サキ #06、#07 2014.02.28

(網浜サキ)自分自身の気持ちに素直に生きればいいの。
私はそんなあなたが好きよ。
秩序なんて人間社会の建て前よ。
大切なことは1つだけなの。
彼女があなたの思いを受け入れるか。
(岩城)誰かが何かを言ったから死ぬ可能性もあるんですよね。
(新田隼人)殺したいほど憎い相手がいて自殺に追い込む。
確実に相手が自殺するスイッチなんて…。
(直美)あるとしたら確実に相手が壊れるスイッチかな。
押された人間もスイッチを押されたことにすら気付いてないかもしれない。
そんなことができたら完全犯罪だけどね〜。
岩城それって?
(岩城)この間自殺したIT企業の社長の資料だよ。
(回想中川)何で電話に出ないんだよ。
ちょ待てやめ…。
嫌がってんだろお前。
何だお前!うわぁ!サキ!サキ〜!!ストーカーの件はもう解決したの。
(直美)スイッチを故意に押す人間か…。
まさに悪魔だね。
新田?
(岩城)う〜ん…。
あっおい帰るのか?野村さんとつきあってるの?うん。
野村さんが亡くなったんだ。
(直美)遺書もないし真相は闇の中。
ピンポーン!
(インターホンの音)隼人。
入って。
本田さんよ。
空調が壊れてしまったから直してもらったの。
空調?そう。
空調管理の会社に勤めてるの。
本田さん隼人です。
私の親戚なの。
(本田)どうも。
じゃあ俺はこれで。
どうもありがとう。
ほんとに助かりました。
失礼します。
またね本田さん。
頑張ってね。

(ドアの開閉音)誰?今言ったでしょ。
空調会社の人よ。
知り合いなの?そうね。
少し前に知り合ったの。
紅茶でいい?中川って人…。
中川?姉ちゃんが付きまとわれてた元患者だっていう人。
あぁ…。
彼がどうかしたの?温かいよ。
死んでた。
えっ?自殺してたんだ。
野村さんもそうだった。
姉ちゃんの周りで短期間にこんな2人も。
何でそんなことになってんだよ?その中川って人とはどういう関係だったんだよ?IT企業の社長で周りからは充実した毎日に見えたって。
こないだスイッチの話したよね。
野村さんは瞬間的にスイッチが入ったんじゃないかって。
中川って人もそうだったのかもしんない。
でももし…。
もし…故意にスイッチを押す人間がそばにいたんだとしたら。
中川さんのこと私に知らせにきてくれたの?それとも私を疑ってるの?そんなんじゃ…。
ほんとは何を抱えてたのかなんて他人にはわからないんじゃないかな。
いい人に見えたってどんな生き方をしてきたかなんてわからない。
罪を隠して平気な顔をしてる人だっているかもしれないしね。
でもそっか…。
近くで人が2人も亡くなるって疑われてもしかたがないことなんだね。
ごめん。
俺ちょっと混乱してて…。

(ナレーション)
人は幸せよりも苦しみを覚えている。

傷つけたことより傷つけられたことを覚えている。

きっと彼らは覚えていないのだろう。

私と会うのが二度目だということを。

(須藤)お疲れさま。

(恵)あなた。
診察終わったのか?
(小柳)ええ。
今日は早い?ああ。
(恵)夕飯は何が食べたい?そうだな…うん何でもいいよ。
また?いつも何でもいいんだから。
(小柳)男はそんなもんだよ。
(恵)そうなの?
(小柳)うんそうそう。
ですよね。
はははっ…。
(良太)理事長ってほんと愛妻家だよな。
(依里)えっ知らないの?
(良太)ん?あそこのご夫婦って訳ありらしいよ。
訳あり?そう。
理事長ってバツイチなの。
バツイチ。
(依里)離婚の原因今の奥さんにあるってうわさだよ。
えぇ?それって略奪愛じゃん。
しぃ〜!
(恵)じゃあ私行くね。
(須藤)うん気を付けて。
(恵)は〜い。
あの姉貴がなぁ。
(小柳)いや丸くなったなぁと思って。
ほんっと昔は気が強くて活発で思ったこと何でも口に出すタイプだったんです。
(須藤)そうだったね。
(小柳)お義兄さんそのころの姉貴のこと知ってるんですか?知ってるよ。
あぁじゃあやっぱり結婚してから変わったんだな。
今じゃすっかり夫に尽くす貞淑な妻だ。
はははっ。
健太郎君はどっちの恵がいいと思う?えっ?あぁいやいや…あはははっ。
人というのは変わるもんだなと思ってね。
(本田)お疲れさまでした。
(武藤)おっ定時で帰んのか。
(花岡)意味ない残業やっとやめたんだ。
(道子)お疲れさまでした。
(岩城)お疲れ〜っす。
(直美)お疲れ。
お疲れさまです。
(岩城)うっす。
何見てんの?えっ?はぁ〜。
あっいや…。
どうした?この前も気にしてたよな?自殺したIT企業の社長の記事。
そうか?新田あんた何かあったんじゃないの?いえ…。
直美さん。
うん?偶然の出来事が二度続くことってあると思いますか?偶然?う〜ん…二度まではあるんじゃないかな。
あっでも三度の偶然はないと思うな。
もし三度目があったとしたらそこにはきっと誰かの意図や思惑があるはず。
本田さんよ。
じゃあ俺はこれで。
またね本田さん。
頑張ってね。
まあ二度あることは三度あるっていうけどね。
今日はどうもありがとう。
あっいえ。
俺なんておしゃれなお店とか知らないからこういうお店どう思うのかなって。
俺なんかと食事して楽しんでもらえたのかなって。
あっ…。
ねえ本田さんこの間も言ってたよね。
えっ?俺なんてって。
自分のことあんまり良く言ってなかったね。
それはほんとのことだから。
俺なんて…。
役立たずだし。
だめよ。
もう俺なんてって言っちゃだめ。
今のあなたは周りから頭を押さえつけられて自分をできないと思い込んでるけど絶対にそんなことはない。
そうかな?そうよ。
周りがあなたの価値に気付けないでいるだけなのよ。
あなたはできる人よ。
思うことや意見があったら言ってみたら?俺が?そう。
きっと周りはあなたの価値に気が付く。
あなたの代わりはいないのよ。
お好きなんですか?ラーメン。
あっええ。
はははっははっでも塩分をとり過ぎると体に悪いんで控えるように言われてんだけどね。
血圧ですか?そうなんだよ。
最近数値がね上がっちゃって。
ははははっ…。
体調管理もあって甘いものも…。
はっ…いや妻に禁止されてるんだ。
奥様厳しいんですか?いや今はそんなことは…。
それじゃあこの間差し入れしていただいたロールケーキも?実は一緒に頂こうかと思ってたんですけどね我慢しました。
ふふふっそうだったんですか。
ふふふふっ。
禁止されればされるほど食べたくなりますよね。
そのとおり。
禁断のものに引かれてしまうんですよね。
ふふふっ。
サキさん昼ご飯は?あっちょっと…最近食欲がなくて。
えっ?あっいえすいません余計なこと言って。
何か心配事でも?ええまあ。
どうしたの?よくある話です。
仕事そのものについて悩んでるわけじゃなくて人間関係っていうか。
あぁ〜そうか…。
あっ誤解しないでくださいね。
誰がどうとかそういうことじゃないんです。
お先に失礼します。
サキさん。
はい。
他の科に移りますか?えっ?僕が言えば大丈夫ですよ。
失礼します。
ちょっと…ちょっと!あの〜サキさんあの…。
理事長はやっぱり違う世界に生きている方だったんですね。
えっ?あっ…いや。
仕事ってそういうものじゃないでしょ?こういうことで科を移るとかそういうこと簡単に言わないでください。
権力とか立場とかそういうものを使っても何の解決にもなりません。
あぁ〜ちっ!あぁ〜…。
フロートスイッチないとだめだなこれ。
(武藤)あぁ〜。
(課長)えっ?ないのかよ。
(武藤)あっはい。
(課長)急いでほら事務所から持ってこいよ。
(花岡)あっいやそれがあの在庫切れなんすよね。
(課長)何だよそれ。
今日中に直さなきゃ契約切られるぞ。
最短で明日じゃまずいっすかね。
何言ってんだよ!まずいに決まってんだろ!俺の顔を潰すつもりか?
(本田)ありますよ。
えっ?えっ?こんなこともあるかと思って注文しといたんです。
取ってきます。
(課長)おぉ。
今のあなたは周りから頭を押さえつけられて自分をできないと思い込んでるけど絶対にそんなことはない。
あなたの代わりはいないのよ。
これでお願いします。
(課長)へへへっやるな本田。
(本田)いつも在庫はチェックしてるんで。
そうか。
はい。
(課長)お前らたるんでんじゃないのか?日頃からそういう注意を怠るなよ!ははははっ…。
(本田)いや。
(課長)なぁ。
ははははっ…よし。
(ロッキングチェアの音)理事長はやっぱり違う世界に生きている方だったんですね。
はぁ〜。
おいしくない?えっ?あっいや…おいしいよ!はははっ。
何かあったの?ふふっ何かって?あぁ…ううん。
(ロッキングチェアの音)ガッ!
(花岡)はぁはぁ…。
おいふだん何の役にも立たないくせに何なんだよあぁ?
(武藤)おらぁ〜。
ガッ!
(武藤)おいおい。
(本田)あっ…。
(武藤)雑魚は雑魚らしくしてろよ。
価値のねぇ人間が急にしゃしゃり出てきやがってよウゼェんだよ給料泥棒が!ガッ!あっ…。

(直美)三度の偶然はないと思うな。
もし三度目があったとしたらそこにはきっと誰かの意図や思惑があるはず。
まあ二度あることは三度あるっていうけどね。
俺なんてさ…。
俺なんて…。
俺なんて…。
本田さんどうしたの?大丈夫?最後に君に会えて良かった。
えっ?勇気出すとかやっぱり俺には性に合わないし。
本田さん…。
俺なんて…生きてる意味ない。
何てこと言うの。
何があったかわからないけど勝手にそんなこと思わないで。
生きてる意味ないなんて…そんなふうに思っては絶対にいけない。
だってこれからなんだから。
これからなんだから。
サキさん…。
この世にあなたの代わりはいない。
姉ちゃん…。
ううっ…。
わかった?隼人。
ちょっと近くまで来たから。
大丈夫ですか?はい。
どうしたの?あぁいや。
何かあった?ううん何も。
今度ゆっくりご飯でも食べよ。
うん。
お疲れさまです。
サキさん!あの〜怒ってますか?いえ。
昨日は申し訳ありませんでした。
一生懸命働いているサキさんにとても失礼なことを言ってしまいました。
傲慢というか…。
だめだね僕は。
自分が恥ずかしい。
理事長。
久々に叱ってもらえたよ。
立場というか肩書というか少し偉くなるとひとは何も言ってくれなくなるんだよ。
間違ったことをしても誰も教えてはくれない。
そうやって自分を見失っていくのかな?見えないものが増えてくるのかな?そんなのつまらない人生だよ。
これからもサキさんの意見を聞きたい。
教えてもらいたい。
私を…許してくれますか?すてきですね。
えっ?私そういう男性好きです。
はっ…。
はぁ…。
(恵)はい。
今日はゆずのドレッシングを作ったの。
へぇ〜。
どうぞ。
いただきます。
私そういう男性好きです。
おいしい?うん?うん。
良かった〜。
じゃあ私も頂こうかな。

(足音)
(和繁)サキさん。
連絡できなくてごめんなさい。
仕事でばたばたしてしまって。
いえ。
でも待ってました。
これおわびにって思って。
いやそんな気を使ってもらわなくても。
とってもおいしいのよ。
あっでも1人暮らしなら多かったかな?あっ俺実家暮らしなんです。
そうなの?意外ね。
ですよね。
じゃあご家族みんなで食べてね。
何かすいません。
ありがとうございます。
あっそうだ…81年の赤お願いできる?おかえり。
・ただいま。
ご飯は?あぁ…食べてきた。
そう。
(須藤)あぁ〜。
あぁ和繁帰ってたか。
(和繁)ああ。
これお土産。
うん?
(恵)えっ?あら〜何かしら〜。
あぁ〜おいしそう。
ロールケーキよ。
わぁ〜。
ありがとうございます。
私大好きなんですここのロールケーキ。
ねえ誰に頂いたの?お店のお客さん。
家族で食べてって。
そう。
今日は特別にちょっとだけ頂く?ああ。

(武藤)挨拶はしないと。
(花岡)うっそはははっ…。
できないよ。
(本田)おはようございます。
(道子)おはようございます…。
(道子)本田さん今日どうしたんですか?すてきですね。
ありがとう。

(ドアの開閉音)
(本田)お疲れっす。
課長新しいクライアント紹介してもらえることになりました。
(課長)えっ?
(本田)私の働きを気に入ってくれたみたいで私が担当なら是非と。
あっ…あぁそうか。
(本田)今日は5社も顔出しました。
普通は3社なんですけど。
(課長)そうか。
はい。

(店内のBGM)この間はごめんね。
野村さんのこと…姉ちゃんが一番つらい思いしてんのに。
それなのに俺…中川さんのことまであんなふうに…。
俺が一番姉ちゃんのこと信じなきゃいけないのに。
気にしなくていいよ。
そういう見方もあるんだな〜って思った。
私が誰かの復讐のために中川さんと野村さんを追い詰めたってこともありえるんだなって。
姉ちゃん…。
(花岡)本田。
おめでとう。
えっ?
(武藤)頑張って第二の人生歩めよ。
第二の人生?
(花岡)あれ?お前知らなかったの?自分がリストラ対象だってこと。
(本田)えっ?ばっかじゃないの。
急に張り切っちゃって。
(花岡)まあ社長にこの間褒められちゃったからね。
はははっ。
はい。
滑稽とはこのことだね。
ははははっ!お前の代わりなんていくらでもいんだよ!取ってあげる。
ありがとう。
そういえば俺子供の頃にんじん嫌いだったんだ。
でも母さんが作った肉じゃがに入ってるにんじんは食べれた。
だからさ母さんが何食べたい?って言うと俺いつも肉じゃがって言って。
そしたら母さんまたなの?って。
よく笑ってたな。
入学式とか誕生日とか…。
あっ!
(店員)おけがありませんか?ええ。
ごめんなさい。
大丈夫?うん。
ちょっとごめんね。
うん。

(ドアの開閉音)ガチャン!大丈夫だった?大丈夫。
今夜は飲もうね。
うん。
(道子)きゃ〜!ガッ!
(花岡)うっ!あぁ〜〜!痛い痛い痛い痛い…。
あっあぁあぁ…!あなたじゃなきゃだめなこときっとたくさんあると思う。
今のあなたは周りから頭を押さえつけられて自分をできないと思い込んでるけど絶対にそんなことはない。
ガッ!周りがあなたの価値に気付けないでいるだけなのよ。
この世にあなたの代わりはいない。
俺の代わりがいるわけねぇだろ。
はぁはぁはぁ…。
危ない!もう〜。
酔っ払い!大丈夫?ちょっと隼人。
う〜ん…。
あぁ〜。
えっ?ちょっ…姉ちゃん姉ちゃん!隼人…起きたの?う〜ん…。
私も寝ちゃった。
何で…こんなとこ…。
隼人が入ろうって言ったんだよ?うそだろ?覚えてないの?酔ってたもんね。
ちょっと疲れちゃった。
一緒に寝ない?えっ?いや大丈夫。
そう…。
ウーー…
(サイレンの音)ウーー…プルルル…
(呼び出し音)サキさん…。
サキさん…サキさん…。
プルルル…サキ…サキ…。
はい終わり。
ありがとう隼人!ほんっとにありがとう。
冷えちゃったね。
外寒かったもんね。
野村さんはね祐樹さんのことを愛していたのよ。
血のつながった実の妹。
そんなことって…。
絶対にないって言い切れる?・「CatchMe−Ifyouwanna−」・
(ドアの開閉音)酔いさめた。
そう。
何でこんなとこ…ごめん。
ううん私は平気だよ。
俺あんまこういうとこ来たことないから落ち着かないっていうか。
違う。
えっ?隼人と寝ても平気って意味。
姉弟っていっても私たちずっと離れてたんだしそうなってもしかたがないんじゃないかなって。
何言ってんだよ!そんな…おかしいだろ。
冗談に決まってるじゃない。
ふふふっふふふっ。
もう隼人ったら。
本気にしちゃった?
(新田隼人)偶然の出来事が二度続くことってあると思いますか?
(直美)もし三度目があったとしたらそこにはきっと誰かの意図や思惑があるはず。
(網浜サキ)私が誰かの復讐のために中川さんと野村さんを追い詰めたってこともありえるんだなって。
(本田)サキさん…サキさん…。
サキ…。
俺あんまこういうとこ来たことないからその…落ち着かないっていうか。
違う。
えっ?隼人と寝ても平気って意味。
姉弟っていっても私たちずっと離れてたんだしそうなってもしかたがないんじゃないかなって。
何言ってんだよ!そんな…おかしいだろ。
冗談に決まってるじゃない。
ふふふっふふふっ。
もう隼人ったら。
本気にしちゃった?何でそんなこと言うんだよ。
私は隼人を…。
隼人のことを弟だって思えないときがある。
隼人は?・
(ドアの開閉音)カチャ!
(鍵をテーブルに置く音)
(百合香)隼人おかえり。
あっ!ねえ雨降ってんの?ちょっと待っててね。
タオルタオル…。
風邪ひいちゃうよ。
あぁこんな時間まで大変だね。
お疲れさま。
(回想)私は隼人のことを弟だって思えないときがある。
隼人は?どうしたの?隼人?百合香…。
ごめん。
えっ?俺に時間くれないか。
ごめん…。

(着信音)はい。
ウーー…
(サイレンの音)そっちどう?代議士先生の愛人今ホテル入りました。
密会の可能性あるね。
頼んだよ撮れたらでっかいんだから。
はい。
(岩城)直美さん!どういう状況ですか?
(直美)リストラに遭った社員がね同僚を作業用の工具で殴打。
被害者は意識不明の重体だって。
リストラ…。
嫌な事件よ。
逃亡している犯人の名前は本田典史32歳。
ねえ社員じゃない?行こう。
(岩城)はい。
あの!
(直美)すいません!すいません!日整空調管理の社員の方ですか?
(道子)ええ。
(直美)今回の事件の現場目撃したんですか?すいません。
ま…待ってください。
あのアドバンス・プレス社の濱田といいます。
何があったかはわかりませんが私たちは事実を本当のことを伝えたいと思っています。
何かあったら連絡ください。
サキちゃん僕いつ退院できるの?もうすぐ。
学校にも行けるし友達にも会えるよ。
やった〜!早く良くなるようにリハビリ頑張ろうね。
うん僕頑張る。
みんなが応援してくれても僕が頑張らなきゃいけないもんね。
そうだね。
昨日夜東京都大田区の空調管理会社日整空調管理で男性社員が同僚に作業用の工具で殴られて重傷を負う事件がありました。
警視庁は被害者と同じ会社に勤める本田典史容疑者32歳を殺人未遂容疑で指名手配しました。
(マナーモード)本田容疑者は勤務中に同僚と雑談をしていたところ突然暴れだし被害者の顔面を工具で何度も殴打したということです。
被害者の男性は全治1カ月の重傷です。
プルルル…
(呼び出し音)今も行方がわかっておらず警視庁では行方を捜すとともに会社周辺の住民に注意を呼びかけています。
事件が起きた日整空調管理によると本田…。
本田さん?サキさん。
昨日何度も電話をくれていたのね。
出られなくてごめんなさい。
サキさん俺…。
私も電話したいなって思ってたの。
本田さんに伝えたいことがあって。
キューピッド君のお話。
キューピッド君?そう私の患者さんで小学生の男の子。
ほらこないだゲームの攻略本プレゼントした…。
小学生の男の子にプレゼントを買いたいんですけど私さっぱりわからなくて。
その子のおかげで私たち出会えたわけじゃない?だからねキューピッド君って呼んでるの。
キューピッド君手術が成功したの。
それでねこれからリハビリだねって言ったら何て言ったと思う?誰にも頼らず独りで頑張るって。
ふふふっ。
偉いよね。
私うれしくなっちゃって本田さんに伝えたかったの。
あなたの代わりはいないのよ。
あなたじゃなきゃだめなこときっとたくさんあると思う。
またね本田さん。
頑張ってね。
あなたはできる人よ。
ううっ…。
本田さんどうしたの?ううっ何でもない。
サキさんの声が聞きたくなって。
ふふっ。
サキさん。
うん?あなたに会えて良かった。
私もよ…あなたに会えて…良かった。
ううっ…。
さよなら。

(刑事)動くな!
(本田)うぅ〜!
(刑事)本田!ただいま。

(義父)どうして今更そんなことを。
二十歳を過ぎるまでサキを育ててきたのに。

(義母)二十歳を過ぎたからこそよ。
もう責任は十分果たしたはず。
ここまで頑張って育ててきたんだから血のつながりがないあの子を。
いつかは変わると思ってた。
でも違った。
年月がたてばたつほど実感するの。
私たちとあの子は本当の親子じゃないってことを。
はぁはぁ…。
ううっううっ…。

(義母)やっぱり血のつながりってあるのよ。
本当の親子だったらこんなことにならなかったのに。
本当の親子だったら。
はぁはぁ…すいません。
(明美)うっ…。
うっ…。
誰か…。
誰か救急車を…救急車呼んでください!・
(戸の開閉音)母さん。
母さん。
母さんううっ…。
母さん。
ううっ…母さん!ううっ母さん…。
お疲れさまです。
(岩城)おっ!
(直美)お疲れ。
お疲れっす。
(直美)どうだった?代議士先生カップルは。
女友達とランチでした。
(直美)なかなか尻尾出さないなぁ。
別れてないと思うんだけどね。
あぁ別れてないですよ。
ん?あの愛人近々広尾に引っ越すみたいです。
管理人から話聞けました。
(直美)やるね。
(岩城)新田ついに俺も!ついに発売だよ。
えっ…何かないわけ?あっおめでとう。
(岩城)ありがとう!
(直美)これで新田も岩城もめでたくデビューしたわけだ!うん!お祝いしなきゃね〜。
(岩城)盛大にお願いしますよ。
(直美)わかりました。
(岩城)よし。
あっそっちはどうだったんですか?逃げてた容疑者?はい。
逮捕された。
えっ動機は?まあ簡単に言うと自分だけリストラされちゃって逆ギレってやつ。
その犯人は中学時代も高校時代も存在感が薄くてさ覚えてる同級生がほとんどいなかったんだよね。
(須藤)ここいいかな?理事長!どうぞ。
あぁ〜…。
先にキャベツ食べればいいよね?漬物も食べないし。
ソースも我慢ですか?はい。
偉いですね。
私理事長にお聞きしたいことがあるんです。
ん?何かな?何でも聞いてください。
年の差のある恋愛ってどう思います?年の差?関係ないと思うよ。
えっ?以前の…あっいや私は再婚なんだ。
以前の妻は私より随分年が上でね思いがあれば年の差なんて関係ないよ。
良かった。
…とは言うものの私の場合は結局だめになってしまって結果今の妻の恵と一緒になったわけだからあんまり説得力はないかもしれないけどね。
それはしかたありませんよ。
運命の相手にすんなり会えるとはかぎりませんから。
今の奥さんは運命の相手なのかな。
あっ…いやそうじゃないと困るよね。
1つ謎が解けました。
謎?ええ。
そのおひげの。
ひげ?何て言うのかな男性としての威厳というか年上の奥さんとのことがあったから自分の存在感というかそういうものを出そうとして頑張っていた。
その名残なのかなって。
いやそういうことでは…。
以前に私夢に理事長が出てきたって言いましたよね。
ああ。
私の夢の中の理事長はおひげがなかったんです。
そう…。
生き生きとしていてとってもすてきでした。
ふふっ。
お先に失礼します。

(小柳)お義兄さん。
あぁ健太郎君か。
(小柳)今のナースと親しいんですか?いやそんなことないよ。
そうですか。
(小柳)姉さんにバレたら大変ですよ。
いや健太郎君でも…。
豚カツ定食なんか食べちゃって。
えっ…。
あぁ!あはははっそうだね。
(和繁)サキさん明日って…。
あっ俺休みなんです。
もし良かったら飯でも行きませんか?あぁ残念。
明日は夜勤なの。
夜勤?ええ。
仕事まだ教えてもらえませんか。
えっ?私教えてなかった?この間もっと仲良くなってからって言われました。
あっそうだった?ひどいな。
あははっごめんね。
私看護師なの。
へぇ〜。
どこの病院で働いてるんですか?港南総合病院よ。
えぇ!?
(和繁)父さん今度の土曜日って家にいる?
(須藤)ん?土曜日?う〜ん…。
(恵)午前中にテニスに行って午後は一緒にお買い物に行く予定よ。
(和繁)ふ〜ん。
家にいてほしいんだよね。
えっ?何でだよ。
ちょっと…。
会ってほしい人がいてさ。
もしかして女の人?ああ。
えぇ〜。
和君が女の人を?つきあってんのか?いやまだそこまでは。
これからか?まあね。
(須藤)だったらテニス行ってる場合じゃないな。
(恵)そうね。
お夕飯何作ろっかなぁ。
(和繁)いやそんな遅くまでは。
そう?じゃあお茶用のハーブ摘んでおこう。
ねえどんな人なの?
(和繁)この間ロールケーキをくれた人だよ。
(恵)えぇそう。
(和繁)父さんすっごく気に入ると思うよ。
そうか。
(和繁)ああ。
話が合うと思う。
そりゃ楽しみだなぁ。
ははははっ…。
お掃除しなくちゃね。
あなたもちゃんとしてね。
あぁ…ああはははっ。
(恵)楽しみ。

(武藤)ほんとヤバいですよ。
いつかこういうことやるんじゃないかって。
(記者)こういった事件を起こしてもおかしくないと思える人物だったんですか?本田さんは。
(武藤)はい。
まああいつなら。

(和繁)母さん来たよ。
いらっしゃったの?ああ。
こんにちは網浜サキと申します。
サキさん。
以前にお会いしました病院で。
あぁ!驚いたわぁ。
あっこれシフォンケーキ作ってきたんですけど。
まあ手作り?うれしいわぁ。
(恵)おいしそう〜!サキさん座って座って。
失礼します。
どうぞ。
(和繁)父さん何やってんだろ。
(恵)あぁ2階よ。
何してるのかしらね。
あなた〜!和君のお客様がいらしたわよ。

(須藤)ああ。
今行く!
(須藤)いらっしゃい。
お邪魔してます。
サキさん…。
どうして?
(恵)和君のお客様よ。
お店のお客さんなんですって。

(恵)あなた。
あぁ。
まあどうぞ。
サキさん奥どうぞ。
(和繁)この間おやじの病院で看護師やってるって聞いて驚かそうと思ってさ。
そうなんです。
(恵)ほんとに驚いたわぁ。
ねぇあなた。
(須藤)ああ。
じゃあ持ってきてくださったシフォンケーキ頂きましょっか。
お砂糖は控えめですから。
えっ?理事長いつも気にしていらっしゃるから。
(恵)わざわざお気遣いいただいて…。
あなたも頂きましょうね。
(須藤)ああ。
私の夢の中の理事長はおひげがなかったんです。
生き生きとしていてとってもすてきでした。
変わらないんですねおうちでも病院でも。
そうかな。
(恵)とってもおいしそう!はい。
奥様も大変ですよね。
理事長の体をいつも考えながらお料理作ってらっしゃるんですよね?ほんとに尊敬します。
そんな大したことないわ専業主婦だし。
あの…和君はとても親思いのいい子なんですよ。
親ばかですけど。
わかります。
優しさがにじみ出てますもんね。
年の差のある恋愛ってどう思います?
(恵)サキさんはおいくつなの?やめなさい。
えっ?失礼だろ。
サキさんシフォンケーキ頂きます。
どうぞ。
いただきます。
いただきます。
いただきます。

(恵)うん!おいしいわぁ。
料理上手の彼女が一番ね。
まだ彼女なんて言ってないだろ。
(恵)和繁のことよろしくお願いしますね。
母さん!こちらこそどうぞよろしくお願いします。
おじゃましました。
(恵)またゆっくり遊びにきてくださいね。
ええ是非。
俺送ってくるから。
失礼します。
でもほんと実家暮らしなんて珍しいわよね。
ですよね。
友達にも驚かれます。
でもうちすっごく仲がいいんで食事にも3人で行くしコンサートなんかも3人で行くんですよね。
そう。
いいわね。
あっ。
えっ?どうもありがとう。
またね。
また…。

(道子)あの…濱田直美さんはいますか?あの〜失礼ですが?浦田といいます。
この間の事件のことでお話があるんです。
(道子)会社の人たち記者さんに好き勝手なこと話してたんです。
自分たちの都合のいいように。
お願いします。
本当のことを書いてください。
浦田さんは本田さんとは親しかったんですか?
(道子)そういうわけじゃ…。
本田さんあまり人づきあいがうまいほうじゃなかったから。
何言われても自分の意見を強く押すタイプじゃなくて優しくて穏やかでいい人なんです。
そんな人が何で急にこんな事件を?少し前から本田さんは変わりました。
どんなふうに?
(道子)かっこよくなって…強くなったっていうか自分に自信を持つようになって自分の存在をアピールし始めたっていうか…。
(岩城)どうしてだろう。
女性の存在かな?
(道子)ある女性と知り合ったからだと思います。
本田さん別人みたいだった…楽しそうに笑って。
その人と出会って本田さんは変わったんですね?
(道子)私わかるんです。
本田さんのことずっと見てたから。
あの〜その女性の名前わかりますか?あの〜その本田さんが働いていた会社名って…。
何言ってんの今更。
日整空調管理。
本田さんよ。
空調管理の会社に勤めてるの。
どうした?写真…写真ってありますか?ええ。
(道子)これ…。
どうしたの?あぁ…あぁいえ勘違いでした。
(直美)あぁそう。
すいませんありがとうございます。
(直美)女性の存在。
まっこれもある種スイッチかもね。
(岩城)さすが心理学部卒業。
まあ一応ね。
(岩城)俺思ったんすけど直美さんがこの前言ってたように自殺に追い込むスイッチだけじゃないかもって。
相手が壊れるスイッチそれを押されて自殺に向かう人もいれば他人を攻撃する人もいる。
もしかすると押された人間がそのことにすら気付かないかもしれないなんて…。
この事件案外奥が深いかもね。
追ってみよう。
(岩城)はい。
・コンコン!
(ノックの音)はい。
昨日はありがとうございました。
いや…。
和繁さんと私が知り合いだなんて驚きました?ああ驚いたね。
ふふっ。
すてきなご家族ですよね。
和繁君もうちはほんとに仲のいい家族なんだって言ってました。
まあ…そうかな。
羨ましいな。
私も両親と緒にコンサートなんて行ってみたかった。
あんなふうにお休みの午後にお茶を飲んだりテニスをしたりお母さんが作った料理を食べたり。
サキさんのご両親は?私の母は…。
殺されたんです。
だからもうどんな願いも何にもかなわない…。
全てを奪われてしまったから。

(直美)相手が壊れるスイッチそれを押されて自殺に向かう人もいれば他人を攻撃する人もいる。
もし三度目があったとしたらそこにはきっと誰かの意図や思惑があるはず。
・隼人!仕事はどう?頑張ってる?姉ちゃん…。
何があったんだよ。
えっ?野村さん…中川さん…本田さん…。
偶然なんかじゃないんだろ?全部話してよ。
何を?3人共…全部姉ちゃんが共通点だろ!姉ちゃん…あの3人に恨みでもあった?だから復讐のため?何があったんだよ何が姉ちゃんに…。
本当のこと話してよ。
どんなことでも…俺どんなことでも聞くから。
俺も一緒に引き受けるから。
どうして?姉弟だろ。
姉ちゃんは…姉ちゃんは俺の姉ちゃんだから。
ふふふっ。
弟じゃない。
えっ?私たちは他人よ。
・「CatchMe−Ifyouwanna−」他人なの。
うそだ…。
ほんとよ。
じゃあどうして…どうして俺に?偽者なら何で俺の前に現れたんだよ。
それはあなたがお姉さんを欲しがっていたから。
会いたかったんでしょ?お姉さんに。
だから私が君のお姉さんになってあげようって思ったの。
楽しかったね姉弟ごっこ。
君も気持ち良かったでしょ?恨んでないなんて言われて。
そう言ってもらいたかったんだよね。
私血のつながりを何の疑いもなく信じてる人たち見るとね虫ずが走るのよ。
(直美)新田が?
(岩城)昨日の夜も連絡つかなかったんですよ。
(直美)ある女が現れてから人が変わってしまった。
(恵)自分がそうされてもしかたがないんじゃないかって。
奥さんを捨てるような男性ですよ。
幸せになれると思います?
(直美)同じ看護師の女だったりして。
2014/02/28(金) 01:59〜03:51
関西テレビ1
サキ #06、#07[再][字]

今夜は第6話と第7話一挙放送!「弱者の逆襲!追い詰められた悪女」「母へ…明かされる“悪女”の履歴書」仲間由紀恵 三浦翔平 内田有紀 岡田義徳 富田靖子 高嶋政伸

詳細情報
番組内容
(第6話)サキ(仲間由紀恵)の周辺で、野村(萩原聖人)と中川(姜暢雄)の二人が自殺していることを知った隼人(三浦翔平)は、サキが間接的な殺人を犯しているのではないかという疑惑を抱き、ついにサキにぶつける。が、サキから「私を疑っているの?」と機先を制され、言葉に詰まる隼人。疑いを拭いきれない中、「二度あることは三度ある」という上司の濱田直美(内田有紀)の言葉をきっかけに、隼人は、サキと一緒にいた本田
番組内容2
(岡田義徳)という男のことが気にかかり始める。一方、サキに励まされ自信を取り戻した本田は、仕事場で積極的に意見し上司に褒められる。が、同僚の反感を買い、これまで以上にひどく殴られてしまう。サキの元を訪れ、「俺なんて生きてる意味ない…」と弱音を吐く本田。そんな本田をサキは、意外にも本気で叱咤し勇気づけるのだった。
(第7話)ホテルでサキ(仲間由紀恵)から「弟と思えない時がある」と告白され、自分が
番組内容3
サキに魅かれていることをついに確信する隼人(三浦翔平)。
一方、同僚を殴打して逃走していた本田(岡田義徳)は、サキに助けを求めようと電話をかけるが、サキからある患者の意外な話を聞き、自らの行動を決断する。
本田の顛末をニュースで見ながら、本田の生まれ年のワインとステーキをひとり味わうサキ。テーブルに飾られた白いダイヤモンドリリーの花を見たサキの脳裏に、ふと、“母”にまつわる衝撃の過去がよみがえり…。
出演者
仲間由紀恵 
三浦翔平 
内田有紀 
庄野崎謙 
黒川芽以 
鎌苅健太
 ・ 
萩原聖人 
富田靖子
 ・ 
岡田義徳 
石黒英雄 
高嶋政伸
スタッフ
【脚本】
渡辺千穂
【演出】
植田尚(MMJ)
【プロデューサー】
豊福陽子 
遠田孝一(MMJ) 
浅井千瑞(MMJ)
音楽
池 頼広
【主題歌】
「Catch Me−If you wanna−」東方神起(avex trax)

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0×0820)
EventID:7203(0x1C23)