旬の野菜が大好きな豆助
・豆助きょうのお野菜は今が旬のあれよ?
その野菜とは…
それは1年の中でもこの時期は特に身が柔らかくいにしえより日本人に春の訪れを告げてきた野菜
そう…
その蕪を最もおいしくいただけるひとつが…ダシで煮たあとほのかに甘いあんをかけた…
日本人でよかった〜心からそう思わせてくれるこれぞ旬の味
あなた〜できたわよ〜
日本っていいな〜和風総本家のお時間です
寒さ厳しい冬の東北
過酷な環境の中昼夜を問わず懸命に働き続ける職人さんがいます
己に厳しくひたむきな努力を重ね伝統の技を磨き未来へつなぐ職人さん達
技があるからこその芸術作品
そして一人前の職人をめざし歩み始めたばかりの若者も…
午前7時の宮城県伊豆沼
朝焼けの空に一斉に飛び立つのはがんの群れ
その鳴き声が東北に朝を告げます
そこからほど近い塩釜漁港
威勢のいい声とともに東北の1日が始まります
一方隣の岩手県で馬が運んでいたのは山から切り出した木材
一面の銀世界にそのソリの音が響くころ…
同じ岩手県のとある工房にも響く音が…
工房の中には作業中の職人さんがひとり
冷え込む外気とは裏腹に吹き出る汗
一心不乱に臼に入れた何やら枝のような物をついていますがこれは一体…?
職人さんがついていたのは「紫根」とよばれる自家栽培したムラサキの根でした
その紫の根で何をしようというのでしょう?
およそ90℃の熱湯を注ぎ入れると…それをかき混ぜてからザルでこします
実はこれ鎌倉時代以前から行われていたという伝統の作業
機械は使わずすべてが手作業
続いてはムラサキの根をこん身の力を込めて手で搾っていきます
そう職人さんが使うのは根のほうではなく念入りに搾り出した紫色の液体
次に職人さんが取り出したのは…
それを先ほどの紫色の液体につけていきます
別の部屋でも熟練の職人さんが作業中
生地に模様をつけるため紫色に染めたくない部分を糸で縛って絞る「絞り」と呼ばれる工程です
一体どんな模様になるのでしょうか?
絞り上げた生地を染料につけ込んだ職人さん
あとは色がつくまで待つだけ…かと思いきや…先ほど搾ったばかりの紫の根を臼に入れるとまたつきはじめました
実際に1度だけ染料につけた生地を取り出すとご覧の通り薄く染まった程度
しっかりと染めるには紫の根をついては染料を抽出しそれに生地をつけて染めるという工程を何度も繰り返さなければなりません
1回1時間の工程を繰り返すこと実に12回
ようやく深みのある紫色に
最後に絞りをほどけば…
味のある美しい模様が現れました
鮮やかな「南部紫」と呼ばれる伝統の色
飛鳥時代聖徳太子が定めた「冠位十二階」の制度でも最も位の高い色とされた「紫」
いにしえの時代より紫が高貴で憧れの色だったのは他の色を染めるのに比べて圧倒的に手間が掛かる為と言われています
貴族や武将などにも愛されてきた日本人の心をひきつける色紫
職人さんはきょうも手間を惜しまず昔ながらの方法で鮮やかな紫を追い求めます
南部紫
手仕事で生まれるその高貴な色合いは時代を超え私たちを魅了します
「東北の職人24時」
杜の都の午前10時…
おや?職人さんが穴の中にはいつくばり何やら作業中
狭い隙間に伸ばした手に握られていたのはのこぎり
どうやら大木の根っこを切っているようですが…
朝から作業が続く現場は国道沿いに生えている樹齢310年の立派なしだれ桜の根元
近所の人々にとって遅い春を告げる風物詩
道路の拡張のたびに通行の邪魔にならないようせんていしながら命をつないできましたがさすがにもう伐採しようということに
しかし残したいという声も多く地元の造園業者が奥へ植え替える作業を無償で買って出たのです
移植する木の根を保護するための根巻き作業
菰むしろを巻きつけたあと荒縄で締めてしっかりと固定します
さらに根の下の土を削っていき…
今度は縦に荒縄を巻いて締め上げていきます
ぐちゃぐちゃっていう巻き方なんです
通常の根巻きは根の周りを丸く掘り出して行うため荒縄を均等に巻くことができるのですが…ここはすぐ脇にコンクリートの塀が迫っているため根が変形してしまいスムーズに巻くことができません
それでもどうにかぐるぐる巻きに…
そしていよいよ大型クレーン車によるつり上げ作業
その重量は根の周りの土もあり6tにもなります
クレーンに力が加わり慎重につり上げられます
つり上げ作業で特に注意を要するのがすぐ脇に建つ電柱とそこから延びる電線
枝が絡まないよううまく引き離さないといけません
万一電線を切るなんてことがあれば一大事です
どうにか引き離せそうですが…
まるで離れるのを嫌がるように引っ掛かる電柱としだれ桜
無事移植できるでしょうか?
「東北の職人24時」
標高1,500メートル付近の午前11時
蔵王ロープウエーの眼下に大自然が作り出した神秘的な造形が広がります
一面の樹氷を楽しめるのもロープウエーが止まらないよう懸命に除雪作業を続ける方がいるからこそ
東北各地で雪かきにいそしむ人の姿が見受けられます
一方こちらの方も慣れた手つきで積もった雪を下ろします
というのも4メートルほどの積雪は珍しくない豪雪地帯
雪国に欠かせない物を作るという職人さん
雪を溶かすための融雪池から何やら引き上げました
ひび割れ防止のため半年以上融雪池で寝かせておいたと言います
丸太を割って切り出したのは小さな四角い板
この板から作る…
ここからは室内での作業
非常に硬いカエデ
扱うのは大変そうですが…
こうしてできたのがこちらのパーツ
ここであなたに質問
このパーツから作る雪国に欠かせないものとは一体?
それを作るのにこの…
そしてこの少し曲がっている何かの枝のような細長い棒も大切な材料
これらを使って作る雪国に欠かせないものとは一体な〜に?
本日の「和風総本家」は「東北の職人24時」でございますきょうはスペシャルでお送りしたいと思いますけれどもあのー前田吟さん前回ご出演された時にクイズが何問か出たんですがあの時は成績はいかがでしたかね?お孫さんとかにちょっと言われちゃうんですもんね?前回はどんなことを…?
(笑い声)そしてNESMITHさんですよろしくお願いしますよろしくお願いしますボーカリストとしてもパフォーマーとしても大変活躍をされておりますけれどもなかなかこの…ツーショットっていうのは…そのクイズのほうにまいりたいと思いますけれども冬場雪国で非常に重宝するものだとおっしゃってましたこれ材料はこの2つだけなの?基本的にはあーそう…じゃあこれは何かの形に変わるわけね?そうですねあの細い棒はあのまま使うんですか?それともちょっと形変えて?前田さん…ボクらもなじみがあったり使う事もあるようなものなんですか?現代のものになってたりとかまあきょうおそろいの皆さんの中にはお使いになった方もいらっしゃるとは思います
(萬田)外で使うものですか?外です外で使うNESMITHも知ってますか?それNESMITHさんお生まれはどちらでいらっしゃいますか?九州熊本ですこう見えて知ってると思います
(井森)え〜!?では答えをお出しください吟さんから…「ゲタ」それ以外考えつかないんだよなぁ絵を描いていただくことは可能ですか?うわぁ〜…
(笑い声)おじいちゃんは頑張っていますきっと今テレビの前でお孫さんもね応援されてると思いますよでは改めて…長靴の下に履いたりとか…靴の下に装着をしてというNESMITHさんいきましょうかはい同じ考え方ですが履き物の下にこうなんか…はめこんで…あのー…滑らないようになるものなのかなっていう井森さんいきましょうかはいいや違うの!靴のね!いやまだ…なんで人の答えに憧れるんですかそんな
職人さんが作る…
まずは細長い棒を手に取りいろりに置いたまきストーブの下へと突き刺しました
これは一体?
すると突然靴下を脱ぎ出す職人さん
おもむろに刺した棒に手を伸ばすと…
え〜!あっ…!
豆助もよーく見ててね!
これらを使って作る雪国に欠かせないものとは一体な〜に?
おもむろに刺した棒に手を伸ばすと…
なんと棒を足の裏に当てグイグイと曲げ始めたではありませんか!
温めることで軟らかくなり曲げやすくなるのです
素足で行うことでより理想に近い形になるのだそう
同じ物を2つ組み合わせるとここから職人さんこだわりの作業
丸太から切り出したパーツをクロモジの輪の間に挟むと何やら確認している様子
この小さなパーツの角度がその出来を左右する大事なポイント
微調整を続けること20分あまり
クロモジの間にピタリと納まったパーツ
その角度は少し内側に入りこむ形に
角度が決まれば針金で固定
ひもを通せば皆さんもうお分かりですね?
職人さんが作っていたのは「かんじき」
体重を分散させることで雪の上を歩きやすくする雪国に欠かせない道具です
こだわりは滑り止めの役目を果たす「ツメ」と呼ばれるパーツ
こちらは4mもの積雪がある豪雪地帯
遠藤さんは長年地元の人たちのためにその手と足でかんじきを作ってきました
雪国の生活に欠かせないいにしえの知恵
今も職人さんが大事に形にしています
正解「かんじき」でございましたあ〜…まあ吟さんのお話は非常に近かったのですが…逆にこう…
(笑い声)では吟さん東さんNESMITHさん男性陣お三方オマケで正解でございますよかった!
(拍手)
(井森)え〜いいなぁ〜!
「東北の職人24時」
多くの職人さんが昼食をとりほっと一息つく正午
福島の会津では…
・いらっしゃいませ!
続々とお客さんが押し寄せるお店が…
皆さんのお目当てはどんな料理なのでしょう?
ちゅう房では手を休める間もなく働く女性が
一面に大量の器を並べると一気に盛りつけていきます
1日およそ500食分の盛りつけを一手に担い大忙し
盛りつけたあと容器のわっぱごと蒸し上げれば…新鮮な素材が堪能できるこれが会津の名物「輪箱飯」
ひとくちほおばれば思わず笑顔がこぼれます
朝から続く仙台のしだれ桜の移植作業
樹齢310年の大木と電線が絡まりクレーンによるつり上げが難航していました
そこに登場したのは高所作業車
こうなったら絡みついた枝を切り落とすしかありません
はい下げます
ようやくしだれ桜をつり上げることができたクレーン
重さ6tの大木をゆっくりと運び…道路から離れた敷地の奥へ
養分豊富な黒土と肥料をたっぷりと
職人さんの愛情で無事移植され生きながらえたしだれ桜
これからも街の人々に愛され春の訪れを告げていくことでしょう
「東北の職人24時」
日照時間が短い雪国の貴重な晴れ間
大地を覆い尽くした雪がまばゆく輝く午後1時半
秋田県大仙市のとある工場を訪ねると何やら台車に乗せて運んでいる人影が…
工場内で機械に向かっていたのはヘッドフォンと防塵マスクを着けた職人さん
灰のような粉末を機械の中の赤い豆のような物に振りかけ混ぜていきます
あぁ〜すごいね!
本当のお豆じゃなさそうよ豆助
秋田県大仙市のとある工場
灰色の粉末を豆のような物に振りかけて一体何を作っているのでしょう?
ここは東北最大規模の花火工場
大仙市は「大曲の花火」として知られる街
夏の風物詩の製造は冬がピークです
「星」は花火の光のもとになる火薬玉
直径2mmほどの樹脂に何度も火薬を塗り重ね大きくしていきます
花火が綺麗に開くためには真ん丸に仕上げなければなりません
別棟で行われる花火玉作り
まずは星の…
玉の内側に均一に並べていきます
次に星の内側に細かい火薬を仕込みます
それは真ん丸どころかいびつな形ですが…
まんべんなく火薬が塗られていますがもとは「籾殻」
軽量化にも役立ちます
こうして火薬が仕込まれた花火玉はまた別棟へと運ばれ…今度は「玉貼り」と呼ばれる工程へ
あらかじめのりの付いたクラフト紙を花火玉の周りに隙間なく幾重にも貼り重ねていきます
小さなこちらは…
しかし手際のいいこと
次々と職人さんの手を経た花火玉
秋から作り続けすでに9500玉!
そんな工場の片隅で工場長が目を光らせている1人の若い職人さんが…
はい
工場長からアドバイスを受ける増田さんは19歳
まだ入社1年目の新人です
色違いの星を1周だけ仕込んで花火の中にリングを作るという増田さん
星をきれいに水平に仕込むのが理想ですが…
大仙市の隣の横手市で生まれ育った増田さん
花火作りの世界に入ったのは夢を叶えるためでした
小学生のころからずっと憧れていたという花火師
当時の作文にも…
その夢の根っこにある思いとは…
新しいデザインや火薬の色をテストする試し打ちは空気が澄んだ冬場に行われます
その内の1つ「緑カエル」とはこんな花火…
お次は「タイガー」
そして増田さんの花火も試し打ち
きれいにリングができるでしょうか?
その出来栄えは後ほど
「東北の職人24時」
♪
(船頭さんの歌声)
午後2時船頭さんの歌声が響くのは岩手猊鼻渓の冬の風物詩「こたつ舟」
きょうものどかな東北の昼下がり
その頃盛岡のとある工房では職人さんが表へ出て作業中
金づちで木炭を細かく砕いています
結構な量ですが…
1日に15キロの木炭を使うというこの方実は…
材料となるのは厚さ3mmの細長い鉄板
その鉄板の端を斜めに切り落とすと…
次にその鉄板を燃え盛る炭の中へ
十分に熱したところで…たたいて成形します
実はこちら全国に数軒しかないある物を専門に作る鍛冶工房
先端を丸めたら穴を開けその穴に切りこみを入れてしまいました
再び炭に入れて熱したのちその切り込みを開きます
これは一体?
お〜おしゃれ!どうやって作ってんの!?これ
豆助!豆助!豆助!
職人さんが作る…
ここからが成形作業の本番
今度は先端以外の部分を金づちを巧みに操り叩いていきます
こうして全体を少しずつ丸めて細い筒状にしていくのはこの製品ならではという難しい作業
合わせ目にこだわるのは見た目はもちろん製品となった際人の手が触れる部分であるが故
今度は細長い筒をアーチ状に大きく曲げていきます
するとどこかで見たような形に
職人さんが作っている物勘のよい方ならお気づきでは?
南部鉄器でおなじみの鉄瓶に欠かせない「鉉」でした
ひと言に「ツル」といってもその種類は実に多様
「ひねりヅル」と呼ばれるものや…「結びヅル」と呼ばれるものも
中でも筒状に加工されたこの「袋ヅル」はほかのツルよりも軽くソフトな手触りが特徴
しかし合わせ目をきれいに仕上げるにはツル鍛冶の熟練の技が不可欠
今ではその技を持つ職人さんの数も減りここ1軒だけに
盛岡が誇る名産品南部鉄器
熱き職人魂がその品質を陰で支えているのです
「東北の職人24時」
いてつくような寒さの冬の…
周辺の滝は凍りついたまま
岩肌に真っ白な氷の彫刻がそそり立つ真冬の風物詩
付近で働く職人さんを探していると…
(スタッフ)職人さんを探してるんですあはは…
ちょうど目の前のお宅にいらっしゃいました
(スタッフ)バカ塗りですか…
聞き慣れない「馬鹿塗り」とやらを見せていただくことに
まずは漆をヘラに取り木のお盆にすりつけるように塗り始めました
次に薄い布切れに漆をつけると先ほどのお盆の周りにぐるりと貼り付けていきます
さらに布は平らな面にも貼られました
こうしてお盆全体が漆と布で覆われました
すると今度は表面を砥石で研ぎ始めたではありませんか
一体これは…?
果たして…
続いて黒漆を練り始めた職人さん
それを穴の開いたヘラに取ると今度はお盆の表面を軽くたたくように塗っていきます
この作業が模様の仕上がりを左右すると言うのですが…
バランスを考えながら斑点模様に塗られた黒漆は盛り上がった状態に
すると大胆にも黄色い顔料を混ぜた色漆をその上から塗ってしまいました
黄色い漆が乾くとその上に赤い漆で模様を入れます
さらに錫の粉をふりかけていきます
こうしていろいろな漆を何度も乾いては塗り重ねていくのが馬鹿塗りの特徴のよう
木のお盆にさまざまな漆を塗り重ねること実に16回
ここまでにひと月以上を費やしました
その断面を見ると漆の層が幾重にも
斑点模様の黒漆の上には色漆が塗り重ねられた層ができています
そのことばどおり砥石を手にすると漆を塗り重ねたお盆の表面を研ぎ始めた職人さん
ステキ!あらら
(NESMITH)おぉすごい
ここからが本番よ豆助!
丸盆に何層もの漆を塗り重ねた職人さん
続いて砥石を手にすると塗り重ねたお盆の表面を研ぎ始めるではありませんか
閉じ込められていた鮮やかな色漆が顔を出しました
凹凸をなくすように黒漆まで研いでいくと塗り重ねた色漆が独特の模様となって現れるのです
目の細かい砥石に持ち替え色と柄の出方を確かめながら研ぎ続けます
細心の注意を要する作業
1,000分の1ミリ単位の漆の層を思いどおりの模様が現れるまで研ぎ進めると…炭でこすって細かい傷を消しさらにパウダー状の砥石の粉で磨き漆を塗っては磨くという工程を繰り返します
こうして費やされる工程は40種類以上
完成までに2か月近くを要します
馬鹿丁寧な工程を経る「馬鹿塗り」とは伝統ある「津軽塗」のことでした
手間を惜しまずに塗り重ねた色漆が鮮やかに映える逸品です
津軽塗は弘前藩主が産業育成のため北陸から招いた漆器職人によって確立されました
ある日作業台にこびり付いた漆を取ろうと表面を研いだところ重なった色漆によってきれいな模様が現れたとか
それがのちの津軽塗の技法のヒントになったと言われています
職人歴57年の岩谷さん
津軽塗の道に進んだキッカケは幼い頃の病気だったと言います
しかし21歳で入った青森県の更生指導所で津軽塗と出会いこの道を究めようと決意
10年後に独立を果たしました
現在22人いる津軽塗職人の中でも第一人者
優れた作品で数々の賞を受賞しています
一生の糧として津軽塗にささげる人生
絶望からはい上がった情熱が美しい漆器を生んでいました
「東北の職人24時」
秋田の名湯・乳頭温泉郷を訪れた人々が一面の雪景色を眺めながら雪色の温泉を楽しむ午後4時
大館市の商店街にひとり黙々と働く職人さんがいました
同じ形に切りそろえた鉄板を機械にセットすると…丸くカットしていきます
みるみるうちに鉄板が洋梨型に…
続いて洋梨型にカットした鉄板の縁をギザギザに加工していきます
ここであなたに質問
こちらの職人さんが加工した鉄板で作っている物とは一体な〜に?
最終的に何になるのか形っていうのはなんかヒントはありますか?形は重要だと思いますこれはお土産にはならないですか?これはお土産にはなりにくいですね
(萬田)自分で使う?各家庭で使うものですねだいたいどこのうちにもある?東北の…あっやっぱり東北のやはりはい私も井森さんも同じ群馬の生まれですけれども群馬とかでも見かけます普通に?今だに?あると思いますよあっ吟さん動いた!分かんない…では答えをお出し下さい萬田さんいきましょうか洋梨の形で…っていうともう湯たんぽしかねぇでは吟さんまあでもノコギリですよとにかく…の様な気がするんだけどやはりこういうビシッと当てるっていうのではやっぱりお孫さんの印象も変わってくるでしょ?ぜひあのメッセージ…あっそんなにいらっしゃる!
(笑い声)ちょっと隣の井森さんの答え見てもいいですか?私はもうビシッと!ストーブあぁストーブこれは群馬県でも冬場ね寒いからストーブ出したりとかストーブに使う鉄っつうのは…鉄はもっとどんどん…たたいたすごい丈夫じゃないと…これお孫さんにもちゃんと言っておいたほうがいいですよ
(笑い声)NESMITHさんなべなんかもうちょっと丸みをおびてきて…なべはさポッコンポッコンポンって自動的にこういっぱい作るやつくりぬいて?じゃそれはお孫さんに…
(笑い声)
洋梨型の鉄板の縁をギザギザに加工した職人さん
今度はその鉄板に大きな丸い穴を開けました
続いて別の長方形の鉄板を用意すると鉄パイプに押し付けて力任せに曲げていくではありませんか
そうして曲げた2枚の鉄板の端を折り返して組み合わせると「たがね」と呼ばれる道具で2枚の重なりを押しつぶして密着させていきます
決して溶接せずに仕上げるのは板金職人さんの技があってこそ
さらにはこんな筒型のパーツも
ここで機械にセットすると僅かに凹凸を付ける「紐出し」と呼ばれる加工を施します
この凹凸によって鉄板の強度が増しゆがみにくくなるのです
作業も最終段階
最初に加工した洋梨型の鉄板を筒の上下に蓋をするようにはめるとギザギザにした縁を織り込んで固定します
もうお分かりですね?
職人さんが作っていたのは東北の厳しい冬の味方「薪ストーブ」でした
鍋のサイズに合わせて取り外せる鍋置きも備えています
明治時代囲炉裏に代わる暖房器具として広まった薪ストーブ
こちらの板金店では昔と変わらぬ製法で…
屋根板金のかたわら始めた薪ストーブ作り
大館市で手作りしているのは今や成田さんただひとりに
需要が少なくなったとはいえ寒冷地の家ではまだまだ活躍している薪ストーブ
熱伝導に優れていて料理を作る際にも重宝されているようです
手作りのぬくもりが身も心も暖めてくれます
井森さんお見事でしたやった〜!
(拍手)
(NESMITH)すごいそしてまあ暖房器具ということで東さんも正解ですよっしゃ!
(拍手)ちょっと…
(萬田)まあそうだね前田吟さん…なんとおっしゃってましたかね映像の前にストーブだけはないとうんあのね…
(笑い声)そういうイメージがない…言うに事欠いて…これはひと言お孫さんに言ったほうがいいかもしれませんねいちばんだって薪ストーブ世代でしょどっちかと言うとこのなかでね
(井森)そうですよ
(笑い声)
「東北の職人24時」
午後5時半
一面銀世界だった蔵王の樹氷の山々も鮮やかに彩られます
そのころ秋田の花火工場では新人花火師増田さんの作った花火の試し打ちのときがやって来ました
花火玉を仕上げた今の自信の程は?
準備オッケーです
緊張の瞬間
まずはオーソドックスな丸形の花火から…
割れてきれいな丸になっていないため失敗
はい次お願いします
次は色違いの火薬をひと周り仕込んで花火の中にリングを出すと意気込んだ作品
果たしてイメージどおりに開くのでしょうか?
はい点火!
きれいなリングが出ました
まだまだ大変なことはいっぱいあるので…うん
すっかり夜のとばりが下りた午後7時
山形県・白鷹町ではまだ作業に追われる人たちが
そのかたわらには…
この樽はその作業に欠かせない道具だそう
あすの早朝から400年以上続く伝統の物作りが行われます
せ〜のっよいしょ!
その様子は…後ほど
「東北の職人24時」
午後9時
にぎわいを見せる仙台の横町では…
仕事を終え温かい料理に舌鼓を打つ人々の姿が
家路につくわずかな乗客を運ぶ最終列車が雪の中へ走り出す午後11時
街が静寂と闇に包まれます
吹雪舞う深夜1時の秋田県能代市にまだ…
こんな時間に黙々と作業を続ける一人の男性
実は…
ここであなたに質問
こちらの職人さんが作る物とは何でしょう?
次の2つをヒントにお答えください
これらを使って職人さんが作る物とは一体な〜に?
また東北の名産品は名産品なの?まぁ限ったことでは私はないと思うんですけどただこの方はものすごく有名な方です
(萬田)この方が?はい工芸品とかか何かですか?あ〜実用性がある物だね実用性もありますし非常に高価な物もあります
(井森)高価な…
(前田/井森)えっ?ある意味ではです
(井森)近い?はい
(萬田)一番近い…一番近い…お出しくださいNESMITHさんからいきましょうかはい…こけしえっ?NESMITHさんこけし業界の関連が…いや全くこけし業界はないんですけど…いやいや…このディティールいやオレもこけし…だよねオレもね最初はこけしって書いた…こけし人形ってだけど…その字だと…
(笑い声)たぶんこれお孫さんがこれまた…
(笑い声)ひらがなで書けないなら漢字書けないでしょうよ!漢字の「すずり」は難しいと思いますよ
職人さんが真夜中に作るものとは?
電気ドリルの先には丸いヤスリ
ところで豆助こんなニッポンの名前知ってる?
庭園で見かける立ち入り禁止を示すこちらの石の名前皆さんご存じですか?
もしよかったら覚えておいてください
職人さんが真夜中に作るものとは?
♪〜
電気ドリルの先に取り付けた丸ヤスリで竹に開けた穴を広げていきます
節をすべて貫き内側はヤスリで削り上げました
次に砥石の粉を漆とよく混ぜると先の尖った棒に取り先ほどの竹の内側に塗ります
全体にまんべんなく厚みも考えて塗り広げていきます
1日ほどおくと竹の内側が乾いてゴツゴツに
そのゴツゴツを先に砥石が付いた棒を使って削っていきます
全体をまんべんなく均等に削っていくと…
ツルツルに仕上がりました
しかしまたもやその竹の内側に砥石の粉と漆を混ぜたものを塗り始めたではありませんか
なぜそんなにも塗り重ねるのでしょうか?
実は竹の内径はどれもまちまち
そこで理想的な内径に仕上げるため何度も削っては塗り重ねていくのです
7回も繰り返すとこんなにも内径が狭くなりました
仕上がりは真ん丸が理想
そこで紙ヤスリを巻きつけた丸い棒を回しながらさらに削っていきます
少しずつ削り…内径を合わせるまでに要する時間実に3ヶ月
その誤差はなんと0.1ミリ以内
その断面を見ると砥石の粉と漆を何層も塗り重ねたことが分かります
竹の縁を削り差し込んだのは…
穴を開ければお分かりですね?
職人さんが真夜中に作っていたのは…
製管師と呼ばれる尺八作りの職人さん
ここからが途方もなく時間を要する仕上げ作業調律の始まりです
内径を理想どおりに仕上げても最初は音がバラバラ
バランスのとれた音が出るように仕上げます
こうして…
尺八はその名のとおり一尺八寸が標準
江戸時代までは竹の内側をそのままにした「地無し管」でしたが明治時代から内径を調整する技術が発展しました
職人さんの手作りの尺八は多くの演奏家に愛されています
当番組のBGMでもたびたびお世話になっている藤原道山さんもその一人
幼いころから尺八に興味を持っていた三浦さん
高校生になり尺八教室の門をたたきました
以来尺八の演奏はもとより尺八作りにも目覚めた三浦さん
21歳で製管師の道へ
高校一年で一人その門をたたいた青年は今や日本の伝統文化を守る屈指の職人となりました
全員不正解でございますうわぁ
(笑い声)楽器関係ねぇ…まあそうですねまあまあ…萬田さんおまけで正解ですありがとうございます
(拍手)ちなみにですね今VTRにも登場した藤原さんもこの職人さん三浦さんに尺八をお願いしているのですが…大変お忙しいんでしょうね…そうなんだ半年に1本でしょ?はい非常に貴重な取材をさせていただきましたありがとうございました
「東北の職人24時」
午前5時半
ここは昨夜何やら準備していた山形の白鷹町
小屋の中には…
どうやら巨大な樽で何かを蒸しているようですが…
午前7時
うっすらと太陽が顔を出すころ…
樽から漏れる湯気はさらに勢いを増し小屋の中は真っ白
すると…
いよいよ作業が始まるようです
せ〜のっ
とこれは一体?
豆助はもうわかったわよね
樽から取り出した木の枝はどうやら原料
この土地に…
蒸らしてやわらかくなった木の枝を手に取ると…
つるりと剥ける皮
そう使うのはこちらの皮
皮を剥かれていたのは楮と呼ばれる和紙の原料となる植物
この方は…
山形県白鷹町深山地区に400年以上前から伝わる和紙作り
しかし近年需要が減り職人さんは減る一方でした
伝統を絶やすまいと15年前和紙職人になった高橋さん
しかし今この地区の和紙職人は高橋さんただ1人となってしまいました
伝統の和紙作りを1人で続けている高橋さんを支えようと原料を作るための年に一度の大仕事に集まってくれる地元の皆さん
ふるさとの文化を愛する心が1つになって歴史ある深山和紙の伝統が守られていました
厳寒の地でひたむきに腕を磨き続ける人々
高い技術におごることなく情熱と真心のこもった仕事を続ける東北の職人さんっていいなぁ
2014/02/27(木) 21:00〜22:24
テレビ大阪1
和風総本家スペシャル「東北の職人24時」[字]
密着“東北の職人24時”
極彩色!津軽塗の名工▽猛吹雪…新人花火師の打ち上げ試験&豪雪地400年…伝統和紙作り▽名物しだれ桜の大移動
詳細情報
番組内容
東北の雪深い集落でかんじきを作る職人さん、岩手の美しい染物職人さん、津軽塗りの職人さん、日本で最後のあるものを手作りする職人さんのほか豪雪の中除雪作業をする人々など厳しくも美しい冬で活躍する人々や東北グルメを紹介する。
【旬の野菜】カブ
出演者
萬田久子
東貴博
前田吟
井森美幸
NESMITH(EXILE)
【進行】
増田和也(テレビ東京アナウンサー)
音楽
「和風総本家」テーマ曲
縁の詩(えにしのうた)
【作曲・演奏】上妻 宏光
ホームページ
www.tv−osaka.co.jp
ジャンル :
趣味/教育 – その他
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – クイズ
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