こんにちは。
情報まるごとです。
ソチオリンピックでね、メダルが続きました。
昨夜はノルディック複合の個人ノーマルヒルで、渡部暁斗選手が銀メダル獲得ということでした。
うれしいですね。
本当ですね。
接戦でドキドキする展開でしたよね。
手に汗握りましたが。
そして今夜からいよいよ、男子フィギュアスケートが始まります。
その男子フィギュアも含めて、きょうもソチオリンピックの情報を詳しくお伝えしていきます。
お楽しみになさってください。
さあ、まずは、あすから週末にかけての雪についてです。
雪の見通しについて気象予報士の加藤さんです。
先週の土曜日、関東など、記録的な大雪となりましたが、あす以降、再び雪の降り方に注意が必要となりそうです。
平野部でも雪が積もりまして、特に、あすの夜からは交通機関にも影響が出るおそれがあります。
この原因は今回も南岸低気圧です。
あすからあさってにかけて、再び南岸を低気圧が発達しながら進みます。
あす、日本付近には引き続き強い寒気が流れ込んだ状態で、この冷たい空気がある所に低気圧が進んできます。
西日本、東日本、降りだしは雪となる所も多くなりそうです。
あさって土曜日にかけて、低気圧が近づいてきますと、日中は次第に雨に変わる所も出てきますが、この低気圧のコースによっては、状況が大きく変わります。
少し南を進んだ場合は、寒気の影響を受けて、雪が長引くおそれもありますから、注意が必要です。
今後はこの低気圧のコース、動きにご注意ください。
いずれにしても今回も、この低気圧、発達しながら進んでいきますから、風が急激に強まるおそれがあります。
立っていられないくらいの非常に強い風の吹く所もあり、土曜日は暴風や高波などに警戒が必要です。
大荒れの天気となりそうです。
それではこのあとの雪の見通し、詳しく見ていきます。
まずはきょうです。
きょう午後3時以降、夜にかけて雪が降りやすいのは、九州や四国、標高の高い所が中心です。
日付が変わってあすになりますと、西日本や東日本、太平洋側から雪の範囲が広がってきます。
こちらはあすの朝8時の予想です。
関東平野部でも雪の所が多くなってきそうです。
そしてあすの日中です。
あす日中は、近畿や東海、関東甲信地方、雪の続く所が多くなりそうです。
あすの夜の6時の予想ですが、まだ雪が続く所が多いです。
帰宅時間帯、影響が出るおそれがあります。
ただ雪のピークはこのあととなります。
あすの夜以降の雪の予想を見ていきましょう。
太平洋側、沿岸から発達した雨雲や雪雲が近づいてきそうです。
あさっての明け方にかけては、紫色の表示、雪が強まる所もありそうです。
山沿いを中心に大雪となりそうです。
東京23区を含む平野部でも雪が積もる所があり、大雪となるおそれもありますから、今後の情報にはご注意ください。
あさって土曜日の日中になると、平野部では雨に変わる所も多くなってきますが、今度は雪の範囲、北へと移っていきそうです。
土曜日には東北地方も広く雪の予想で、再び大雪となるおそれがあります。
雪への備えはなるべく早めに、きょうのうちにするようにしてください。
以上です。
さあ、続いてはソチオリンピックです。
大会7日目に入っています。
このあと、この種目が始まります、フィギュアスケート男子シングルショートプログラム。
ワクワクしますね。
本当ですね。
先週に続いて、ミスターゴールドメダルといえば、この人、オリンピック実況でおなじみの刈屋富士雄解説委員とお伝えしてまいります。
よろしくお願いします。
冒頭でもお伝えしましたが、昨夜、うれしいニュースが飛び込んできましたよね。
ですね。
スキーノルディック複合の個人ノーマルヒルで渡部暁斗選手が銀メダルを獲得しました。
今回、日本に初めてのメダルをもたらしてくれました。
スノーボードの男子ハーフパイプ、平野歩夢選手、それに平岡卓選手に続いて、刈屋さん、連日のメダルということで、これで日本のメダル、銀が2つ、銅が1つの合わせて3つになりました。
日本人選手のメダル獲得、私たちも元気をもらえますね。
本当ですね。
刈屋さん、ここまででメダルが3つというこの日本勢、どう見てらっしゃいますか?
事前の私の予想ですと、大体3つから4つ。
高梨沙羅選手がメダルを逃すというのは、ちょっと予想外でしたけども、数としては大体、妥当なところじゃないかなというふうに思いますし、全力を出し切ろうとする日本の選手の戦いぶりは、ここまで見事な戦いぶりを見せてるんじゃないかというふうに思いますね。
これからどんどんどんどん増やしていってほしいなと思いますが。
では、各国がこれまでにどれぐらいメダルを獲得しているのか見ていきましょう。
メダル獲得状況です。
大会6日目までで、トップは北欧のノルウェーとなっていますね。
これから日本のメダルの数がどうなっていくのか、期待したいですね。
これまで惜しいところで逃したりとか、あるいは本来の力を発揮できないままというところの悪い流れが少しありましたけれども、メダルを2日間連続でとったことによって、その流れは、たぶん変わってくるんじゃないでしょうかね。
期待したいですね。
さあでは、そのメダルについてですが、今大会、日本初のメダルをもたらした2人の若手に、そのメダルが授与されました。
スノーボード男子ハーフパイプ表彰式が始まります。
日本勢で今大会初のメダルをもたらした10代の2人。
平岡卓、特別な舞台でつかんだ銅メダルです。
いった!そしてもう一発、ダブルコークテン。
きました。
平岡卓、パーフェクト!
冬のオリンピックで、日本選手最年少となるメダルです。
ここも高い!
最後ダブルコークテンですか?
もってきました、平野歩夢!
一方、スキーフリースタイルの女子モーグルで、惜しくもメダルに届かなかった上村愛子選手が、けさ、帰国しました。
集大成のこの決勝の滑り、上村愛子。
高い!ガッツポーズ!
上村選手は5回目の出場でしたが、4位の結果に終わりました。
上村選手、納得の表情でした。
すっきりとした表情でしたね。
応援する私たちからすれば、もうその姿そのものにメダルの輝きを見せてもらったというような気がしますね。
さあ、刈屋さん、最初のメダル、若手10代の2人ということで、この若い力、どう見ますか?
先週、この時間でお話したとおり、日本の今回のチームが、集大成グループと、若き天才グループと、その若き展開グループの中の、やはりこの2人が、持ってる力をすべて出し切るんだというね、すごい気迫で臨みましたよね。
守りに入るわけでもなければ、変に雑にいくのでもなくて、自分の持っているものを本当に出すんだっていう、リラックスして力を出し切ったというのがね、これからの若いスポーツ選手にとっては、一つ、目標になる姿じゃないかなと思いますし、高梨沙羅選手は、逆に言うと、持っているものをなかなか出せなかったと。
もちろん、いろんな自然条件がありましたけどね、そうすると、若き天才たちが、いよいよオリンピックのストーリーを歩きだしたのかなという、なんかそんな感じですね。
この2人はメダルからスタートしましたし、角野選手とかは、入賞からスタートしましたし、そして高梨沙羅選手は4位からスタートしたという形で、これからのストーリーを、いよいよ踏み出したなという、そんな感じですよね。
新しい世代がという。
それと上村選手は、メダルはとれませんでしたけれども、5大会連続で、一度も順位を下げなかったと。
これはね、ものすごいことだなと思いますし、彼女にやっぱり一回一回の戦いぶりと、そして今回の、最後の力をすべて出し切って、すがすがしい気持ちだという、この16年間のオリンピックでの戦いぶりっていうのは、日本のアスリートにとっては、本当に大きな、なんていうか、お手本というか、一つの道を示したんじゃないかなと思いますよね。
そしてメダルがさらに加わりました。
スキーノルディック複合の個人ノーマルヒルで、渡部暁斗選手が銀メダルです。
日本の選手がこの種目でメダルを獲得するのは、実に20年ぶりです。
渡部は金メダルを目指して、ソチに乗り込みました。
まずは1回ずつ飛ぶ前半のジャンプです。
今シーズンのワールドカップ総合で、ここまで2位と、実力は十分。
ジャンプでいい位置につければ、メダルの可能性が高まります。
さあ、どこまでいくか!さあ、風をもらっている。
いった!
100メートル50まで飛んで、あと1人を残してトップに立ちます。
最後はドイツのフレンツェル。
今シーズンワールドカップ7勝の金メダル候補は、渡部を超えてきました。
渡部はフレンツェルと6秒差で、次はクロスカントリーです。
およそ2時間後、10キロのクロスカントリーが始まりました。
さあ、トップのフレンツェルがスタートしました。
そして世界の渡部暁斗が今、スタートを切りました。
渡部は後ろの集団に追いつかれないためにも、2人でレースを引っ張ろうと考えました。
すぐにフレンツェルに追いつき、ここからマッチレースとなります。
金メダルを懸けて、第一人者との競り合いが、終盤まで続きます。
さあ残り1キロだ。
最後の上り坂で、渡部が勝負に出ます。
どちらが前に出るのか。
どうだ、フレンツェルと並んでいる。
並んでいます。
最後に軽い上りがある。
フレンツェルが前に出た。
金メダルはフレンツェルなのか。
渡部がついていく、頑張れ!暁斗。
エリック・フレンツェル、金メダルのフィニッシュ。
そして渡部暁斗、銀メダル。
渡部は最後に振り切られましたが、銀メダルを獲得。
ノルディック複合では、20年ぶりとなるメダルを日本にもたらしました。
金メダリスト、荻原健司さんも惜しみない拍手を送っていました。
おめでとうございます。
渡部暁斗選手の地元は長野県白馬村です。
地元の長野放送局から伝えてもらいます。
弟の善斗選手と共に出場しただけあって、声援もひとしお大きかったんではないでしょうか?
そのとおりです。
きのうの夜は村のホールに多くの人が集まって、皆さん、声を枯らしたり、涙を浮かべたりして自分の子どもや孫のことのように、喜んでいました。
白馬村といえば、16年前に開かれた長野オリンピックの舞台です。
渡部選手は当時、親に連れられてジャンプ競技を見たのが、競技を始めたきっかけだそうです。
地元育ちのアスリートの快挙に、村は沸き上がっています。
渡部暁斗、銀メダル!
暁斗!ありがとう!
渡部選手の母校、白馬高校では、祝福の声が上がっています。
本当に大したもんだなって言って、私自身ね、感動しました。
こちらです。
校長室には、高校時代に渡部選手が授業で描いたトウガラシの絵が飾られています。
辛さの中にもやさしさがある、そんな人になりたい。
渡部と。
渡部くんの思いがもしかしたら、この中にね、凝縮してるのかもしれないですね。
ここまで本当に正直、いくとは、ちょっと思わなかったですね。
ぜひ楽しんで、で、その結果、またいいものを、また持ってきてくれればなと、われわれも学校から応援をしてます。
ぜひ頑張ってほしいと思います。
渡部選手の母校、白馬北小学校には、渡部選手が子どものときに練習していたという、高さ15メートルほどのジャンプ台があります。
校庭ではクロスカントリースキーの練習をしていました。
この白馬北小学校で卒業したっていうことを、すごい誇りに思います。
渡部選手みたいに一生懸命練習して、速く滑れるようになりたいです。
若干、クロスでオリンピックを目指したいなと思いました。
この渡部選手の今回の活躍は、地元の子どもたちにとって、次のオリンピックを本格的に目指すきっかけにもなったと思います。
先ほど、白馬村の取材先に聞いてみますと、けさから村中、渡部選手の話題で持ちきりだと話していました。
よかったねという声が飛び交っていたそうです。
そして、このあと行われるラージヒルや団体での渡部兄弟の活躍に、ますます期待が高まっています。
長野からお伝えしました。
この種目で日本選手がメダルを獲得したのは、1994年のリレハンメル大会で、銀メダルを獲得した、河野孝典選手以来、5大会ぶり、実に20年ぶりということなんですね。
20年ぶりですからね、刈屋さん、ノルディック複合、日本のお家芸ともいわれましたよね。
そうですね。
アルベールビルと、リレハンメルで団体で金メダルとりましたんでね。
世界選手権でも勝ってましたし。
20年とれなかったっていうのはどうしてなんですか?
20年前の日本が強かったときには、ジャンプでリードして、後半のクロスカントリーで逃げ切るという必勝パターンがあったんですよ。
でも日本が強すぎるということと、やはりノルディック複合というのは、冬の雪山を制する、つまり雪山っていうことは、空と森を制する、だからこそ、キング・オブ・スキーといわれてるわけですね。
そうなると、ジャンプだけ飛んで、その選手が勝つのはどうなのかという中で、やはりクロスカントリーの比重がどんどん増えていったということになると、クロスカントリーの比重が増えると、やっぱりヨーロッパの選手たちは、クロスカントリーを中心に強化されてきた選手が層が厚いですから、やはりどうしても強くなってくると。
日本から考えると、やっぱりクロスカントリーが重視されると、別なスポーツ、別な種目になるぐらい違うんですよね。
そう考えると、ある程度、時間をかけてクロスカントリーの強い選手を強化していかないといけない。
もっと考えると、ジュニアのころから強化していかないとなかなか強化できないいうことで、やっぱり20年の歳月がかかったということになりますね。
…自体を変えないといけなかったと?だから渡部暁斗選手は、そんなにいきなり強かったわけではなくて、やはりクロスカントリーそのものの、この走り方、実に重心の移動がうまいといわれているんですけれども、曽の走り方を本人が、クロスカントリーで強くならなければ勝てないっていうことを自覚して、研究して、努力して、今の双方を身につけたんですよ。
ですから、クロスカントリー重視の強化の歳月をかけたうえで、さらにみずから研究を重ねて、今の走法を身につけたというのが、渡部暁斗選手の強さだと思いますよね。
そういう意味でいうと、20年前のメダルとは、ルールの変更を経て、やはり違った意味合いを持っているメダルっていえるんでしょうか?
違った意味合いを持っていると思いますね。
やはりそのルールに見事に対応して、やはり日本は複合が強いんだということを世界に証明した今回のソチの大会じゃないかなと思いますね。
ノルディック複合は、18日に個人ラージヒル、そして20日に団体が行われます。
渡部選手は、さらにメダル、期待されますよね。
期待できると思いますね。
楽しみですね。
クロスカントリーが強いですし、チームも、ほかの選手たちはジャンプが強いですので、ジャンプである程度、リードをとって、そしてクロスカントリーで粘って、そして暁斗選手で勝負するという形になれば、団体もメダルがとれる可能性はあると思いますね。
楽しみですね。
こちらも応援ですね。
さあでは、お待たせしました。
次は、こちらのメダルがかかるこの競技について、徹底的に解説します。
注目のフィギュアスケート男子シングルが、いよいよ始まります。
羽生結弦選手、町田樹選手、高橋大輔選手。
メダルの期待がかかる3人。
今の調子は?気になるライバルは?詳しくお伝えします。
いよいよ今夜ですね、日本時間にしますと、深夜0時から、男子フィギュアが始まります。
刈屋さん、日本の3選手、どの選手もメダルの期待ができると見ていいんでしょうか?
そうですね、3人ともメダルをとる力がありますし、特に金メダルをとる力を持つ選手もいますし、うまくいくと、複数とれるかもしれないというぐらいの期待がかかるメンバーですね。
その日本の3選手、今の状態、どうなのかということで、見ていきたいと思いますが、最初はもう今や日本のエースといっていいですかね。
いいと思いますね。
羽生選手です。
6日に行われました団体のショート、どうでしょうかね。
私たちからすると完璧な演技だったんじゃないかなと思うんですが。
本人はたぶん完璧だと思ってはないと思いますよ。
見た感じでも、もっとキレがありますし、4回転はすばらしかったと思いますね。
プラスの評価も、ほぼ最高に近い評価を受けていますし、ただこのあとの後半に持ってくるトリプル・トリプルのコンビネーションジャンプが、実はかなり曲がっていて、危なかったんですよ。
ですから、あっと危ないなと思ったんですけど、そこをうまく次のジャンプにつなげましたので、ここですね。
この角度で今、分かりませんけども、かなりこうなっているんですよね。
本人も試合前の練習で、そこの部分をかなり気にしていたようですから、その部分がまずちょっと不安を抱えながら団体に臨んだと。
体調も、もっとキレが本来いいですから、8割ぐらいの形で、あれくらいの得点を出したというのは、やっぱりライバルたちや、あるいはジャッジに向けて、強烈なアピールになったと思いますね。
まだだから、伸ばせるかもしれないということなんですね。
その点数なんですけれども、団体のショートプログラムでの羽生選手の得点、97.98。
2位のロシア、プルシェンコ選手、91.39と、これ、6点以上差がついてますよね。
この差っていうのはどう見たらいいですか?
ショートプログラムでもし男子シングルで6点つくと、逆転はかなり苦しいと思うんですね。
つまりフリーでは、単純に6点差をひっくり返すことはできるんですけれども、この点差っていうのは、滑りの評価がかなり入ってますので、そうすると、単純な6点差ではなくて、羽生選手のほうがプルシェンコ選手よりも、この団体の段階ではこれくらいいい、レベルが上だということを示すうえでの点差だというふうにいえますので、そうすると、フリーの点数にもそのまま響いてくる可能性もありますよね。
だけど、プルシェンコ選手と比べてって、それだけ羽生選手、大きくなってる?
大きくなってますし、逆にするとプルシェンコ選手がかつてのプルシェンコ選手ではない。
まあ、あの映像で見る限りはないなという感じがしますね。
ライバルの話、このあと聞いていきたいと思いますけれども。
その羽生選手を育てたコーチについてなんですけれども、バンクーバーオリンピックで韓国のキム・ヨナ選手に金メダルをもたらしたブライアン・オーサー氏だということで。
どうですか、刈屋さん、ご覧になってて、このオーサー氏、オーサーコーチの力、やはり大きいと?
大きいと思いますね。
どういうところが?
ブライアン・オーサーは、オリンピックでもう競り合いながら、銀だったんですよ、金に届かなかったんですね。
金をとれなかったという思いから、コーチになってどうしたら、そのルールに対応して、適応して、自分の教え子が一番勝てるのか、一番いい成績を取れるのかということを徹底的に研究してますよね。
ですから今のルールの中で、どういうふうにすれば、技術点が取れるのか、そして演技構成点がどうすればアピールするのかということを、極めてよく研究してます。
ですからバンクーバーのときのキム・ヨナ選手というのは、本当に見事に点数を取りにいったプログラムですし、技術ですよね。
そう考えると、羽生選手は今回、団体でまずショートプログラムをやって、そのジャッジの点数の出方や、あるいはジャッジがどう見たかということを、恐らくオーサーコーチは、確認して、そして臨むと思います。
ですから取りこぼした部分がいくつかあったんですけれども、それを修正してくると思いますね。
そういう戦略面での分析っていうのも大事になってくるわけですね。
頼もしい存在ですね。
羽生選手は、とにかく団体のショートプログラムの演技っていうのは、非常に印象が強かったんですが、それを象徴するかのような話がありまして、羽生選手が使った曲が、今、人気を集めているんですね。
こちらの曲です。
かっこいいですよね。
印象に残りますよね。
ゲイリー・ムーアさんのパリの散歩道という曲です。
刈屋さん、渋い曲です。
いや、これは羽生選手の体の動き、そして今の19歳という彼の雰囲気にぴったりですよね。
この曲が収録されたCDの貸し出し数というのを、レンタル店の運営会社に聞きました。
今週火曜日までの1週間が、その前の週に比べて、3倍以上に増えているということなんですね。
そんなに?
だからフィギュア団体の羽生選手の演技があってから、増加したということなんですが。
刈屋さん、やっぱり演技のうえで、この曲っていうのは大事?
もう極めて大事ですね。
ですから、ほとんどの選手はオリンピックでどういうプログラムを出すのか、自分に合ったのを出すのかっていうことを考えて、そっから逆算して、いろんなことを試しながら、そこに結び付けていくと。
羽生選手のこのパリの散歩道も、昨シーズン、これを使ってみて、非常に評価が高かったということで、振り付けのいろんな相談に乗ってもらっているジェフリー・バトルと羽生選手が相談して、これはこれだけ評価が高いんであれば、さらにブラッシュアップして、オリンピックで使っていいんじゃないかということで臨んだんですよね。
その成果が出てますし、その評価が昨シーズンよりさらに上がってますよね。
曲は演技の中で大事な位置づけになるんですね。
勝敗を左右すると思いますね。
そうなんですか。
その羽生選手ですけれども、これからメダルを目指すっていうところにおいて、鍵っていうのは、どういったことになってきますか?
鍵はまず、今夜のショートプログラムで、トップに立つことですね。
つまり、団体戦のときに、やっぱりジャッジもファンも、あっ、これ、ソチの男子の金は、日本の若い羽生かなと、新しいチャンピオン誕生かなという空気が今、たぶん流れているんですよ。
その流れをこのショートプログラムにうまく結び付けるためには、やっぱり100点近い高得点でトップに立つ。
そしてもし、2位との差が離れれば、もう間違いなく羽生金メダルの流れが出来てきますよね。
ここで接戦の僅差になったときには、まだもつれるかもしれませんけれども。
では、次の選手にいきましょうか。
町田選手です。
団体のフリーでは、3位の得点を出しましたが、どうですか?好調でしょうか?
好調だと思いますね。
町田選手も、団体のフリーで4回転をきれいに決めていましたよね。
そうですね。
ただもう動きが硬いですよ。
町田選手の今シーズンの調子のいいときのプログラムと比べると、かなり硬いなと思ったんですが、その中で、この4回転をまず跳べたというのは、本人にとっても非常に大きいですし、このあとの4回転、本人は足が震えて失敗したって言ってるんですけれども、それくらい緊張している中で、これだけの火の鳥を滑り切ったというのは、とっても評価としては高いですね。
そして、本人はオリンピックのこの国際ジャッジの中で、どれだけの点数をもらえるかっていうのはとっても不安だったと思うんですよ。
それがかなりある程度、点が出たというのは、本人にとっては、もうよしという気持ちになれたと思うんですよね。
流れはじゃあ、出てきているっていう?
そうですね。
町田選手も、やはりメダルを争う力があるってことを、団体のフリーで見せたという部分では、とっても大きいですし、本人が初めてのオリンピックの雰囲気っていうのを一回味わっているというのも、とっても大きいと思いますね。
町田選手がメダル争いに加わるっていうことを考えると、何が大事になってくるってことですか?
まず大きなミスをしないということですね。
そして4回転を確実に跳んでくるってことが大事になってきて、そこでどれだけの点が取れるのか、そうなったときに、さらに実力が上と見られている選手たちが、もし何かミス、あるいは調子が出なかったりした場合には、町田選手がそこに入ってくるという可能性がありますよね。
ではもう1人の選手です。
高橋大輔選手です。
3大会連続の出場ですね。
今回の調子はどうでしょうか?
分かりません。
まだね。
早い段階でロシアに渡って、モスクワで調整してましたし、そしてソチに入ってきて、きょう初めて練習の、これ、練習じゃないですけど。
先ほど、練習の映像を見たんですが、4回転がうまく決まってなかったんですけど、ただ4回転を何度も挑戦してましたので、足の具合はいいのかなと。
そしてこれ、NHK杯のときぐらいの演技をすれば、やはり金メダル候補の一人だろうといえると思いますね。
やはり技術点以上に演技構成点、この動きですよね。
もうこの音をね、見てる人に見せると、あるいは彼のあとに音楽がついてくるというぐらいいわれる今、評価の高い表現力を持っていますので、もうジャンプさえしっかりと跳べれば、間違いなく点は出ます。
それに、ジャッジもそうですし、世界のフィギュアファンが高橋大輔の集大成、どんな演技を見せてくれるかって、みんな楽しみにしてますんで、その期待にたぶん応えてくれると思います。
彼ぐらいのベテランになると、練習でいくら転ぼうが、合わなくても全然関係ないんです。
本番で跳べばいいんです。
本番だけぴたっと止まれば、それでいいと思います。
ちょっとやっぱりどうしても気になってしまうんですけれども、ショートプログラムで高橋選手が使う曲が、別の作曲家が作曲していたということが発覚しましたけど、これは影響は考えられますか?
長年の高橋大輔選手とのつきあいの中からいったら、ほとんど関係ないと思いますね。
そうですか。
なぜかというと、曲を選ぶときには、たぶん、そういう作者だっていうこととかいろんなことを考えたんでしょうし、そしてこの中で表現するものは、こういうことだっていう、自分の中にプログラムの構想が出来てきて、世界が出来てきた。
そうしたら、もう関係ないですよ。
誰が作っていようが、何しようが。
だって、プッチーニと知り合いでもない荒川さんが、トゥーランドットを見事に表現したわけですし、ショパンを知らない選手が、ショパンの曲を表現するわけですから、問題はその曲と、曲のイメージと、そこで何を表現するかってものさえ出来ていれば、あとはもうそれを演じるだけですから、高橋大輔選手にとってはたぶん、影響はないと思いますね。
そうですか。
今夜ということで、本当にわくわくしますが。
日本の3選手の前日練習の様子があります。
日本勢で最初に登場したのは、羽生選手。
得意の4回転ジャンプ。
練習では2種類のジャンプを完璧に決めました。
町田選手と高橋選手は、同じ組で練習。
高橋選手は4回転に繰り返しチャレンジ。
しかし、きれいに決めることはできませんでした。
町田選手は3人の中でただ一人、1日2回の練習を行いました。
4回転・3回転の連続ジャンプを確実に決めていました。
先ほどちょっとありましたけれども、高橋選手が4回転に挑戦していた、これ自体は?
何度も跳んでたって今、原稿にありましたし、そういうことを考えると、足の具合は大丈夫だと思いますね。
ですからたぶん跳ぶタイミングとか、そういうのを今、計っているんですよね。
少し前にしたり、後ろにしたりって形で、今、計っている最中だと思います。
それと羽生選手と町田選手は今の映像を見るかぎり、団体のときよりも明らかに調子は上がってきてますね。
うれしいですね。
この日本の3選手、強力なライバルがいます。
それを今度は見ていきましょう。
こちらですね。
ライバルの筆頭格は、世界選手権3連覇中、カナダのパトリック・チャン選手、そしてロシアの皇帝、エフゲニー・プルシェンコ選手、さらに、刈屋さんが要注意とされているのは、スペインのハビエル・フェルナンデス選手と、アメリカのジェレミー・アボット選手です。
そして、チャン選手とプルシェンコ選手の前日練習の様子があります。
こちらです。
パトリック・チャン選手。
練習では転倒するなど、ミスが目立ちました。
一方のプルシェンコ選手。
ミスはあったものの、表情からは余裕がうかがえます。
刈屋さん、この2人の選手、どうでしょう?
パトリック・チャンはどうしちゃったのかなという感じですよね。
団体のときにはたぶん、8割ぐらいの形で入ってきて、恐らくそこからぐっと調子を上げているはずなんですが、前日練習の段階で今のジャンプだと、かなり軸がこんななってますから。
うーん、どうなんでしょう?きょうの夜に合わせてくるのかどうかですよね。
プルシェンコ選手は?
プルシェンコ選手は余裕なのは、もう余裕でしょう。
金メダルを団体で1つとって、役目を一つ果たしてますし、あとまあ、かつてのプルシェンコではないと、さっき話しましたけど、そのプルシェンコが団体のためにショートとフリーをやってますので、その疲れですとか、どうなのかなと。
常識的に考えると、金は望めないのかなという感じはしますけれども、地元の大応援がありますので、それをバックに、表彰台に上がってくる力はあるのかなという感じがしますね。
さあ、いよいよこの男子フィギュアっていうことですけれども、私たちも楽しむために、見る側としても、レベルを1つ上げられないかなと思うんですが、刈屋さん、どうやってその、まず得点に着目して、どういうふうに決まっていくのかというのを、解説をお願いします。
分かりました。
フィギュアのコアなファンは、だいたいみんな知っている表なんですけれども、実はこれがフィギュアの採点表なんですよ、これ。
何か全然分かりませんでしょう。
細かいです。
初めて見る人もたぶん、テレビをご覧の皆さんも多いと思いますけれども。
見方をご説明しますと、自分でインターネットでこれ、見ることできます。
発表されてますんで。
フィギュアっていうのは、技術点、この上の部分の技術点と、いわゆる芸術点、演技構成点、この2つから成り立っています。
そして技術点というのは、すべての技に基礎点というか、得点がついているんですよ。
しかもこのすべての技が、4回転トーループなのか、3回転なのかっていうのをコールするスペシャリストっていうのがいて、跳んだ瞬間にこれ、4回転トーループ、これ3回転トーループ、あるいは回転不足っていうことをコールして、それがその技になってる。
そうすると、その基礎点があります。
このGOEっていうのは、グレード・オブ・…、出来栄え点、どれぐらいの出来栄えなのかということなのですが、単純にここにあるのではなくて、こちらをご覧ください。
こちらにジャッジが9人いるんです。
9人いて、プラス3段階、マイナス3段階で、即座に跳んだ瞬間、トーループを跳んだら、うん、出来がいいから、プラス1点、プラス3点って点をつけていくんです。
上下をカットした7人の平均点がここにくるんです。
そして基礎点と平均点を足したこちら、これ、これが得点です。
1つ目の要素の4回転トーループの得点はこれ、という形で、全部やっていった総得点、この52.55というのが、これ、羽生選手の実は団体のときの得点表なんですけれども、これが技術点です。
そうすると、それが合計して技術点になって。
一方の構成点というのは?
演技構成点。
こちらですね。
こちらは5つの要素があるんです。
スケート技術、そして技と技のつなぎのスケーティング、そして演技力、振り付け、曲の解釈。
これを先ほどのフリーのジャッジが10点満点で点数を出してるんです。
これ、羽生選手ですから、9点台が並んでますけど、こんなに9点台が並ぶ選手っていうのは、世界に3人か4人しかいません。
それぐらい、この評価っていうのは難しくて、9点以上を取る選手は金メダル候補、8点以上は入賞候補、7点以上はオリンピックの、まずまず戦える選手というぐらいなんですね。
そういう3段階ぐらいに分かれています。
そしてこれも、こういうそれぞれが出した点数で、その平均点がここにくると。
これを足したのが、この45.43、これが演技構成点となります。
そして技術点と演技構成点を足したのが、ショートプログラムの羽生選手の得点であるということになるわけですね。
分かりました?
たくさんの要素があるんですね。
本当に。
男子では今、4回転の時代が来ていて、その4回転成功させないと、優勝できないと。
4回転、3回転、それだけ点数が違うっていうことでいいんですか?
そうですね。
4回転トーループというのは、ここにあるように、10.3、基礎点もあります。
これがもし3回転トーループと判断されたとたんに、4.1になるんですよ。
そんなに違うんですね。
つまり6点違う。
ですから、例えば2点もらったとしても、6点になるか12点になるかっていうんで、それだけで違いますし、そのことによって、例えばここの演技力とか振り付けとかの要素にも絡んでくると。
4回転飛んで、その次にこういう技をつないできたら、やはりこれはプログラムとしてもスケーティング技術はすばらしいじゃないかっていう話になったりとか、ここにも響いてくるっていうぐらいに単純に6点差以上の差がつくというのが、やっぱり4回転と3回転の違いですね。
ジャンプについて、違いがというところで見ていきたいんですけれども。
ジャンプの種類というのは、見ていただくと、ご覧のように。
これだけの種類のジャンプがあるということですね。
6種類あって、一番難しい順番からアクセル、ルッツ、フリップ、ループ、サルコー、トーループとあるわけです。
そしてほとんどの選手は、この4回転トーループ、一番簡単なジャンプを跳んでいる、羽生選手はフリーで考えているのは、このトーループともう一段点数の高いサルコー、その違いを絵にするとこうなります。
同じようにも見えますけども。
違いが分かりにくいような気もしますね。
全然分からないかもしれませんが。
トーループというのは。
これは映像で見ると、少しは全然分かりませんね、今のですと。
ゆっくり見せてみると。
これでもよく分からないと思うんですが、この次の、ここでよく見てください。
左側の左足をついている。
左足、はい。
ブルーのほうのコスチュームのほうの左足のつま先をついているんですね。
いいですか?もう一回。
このこのつま先をついているんです。
いいですか?ここのつま先。
そして右のサルコーのほうが実はつま先ではなくて、エッジで跳んでいるということで、足の裏全体でこう跳んでいますね。
ジャンプをするときには、足元にも注目ですね。
そうですね。
これ足元で、今のをもう一度説明すると。
トーループというのは、左足ですね、この左足のつま先でこうつくんです。
ここ、トーでつくからトーループ。
この左足でつくんで、つま先でつくんで、それだけ上に上がりやすくて、4回転が回りやすい。
じゃあ、サルコー。
サルコーっていうのは、こっちの足。
こうやって足の裏全体をついて、インエッジ、内側のエッジで踏み切るんです。
足をこっちの足を振り上げて。
ですから、これはつま先をつかない分、エッジで跳んでいる分だけ、高さがなかなか出しづらいと。
その分難しい、点数が高いということになりますね。
これで跳べるんですね。
難しそう。
いや、ありがとうございました。
ありがとうございます。
なるほど。
こういう違いがあるから、それぞれあっ、こうやって点数がつくのかというふうに分析しながら見ていってもおもしろいかもしれませんね。
それと単純に点数だけではなくて、同じ種類の4回転を跳ぶときには、片方をコンビネーションにしなければいけないんですよ。
そうすると、2種類持ってると、2種類の高い4回転を単発で跳んだあとに、点数がより高くなる後半にコンビネーションジャンプをもってこれると。
なるほど、刈屋さん、ちょっとね、時間が来てしまいまして、あすも刈屋解説委員に解説をして、お伝えしていきます。
メダルが期待されるフィギュアスケート男子シングル、今夜ですね。
ではここまでソチについてお伝えしました。
気象情報です。
気象情報をお伝えします。
こちらは、あすの午前9時から正午にかけての天気の分布です。
関東から西の地域では雪の表示も目立ちます。
あすは西日本、東日本、平野部も含めて広い範囲で雪となりそうです。
雪が積もりそうです。
大雪に注意してください。
では、雪の予想を見ていきましょう。
きのうまでの予想よりも雪の降りだしが少し早くなっています。
きょう、雪が降るのは九州や四国、そして夜遅くには紀伊半島付近でも雪となるでしょう。
日付が変わってあすになりますと、東日本にも雪の範囲が広がっていきそうです。
あすの朝8時には、関東地方、平野部も広い範囲で雪でしょう。
あすの日中は近畿や東海、関東甲信など、雪が続く所も多くなります。
夕方以降は雪の降り方も強まりまして、あすの夜は、近畿地方、紫色の表示も目立ちます。
雪が強まりそうです。
平野部でも大雪にご注意ください。
ちょうど帰宅の時間帯と、雪が強まる時間、重なりそうですから、交通機関にも影響が出るおそれがあります。
では天気図です。
今回もこの雪の原因は、南岸を進む、この低気圧です。
あすからあさってにかけて発達をしながら北東に進みます。
日本付近には冷たい空気、寒気がある所にこの低気圧が進んできますから、西日本、東日本、平野部でも降りだしは雪となる所が多くなりそうです。
さらに今回もこの低気圧、発達しながら進むということで、風も強まります。
風の予想を見ていきましょう。
あす午後は次第に東日本、西日本で風が強まってくるでしょう。
土曜日になりますと、低気圧が発達しながら近づいてきます。
東日本を中心に、立っていられないくらいの非常に強い風の吹く所があり、土曜日は暴風に警戒が必要です。
日曜日になると、今度は低気圧は三陸沖へと進む予想です。
北海道から関東を中心に、非常に強い風の吹く所がありそうです。
あすから日曜日にかけては、広い範囲で大荒れの天気となりそうです。
ではあすの全国の天気です。
2014/02/13(木) 14:05〜14:55
NHK総合1・神戸
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▽今夜 男子フィギュア 演技がわかる徹底解説 【キャスター】小澤康喬,堀友理子,【気象キャスター】加藤祐子
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