えばフィリピンを見ますとこのように色別で危険度が示されているんです。
色が濃いほど危険な場所だということです。
危険事項も詳しく書いてあります。
海外では日本のように安全なところもありません。
エクアドルでは流しのタクシーに乗ったために事故に巻き込まれてしまいました。
流しのタクシーは危険なため絶対に乗らないこと。
1人歩き、特に夜間の外出を避けることが大事です。
そして財布に多額の金額を入れずに脅されたら、財布を渡すといったように、抵抗しないことも大事です。
慌てず騒がずが大切だということです。
そしてもう1点例えばイスラムの国々では女性に無断でカメラを向けてはならない。
またラマダン、断食中の人に配慮することも大事ですしそういったその土地の文化、風習を尊重することも大事になってきます。
注意が必要ですね。
くれぐれも旅行に行く前は準備は入念に安全への備えは十分に大いに旅を楽しんで頂きたいと思います。
(山本)
三月三日は女の子の健やかな成長を祈るひな祭り
2014/02/28(金) 10:05〜10:15
NHK総合1・神戸
くらし☆解説「海外旅行はどこへ?傾向と対策」[字]
NHK解説委員…二村伸,【司会】岩渕梢
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出演者
【出演】NHK解説委員…二村伸,【司会】岩渕梢
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ニュース/報道 – 解説
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