NHKニュース おはよう日本 2014.02.13

さあ、どこまでいくか?風をもらっている、よーし!渡部暁斗、銀メダル!
ノルディック複合の個人ノーマルヒル。
この種目、20年ぶりのメダル獲得です。
おはようございます。
7時になりました。
さあ、きょうもうれしいニュースからですね。
日本は2日連続でメダルを獲得しました。
ノルディック複合の渡部暁斗選手が、日本に3つ目のメダルをもたらしました。
さあ、現地、ソチにいる上條アナウンサー、3大会連続出場の日本のエース、やってくれましたね。
そうですね。
やってくれました。
本当にうれしいニュースですね。
ノルディック複合の渡部暁斗選手。
かつて日本のお家芸ともいわれたこの種目で、20年ぶりのメダルをもたらしました。
渡部は金メダルを目指してソチに乗り込みました。
まずは1回ずつ飛ぶ前半のジャンプです。
メダルをとってほしいです。
今シーズンのワールドカップ総合でここまで2位と、実力は十分。
ジャンプでいい位置につければ、メダルの可能性が高まります。
さあ、どこまで行くか?風をもらっている。
いった!
100メートル50まで飛んで、あと1人を残してトップに立ちます。
最後はドイツのフレンツェル。
今シーズンワールドカップ7勝の金メダル候補は、渡部を超えてきました。
渡部はフレンツェルと6秒差で、次はクロスカントリーです。
およそ2時間後、10キロのクロスカントリーが始まりました。
さあ、トップのフレンツェルがスタートしました。
そして、世界の渡部暁斗が今、スタートを切りました。
渡部は後ろの集団に追いつかれないためにも、2人でレースを引っ張ろうと考えました。
すぐにフレンツェルに追いつき、ここからマッチレースとなります。
個人戦で首位を走っているんですよ。
これこそ歴史的な瞬間と言えるのではないでしょうか。
金メダルを懸けて第一人者との競り合いが終盤まで続きます。
さあ残り1キロだ。
最後の上り坂で、渡部が勝負に出ます。
長い上りで仕掛けないと、エリックには勝てないと思ったんで。
どちらが前に出るのか。
どうだ、フレンツェルと並んでいる。
並んでいます。
最後に軽い上りがある、フレンツェルが前に出た、金メダルはフレンツェルなのか、渡部暁斗なのか、ついていく。
頑張れ!暁斗!
狙っていた個人での金メダル。
あの荻原健司さんも果たせなかった日本初の偉業は、徐々に遠のいていきました。
エリック・フレンツェル、金メダルのフィニッシュ。
そして渡部暁斗、銀メダル!
渡部は最後に振り切られましたが、それでも最初の種目で銀メダルを獲得。
ノルディック複合では、20年ぶりとなるメダルを日本にもたらしました。
金メダルは、ドイツのエリック・フレンツェル選手。
渡部暁斗選手の弟の善斗選手は15位。
永井秀昭選手は22位、加藤大平選手は31位でした。
見事、銀メダルを獲得した渡部選手に、先ほどお話を伺いました。
たっぷりとご覧ください。
おめでとうございます。
どうぞこちらにお願いします。
ノルディック複合個人ノーマルヒル銀メダリストの渡部暁斗選手にお越しいただきました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そして銀メダル、おめでとうございます。
ありがとうございます。
どうですか?
まだメダルもらってないんで、ちょっと実感は湧かないというか。
フラワーセレモニーでは、とびきりの笑顔でしたね。
そうですね。
なんて言うんですかね、ゴールした瞬間は、ホッとしましたね。
ほっとしました?
はい。
後ろから大きい集団、ずっと見えながら走っていたんで、本当に、疲れがどっと出たって感じですか。
今、本当、安心した表情ですけれど、20年ぶりの複合のメダルということで、その日本の複合陣のオリンピックの舞台での復活という意味のメダルでもありますよね。
復活というところでは、どう思いますか?
まあ、そうですね、20年も間が開いちゃったんだなというのが、きょう、初めて聞いて思ったんですけど、その20年という間にいろんな選手がチームを引っ張りながら、時間が過ぎていって、僕が銀メダルをとれたってことは、すごくチームにとってうれしいことじゃないかなと思いますね。
そうですよね。
ここからはきょうの試合を振り返っていきたいんですけれど、まずは前半のジャンプ、2番目の飛距離も100メートル50、大きなジャンプ飛びましたよね。
今シーズンの中でも、手応えあったと思うんですが、ジャンプ、どうでしたか?
ジャンプはよかったですね。
練習のときから、あんまりこう、しっくりしたジャンプが一本も出ないまま、きょうまで来たんですけど。
そうなんですか。
きょう、その本番で、かなり、今シーズンの中でも5本の指に入るぐらいいいジャンプできたかなと思います。
飛型点でもトップでしたね。
はい。
飛型点はまあ、多少自信あったんで、自信あるんで、まあ、あのぐらいは妥当じゃないかなと思います。
ソチに入ってからも、入念な調整を行っていたということなんですけど、やっぱりジャンプでまず勝負決める、前に行くぞっていう思いは強かったんでしょうか?
きょう見てもらって分かったと思うんですけど、やっぱりジャンプで少しでも前にいないと、やっぱり勝負できるところでもできないんで、僕なんかは総力あるとはいわれてますけど、やっぱりその、30秒後ろから追いつくような、そういう爆発的な力はないんで、やっぱりきょうは、ジャンプでああやって結構、後ろと差が開いたんで、それはすごくよかったかなと思いますね。
狙いどおりで。
狙いどおりでした?
狙ってできるようなことじゃないんですけどね。
ほかの人もジャンプ飛んでるから。
いや、すばらしいですけど、エリック選手と6秒差のスタート、後ろともかなり秒数が開いて、いい位置につけたということで、そういう意味でもかなりうまくいったって感じでしたか?
そうですね、エリックと10秒以内にはつけないと、やっぱり追いつくので結構体力使っちゃって、そのあと、勝負できないっていう試合が多いっていうか、ほとんどそうなんですけど、ワールドカップ戦ってると。
そこはまあ、僕の今後の改善点でもあるところではあるんですけど、きょうは6秒差につけれて、2人でお互い引っ張り合いながら、レースできたっていうのは、よかったかなと思います。
その引っ張り合いながらというのは、後半のクロスカントリーですね。
インタビューでも、協力しながら、後続との距離をっていうことを言ってましたけども、何かコミュニケーション、エリック選手とあったんでしょうか?
ジャンプ飛び終わったあとに、こういう同じような展開が前、ワールドカップでもあったんで、またあのときみたいに一緒に協力して走ろうという話をして、でもそのワールドカップのときは失敗して、後ろに追いつかれちゃって、ものすごい大きい集団に吸収されてっていうレースだったんで、同じような失敗はしないようにしようかっていう感じで。
じゃあ、ジャンプのあとにそういう話があったんですか?走っているときには、何かこう話とか。
いや、特にしてないです。
そうなんですか。
まずそのクロスカントリー、6秒差のスタートということで、作戦としてはどんな気持ちで、そのスタートには立ったんですか?
まずは落ち着いてエリックに追いつくっていうことと、追いついて逃げなきゃいけないとは思ってたんですけど、後ろもそんなに大きく離れたわけじゃなかったんで、追いつかれることも頭に入れながら、ずっとなんて言うんですかね、相手の見えるコースというか、後ろのつまり具合がじりじり来てるなっていうのが、見えるコースだったんで、そのあたりを見ながら、あまり体力を使い過ぎないようにっていうのは、少し気をつけて走りました。
最後の一周は前に出たり、スパートをかけたりする場面もありましたけど、それはどんな作戦で行ったんですか?
最後までエリックと勝負できるとは思ってなかったんで、とりあえず最後の長い上りでは前に出て、少しスピードを上げながら、もしそこでエリックが離れてくれたらうれしいなと思いながら、僕としては頑張って上り、上ったんですけど。
前にガッて出ましたもんね。
そこで思ったほどエリックが離れてくれなくて、そこで僕の体力が尽きたっていう感じで、まあもう、そこで勝負は終わってましたね。
でも、その上り坂が勝負どころだと感じたんですか?
はい。
今までの試合、僕ら、何十戦も一年にやるんで、そういうのを、今シーズン開幕から見てるかぎり、やってるかぎり、エリックに最後のスプリント勝負で勝つっていう確率は、かなり少ないかなって思ってたんで、とにかくきょうは長い上りで仕掛けようと思ってました。
なるほど。
ご自身としては、3度目のオリンピックですよね。
3度目のオリンピックで、個人でメダルということで、前のオリンピックとは何かこう違う思いで、ここに来たというのはあったんでしょうか?
一番違うのは実力がついたってことなんじゃないですかね。
初めて出たトリノオリンピックは本当に楽しいっていう気持ち、それまでワールドカップも出たことなかったし、初めてオリンピックっていうのが、僕にとって世界のトップレベルの選手たちと戦う場で、それが本当に楽しくて、本当に楽しんで終わって帰ってきたオリンピックで、バンクーバーのときは、実力はないんだけど、日本人の中でも、1番か2番かで、メダルがとれる可能性があるっていうふうに、注目してもらえてたんで、でも実力がないっていうのは自分でも分かってて、そういうのを口に出さなきゃいけないっていう、実力と発言のギャップっていうのがあったオリンピックで、でも今回は本当に発言と実力っていうのが、本当に自分の中で納得できるものがあったんで、そういう意味では、3大会3度目の正直というか、成長しながら、ここまで来れたかなと思いますね。
ご家族には何か報告されましたか?
まだ、メール来てるのは知ってるんですけど、まだ開いてないです。
あまりにも連絡が多いんで。
たくさん連絡ありました?
たくさん連絡があるっていう通知は来てるんですけど、とりあえずまだ開かないようにしてます。
1回開いちゃうと、どんどんどんどんやってかないといけないから。
じゃあこれからあと、大変ですね、これから。
そうですね、帰ってからですね。
ではまだ、これからまだラージヒルや団体もありますけれど、またメダルをかけてここでインタビューさせてもらいたいんですが、意気込みをお願いします。
うまくいけば、こうやってメダルをとることができるっていうのは、きょう証明することができたんで、ラージヒルでも、あと団体戦でも、本当に勝ちにいくっていうチャレンジをしたいと思います。
まだまだ期待しています。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
クロスカントリーで大きな滑りを見せていた渡部選手。
実際にお会いすると、引き締まっていてスリムだなという印象でした。
まだ競技は続きます。
またメダリストインタビューに来ますとおっしゃって、帰っていきました。
頼もしいですね。
期待できそうです。
さあ、次です。
スノーボードの女子ハーフパイプ。
2大会連続出場の岡田良菜選手が日本選手過去最高の5位に入賞しました。
23歳の岡田。
高さのあるエアを武器に、決勝に進みました。
岡田、ドロップイン。
高さを出す!そしてフロントサイドから、ナインで来た。
いいですよ。
ランディングもしっかりした。
バックサイド、最後尾。
フロントサイドは一致しています。
キャブのセブンできた。
耐えた、よし!
ソチでは、自分の滑りを最後まで出し切ると誓っていた岡田。
難度の高い技を決めて、この時点で3位につけます。
メダルの期待が高まりましたが、最後の2人に抜かれ、5位。
それでもこの種目、過去最高順位です。
金メダルは、アメリカのケイトリン・ファリントン選手。
銀メダルは前回大会を制した、オーストラリアのトーラ・ブライト選手。
そして銅メダルは、12年前のソルトレークシティー大会で金メダルを獲得した、アメリカのケリー・クラーク選手でした。
岡田選手、晴れ晴れとした表情でしたね。
さあ、続いてはカーリングです。
メンバーの1人がインフルエンザに感染し、突然のメンバー変更を余儀なくされる中、日本はここまで1勝1敗と健闘しています。
その日本、第3戦で地元のロシアと対戦しました。
会場はロシア一色。
司令塔の小笠原、自分の一投に集中しようと声をかけました。
ロシアの司令塔は23歳のシドロワ。
若手ながら、オリンピックは2回目です。
試合が動いたのは第2エンド。
ハウスの中心には日本の赤が2つです。
まずは先攻、ロシア。
シドロワの最後の一投。
赤の日本のストーンを利用して、中心を奪います。
日本、最後の一投は小笠原。
負けじと中心を奪い返し、2点を先制します。
日本が3点リードで迎えた第8エンド。
抜けてしまった。
抜けてしまいました。
小笠原のこのミスで、会場の空気が一変します。
そして第10エンド。
日本は最後の一投でミスすると、ロシアに逆転負けのピンチに立ちます。
ここで小笠原。
ナイスショットですね。
行きました。
ナイスショットです。
いきました!
ベテラン、小笠原の気持ちが勝って、日本は2連勝です。
日本は3試合を終え、中国、スウェーデンと2勝1敗で並んでいます。
予選リーグは10チームの総当たり戦で行われ、上位4チームが準決勝に進出します。
続いて、このほかの競技の結果です。
スピードスケート男子1000メートルの結果です。
日本勢では近藤太郎選手が35位、山中大地選手が36位でした。
オランダ勢がここまでの男子の3種目すべてで金メダル獲得です。
大会7日目の13日、注目の競技です。
メダルの期待がかかるフィギュアスケート男子シングルは、日本時間の深夜0時から、前半のショートプログラムが行われます。
若きエースの羽生結弦選手、高橋大輔選手、町田樹選手の戦いがいよいよ始まります。
カーリング女子では、地元ロシアを破り、2勝1敗とした日本が、3連勝をかけて、予選リーグの第4戦でアメリカと対戦します。
ここまでソチからお伝えしました。
フィギュアスケート男子シングルについては、このあと7時30分ごろから詳しくお伝えします。
では次です。
アメリカのオバマ大統領が、ことし4月下旬に日本、韓国、マレーシア、フィリピンを訪問することになりました。
このうち日本では、安倍総理大臣と首脳会談を行い、TPP・環太平洋パートナーシップ協定などについて、意見を交わす予定です。
これはホワイトハウスのカーニー報道官が、12日、声明を出して発表したものです。
それによりますと、オバマ大統領はことし4月下旬に、日本、韓国、マレーシア、フィリピンの順に歴訪し、各国の首脳と会談するということです。
このうち日本には4月22日から23日までの1泊2日の日程で訪問する方向で、日米両政府が最終的な調整を進めています。
安倍総理大臣との日米首脳会談では、TPP・環太平洋パートナーシップ協定や、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題などについて、意見を交わすことにしています。
また北朝鮮の情勢や、海洋進出を活発化させている中国の動向を巡っても協議し、東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中、日米の結束を改めて確認する見通しです。
オバマ大統領の日本訪問は、就任後3回目で、横浜市で開かれたAPEC・アジア太平洋経済協力会議以来、およそ3年半ぶりとなります。
ホワイトハウスは声明で、オバマ大統領はアジア太平洋地域の国々に対する経済や安全保障面でのアメリカの関与を強めるため、4か国を訪れるとしています。
北朝鮮が、チャン・ソンテク氏を粛清したあとの去年12月に、新型の大陸間弾道ミサイルのものと見られるエンジンの燃焼実験を行っていたことが明らかになり、関係国は警戒を強めています。
外交筋がNHKに明らかにしたところによりますと、北朝鮮が去年の12月25日、北西部のトンチャンリにあるミサイル基地で、ロケットエンジンの燃焼実験を行ったことが確認されたということです。
エンジンは、ICBM・大陸間弾道ミサイル、KN08のものと見られており、燃焼実験は今回を含めて、これまでに少なくとも6回行われたということです。
また外交筋によりますと、北朝鮮は最近、トンチャンリのミサイル発射台を、これまでの高さ37メートルから52メートルに改修しており、アメリカ東海岸をも射程に収めるこれまでよりも大型の長距離弾道ミサイルの開発を目指していると見られています。
エンジンの燃焼実験も、こうしたミサイル開発の一環で、チャン・ソンテク氏の粛清後、北朝鮮の対外姿勢に注目が集まる中、核やミサイルなどの開発を続ける姿勢に変わりはないことを示しています。
今月24日から始まる米韓合同軍事演習に対抗するためと主張して、北朝鮮が軍事挑発を行う懸念も指摘されており、関係国は警戒を強めています。
電機メーカー、パイオニアの労働組合は会社の業績が低迷しているため、業界の労働組合が加盟する電機連合が、ことしの春闘で掲げている月額4000円以上のベースアップに相当する賃上げの要求は難しいとして、統一の交渉から離脱する方針を固めました。
ことしの春闘は、毎月の給与の上昇につながるベースアップをどこまで実現できるかが焦点となっており、電機連合もベースアップに相当する賃上げとして、代表的な職種の基本給で、月額4000円以上の引き上げを掲げて、統一の交渉を行う方針です。
こうした中で、電機連合に加盟するパイオニアの労働組合は、会社の業績が低迷しており、電機連合の要求基準で交渉を行うことは難しいなどとして、この統一交渉から離脱する方針を固めました。
パイオニアは主力のカーナビゲーションシステムの販売は伸びているものの、借入金の返済など財務上のコストが膨らみ、去年12月までの9か月間の決算では、66億円の最終赤字となるなど、業績が依然、低迷しています。
パイオニアの労働組合が、電機連合の統一交渉から離脱するのは2年続けてとなりますが、電機業界では、海外との激しい競争で、業績が十分改善していない企業も多く、ベースアップを含めた賃上げの動きが、どこまで広がるかが注目されます。
去年1年間の農林水産物や食品の輸出額が、5500億円余りと、過去最高になりました。
さらなる輸出の拡大には、日本産としてのブランドの確立などが鍵になりそうです。
去年、ユネスコの無形文化遺産に登録された和食。
今、海外では、和食や日本の食材への人気が高まっています。
こうした中、発表された去年1年間の農林水産物や食品の輸出額。
前の年よりも22.4%増え、5506億円余り、過去最高になりました。
農林水産物や食品の輸出拡大は、国の成長戦略の一つに位置づけられ、政府は6年後までに輸出額1兆円を目指しています。
産地では、付加価値を高めることでさらなる輸出拡大を目指す動きもあります。
品目別で最も輸出額が大きかったホタテです。
それでは授与をお願いいたします。
そのホタテの輸出に積極的な北海道漁連は、去年、北海道のホタテ漁について、海のエコラベルを取得しました。
このラベル、資源の枯渇を防ぎながら行っている漁業に認められる国際的な認証です。
海外の大手スーパーには、このラベルを取得した製品を優先的に取り扱うところが増えています。
北海道漁連では、資源の管理や環境に配慮していることをアピールして、取り引き先の拡大につなげたい考えです。
産地どうしの連携の動きもあります。
去年、輸出額が前の年をおよそ32%上回り、好調だったイチゴ。
これまで都道府県や産地ごとに輸出に取り組んできたことから、産地どうしが競合することがありました。
イチゴのリレー出荷の打ち合わせの件なんですが。
そこで福岡県の商社が乗り出したのが、複数の産地のイチゴを日本産として輸出する事業です。
福岡県産のイチゴの収穫時期は、11月から4月ごろまで。
このため、5月以降も出荷できる東北地方などのイチゴも取り扱うことで、一年を通した輸出を目指しています。
PR用のポスターには、特定の産地を表示せず、日本産を強調しています。
一方、課題もあります。
原発事故に伴って、日本からの農林水産物の輸入を制限している国や地域が今もあることです。
政府は、放射性物質などについて厳しい検査を行い、安全な農林水産物を輸出していることを訴えて、規制の撤廃を求めています。
さあ、ソチオリンピックはいよいよきょう、金メダルの期待が大きいフィギュアスケート男子シングルが始まります。
日本選手の金メダルの可能性について、刈屋解説委員に聞きます。
さあ刈屋さん、ずばり日本選手は金メダルをとれるでしょうか?
可能性は十分にあると思います。
十分?
団体戦の点数の出方ですとか、今シーズンの流れを見ると、金メダルを争うのは4人に絞られてきたかなというふうに思いますね。
羽生選手と、パトリック・チャン選手、そして高橋大輔選手にプルシェンコ選手。
この4人がやはり金メダル、およびメダルを争う中心になってきて、その中から点数の伸びない選手が出てきた場合には、あと3人、町田選手、フェルナンデス選手、そしてアボット選手がそこに食い込んでくるかなという、こういう7人による争いになるんじゃないかなと思いますね。
そうですか。
日本選手、調子はどうなんでしょうね?
調子は、現地でずっと取材していると分かるんですけれども、日によって、あるいは朝と夜によって、微妙に調子っていうのは上がったり、下がったりするんですよ。
ですから、特にフリーのときにピークに持ってこれるかどうか、これが大きなポイントになると思いますね。
なるほどね。
ではその気になる日本の3選手。
決戦直前の様子、どうなんでしょうか。
現地にいる上條さんに伝えてもらいましょう、上條さん。
期待の高まるフィギュアスケートですが、こちらの時間の昼過ぎから、前日練習が行われました。
勝敗を左右する4回転ジャンプ。
選手たちの仕上がりはどうなっているのでしょうか。
ソチオリンピックを見据えて、羽生選手が昨シーズンから取り組んでいる4回転サルコー。
世界でも数人しか跳べない難しいジャンプですが。
この日の練習では、2回挑戦して、2回とも成功。
さらに、もう1種類の4回転ジャンプも次々と成功。
笑顔も見られ、調子のよさがうかがえました。
3回目のオリンピックとなる高橋選手も、4回転ジャンプを繰り返し練習していました。
右足のけがの影響があるのか、なかなか決まらず、少し不安を感じました。
町田選手は、こちら。
4回転3回転の連続ジャンプをしっかりと決めます。
集中した表情が印象的で、悔しさが残った団体から調子を上げている様子でした。
まだ調子が戻らない高橋選手ですが、持ち前のステップでは安定した滑りを見せていましたよ。
みんなかなりいいみたいですね。
高橋選手は転んでましたけど、あれはやはり、あれだけ数多く4回転に挑戦できるってことは、足の具合がかなりいいということですし、今、タイミングを図っている最中だと思いますね。
大丈夫ですね。
なるほどね。
そして今回のフィギュアでは、新種目の団体が加わりましたよね。
日本は5位という結果でしたけど、この団体戦が個人戦に与える影響っていうのは、どんなものなんでしょう?
初めてなんで、どういうふうになるかっていうのは、ちょっと分かんないんですけども、ただ言えることは、日本の初めての出場した羽生選手、そして町田選手にとってはプラスになったんじゃないかと。
特に羽生選手は、8割ぐらいの出来で、あれだけのパフォーマンス、これだけのパフォーマンスをしましたので、流れがですね、男子シングルに羽生という新しいチャンピオン誕生じゃないかという、今流れができていると思うんですね。
ですからその流れをうまくショートプログラムに結び付けることができれば、一気に羽生、金メダルの流れが出来てくるんじゃないかなというふうに思いますよね。
そうですか。
調子も先ほどのこの映像と比べると、先ほどの練習のほうが調子は上がってきてますよね。
なるほどね。
そして町田選手は。
町田選手は初めてのオリンピックで、どういう評価を受けるかっていうのは、非常に不安だと思うんですよ。
それが団体戦に出て、本人も緊張している中で、まだ完全に仕上がっていない中で、ある程度の評価を受ける得点をもらえたので、本人にとってはすごい自信になったと思いますね。
ですから、今度は思い切ってショートプログラムに、もうよけいなことを考えずに、集中できると思います。
先ほどの練習の映像を見るかぎり、調子はさらに上がってますね。
きれいに決まってましたもんね、ジャンプも。
プラスになってるわけですね。
あっ、プルシェンコ選手。
プルシェンコ選手も私、17歳のときから彼を見てますけれども、まあ、かつてのプルシェンコではないですね。
その中で、もうできるかぎり仕上げてきた団体戦で、ショートプログラムとフリーと両方やりましたので、その疲れが31歳、どう出るか、という感じじゃないでしょうかね。
そうなんですね。
やっぱりかつてのプルシェンコではないですね。
東京のスタジオの皆さん、
はいはい?上條さん?
そのプルシェンコ選手をはじめ、日本選手の強力なライバルになるだろう海外の選手たちも、前日練習に来ていました。
ご覧ください。
日本選手に立ちはだかるのが、世界選手権3連覇中のチャン選手。
しかし、得意の4回転3回転の連続ジャンプを失敗。
3回転半ジャンプ・トリプルアクセルも、思うように決められず、調子が上がっていないように見えました。
一方、団体で金メダルを獲得したプルシェンコ選手。
代名詞の4回転ジャンプは成功。
しかし、トリプルアクセルなどで転倒する場面もあり、少し団体の疲れがあるようにも感じました。
早めに練習を切り上げ、自分のペースで仕上げに取りかかっていました。
本番までにどこまで調子を上げてくるのか、気になります。
さあ、どういう展開になりますでしょうかね。
すでに今夜のショートプログラム、抽せんで滑走順が決まってるんですね。
そうなんですね。
ちょっとその順番を見ていきましょうか。
まず、プルシェンコ、アボットが、7番目、11番目に登場します。
そしてそのあと、羽生、フェルナンデス、チャンの順番で19、20、21番と、順番が続いているんですね。
さらに高橋、町田が、29番目、30番目ということで、町田選手が最終の演技者ということになりますね。
刈屋さん、この順番。
一つのポイントとしては、やはりプルシェンコが7番目に出てきて、彼の点数が、その後の点数の基準になってくるだろうなという感じがしますよね。
彼がどれだけの点数を出すのかと。
それとパトリック・チャン、フェルナンデスの前に羽生選手がやりますので、羽生選手がやっぱり100点近い得点を出せば、相当なプレッシャーになってくると思います。
で、あとの2人はやはり4回転をしっかりと回り切れる選手だっていうことをしっかりとアピールして、やはり羽生選手との得点差をできるだけ詰めておきたいという感じじゃないでしょうかね。
なるほど。
さあ、日本、金に向けて、まずはこの今夜のショートプログラム、大事になってきますね。
大事になってきますね。
順位ではなくて、やっぱり今の採点方法でいきますと、点差なんですよね。
点差?
点差で考えると、どう考えても今、羽生選手がショートプログラムでは一番力がありますので、彼がトップに立つだろうと。
トップに立つことは一つ大きな条件になってくると思いますし、そしてどれだけの差をほかの選手たちにつけることができるかということになりますし、逆に高橋選手と町田選手は、羽生選手との差をどれだけ詰めるか、縮めておけるかということになると思いますね。
なるほどね。
その注目の男子ショートプログラムは、日本時間の今夜0時から行われます。
ここまで刈屋解説員とお伝えしました。
では、次のニュースです。
東日本大震災の被災地で、自治体が住民の移転を見込んで高台などに整備を計画している宅地の数は、1年前に比べて20%余り減っていることが、復興庁のまとめで分かりました。
東日本大震災の被災地では、高台や内陸部への住民の移転が進められていて、復興庁は、その進捗状況を把握するため、去年12月末の時点で、岩手、宮城、福島の3つの県で、自治体が住民の移転を見込んで、高台などに整備を計画している宅地の数をまとめました。
それによりますと、3つの県で整備が計画されている宅地の数は、合わせて2万2288戸で、1年前に比べて5772戸、率にして21%減っています。
これを県別で見ますと、岩手県が1682戸減って8405戸、宮城県が3625戸減って1万1808戸、福島県が466戸減って、2075戸となっています。
これについて、復興庁は、宅地の整備を待たずに、自力で別の場所に住宅を建てたり、災害公営住宅への入居を希望したりする住民が増えていることが背景にあるのではないか。
各自治体は、今後も住民の意向に沿って、柔軟に住宅の再建計画を進めてほしいと話しています。
次は、原子力発電所の運転再開の前提となる国の安全審査についてです。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、年度内に終わることはないと述べ、来月までに終了しないという見解を示しました。
原発の運転再開の前提となる、原子力規制委員会の安全審査は、9つの原発が申請をしていて、きのう開かれた規制委員会の会合では、このうち最も早い去年7月に申請をした、6つの原発の進捗状況について報告が行われました。
審査を担当する2人の委員は、新しい安全設備の基本設計に関しては、まとめの段階に入りつつあるとか、先が見えてきたと述べ、審査が終盤に入ろうとしているという認識を示しました。
一方で田中委員長は記者会見で、審査の終了時期について、基本設計だけでなく、詳細な設計などを含めれば、年度内に終わることはないと述べ、来月までに終了しないという見解を示しました。
その上で田中委員長は、最終的な結論を出す前に、科学的・技術的な観点でいろいろな意見を聞くべきだと述べ、審査の最終盤の段階で、国民から意見を募集したり、公聴会を開いたりする考えを示しました。
規制委員会は、審査を巡って広く意見を聞く具体的な方法について、来週の会合で検討することにしています。
内戦が続くシリアの和平を目指して、再開された協議は、アサド政権と反政府勢力が非難の応酬を続けて難航しています。
仲介役の国連のブラヒミ特使は、アメリカとロシアによる働きかけを通して、協議のてこ入れを図る考えです。
アサド政権と反政府勢力の協議は今月10日、スイスのジュネーブで再開されましたが、双方が非難の応酬を続け、難航しています。
仲介役の国連のブラヒミ特使は危機感を募らせており、12日、ジュネーブを訪れたロシアのガチロフ外務次官と、打開策について話し合ったものと見られます。
13日にはアメリカのシャーマン国務次官を加えた3者会談が予定を1日早めて行われることも決まり、ブラヒミ特使としては、双方に影響力を持つアメリカとロシアによる働きかけを通して、協議のてこ入れを急いでいます。
シリアから周辺国に逃れる難民は、240万人を超えています。
避難が長期化する中、難民キャンプの生活には改善も見られますが、一向に帰国のメドが立たない難民の思いは複雑です。
シリアの隣国ヨルダンにある難民キャンプ。
東京ドーム75個分の土地に、10万人もの難民が暮らしています。
劣悪な環境で知られたこのキャンプが、今、変わり始めています。
難民たちが暮らすテントやコンテナハウスの脇にオープンしたのはこちら、スーパーマーケットです。
中に入りますと、このように普通のレジがあって、商品は缶詰からトマトソースまで、豊富な品ぞろえとなっています。
民間企業が運営するこのスーパー。
支払いに使うのは、国連が発行したクーポン券です。
限られた食料を配給するよりも、難民のニーズに応えられ、効率もよいといいます。
今や人口10万人の都市と化した難民キャンプ。
道路や電気、それに携帯電話用のアンテナの整備も欠かせません。
キャンプを運営する国連機関は、今後、消防署やバス路線の整備も検討しています。
しかし、難民たちの生活は依然、厳しいままです。
家族9人でテントで暮らすムハンマド・ズフリさん。
暖房はなく、氷点下近くになる寒さの中、夜は配給された4枚のマットレスに、家族が身を寄せ合って過ごしているといいます。
長引く避難生活。
難民キャンプの環境が徐々に整備されても、故郷に戻れないつらさを埋めることはできません。
難航する和平協議。
出口が見えない状況に、難民たちのいらだちが強まっています。
さて、あす金曜日は、再び太平洋側で雪が降る予想です。
気象情報担当の渡辺さんです。
そうなんです。
今週末、あすからあさってにかけて、西日本、東日本は広い範囲、また雪となってきそうです。
まず山沿いでは大雪になりそうです。
また平野部でも雪が降って、積もる所が多くなってきそうです。
場所によっては、こちらも大雪のおそれもあります。
そして全国的に風が強まって、かなり荒れた天気になりそうです。
今回は、前回の先週末に比べて、荒れた天気が平日にかかる予想ですから、より影響が大きくなるかもしれません。
そして先週末、関東地方では特に大雪になりましたが、今回も関東地方、雪がかなり長引くために、大雪になる可能性が再び出てきています。
注意が必要です。
ではまず、きょうの天気図から見ていきましょう。
今夜になりますと、九州の南の海上に低気圧が発生します。
そしてこれがあす、あさってにかけて発達しながら南の海上を進む、いわゆる南岸低気圧として進みそうです。
こうなりますと、太平洋側でも広い範囲、天気が崩れます。
上空の寒気がこの低気圧によって引っ張られてきます。
この影響で、東日本、西日本はあす、あさって、広い範囲で雪となってきそうです。
風も全国的に強まるでしょう。
では早速、その雪や雨の見通しを詳しくお伝えします。
こちらはきょうの朝9時から予想を動かして見ていきましょう。
きょうは沖縄や九州、広く雨となりそうです。
九州の山沿いや四国も夜は雪になる所が出てきそうです。
そして日付が変わってこちら、あす朝9時の予想なんですが、西日本、東日本、朝の段階であす、降り始め、広い範囲雪となり、平地でも積もる所が出てきそうです。
そしてこのあと動かして見ていきますと、あすの午後は西日本、次第に雨に変わってきそうですが、関東地方は土曜日にかけて、長く雪が続いて、場合によっては大雪となりそうです。
15日、土曜日、この紫色の表示は、雪が強まる所です。
また雨になる所も濃い青い表示で雨足強まりそうです。
荒れた天気でしょう。
特に15日の土曜日は、東日本から東北地方にかけて、沿岸部を中心にかなり非常に強い風が吹いて、暴風となるおそれもあります。
大荒れの天気に警戒が必要です。
また今後の最新の情報も注意するようにしてください。
ではきょうの天気です。
2014/02/13(木) 07:00〜07:50
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

▽ノルディック複合・渡部 メダル獲得に期待 ▽カーリング女子3戦 ▽農林水産物 輸出拡大 産地戦略と今後の課題 ▽シリア和平国際会議 変貌する難民キャンプ

詳細情報
番組内容
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】筒井亮太郎,【気象キャスター】渡辺蘭
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】筒井亮太郎,【気象キャスター】渡辺蘭

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース

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