Good Job!会社の星「日本発 薬で世界を狙え」 2014.02.12

何となく物思いにふけりながら…。
何かの撮影のようですね。
うん?かわいい女の子じゃないですか。
…で今回のテーマは?薬の未来を変えていこうかという大きな題目のもと頑張ろうかなと。
そう今薬がアツいんです!ご存じでしょうか?世界の医薬品業界の市場規模はなんと100兆円!新薬開発を話し合う学会。
こちらも熱気むんむん!アイデア一つで数千億という金が動くこの世界。
日本人研究者がそのチャンスをつかもうと世界に飛び出しています!私たちの暮らしに欠かせない薬。
その最前線の現場にカメラを入れました!こんばんは。
こんばんは。
「GoodJob!会社の星」今日のテーマは「薬」という事ですね。
そうなんですよね。
やっぱり病気の治療や体調を整えたりするのに使いますがその薬…100兆円。
ピンと来ないぐらいすごいですね。
国家予算かというぐらいのね。
今日スタジオには薬づくりに携わる研究者の皆さん学生の皆さんにお越し頂きました。
よろしくお願い致します。
何かありますか?こういう薬をつくってみたいとか。
私は今腎臓の病気を研究しているのでそういう腎臓病の治療法になるような薬をつくっていきたいなと思っています。
僕は今…将来的には皮膚の病気に効く安い薬をつくってみたいと思っております。
その前に何とおっしゃったんですか?…だそうです児嶋さん。
うそつけ!ぽかんとしてるだろ。
何か皆さんすごく具体的ですよね夢がね。
ただどんどん新しい薬が生まれるという夢も感じますけれども新しい薬をつくるのにはお金もかかります。
1個500億円もかかってるの?しかも時間もかかるという事で1つ新しいものをつくろうとすると10年かかるものもあるという事なんですよね。
こんなにかかるんですか?500億?10年?そうか〜。
そりゃもう中途半端な審査でわっと世に出す訳にはいかないという事ですよね。
はい。
最初にご紹介するのはこちらをご覧下さい。
これをつくった方なんですけども。
何ですか?これは。
スタジオにお越しの赤畑さん。
よろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
何でしょうね?これワクチンなんですね?
(赤畑)そうです。
このワクチン研究の最前線を私たち密着してまいりました。
ご覧下さい。
ここに赤畑さんの会社があります。
ここに世界クラスの研究者が立ち上げたベンチャー20社以上が集まっています。
1つの部屋ごとに企業が1つ。
扉は目隠しされています。
万が一にも研究成果を盗まれる訳にはいきません。
さあどれほどすごいんでしょうか?おや?広さはこれだけですか?スタッフもさほど見当たりませんが…。
たったの3人!でも「山椒は小粒でもぴりりと辛い」って言葉がありますよね。
見せてもらおうじゃないですか!刺激マックススパイシーな研究成果を!ただの水じゃないかって?とんでもない!まだ世界で実用化されていないマラリアワクチンに化ける可能性があるんだとか!たった3人のチャレンジ。
それを可能にするのがアメリカの外注システムです。
自前で設備を整える必要がなく安く効率的に研究を行えます。
この日は依頼していた実験の進み具合を確認しに来ました。
このガラス片の上にある細胞を見たいのですが…。
どうやら全てがうまくいっている訳ではないようです。
いやはや研究も社長業も一筋縄ではいかないんですね。
1年半前までアメリカの国立衛生研究所に勤めていた赤畑さん。
研究の過程である病気のワクチンモデルを完成させました。
その病気の名はチクングニア。
世界中で何度も大流行が発生し数百万人が感染。
死に至る事もある凶悪な感染症で近年日本でも患者が発生しています。
世界初となる赤畑さんの発見は有名科学雑誌の表紙を飾りました。
赤畑さんの才能に目をつけ起業時の資金援助をしたのがこの大豪邸の持ち主。
何じゃこりゃ!億単位にもなる自らの資金を起業家に投資する人々をアメリカではエンジェルと呼びます。
赤畑さんのエンジェルはアメリカで創薬ベンチャーを成功させた日本人です。
開発した2種類の薬の売り上げは世界中で3,000億にもなります。
妻の…2人とももともとは研究者でした。
赤畑さんは週1回2人のもとを訪ね研究や仕事の進み具合を報告します。
もちろん全てがバラ色じゃありませんよ。
結果出してなんぼ。
これぞアメリカ流!赤畑さんは今マラリアに続くワクチン開発を急ピッチで進めています。
この日はある大学のガン研究センターにやって来ました。
世界的なガン治療の権威とワクチンの共同研究について話し合うためです。
安くて誰もが使えるガンワクチンをつくりたい。
夢は広がります。
ようやく一日の仕事が終わりました。
プレッシャーと背中合わせのアメリカンライフ。
負ける訳にはいきません。
上野さんっていう方「可能性あるぞ君は。
よしじゃあやろう」という事なんですね要は。
そうですね。
でもあれ毎週報告行く訳でしょ?ああやって。
ちょっと進展がない週もある訳でしょ?そうですね。
そういう時つらくないですか?もちろんいつもすごいプレッシャーの中でやってますけど…。
「これ先週聞いたんだけどね」とか言われない?大丈夫ですか?怖い!そんな雰囲気じゃないですよ。
逆にすごいいい発見が何個かあるのに小出しにしたりとか…。
「来週分に取っとこう」みたいな。
(笑い声)「これは今2個言わなくていい。
今週と来週に分けよう」みたいな。
(児嶋)そういうのないですか?全然ないですね。
まっすぐですよ。
大変だと思いますけどもね。
改めて赤畑さんのワクチンここでもう一度ご覧頂きます。
こちらです。
いやもう一度見たところで…。
実はこの形状我々が見るとちょっとどきっとするような形状ですけれどこれやっぱり研究者から見ると特徴があるんですよね?どういう特徴があるんですか?これは。
きれいな形を持っている?赤畑さんのつくったチクングニアワクチン。
理論上は安全だというんです。
そもそもワクチンは病原体を体内に入れる事で免疫をつくり病気の予防をするものです。
一般のワクチンは毒を弱めてあるものの遺伝子が残っているため体内で増殖し副作用を起こす事がありました。
一方赤畑さんのワクチンは遺伝子を完全に取り除いた空っぽ状態のため増殖できず安全だといいます。
この空っぽの物質をつくる技術はいろいろな病気に適用できます。
こうした応用可能な技術をプラットホームテクノロジーと呼びます。
このテクノロジーを応用して…僕らのワクチンも…そういう可能性があるのでやっています。
そして甲斐さんは赤畑さんのオフィスを訪ねた事があると?はい。
去年の秋にワシントンに行かせて頂いた際に訪問して見せて頂きました。
上野さんとかも会われたの?はい。
お会いしてあのすごい豪邸に1週間泊まらせて頂きました。
1週間泊まったの!?夕飯とか何出てくるの?いやもうすごい…いろんな豪華な食事が出てきて…
(笑い声)何しに行ったのホントに。
学生を受け入れる体制もある訳ですね。
その甲斐さんをご指導していらっしゃるのが久恒先生。
これから薬をつくっていこうという若手の皆さんを指導していらっしゃるという事ですね。
アメリカに追いつけ追い越せじゃないですけどそういったところも踏まえながら一生懸命頑張っていく人材を今育てているところです。
久恒さんが勤める大学。
ただいまプロモーションビデオを制作中。
何でそんな事をしなきゃいけないかって?背景には大学が抱える課題があります。
独立行政法人化により地方国立大は資金面で厳しい状況に置かれています。
お金がなくて研究が進まない。
しかし成果を出さなければ予算もつかないというのです。
現状を打開するには優秀な学生を集め研究成果を出す必要があります。
その切り札となるのが留学生です。
マラリアなど日本人にあまりなじみのない病気の怖さを知る留学生。
日本人にはない視点からの薬の研究が期待されています。
この日久恒さんは留学生に制作中のビデオを見てもらう事にしました。
海外の学生が見て熊本に留学したいと思えるものになっているかをチェックしてもらいます。
いろんな国から留学生が来ている事をもっとアピールすればどうかとのアドバイス。
そしてこのとおり。
国旗を持ちさまざまな国の学生が一緒に勉強している事をアピール。
久恒さんはビデオを携えインドネシアを訪れました。
留学生を勧誘するためです。
3か月かけて作ったビデオを現地の学生に見てもらい大学のよさをアピールしました。
発表後留学するための具体的な段取りを相談しに来た学生も複数いました。
久恒さんGoodJob!なるほど。
自ら出向いて。
ああやって生徒留学生を…。
そうですね。
やっぱりあれですか?留学生は研究に欠かせないですか?そういった点で彼らが持っている視点だったりセンスというものを日本人の学生の中にも取り入れてその中で教育していくという枠組みが環境作りが必要かなと思っています。
やっぱり視点全然違いますか?
(久恒)違いますね。
やっぱり彼らが持っている文化とか歴史が違うとものの見方が全然違いますものね。
それは1つの研究所にとってもすごくプラスな事?…だと思います。
「こうなればいいな」みたいな最終的な目標みたいなものありますか?壮大ですね。
まあそこまで行けるかどうか分からないですけどそこを目指していく事が大事かなと思います。
さあここで皆さんより一足先に創薬に関わっている赤畑さんに聞いてみたい事多分黒澤さん甲斐さんあると思うんですけども。
起業するきっかけになった研究先ほどのあのきれいなものがあると思うんですけどもあれを一番初めに自分が実験データ見た時の気持ちってどんなものだったのかなと。
どういうテンションになったか?どうだったんですか?覚えてます?写真を見る前に…動物で実験したんですね。
それでやり直してやっぱりすごい高かったので「これはすごい高いな」と思って…そういうのは覚えてますよ。
そうですね。
すぐに分かるというよりかはやっぱりデータを集めてデータを解析しないと分からないですけどね。
意外と現場は冷静なんですね。
冷静だし何度も確認をしなきゃいけないですからね。
さあじゃあ甲斐さんせっかくだから質問ありますか?今すごい研究をされているという事なんですけどやっぱり学生の頃から優秀だったのかなと…。
どうだったんですか?赤畑さん。
全然そうじゃないですね。
子どもの頃やっぱりシャイで5歳か6歳ぐらいだったんだけど…。
こんな話をしていいのかな。
先生が本を読んでる時にみんなで集まって聞いてるじゃないですか。
その時トイレに行きたくなってどうしようと思ったんだけど…そうすれば我慢できると。
ちょっとだけ出せば我慢できると。
「トイレ行きます」とかって恥ずかしくて言えなかったのでちょっとだけ出して…そのうち隣の子が「ギャ〜!」とかって叫び始めてそしたら先生がつかつかっと来て体を持ってトイレに連れていってくれたんだけどその時に「オムツってすごいな」って思ったんです。
何の話かと思ったら結局オムツがすごいって話ですね。
5歳か6歳ぐらいで…。
その時にもう気付いたと。
人間の不便とかちょっとしたこういう事を解消してくれるものがあったらすばらしいんだと身をもって。
何か新しいものをつくるというのが好きだった。
それをお漏らし体験で感じた。
(児嶋)すごい。
それで終わらせないんですものね。
発想が違うわ。
貴重なお話ありがとうございました。
最後に改めて赤畑さんから薬づくりに関わる人にメッセージをひと言お願いします。
だからこそ僕…その楽しいものが…そう思って頑張ってやっていこうかなと思っています。
確かにうれしいですものね。
何か出来た時って。
そうですよね。
すてきなメッセージありがとうございました。
それでは最後に児嶋さんまとめの方よろしくお願いします。
今日はちょっと皆さんにお願いをしようかなと思いまして。
どんなに滑っても何とも思わなくなる薬。
そしたら安心して滑れますから是非これをつくって頂きたい。
早急にお願いします。
今そういう薬処方してるんじゃないんですか?してません。
してません。
なしでこんな滑ってるんですか?すごい!「すごい」じゃないよ!2014/02/12(水) 23:40〜00:05
NHKEテレ1大阪
Good Job!会社の星「日本発 薬で世界を狙え」[字]

世界の医薬品の市場規模は100兆円!新薬開発で日本人研究者の取り組みが注目されている。米国で新たなワクチンを生み出した若手研究者や日本の大学の新たな挑戦に密着

詳細情報
番組内容
世界の医薬品の市場規模は100兆円! 新薬開発の分野で今、日本人研究者の取り組みが注目されている。アメリカで新たなワクチンを開発し、一躍脚光浴びる若手研究者の研究の現場に密着。さらに、創薬の拠点を目指してユニークな取り組みを始めた熊本大学の挑戦を追う。
出演者
【キャスター】アンジャッシュ,池田伸子,【語り】DALE

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バラエティ – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
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