徹子の部屋 2014.02.13

黒柳徹子:なんと、今日のお客様の息子さんが、Jリーグにお入りになって、なんか、キーパーという事で。
あとで詳しく伺いますけど。
今日のお客様は、昔のアイドル歌手でいらっしゃいまして、『水戸黄門』の飛猿。
野村将希:あ、そうですね。
黒:16年前ですから。
楽しみです。
黒:かつて、アイドル歌手でいらっしゃいました。
大変、ヒットもお持ちでいらっしゃいます。
また野球も、ずっと少年時代からおやりになって、野球選手におなりになるのかなと思っていたんですけど。
今は、『ナニコレ珍百景』という大変面白い番組があって、私、大好きなんですけど。
あの番組に準レギュラーでお出になってらっしゃいます、野村将希さん、今日のお客様です。
どうも、しばらくでございました。
野:しばらくでございます。
黒:16年ぶりのご出演。
野:はい、そうですね。
黒:ですから、あの時、あのお子さんのお話をしてらして。
6歳だったお子さんが、Jリーグにお入りになった。
息子さん。
野:はい。
黒:ですから、驚きますね。
野:そうですね。
黒:口でいうと16年前で、育ててらっしゃる方、大変と思いますよ。
でも、やっぱり、6歳だったお子さんが、こんな風になるんですから、ビックリしますね。
野:そうですね。
僕が、もう背を抜かれちゃいましたから、もう。
黒:政孝さんとおっしゃるんですってね。
ちょっと、これ、あとにしていいですか。
息子さんのJリーグのお話は、ちょっと、あとにして。
『ナニコレ珍百景』って、私、大好きでね。
野:そうですか。
黒:よく見るんですよ。
面白いなと思って見ているんですけど、あなた、割と筋肉の方で。
野:そうですね、パワー系の方で。
黒:パワー系、はい。
体育会系といいますか。
バラエティー番組、お出になっているんですけど。
ちょっと、とにかく拝見してみましょうかね。
こういう事だそうです。
野:「今日はですね、我々、富山県、黒部ダムで有名な黒部峡谷へやってまいりました」照英:「いや、これ、風光明媚でね実にいいって言いたいとこですけども」黒:本当に照英さんね、やりの名手ですね。
野:そうですね。
やり投げの選手ですね。
ナレーション:「今回、挑むのは、水平歩道と呼ばれる山奥に作られた命がけの登山道」「今回は、意外にも登山が大好きだという酒井さんが同行」ナ:「早朝の薄暗い山道、ヘッドランプを頼りに慎重に進む」ナ:「目指すポイントまで、およそ3時間」「急な山道をひたすら歩く」照:「もう、ダメだ!」ナ:「果たして、その光景とは…」野:これがですね…。
黒:わー、怖い!野:断崖絶壁なんですよ。
黒:断崖絶壁?野:はい。
そこを…、落ちないように歩いていくんですけど。
ナ:「崖下は、垂直に400メートルの絶壁」黒:珍百景。
本当ですね。
野:はい。
これ、本当に、もう1メートルぐらいしかないんですよね。
黒:本当に。
野:下が何十メートルも…。
黒:すごい、すごいですね。
野:「前回にも勝るとも劣らない珍百景だったね」黒:なんですか?あれは成功した暁のところですか?今のところは。
野:はい?黒:今のところは、終わったところだったんですか?今のは。
野:そうですね。
終わって、ホッとしたみたいな。
黒:みたいな感じですよね。
すごかったですか?あれ。
お歩きになった時。
野:すごかったですね。
照英君も、僕も割と、ちょっと高いところが嫌いなんですよ。
黒:お嫌いなの?へえー。
野:はい。
あんまり好きじゃないんで。
だから余計、なんか普段、そういうイメージじゃないのに、ちょっとビビってるもんですから。
そうしたら、その酒井さんが「何、こんなの怖いの?」みたいな感じで。
えー!って。
黒:わからないもんですね。
野:わからないですね。
黒:それから、あなたは、あれでしょう。
腕相撲って…、今、腕相撲っていわないんですかね。
野:はい。
アームレスリング。
黒:アームレスリングの方でも、随分すごいんでしょ?野:そうですね。
ある番組きっかけに、ちょっとアームレスリングやるようになりまして。
で、大会もありますので。
黒:あ、これですね、これですね。
野:これ、今、練習…。
黒:女の人ですか?これ。
野:いや、男性です。
黒:男性ですか?手前。
頭の毛が、女の人みたいですけど。
随分、力、強そうで。
あらら…、随分、あなた、一生懸命やってらっしゃいますね。
こっち、つかまってもいいんですか?こっちの手は。
野:これはもう、手を離すとダメなんですね。
黒:へえー。
これ、今、どっちが強かったんですか?野:いや、これ、もう、強い弱いよりも…。
黒:ああ、お稽古?練習?野:そう、当たって稽古するっていう、2人で。
黒:すごいですか?筋肉、あなたの場合。
野:普通の人よりは違うかな…。
黒:ちょっと見せていただく事、可能ですか?野:あ、いいですよ。
大した事はないと思いますけど。
黒:うわ、ちょっと…。
皆さん、ご覧になれます?黒いので、ちょっと、ここ…。
あ、すごいですね、ここ。
完全にカチカチですよね。
手が、ちょっと回りきれないっていう、これ、すごいですよ、皆さん、ほら。
こんなですもの。
ここ。
これ、やっぱり、しょっちゅう鍛えてらっしゃるから?野:そうですね。
ある程度、やっぱり鍛えないと。
必ずしも太さとは比例しないので。
ですから、やっぱり中の質を…。
黒:でも、おなかは、全然、出てらっしゃいませんね。
今、ちょっと拝見したんですけど。
その辺ね。
いいあんばいですよね。
普通、どうしてもおなか出ちゃうじゃないですか、食べたりなんかすると。
野:はい。
黒:じゃあ、そこんところは鍛えてらっしゃって、いつも、いい格好。
野:そうですね。
やっぱり人間の体って、鍛えれば、年をとってもキープ出来るので。
黒:なるほど。
野:そういうところでは、ちょっと、毎日、コツコツとやった方が、はい。
黒:なるほどね。
女の人も、この頃ね、六つ割れとか八つ割れとかっていうぐらいですからね。
野:はい。
黒:さあ、続いて息子さんの事にまいりましょう。
息子さんは、初めからサッカーやってらしたんですか?野:そうですね。
自分が、もともと野球やってたんで、本当は野球選手にしたかったんですけど、学校で、ほとんど、みんながサッカーだったんですよ。
黒:あ、そうなんですか。
野:それでもう、気が付いたら、もうサッカーのチームに入ってたんで。
最初は、でも、まあ、いいかなと思ったんですけど…。
黒:あ、可愛い。
これは奥様、キレイな方だけど、その端の坊ちゃんは?野:一番左が長男で。
黒:長男の坊ちゃん。
ACミランも目の中に?野:いや、それはどうか、わかんないですけど。
黒:でも、22歳でお入りになったばっかりですからね。
これから。
野:そうですね、これから、もう。
黒:じゃあ、私たちも中継があったりすると、野村っていうキーパーが出たら、それは、あなたの坊ちゃんという事になりますよね。
野:そうですね。
黒:早く見たいですね。
野:とりあえず、野村は1人しかいないんで。
黒:そうですか、じゃあ、早く見たいですよね。
野:そうですね。
黒:それから、もう1人の坊ちゃんも、やっぱり、サッカーやってらっしゃる?野:はい。
次男が今、大学1年なんですけども、専修大学でサッカー、やっぱり、やってまして。
黒:あ、そうなんですか。
野:これは、もう背が190センチ。
お兄ちゃんよりも大きいんですよ。
黒:今、これ、奥様と、あなたと、それから、どっちがどっちですかね?野:左が…、白い方が長男で。
黒:そうか、そうか、この子がキーパーになった子ですね。
野:右が次男。
黒:どっちもハンサムですね。
野:そうですか?ありがとうございます。
黒:だてに、お父様とお母様…。
お母様はモデルでいらしたんですね?野:そうですね、元。
黒:奥様ね、モデルでいらした。
だから、やっぱり顔、きれいなんだ。
すごいですね、顔もよくてね。
野:ありがとうございます。
黒:サッカーもすごかったら、また人気出てね。
楽しみですよね。
あっ、そうなの。
次男の方も、サッカーやってらっしゃるんですか?野:そうですね。
もう、やっぱり、お兄ちゃんが目の前でプロ入団したんで、自分も、すごいモチベーションが、今、上がってるみたいですね。
黒:でも、あれですってね、あなたは、本当に、『水戸黄門』の飛猿をやってらしたもんですから、京都にいらっしゃるのが長くって。
ほとんど、子どもの…、なんていうんですかね、教育は奥様が?野:そうですね。
本当に4分の3ぐらいは京都にいましたんで。
黒:そんなに長く?随分、長く出てらしたんですね、あれは。
野:13年。
黒:うわ、そうなんですか。
あの有名な飛猿?野:はい。
黒:飛猿は有名だったんですけど、13年?野:13年やらせていただきました。
黒:じゃあ、その間中、ずっと、もうほとんど、1年の4分の3は、京都にいらっしゃったから。
野:そうですね。
たまに僕が東京へ帰ると、「また来てね」みたいな感じで。
黒:そうそうそう。
「おじさん、今度、いつ来るの?」みたいな。
そう…。
でも、その間、奥様が全部やってくださって?野:そうですね。
だから、お父さんの分も一生懸命やってくれた。
黒:大変ですよね。
奥様にしてみると、責任あるしね。
けがさせちゃいけないし。
でも、あれですよね、本当に、さっきも申し上げたけど、この前いらした時、16年前だったもんですから、野村さんがですね。
「息子も6歳になりました」って。
その息子さんが、16年、出てらっしゃらないと、もう22になって。
野:そうですね。
こんな、ちっちゃかったのが、もう、超されて、こんな感じですから。
黒:でも、すごいですね、本当に。
でも、野村さん自身は歌の大ヒットがあって、『一度だけなら』。
野:そうですね。
黒:ちょっと、いきなりですけど、歌ってらした『一度だけ…』を…。
もともと歌手でもいらっしゃるので、ちょっと歌ってらっしゃるところ、これ、50万枚の大ヒットで、レコード大賞、歌謡大賞、どっちも新人賞お取りになってらっしゃるんですけど、ちょっとVTR見て…。
野:あ、そうですか。
野:「一度だけなら愛してあげる」「たとえ明日は泣こうとも」「今日に生きるわ」「胸を焦がして」「愛してあげる」黒:おー、懐かしいですね。
野:そうですね。
黒:ほとんどアイドルっていう感じで。
野:そうですね。
あの当時は、はい。
黒:まだまだ、お話し続きます。
ちょっと、コマーシャルございますので。
黒:さて、アイドル歌手として、『一度だけなら』が大ヒット。
そうやって、賞もたくさん、いくつもお取りになったりしたんですけど、そのあとが、ちょっと、続けて歌が出なかった。
野:そうですね。
1発目が、あまりにも大きすぎたんで、そのあとが、ちょっとこう、そこそこには売れたんですけど、目立たなくて。
で、やっぱり、だんだんだんだん、ちょっとこう、枚数が減ってきたりすると、仕事も減ってきたり、はい。
それで、ちょっと悩んだ時期がありまして。
で、これはもう、このままじゃ、ちょっと、自分でダメだなと思ったんで。
で、ふっと、その時に、アメリカへね、行ってみたらどうかなと、自分で。
黒:なんか、サンミュージックの相澤さんがお勧めになったとかって。
野:いや、これね、僕自身も本当にそう思ってたんですよ。
アメリカ行って、何か勉強してこようかなと。
そうやって考えてる時にちょうど、うちの会長から、相澤会長から…。
黒:あなた、サンミュージックなの?もともと。
野:そうなんです、はい。
「お前、ちょっとアメリカ行って、ミュージカルでも勉強してこい」って言われて。
「え?」。
もう本当に、自分もそう思ってたんで、いや、自分でも本当にそう思ってたんだみたいな感じで。
「行く!」っていう感じで、二つ返事で、もう。
黒:その時はまだ、ご結婚してらっしゃらないんでしょ?野:はい。
その時は20代半ばの時でしたから。
黒:そうですか。
じゃあ、もう自由で…。
ニューヨークいらしたんですか?野:ええ。
それでニューヨークでミュージカルの勉強を。
黒:おお!野:ちょっと、これ、ニューヨークのこれ、マンハッタンですかね。
黒:そうですね。
なんか、AMDAというアメリカン・ミュージカル…。
野:…&ドラマティック・アカデミーっていう。
そこで、ちょっと勉強、やらしてもらいまして。
黒:でも、英語やなんかの勉強もしなきゃならないから、大変だった?野:そうですね。
一番最初、大学に入って勉強…、イングリッシュコースで勉強させてもらって。
それでまあ、ある程度までレベルが上がったところで、そのミュージカルスクールに入ったんですけど。
その時が、ちょっと、やっぱり…。
アメリカってオーディションシステムなので。
黒:そこもオーディション?野:はい。
ですから、もう最初、入る時に、オーディション受けなきゃいけないんですね。
それで僕、自分のレコードを結構持って、プロですからみたいな感じで見せたんですけども、もう日本の、ちょっとそれ、わからないと。
英語の歌、歌えないかって言われて。
1枚だけ譜面があったんですよ。
それが、ビリー・ジョエルの『素顔のままで』っていう曲でしてね。
これ1枚あると。
じゃあ、これ聞かせてくれっていう事で、ピアノで聞かせたんですけど。
それが、たまたま…、よかったんですね。
黒:ああ、よかったですね。
野:それでまあ、受かって。
それで、そこで勉強するようになったんですけども。
黒:そのうちに、なんかかんか、やってるうちになんか、狂言をやるっていう事になったんですか?それは。
野:これはですね、英語でミュージカルを…、英語で英語のミュージカル勉強するんですけども、アクティングの先生がですね、デモンストレーションの時に本を持ってきて。
それが狂言の本なんですよね。
黒:へえー。
野:この中から1つ、何かやってくれないかって言うんですよ。
黒:ええ。
野:パッと見たら狂言ですから、自分も狂言なんて、当然、その…。
黒:おやりになった事ない。
野:やった事ないんで、「え、ちょっと待ってくれ」って。
「いや、これ出来ない」っつったら、「いや、なんとか…」。
お願いされちゃったんですね。
で、もう、どうしようかなと思ったんですけど、どうせ、アメリカ人見てるから、わからないから、いいかなと思って。
黒:日本人は、少しは見た事ありますもんね、なんであれ。
野:大体、もう向こうは歌舞伎でも、能でも、狂言でも、多分、もうわかんないだろうと。
で、よし、じゃあもう、こうなったら、肝据えてやってやろうかなと思って。
で、2人、友達を、アメリカ人ですけど、誘って、3人で、『柑子俵』っていうお題があるんですけどね。
それの短いやつを、ちょっと…。
黒:太郎冠者とか出てくるの?野:太郎冠者は出ないんですけど。
黒:あ、出なかったんですか。
野:要するに、ミカンの買い付け人が、お百姓さんのところへミカンを買い付けに行って。
帰りに、かごをしょって、ミカンが入ってるかごをしょって、帰ってるところが、実は、かごの中には鬼が入ってて。
黒:へえー。
野:それで、その鬼に買い付け人が食べられたという、そういう簡単なシーンなんですけど、ストーリーなんですけど。
これ、どういう風にやったらいいかなと思った時に、英語でやってくれって言うんですよ。
黒:ああ、そう。
野:狂言って大体、「太郎冠者、次郎冠者」みたいな、こういう感じじゃないですか。
それをですね、英語でやるとなったら、どうしようかなと思った時に、よし、じゃあ、節をつけてやれと思ったんですよ。
例えば、英語…、台本ですと、「アイワズジャストエクスペクトユートゥーカムアラウンド」っていう、そういう文章が、せりふがあったら、それを「アイワズジャストエクスペクトユートゥーカムアラウンド」っていう節をつけて、それで、みんなにも、それを教えて。
で、あと、動きをちょっと面白く、動物的に、こう、フッと、こういう感じで動いたり。
フッと、こう、歩き方も、フッと、こういう感じで歩いたりとか。
そういうムーブメントも付けてやれば、ちょっと面白い、それ風になるかなと思って。
黒:随分、向こうのものとは違いますもんね。
野:はい。
全く自分の創作ですけど。
で、最後に自分が早替えして鬼になって。
それで、白塗りの隈取でバーッと出てって、それで、ちょっと扇子持って。
で、即興で、ちょっと日本舞踊っぽく踊って、最後に、ドーンと見得切ったんですね。
その時に、ライトがポーンと落ちるようにしたんです。
そしたら、もうスタンディングオベーションがきたんですよ。
黒:立っちゃって?みんな、お客様。
野:みんなが、ウワーっときて。
それで、アクティングの先生も「ウワー!ブラボー!」「グレイト!グレイト!」って言って、ハグされて。
黒:すごい。
野:え?そんな?え?みたいな。
黒:へえー。
そういう事があったんですか。
野:その時に、自分でなんか、変に自信持っちゃったんですね。
あ、俺、イケてるな、みたいな。
黒:でもまあ、それは創作ですからね、そうやって。
野:そうなんですね、はい。
全く、でたらめやったんですけど、とりあえず、お客さんっていうか、先生も喜んでくれたんで。
黒:よかったですよね、でも。
野:よかったかな、みたいな。
黒:まあ、向こうのものと全然違うでしょうからね。
野:そうですね。
黒:結局、ブロードウェーには何年いらしたの?野:えーと、トータル2年半ぐらい。
黒:あ、そうですか。
じゃあ随分、いろんなものをご覧になったり?野:そうですね。
やっぱり、一番、身になったっていうか、自分の内面的なものが変わったので、それを、パフォーマンスやった事で、変な…、すごい、なんか自信がついたんですよね。
黒:よかったですよ、でも、それはね。
演劇的に自信って、なかなか、つかないですからね。
野:そうですね。
だからもう、その自分自身が変われたっていう事が、一番大きかったですかね。
黒:お帰りになって。
それで、そこでちょっと、お名前の字をお変えになったんですね。
野:そうですね、はい。
黒:今の「将希」。
野:真実の「真」に樹木の「樹」から、将軍の「将」に希望の「希」という。
黒:そうです。
今の「将希」さん、とても特徴がありますもんね。
野:そうですね、はい。
黒:そうなさって、それでまあ、そのあと奥様とご結婚なさって。
野:はい。
『水戸黄門』へちょうど入って。
で、そのあとに、西村晃さん、水戸黄門。
黒:西村さんの時だったんですか。
野:西村さんに、仲人をやっていただいて。
黒:そう。
よかったですね。
まあ、キレイな奥様で。
あ、そう。
西村晃さんが。
そうなんですか。
私も仲よかったんですよ。
あんな早く死ぬなんてね。
野:僕も話、いろいろ聞いてましたから。
黒:そういう奥様とご結婚になって。
それで、お子様、育ててくださって。
もう随分になるんですってね、もうじき…。
野:そうですね、もう23年ぐらいですかね。
黒:だから、ご主人としては、お子さんを育ててくださった事もあるんだけど、もう1つ、なんか日本人の男の人の特徴なんですけども、優しい言葉をかけるっていうのが、なかなか難しいんですって?野:割とね、ちょっと無骨なところがありまして。
なんていうんですかね、優しく言えないんですよね。
黒:思ってもいるのにね。
野:他人…。
表に出ると言えるんですけど。
自分のこう、なんですかね、身内になると、なんかこう、照れくさいんですかね。
なんか、言いにくいですね。
黒:なんか、奥様が例えば包丁なんかで手を切ったりすると、あ、可哀想と思うのに…。
野:怒っちゃう。
黒:そうなんですってね。
なんだよって。
野:だから、心配は心配なんですけど、それが逆に怒ってしまうみたいな。
黒:「大丈夫?大丈夫?」とかっていう風に言わないで。
野:「何やってんだ!」みたいな感じで、怒ってしまうみたいなところが…。
黒:でも、そこがまあ、よく奥様はおわかりなんだと思うんですけど。
実は奥様、今日、担当の者があなたにお手紙を書いてくださらないかとお願いして。
野:え?黒:奥様が、大変長い手紙を書いてくださいました。
野:あ、そうなんですか?黒:ちょっと、ご紹介します。
奥様からお手紙もらった事、おあり?野:いや、ないですね。
黒:そうですか。
じゃあ、これは相当、貴重なものだと思います。
野:そうですか。
黒:よろしいですか?野:はい。
黒:奥様のお手紙です。
奥様、幸子さんとおっしゃる?野:はい。
黒:「野村将希様」「初めてお会いしてから今年で29年。
ビックリですね」「そんな月日を過ごしてきたのですね」「グレーの革ジャン、ジーパン姿でパーティー会場のソファに足を組んで座っていました」「なんとも話しかけづらい雰囲気を醸し出し、家まで送っていただき、うっすらとした記憶ですが、帰り際に頬にチュッとしたような、しないような…」「私がですよ。
大胆な行動をとったものです。
笑い」「一緒に住み始めた頃、人目を避け、外では2歩、3歩、4歩、あとからついていくように歩いたものです」「それから6年後、“明日、記者会見するぞ”の言葉に、ビックリというよりあっけに取られ、“なんの?”」「しばらく、“何を言ってるんだろう…?”」「でも、それがプロポーズというもの」「口下手で、お世辞の1つも言えない、寡黙で、胸にほくろのある格好いい男。
それが旦那様になったのです」「来年の4月には銀婚式のようです」「本当にビックリです」「“自分の子どもが欲しい”と口癖のように言っていました」「もちろん、私もです」「子どもたちの事、たくさんたくさん愛してくれて、子どもたちが大きくなるにつれ、時折、“お前が言う方が納得するから”と言うけれど、そんな事はないですよ。
子どもたちは面倒そうにはしていますが、話はきちんと、あなたの話を聞いています」「私と同じぐらい、あなた様の事をわかっています」「子どもたちが大きくなるにつれ、“お前は変わった、変わった”“雑になったな、本当に”と言われますが、若い時のままでは、きっと、あなたに付いていけないと、あなた様には付いていけないと思います。
笑い」「でも、あなた様も、きっと随分、私に対して我慢しているのも、少なからず、わかっているつもりです」「いろいろありましたからね。
子どもたちが独り立ちしていくのは、うれしい事が多いけれど、なぜか寂しい気持ちになるのも確かです」「夫婦でゆっくり、もありですが、もっとそれ以上に、まだまだ、子どもたちを一緒に見守っていく事を楽しみましょう」「体には十分、気を付けて、これまで以上に頑張っていただかないと、私のためにもね」「心からの感謝の気持ちをお伝えしたくて、ペンを取りました」「追伸。
ご飯もお肉もたくさん食べれるのは元気な証しとは思いますが、夜中のおやつはいただけません」「朝起きると、お菓子やら、アイスの食べた跡」「わざと買ってこないようにしているのに、買い置きしていないからといって、夜中にこっそりコンビニへ買いに出かけるのは、やめてくださいね」「体が第一です。
かしこ。
幸子より」いいお手紙ですね。
よく、あなたを理解してらっしゃる奥様で。
野:そうですね…。
黒:ねえ。
胸いっぱい。
野:ちょっと…。
黒:涙もいっぱい。
どうぞ、奥様のお手紙。
野:ありがとうございます。
黒:いい奥様ですね、とてもね。
野:そうですね。
まあ、いろんな意味で…。
黒:でも、本当にあなた、鼻グスグスしてきましたね。
野:やっぱり、結婚する時に、いろんな人から、友人とかも、言われましてね。
すごい、彼女は、他にいないぐらいの奥さんになれるからっていう風に言われて。
黒:そうなんですか。
野:それで、じゃあ、結婚しようかな、みたいな。
黒:だけど、なんか、ついつい、ちょっと優しく出来なかったところも。
でも、十分、奥様はわかってらっしゃいますね、このお手紙だとね。
野:そうですね。
黒:でも、来年が銀婚式って事になると、お付き合いが長かったんですかね、これで拝見すると。
野:そうですね。
黒:ね、お会いになってから29年。
野:結婚するまでは、やっぱり6年ぐらい。
黒:そうですか。
野:立派な子どもを産んでくれて。
黒:育ててくれて。
野:はい。
そういう面では、すごい感謝してますけど。
黒:来年はもう…、来年ですか?銀婚式。
なんか、しないといけないなとは、ちょっと思ってらっしゃる?野:そうですね、これはちょっと、なんかしなきゃいけないですね。
黒:そうですよね。
でも、何をプレゼントしたらいいかとか、そういう事、全然おわかりにならなくて、いつか、なんか、現金で5万円、「はい」ってあげたんですって?野:昔、わからなくて。
で、あげて、喜ばれなかったら、ちょっと、あれだなと思うんで、やっぱり一番好きなもの買えるから、現金がいいかなと思って。
そしたら、なんか、友達に言わせると、それは、ちょっとないだろって。
黒:5万円、渡したんだ。
こうやって。
野:言われましたけど。
黒:そうですよね。
まあ、うれしくなくはないでしょうけど、やっぱり、心のこもったものがいいですよね。
野:そうなんでしょうね。
黒:まだ時間あるでしょうから、お考えになって。
何かね、奥様の喜びそうなもの。
本当にもう、これまでのね、お子さんの事、育ててくださった事とかね。
いろいろ、あなたの事もごはんの事とも、全部やってくださる…。
随分、いい奥様で。
しかも、モデルお辞めになってでしょ?野:そうですね、はい。
黒:ねえ。
もう幸せだと思います。
あとは、腕相撲にお勝ちになる事ですね、近々。
黒:野村政孝さんっていうお名前、覚えといてください、みんな。
キーパーですよ。
本当におめでとうございました。
野:ありがとうございます。
今日は、ありがとうございました。
2014/02/13(木) 13:20〜13:55
ABCテレビ1
徹子の部屋[解][字]

〜長男がJリーグに!愛妻からの手紙〜野村将希さんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
『ナニコレ珍百景』など、最近バラエティ番組でも活躍する俳優の野村将希さんが16年ぶりに登場。
◇番組内容
長男は今季Jリーグの名古屋グランパスに入団し、次男も大学でサッカー部に所属。子どもの成長期は仕事で多忙を極めていたため、子育てはほとんど妻任せ。無骨な性格で感謝の気持ちがあっても言い出せないという野村さんに、妻・幸子さんから手紙が届く。その心温まる内容に野村さんは目頭を熱くする。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/
◇解説放送
小松靖(テレビ朝日アナウンサー)

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語
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