連続テレビ小説 ごちそうさん(125)「悠太郎の卵(らん)」 2014.02.28

(川久保)ギョーザですか?
(め以子)頂いた小麦粉で作ってみました。
中はお肉やないんですけど。
(希子)これ満州のお料理でした?そうやった?・「突然偶然それとも必然?」・「始まりは気付かぬうちに」・「予報通りいかない模様」・「そんな時こそ微笑みを」・「ポツリポツリと町の色変わってゆけば」・「傘はなくとも雨空に唄うよ」・「どんな君でもアイシテイル」・「顔を上げてごらん光が照らす」・「涙の河も海へと帰る」・「誰の心も雨のち晴レルヤ」
(悠太郎)あんなめ以子。
うん?拘留は解けてんけど市役所はクビになったんや。
(希子)まあそれはしょうことないね。
それでな…。
当分は職探しでうちにおるから。
あ…ああ。
何やそないな事ですか。
(藤井)君まさか言わんつもりか?結局陸軍の軍属として満州行く事になったなんて聞いたらどれだけ泣くかと思うと…。
そやかて言わん訳にはいかんやろう。
みんなの笑うた顔だけ見て行きたいんです。
みんなには迷惑かけましたし。
せめて最後は楽しい思い出だけ残していきたいんです。
(泰介)勉強の具合?どうや?理系学科行けそうか?できるだけ頑張るけど…。
「何で僕には姉ちゃんみたいな才能がないんや」いうんが正直なところやな。
お父さんはお前の才能の方がよっぽど欲しいけどな。
ええ?人の中をちゃんと立ち回っていけそうやないか。
お前は。
人の気持ちが読めて気遣いがでけて。
人を動かす知恵も回る。
ものすごい才能やと思うで。
こんな父親からようこんな奴がでけたて思てるよ。
お父さんはやらかしてしもうたもんな。
すまんかったな迷惑かけて。
格好ええて思たよ。
本気てこういう事やな〜って教えてもらった気がする。
この人の息子やいう事が誇らしかった。
泰介そんな事言うてたんですか?人をくすぐる言い方するんですよあいつは。
「末は博士かお大臣」やったらお大臣ですかねえ?うん。
博士はあっちですかね。
コックの活男もおるし楽しい我が家ですね。
明日は市内回るんで博士のおなか見てきます。
(ふ久)焼夷弾は命中するとな中身がべとっとくっついてじくじくごうごうといつまでも燃える。
水とか砂やらかけてもちょっとやそっとで消せるもんと違うんや。
あの実験は若干間違うとると思うわ。
どうせやるんやったら…。
分かった。
分かったから。
腹触ってもええか?うん。
おっ動いた。
もう投げてるから。
蹴ってんのかもしれへんで?投げとる。
動きが違う。
お前は見えへんもんを見ようとする子ぉやておじいちゃんが言うとった。
その目で子どものええとこ見つけてやるねんで。
うん。
私の食べたいもんですか?考えたらこんなゆっくりできるん仕事決まるまでやし。
ああ〜あっ伊佐屋のスッポン食べてみたいですね。
カラスミと菜っぱの炊き合わせがもうたまらんて。
(静)もうやってへんがな。
ああほな角万の魚すき?あっ玉樹のハリハリも絶品やいうし。
脇坂のビーフシチューももうとろっとろやいうし。
あんたものすごため込んどったんやな。
何やかんやでお金もなかったし子どもの事やらで忙しかったし。
気ぃ付いたらほとんどそういうとこ行かんまんまでしたね。
開いてるとこ探しましょう。
ホンマですか?今から見繕いましょう。
あっはい!ここはどうやろ?ああそこはもうやってませんね。
この本こっち来た時に持ってきはった本ですか?捨てられないんです。
あっほな…。

(希子)お兄ちゃん何やおかしないですか?
(静)うん?いつものお兄ちゃんやったら躍起になって職探しに突き進む思うんですよ。
確かにな。
陸軍の軍属で満州に行かされるて。
僕の知り合いも頑張ってくれてんけどな。
西門君の場合公衆の面前での事やったから無罪放免いうんはどないしても示しがつかな過ぎるいう事で。
けどなにも満州やのうても…。
もう無事にたどりつけるかどうかも分からん情勢…。
最後はみんなの笑た顔見て笑た顔見せて行きたいて。
いつなんですか?出るの。
(川久保)あさって…。
そういう事みたいで。
何で言われへんの?最後は楽しい思い出だけを残していきたいからって。
どないしたん?料理屋どっこもやってへんかったから希子の歌聴きに行こかって。
今日確か歌う番組あるんちゃうかったっけ?ありますけど。
ちょっと待っててね。
うん。
何でしょう?さあ?よかったら中で聴かへん?ええの?・「君がみ胸に抱かれて聞くは」・「夢の船唄鳥の唄」・「水の蘇州の花散る春を」・「惜しむか柳がすすり泣く」・「花をうかべて流れる水の」・「明日のゆくえは知らねども」・「こよい映したふたりの姿」ものすごよかったわ。
昔より上手になったんと違う?もう…何も出ませんよ。
希子の歌はええよ。
幸せな気持ちになれる。
そう?なあ?うん。
いつも正しい情報を言うんは無理かもしれんけど希子にはいつでも希望を与えられる武器があるんやな。
何も出えへんよ…。
ほなまだ放送あるし戻ろうか。
頑張ってな。
啓司君。
今日はありがとう。
あ…。
希子をよろしく。
はい。
活男に手紙です。
急がんでもええんとちゃいます?お仕事。
今まで頑張ってきたんやし少しはゆっくりしはっても…。
ええ年して…。
ええ年しててれんでもええやないですか。
どうしますか?この卵。
どうしますか?何が食べたいですか?何がええですか?あの…ちい姉ちゃん私ら今日泊まりになりそうやから。
えっ?あっそうなん?残念やけどうちも。
置屋で昔なじみと集まりあるさかい。
ああそうなんですか。
卵はお二人でどうぞ。
あっそう?ええの?ええの?ホンマに?ほな…。
(トラ)
こうして2人きりの一日が始まったのでございます
生字幕放送でお伝えします2014/02/28(金) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 ごちそうさん(125)「悠太郎の卵(らん)」[解][字][デ]

拘留を解かれ戻ってきた悠太郎(東出昌大)。ほっとしているめ以子(杏)に本当の処分内容は言えない。不審に思った希子(高畑充希)が突き止めた処分は過酷なものだった。

詳細情報
番組内容
悠太郎(東出昌大)が、拘留を解かれて戻ってきた。め以子(杏)は、市役所をクビになったと聞き、逆にほっとする。悠太郎は職探しと称し、泰介(菅田将暉)やふ久(松浦雅)を訪ね、久しぶりにめ以子を食事に誘う。静(宮崎美子)や希子(高畑充希)は、悠太郎を不審がる。希子が、悠太郎への処分を突き止めると、それは過酷なものだった。そんな折、悠太郎と何も知らないめ以子が、ラジオ局を訪ねてくる。希子は2人の前で歌う。
出演者
【出演】杏,東出昌大,宮崎美子,高畑充希,菅田将暉,松浦雅,茂山逸平,木本武宏,【語り】吉行和子
原作・脚本
【作】森下佳子

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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