(テーマ音楽)ポルトガルとスペインが争いを繰り広げたラ・プラタ河の港町。
2つの国の様式が融合した町並みが造られました。
南米ラ・プラタ河の河口にウルグアイ第2の都市コロニア・デル・サクラメントはあります。
河の河口にあるコロニアは古くから交通の要衝でした。
そのため幾度も植民地争いの舞台となりました。
旧市街の入り口シウダデラ門です。
17世紀南米の奥地に植民地を広げていたポルトガルによって建てられました。
旧市街の中心に広がるマジョール広場です。
ポルトガルの軍事演習場として使われていました。
毎朝演習の開始の合図として砲台から大砲が撃たれポルトガル国旗が掲げられました。
当時娼婦街だった石畳の通りです。
ポルトガルが造った道は雨水を流れやすくするため中央部分がくぼんでいるのが特徴です。
これは当時の裕福なポルトガル人が住んでいた家です。
丸い瓦の屋根は奴隷として働いていた黒人が造ったものです。
奴隷たちは自分たちの太ももで瓦をかたどっていました。
室内は当時の暮らしが再現されています。
社会的地位によって建物の大きさや天井の高さが変わりました。
石や煉瓦で造られた分厚い壁は部屋を夏は涼しく冬は暖かく保ちました。
家事や雑用をする奴隷たちは地下や離れに住んでいました。
当時のコロニアの人口の半分以上が黒人奴隷でした。
当時コロニアを狙っていたのがウルグアイ一帯を支配していたスペインでした。
1680年スペインは300人の先住民の奴隷を連れてポルトガルを攻撃コロニアを奪います。
スペインはコロニアの町を新しく造り替えました。
両側がくぼんだ道はスペイン様式です。
スペインはポルトガルの建物を破壊し白い外壁と平らな形の屋根をした建物を築きました。
左の建物はポルトガル様式にスペイン様式が交じっています。
両国の間で100年に9度も奪い合いがあったため様式の混在した町が生まれたのです。
コロニアの争奪戦は18世紀スペイン領となりいったん幕を閉じました。
19世紀にはウルグアイ東方共和国が独立。
戦争の象徴だった城壁は取り壊されました。
今植民地時代の音楽が町に響きます。
「カンドンベ」と呼ばれる奴隷たちの宗教舞踊です。
植民地時代奴隷たちがつらい労働生活を忘れるために始めたものです。
独特のステップは鎖でつながれた奴隷たちの歩みを表しています。
今では人種を問わず親しまれカーニバルなどで披露されています。
2014/03/28(金) 04:15〜04:20
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「コロニア・デル・サクラメント歴史地区〜ウルグアイ〜」[字]
ラ・プラタ河の要衝 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
詳細情報
番組内容
ラ・プラタ河の要衝 ▽文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】松平定知
音楽
【テーマ音楽】久石譲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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