(須藤洋介)不倫関係のもつれで男がホステスを殺し逃げ切れないと思い自殺した。
被疑者死亡で処理する。
(笠井昇)南歌舞伎町の再開発を計画している大崎ホームズと親会社である大日本建設が事件に絡んでる可能性があります。
大崎浩三は政界に太いパイプを持ってる。
(笠井)慎重にやれよ。
(山下俊介)大崎勝也が麻薬か覚醒剤を所持しています。
(大崎勝也)相手を選んでやった方がいいですよ。
(日下涼子)大田副署長が大日本建設の大崎浩三と会ってる。
(宮田亜紀)嫌な予感がして駆けつけたんですけど…。
(笠井)日下が撃たれた。
俺たちのせいだ。
大崎の息子をしょっ引いてりゃ…どんな処分を受けようが構わずやってりゃ…。
行かせてくれよ。
(田代啓一)俺も一緒に行く。
はあ!?刑事撃ったのか?
(木村京介)仕方がありませんでした。
親父はこの事は?承知です。
しかし刑事を撃ったとなると…警察は目の色変えて来るぞ。
このままじゃ…。
(警備員)「社長警察の方がお見えですが」今夜は都合が悪い。
追い返せ。
お帰りください。
ちょっとちょっと…。
すいません。
本日はお帰りください。
公務です。
どいてください。
いやあの…すいません。
どいてください。
(警備員)「申し訳ありません。
お止めしたんですが強引に…」
(銃声)おい!
(矢島謙吾)あっ!あっ!あっ…。
救急車の手配…。
鑑識ですね。
ああ…鑑識に手配。
あの時と同じだな。
(安田常雄)俺は殺してない。
あいつが細工したに決まってるんだ!あいつって誰だ?また手がかりを握った人間が死んだ…。
だったら新しい手がかりを探すまでだ。
(須藤)今から3時間前特殊係の日下涼子刑事が銃で撃たれた。
手術は終わったが…まだ意識は戻らない。
(須藤)命が助かるかどうか予断を許さない状態だ。
日下刑事は大田副署長が捜査情報を漏えいしているという疑念を抱きながら尾行していました。
その過程で何者かに撃たれた模様です。
大田副署長の身柄はすでに確保しております。
(三枝子)大田副署長は大日本建設大崎社長に捜査情報を漏らした事に関しては認めておりますが日下が撃たれた事に関しては何も知らないと言っております。
(岡部敦史)日下刑事が撃たれた弾丸は大崎勝也が死んだ時手にしていた拳銃の弾と旋条痕が一致しています。
(須藤)つまり日下を撃ったのは大崎勝也だという事だな。
勝也は何かの理由で日下を銃撃したがいずれ自分に警察の手が回ると悲観して同じ銃で自殺した。
まだ自殺かどうかわかりません。
殺しだという証拠でもあるのか?証拠なら…これから捜します。
この件は大田副署長も絡んだ警察にとっても重要な案件であり慎重な対応が要求される。
従って当面上からの指示がない限り勝手な捜査を禁止する。
ちょっと待ってください!繰り返す。
勝手な捜査を…。
仲間が!あんたの部下が撃たれてるんだぞ!以上散会。
なんで情報を漏らしたりなんかしたんですか?大崎社長から南歌舞伎町の再開発に関して自分や息子の会社が何か捜査を受けるような事があれば逐一報告してくれと言われました。
(笠井)大崎浩三はなぜその情報が必要なのか言いましたか?
(大田)いえ。
ああいう業界ですからまずい事もあるだろうくらいに思ってあえて聞きませんでした。
(笠井)それで広報の益本を使って我々の動きを探らせていたんですか。
(大田)彼女は私の指示に従っただけです。
(大田)情報を伝えろというのも通常の業務報告としか思っていないはずです。
自分の不正のために部下を利用していたんですか。
あんたなあ!まあまあまあまあ…。
申し訳ありません。
まああんたも退職後の保障が欲しかっただけなんだろ?おっしゃるとおりです…。
いい天下り先を用意すると言われ…。
我々にとってやはりそれが一番の関心事でした。
そうだよな…。
はい。
ふざけんな!お前が私利私欲に走ったおかげで日下刑事が撃たれたんだ!貴様!警察の面汚しだ!はいはい…。
申し訳…ありませんでした!
(前川)処分は追って通知する。
それまで留置所で寝泊まりしてもらおう。
日下刑事が撃たれたのに…。
何かさせて頂けないでしょうか?断る!
(机を蹴る音)
(前川)上から連絡があった。
須藤課長には先に伝えたんだが大崎勝也の自殺という事で幕を引けと。
なるほど…そういう事か。
どうする?応じるのか?こういう圧力や警察内部のくだらん人間関係に屈する事なく捜査出来る組織が必要だと俺たちが0係を作ったんじゃないのか!?山下さんと田代さん来ました。
よう。
(中谷真澄)絵美ちゃんが日下さんをお見舞いしたいって言うから。
シュークリーム買ってきたぞ〜。
俺が買ったんだろ。
細かい事言うなよ。
誰に買ってきたんですか?日下だよ。
食べれないじゃないですか。
だから言ったろうお前…。
お前がシュークリームがいいって…。
まあいい。
まあいい。
みんなで食っちゃおう…。
(安田絵美)私があんな事言ったから…。
あの時私…。
父の無実を証明してあげてください。
お願いします…。
(絵美)あんな事言ったから日下さん危ない事して…。
それは違う。
日下は刑事として当然の仕事をしただけの事だ。
君がそんな事を言わなくても日下は命をかけて仕事をしていただろう。
俺もそう思う。
日下さん口では仕事に命かけたりしないなんて言ってました。
嘘つきなんだから…。
悪いのは犯人なんだ。
俺たちが必ず逮捕する。
どうして自殺だなんて発表したんですか!?まだ決めつけるのは早いはずです。
(笠井)誰もいない部屋で大崎勝也は拳銃を握って死んでいた。
硝煙反応も出てる。
対外的には自殺として発表するしかないそうだ。
日下を撃った犯人は大崎勝也に罪を被せて自殺に見せかけて殺した。
その線でもう1回調べさせてください。
(矢島)日下を撃ったのと勝也殺しが同じ犯人だとするとその目的はなんだ?当然口封じでしょう。
南歌舞伎町の再開発には表に絶対出せない何かがあるんですよ。
この事件の裏には必ず大崎浩三がいます。
でも…それ憶測でしょう。
憶測じゃない。
現に署長のところに本庁から圧力がかかってる。
この事件は自殺で処理しろというお達しだ。
これ以上の捜査をしてはいけないという事だ。
係長…。
警察はそれでいいんですか!?よかぁねえよ!じゃあどうするんですか!?なら勝手にやらせてもらいますよ。
葬式出るくらいならいいですよね。
あ〜…。
(大崎浩三)ありがとうございました。
(大崎)ありがとうございました。
本日はありがとうございました。
(大崎)こんなに大勢来て頂いてありがとうございました。
(上野)申し訳ありませんが…。
あんたには用はねえから。
新宿中央署の山下です。
このたびは…。
田代です。
このたびはお気の毒です。
(大崎)どうも。
警察の方がどういうご用件で?息子さんはどんな理由で自殺したと思われますか?さあ?それは…。
息子には息子の悩みがあったんでしょう。
息子さんはどうやって拳銃を入手したんでしょうか?
(大崎)見当もつきません。
新宿中央署の日下刑事が銃撃されたのはご存じですか?ええ知ってます。
日下はあなたの息子の勝也の銃で撃たれたんですよ。
(大崎)まさか!勝也が人を殺そうとするなんて…。
どうしてそんな事をしたんですかね?勝也さんが亡くなった事で南歌舞伎町の再開発はどうなるんでしょうか?託児所がなくなる事で困る人がたくさんいるんです。
再開発と勝也の自殺とどういう関係があるんですか!?お聞きしてるだけです。
再開発は慎重に進めていきたいと思います。
(携帯電話の振動音)失礼。
はい。
ああ…申し訳ございません。
ったく…何言い出すかとヒヤヒヤしたぞ。
いつか化けの皮はいでやる…。
(上野)木村さんここ交代してもらえますか?あっはい。
落ちましたよ。
すいません。
ありがとうございます。
(着信メロディ『セーラー服を脱がさないで』)はい。
あっ真澄さん?えっ!?立ち退き?
(真澄)急なのよ。
再開発の工事始めるから今月中に立ち退くようにって。
(真澄)これからどうしようって話してたの。
やけに急だな。
そうだな…。
あの野郎慎重に進めるなんて言いながら…。
あの夜の状況を聞こう。
(木村)はい。
あの時勝也さんは…。
(勝也)刑事が来る…。
もうダメだ…。
なんの証拠もないんです。
シラを切ればいい。
警察が仲間を撃たれて引き下がるわけがない。
(警備員)「申し訳ありません。
お止めしたんですが強引に…」
(木村)あなたがやるしかない。
わかった。
自首するよ。
え?刑事が来たらみんな話す。
(大崎)それも仕方ない…。
そもそも勝也が自慢げにホステスに秘密を喋ってしまったのが発端だったんだ。
(大崎)そのせいで2人も殺す羽目に…。
大事な再開発計画を任せてあったのに次から次へと問題ばかり起こして…。
まあこいつの事はどうでもいい。
あの計画は必ず成功させる。
邪魔する人間は肉親だろうと警察だろうと必要とあれば排除する。
はい…。
(大崎)お前が撃った女刑事はどうなった?
(木村)意識不明だそうですが必ず仕留めます。
ああ…。
ただし警察も警戒してるだろうから気をつけてやれ。
(木村の声)はい。
(警察官)すいません。
どちらへ行かれます?408号室の宮川さんのお見舞いで。
ちょっとお待ちください。
(警察官)あっわかりました。
どうぞ。
課長…。
ご苦労。
あっ…入れてきますね。
君がこんな事になったのは…俺のせいじゃないかと思ってる。
俺は君を傷つけ女としての幸せを奪ってしまった…。
そのせいで君は自分にはもう仕事しかないと思い込んだ…!すまなかった。
何勝手な事言っちゃってんの。
(涼子)女の幸せを奪ったって?いつの話よそれ。
えっ…!?あっごめんなさい。
(山下・田代)大丈夫か!?静かに静かに…。
響くから。
ああ悪い悪い。
気分はどうですか?いいように見える?ですよね。
なあ早速いいか?お前あの時何を見たんだ?いやそれがさ全然思い出せないんだよね。
なんでもいいから思い出せないか?おい!そう急かすな。
今意識が回復したばっかりだから。
ちょっと待ってくださいね。
確か…。
大田副署長が大日本建設の大崎浩三と会ってる。
(山下の声)もう1人いた?
(田代の声)誰だ?それは。
(涼子の声)わかんない。
顔まで見れなくて…。
(牧野の声)その車のナンバーは?
(涼子の声)それを見ようと思って近づいていったの。
だけど見る前に…。
(銃声)撃たれちゃって…。
大崎浩三と一緒にいた人物が誰か…。
よほど一緒にいるのを知られるとまずい人物なんだろうな。
あっそうだ!日下刑事の意識が戻ったって署に連絡してきます。
ああちょっと待て。
意識が戻った事はまだ伏せておこう。
えっ?確かに下手に相手に手のうちを見せない方がいいです。
うん。
公には意識は戻らず回復は望み薄って事にしよう。
おい!何勝手な事言ってる。
じゃあどうしますか?課長。
やはり圧力に屈して捜査は中止にしますか?中止だ。
(須藤)ただしどこかのバカが隠れて勝手に捜査しても私は知りようがない。
どういう事?勝手にやれって事ですかね。
ああ。
勝手にやろう。
まずは6日の夜の大崎勝也のアリバイから洗い直しだ。
(一同)はい!いった…。
シッ!
(青木)どけ!うわっ!どけ!待て!コラッ!ちょっと待って!待って!おい。
痛え!気をつけろ。
ああ。
大丈夫か?なんだよ…。
おい大崎勝也を知ってるな。
大崎勝也だよ!なんの話…?接点あるの知ってんだよ!なんの…?痛えよ。
とぼけんなよ!もう一度だけ聞きます。
大崎勝也を知っていますか?知らねえよ…。
品のねえ女。
なんで言わねえんだよ!言えっつうの!意味わかんないから…!おいどうしたの?あいつ…。
なんかわかんないけど相当キレてんな…。
バカー!あいつキレると何するかわかんないぞ。
殺される前になんか言った方がいいぞ。
もう!もう…!知ってまーす!知ってまーす!大崎勝也知ってます。
話は署で聞く。
こっち来い。
はいはいすいません。
痛えな…。
あっすいません。
怖かった…。
怖いのお前だから。
やっぱり私この仕事向いてないんですよ。
十分向いてるよ。
よしよくやった。
行くぞ。
あ…足が…。
勝也の仲間が証言しました。
日下さんが撃たれた夜もダーツバーで遊んでいたようです。
やっぱり大崎勝也は日下を撃った犯人じゃありません。
そうか…。
こっちはまだだ。
大崎勝也が殺された前後に犯人がビルに出入りしてるはずなんだが写っているのは残業してた社員だけなんだ。
吉川香織のマンションの方は帽子なんかで顔がよく見えない人物が結構いて特定は難しそうです。
(笠井)この中に必ず犯人はいるはずなのにな!ねえねえその捜査ってさ止められてるんじゃなかったっけ。
隠れてやってるんです。
ちっとも隠れてないししかもね行き詰まってるみたいじゃない?俺たちが困ってるのを見て楽しいですか?仲間の警察官が撃たれたのよ。
楽しいわけないじゃないの。
私たちで大崎浩三の事を調べてみました。
へい!いつの間に…?課長に隠れてやってたのよ。
いや全然隠れてないですし…。
うわっ!…でわかった事は?南歌舞伎町の再開発に不正があるとしたら何か。
これに関して重要な事がわかった。
再開発予定のここを地下鉄が通ってる。
まだ内部情報だがここに新しい駅が出来るらしい。
おいあのエリア託児所がある場所だ。
そうだな。
それと地下鉄となんの関係が?地下鉄の駅が出来たらどうなる?便利になってみんなが喜びますね。
(三枝子)それだけじゃないでしょ。
ここの土地の価格がドーンとはね上がるのよ。
発表前に地上げしてしまえば…。
そうか…。
大崎親子は大儲け出来る。
儲けを独占するためには新しい駅の事は隠しておかなきゃいけない。
しかし息子の勝也は吉川香織にうっかりそれを喋ってしまい安田さんはそれを香織から聞いた。
それで安田と香織は殺された。
しかし証拠がない。
あっ!ちょっとちょっと…ちょっとすいません。
すいませんすいません。
ちょっとこれ…。
再開発着工決起の会今夜です。
(一同)えっ!?我々が手をこまねいてる間にあっちはどんどん進めてんだな。
あの…こちらは?
(西村直樹)大崎浩三の経歴を調べたんだ。
華々しいエリート人生ですよ。
ちょっと…。
86年から91年にかけてダム建設プロジェクト責任者として東南アジア各地に赴任。
まあそれなりに苦労もしてるんだな。
ん…?おい。
この男…。
あれ?大崎勝也の葬式にいた男じゃないか?なんでこんなとこに写ってんだよ。
(加納)ほう…こんな写真よく見つけたね。
これが私ね。
これが大崎さん。
よく働いたよ。
現地の人に交じってね。
あっ私は結構向こうの女性にモテてね。
そうこの頃はアマンダという女性と…。
あの…この男の事はご存じですか?あっほら!ここに写ってるのがほら今言ったアマンダ…。
いやそうじゃなくてこの男です。
ん?えーっと…。
あっ覚えてる覚えてる!大崎さんとは不思議な因縁のある男でいつだったか地元のマフィアに襲われた時…。
日下刑事銃撃を含めた一連の事件の実行犯と思われる人物が浮かび上がった。
はい。
名前は木村京介。
昭和36年生まれ。
大崎ホームズ社史編纂室に勤める社員です。
大崎浩三は東南アジアで仕事をしていた頃現地のマフィアに襲われた事がありました。
ところがその組織の中に日本人が1人おり命を助けられたそうです。
その男が木村でした。
大崎浩三は木村を気に入り自分のボディーガードにスカウト。
木村は海外で銃器の扱いや格闘などの訓練を受けた形跡があります。
木村浩三の紹介で大崎ホームズの社員として生活しながら浩三や勝也から依頼があればすぐに…。
裏の仕事をしていたという事か。
社内にそんな人間を飼っていたとはな…。
(笠井)安田さんと香織さんを殺したのもこの男か?
(矢島)事件の前後に吉川香織のマンションに出入りした人物です。
まだ特定出来ていませんが…。
恐らく木村です。
どうしますか?課長。
ここから先はこっそり隠れて捜査するわけにはいきませんが…。
本庁から圧力がかかってる以上…。
(前川)そんな事は気にするな。
捜査を進めてくれ。
(須藤)いやしかしそれでは署長にご迷惑が…。
何かあったら責任を取るというのが私の仕事なんだよ。
君たちは自分の仕事をやってください。
せっかくここまで真相に近づいたのに引き下がっちゃ悔しいじゃないか。
新宿中央署のプライドにかけて…というか踏ん張りどころだ。
お互いにね。
この男を重要参考人として身柄を確保するんだ。
(一同)はい!
(矢島)社史へんしゃしつ…へんしゃしゃ…。
社史編纂室。
木村京介さんに取り次いでください。
はい。
こちらへ。
(ノック)木村さん。
(ノック)木村さん?
(上野)あれ?さっきまで…。
クソ…遅かったか。
全部消されてますねハードディスク。
えっ!?まあでも消されたデータを復旧出来るかもしれません。
(矢島)「かも」じゃ困るんだよ。
(牧野)復旧させます!急いで!日下さんを撃ったのはこの男です?ごめん…。
私顔見てないんだよね。
そうですか。
でもなんか忘れてる気がするんだ。
えっ?なんですか?だからそれが思い出せなくてさ…。
えーとあの時…。
(銃声)あっ…。
えっ?なんですか?
(無線の受信音)はい。
あっ山下さん…えっ?変わった事は?「特に何もないですけど」木村がそっちに行くかもしれない。
俺たちもすぐに着く。
あっ…はい。
すいません。
どちらに行かれますか?いや…その…。
うわっ!うっ…!動くな!木村京介!銃を捨てろ。
411号室。
(銃声)
(銃声)お前高いところ平気か?お前こそ泳げんのかよ?いや自信はない。
あっ…ちょっちょっ…!浮いてこない。
うん…。
(大崎)ああはい。
そこがポイントです。
ハハハ…お上手ですなあ。
おお!沼田大臣。
お久しぶりです。
今日はありがとうございます。
(沼田広志)再開発計画の成功を祈っている1人として駆けつけて参りました。
(大崎)ありがとうございます。
(司会者)「それでは大日本建設の大崎社長より皆様にご挨拶を申し上げます」
(拍手)「本日はこれほど大勢のお客様にお越し頂いて誠に感謝しております」「そもそもこの再開発計画は民間による…」うわーすげえすげえ!すげえな。
おお〜!何?これ。
タダで食べていいの?いいよいいよ。
いただきまーす!うめえ!うんうん。
うめえな!お前も食えほら。
いいよ。
いいからお前も食えよ。
めったに食えねえんだから食えって。
はいどいてどいて。
すいませんすいません。
酒ばっかりじゃねえかよ。
おい水水!水ねえのかよ?水はさっきいっぱい飲んだだろ。
そういえばそうだよな。
ハハハハ!
(大崎)「順次その周辺の施設を建設し連結していく予定でございます」「ああ…刑事さんでしたよね?どうされました?」続けてください。
「続けろと言われましても…そんな格好で来られたんじゃ続けられませんよ!」あっすいません。
じゃあ…。
この男に見覚えありませんか?それを聞きたくて連れてきたんです。
「さあ…知らない男です」あれ?おかしいなあ。
この男大崎ホームズの社員ですよ。
あなたが東南アジアで仕事してる時に知り合って日本に連れてきたんでしょ?なあ?なあ?ああー…。
でも最近は口を利いた事もありません。
その男が何か?息子さんは自殺じゃありません。
この男が息子さんを殺したんです。
ほう…。
この男とんでもない悪い奴なんですよ。
他にも何人か殺してるしうちの刑事もこいつに撃たれてるんですよ。
痛っ…。
あっ悪い悪い!大丈夫か?これからきっちり取り調べをします。
よろしくお願いします。
どうか真相を究明してください。
そのつもりです。
こいつ裏で誰かに指示されてやってるようなんですよ。
何かとんでもない不正を隠すために人殺しの指示をしてる奴にね。
そいつが誰かも必ず突き止めます。
そうですか。
健闘を祈ります。
もうよろしいですか?
(扉の開く音)
(笠井)失礼しますよ。
(矢島)品川ナンバー6803のお客様いらっしゃいますか?
(秘書)それは大臣のお車ですが…。
やあこれはこれは沼田大臣。
大臣6日の夜新宿東公園の駐車場にお車で大崎社長と一緒にいませんでしたか?6日の夜は君私は葉山にいたんじゃないか?うん?
(秘書)はい。
(涼子)そうですか。
でもたった今あなたの車から指紋が検出されたんですが。
だって…だって私の車に私の指紋がついてるのは当たり前じゃないか。
あなたの指紋じゃなくて私のです。
(沼田)はあ?
(銃声)おい。
この会場には大崎社長の関係者が集まると聞いたので皆さんの車全部調べさせてもらいました。
(カメラのシャッター音)出ました!検出しました!出たか!どれ…。
ライト。
(沼田)バカ言いなさい。
今君が指紋をつけたんだろ。
同じ場所に血液反応もありました。
誰の血液でいつ付着したのかこれから詳しく調べようと思います。
あの時あの場所にはあなたの車があった。
当然あなたは中にいたんじゃないんですか?おい村井。
はい。
あそこで大崎社長となんの話をしていたんですか?
(沼田)知らないなあ。
南歌舞伎町に新しく地下鉄の駅を造る話じゃないですか?なんの事かわからんね。
だってあれでしょ?新しく駅が出来ればあの辺の地価は跳ね上がる。
大儲けをしようって話をしてたんでしょ?
(ざわめき)おいお前それ言っちゃダメだろ。
地上げする前にみーんなが駅の事知っちゃったら儲けが出ないだろ!えっ?そうなの?そうなんですか?大崎君どういう事なんだ?これは。
申し訳ありません。
私は帰る。
おい帰るぞ。
こちらへどうぞ。
お願いします。
逃げても無駄ですよ。
あなたたちは巨額な不正に関与したうえそれを隠すために殺人まで指示した疑いがあります。
それと我々の捜査に圧力をかけたのはあなたですね?知らんね。
(カメラのシャッター音)撮るんじゃない!
(大崎)私が悪いとお前らに言い切れるのか!確かに私は新しい駅の事で利益を得ようとした。
だがなこの再開発でどれだけ大勢の人間が潤うかお前らにわかるか!?私はな理想やきれい事ばかり並べて自らの手を汚そうとしない政治家や役人に代わってこの計画を成し遂げようとやってきたんだ!そのための報酬を受け取って何が悪い!罪のない人を殺してそのうえ自分の息子まで…。
そうまでして欲しかった報酬か!この町を…この町の未来をつくるための報酬だ!あんた自分の言ってる事わかってんのか?大きな事の前では多少の犠牲は必要だ!多少の犠牲だと?
(山下・田代)ふざけんな!!お互いを思い合って毎日必死に生きている人たちの人生をお前は踏みにじったんだ!懸命に働いてる母親たちのためになんとかして託児所を守ろうとした人間をあんたが殺させた。
お前みたいな奴に未来がどうとか言う資格はない!これ以上偉そうな御託は抜きだ。
話は署で聞いてやる。
パトカーの中で言い訳でも考えとけ。
あなたも署まで同行願います。
(三枝子)さあ歩きなさい。
(パトカーのサイレン)はい降りて…。
はいこっちこっち。
(和田典子)はいこっちですよ。
(安達遙香)怖くないから泣かないで。
(中国語)え?なんだって?だから!大崎浩三が木村がやった殺しは全部自分が指示したものだって認めたんです!ふーん。
やっと認めたか。
往生際の悪い奴だったなあ。
なんかどうでもいいみたいですね。
だってよ俺たちの仕事は手錠をかけるとこまでだろ。
そういう事。
もう関係ねえよ。
…とか言って本当は嬉しいくせに。
(ドアの開閉音)結果オーライだろ!結果オーライだ!大田副署長は懲戒免職になった。
あの…署長は…?ああ私は多摩東署に行く事になったよ。
えっ…。
まあこっちよりは空気はいいしそれに…。
タヌキは新宿にはすみにくい。
あ…あ…。
(前川)おいおいおい。
犯罪と戦うにはこっちが無傷でいるわけにはいかない。
誰かが傷を負わなきゃいけないって事もあるんだ。
新宿中央署に0係という置き土産が出来てよかった。
それにあいつらは俺たちが忘れていたものを思い出させてくれたと思わないか?はい。
はい。
坂田係長は1係を…。
はい!笠井係長には0係をよろしく頼む。
わかりました。
(前川)須藤課長。
これからも新宿中央署を頼む。
はい!ああ!私が持ちます。
うん?悪いね。
いえいえ。
よいしょ。
今日絵美ちゃんのお父さんの無実が正式に発表されました。
よかったね。
ありがとうございました。
(安田美智代)本当にありがとうございました。
ねえ私将来刑事になろうかな。
えっ?それいいかも!人の役に立てるしやりがいもあるし。
いややめといた方がいいよ〜。
給料の割にはしんどいだけだしね。
私撃たれてるからね。
これすごくない?まあ確かに…それはそうですね。
爆破とかもされるしね。
爆破しました。
どっちなんですか?
(涼子)どっちなんですか?だからやった方がいいと思います。
(真澄)で再開発はどうなるの?しばらくは凍結されるみたいだな。
ここの立ち退きはとりあえずなくなった。
ひと安心だな。
そう。
本当によかった。
あなたたちのおかげ。
じゃあ俺たちはそろそろ…。
もう行っちゃうの?ああ。
犯罪者は待ってくれないからな。
何格好いい事言ってんだよ。
じゃあまたな。
それじゃあ。
お待たせ。
またかよ〜。
いいだろ別に。
よく飽きねえな。
嫌なら食うなよ。
(ため息)そういえばさ…。
うん?中学の時俺とお前何があったんだよ?卒業アルバム見てもわかんねえんだよな。
なんだよこんな時に。
もういいだろ。
言えよ。
お前本当に覚えてねえのか?覚えてない。
わかったよ教えるよ。
おっ!中学2年の春…。
中学2年の春…。
お前は俺の…。
(無線の受信音)
(矢島)「男が1人そっち行ったぞ」「マルヒか確認しろ」おいまだか?続きはまた今度な。
行くぞ。
2014/02/13(木) 09:55〜10:53
ABCテレビ1
[終]ダブルス〜二人の刑事[再][字]
「俺たちの最強伝説、今夜完結」
詳細情報
◇番組内容
伊藤英明×坂口憲二、W主演!10年ぶり共演の二人が“刑事コンビ”でタッグを組む!アクション、サスペンス、ヒューマンが揃った最上級のエンターテインメントドラマ誕生!
◇出演者
伊藤英明、坂口憲二、夏菜、内田有紀、近藤芳正、室井滋、杉本哲太、平泉成、橋爪功 ほか
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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