ニュースウオッチ9▽スノボ日本躍進 平野・平岡強さの秘密▽医療費はどうなる? 2014.02.12

ガードを壊しにいくかナンバーワン、ナンバーツーがいい位置にありますのでそれを守りにいくか。
あとは2つ並んでいるのが黄色になっていますのでそれを自分たちの赤を使ってつぶしにいくか。
ここまで、生字幕放送でお伝えしました
メダル獲得への期待。
スキーノルディック複合のエース、渡部暁斗選手です。
いよいよですね。
そうですね。
期待してます。
はい、頑張ります。
渡部選手は日本時間の今夜7時過ぎ、個人ノーマルヒルの前半のジャンプに臨みました。
ワールドカップ、ランキング2位。
世界のトップ、渡部暁斗。
さあ、どこまでいくか?風をもらっている。
いった!
100メートル50を飛んで、2位につけました。
渡部選手は、長野県出身の25歳。
3大会連続のオリンピック出場です。
今月8日の会見では。
強気の発言の背景には。
世界のトップ選手がしのぎを削るワールドカップ。
渡部選手は今シーズン、5回、表彰台に上がりました。
総合ランキングは現在2位で、実力は十分です。
ノルディック複合で最初に行われるのがジャンプです。
そして後半には10キロのクロスカントリーが。
この2つの総合力を争います。
後半のクロスカントリーに挑む渡部選手。
実はこの種目を得意としています。
去年12月のワールドカップ個人第5戦は、ジャンプで11位にとどまり、53秒差でのスタートとなりましたが、次々に前を滑る選手を抜き、一時、トップに立ったのです。
そして迎えた先ほどのジャンプ。
世界のトップ、渡部暁斗。
さあ、どこまで行くか。
風をもらっている。
いった!
渡部選手は46人中2番目の飛距離。
さらに飛型点でもトップの得点をマークし、130.0で2位につけました。
一方、前半のジャンプでトップに立ったのは。
この人も大本命の一人です。
どこまで来るか。
ワールドカップ総合首位を独走しています。
フレンツェルがどこまで、高い、高い、高い、きた!
きましたね。
103メートルを飛んだドイツのエリック・フレンツェル選手。
得点は131.5でした。
この結果、クロスカントリーで渡部選手とトップとのスタートの差は、僅かに6秒です。
地元、長野県白馬村では。
最高、最高、もう文句なしですね。
金メダルもとれると思うので、頑張ってほしいです。
渡部選手のクロスカントリーに、期待が高まります。
こんばんは。
日本はだんだん勢いが出てきたようですね。
渡部暁斗選手、ジャンプが鍵とされていたんですが、そこで2位の好発進です。
残すのは得意のクロスカントリー、メダルをぐっと引き寄せました。
その勢いをつけたのが、10代の若者2人でした。
スノーボードの男子ハーフパイプ、日本選手の最年少の15歳、平野歩夢選手が銀メダルを、18歳の平岡卓選手が銅メダルを獲得しました。
日本勢のメダル、初メダルは2つ。
日本中が待ちに待ったメダルを獲得した10代の2人。
試合後に口にしたのは、感謝のことばでした。
スノーボード男子ハーフパイプの決勝。
平岡選手の2回目。
観客席には両親の姿が。
メダルを狙って、ドロップイン。
バックサイド。
そしてフロントサイド。
ナイン。
高さのあるエアを次々と決めます。
そしてここで、キャブのダブルコークテン、勝負にいく。
いった!そしてもう一発、ダブルコークテン、きた!きました、平岡卓、パーフェクト。
92.25、第2位です、第2位。
平岡が第2位。
続く平野選手。
いいですよ、リップ・トゥ・リップ。
フロントサイドからの回してきてのテン。
キャブ。
ここも高い。
安定してます。
持ち味の高くダイナミックな演技。
最後は。
ダブルコークテンエイティです。
持ってきました、平野歩夢。
大技も安定していました。
見守る両親。
この時点でのトップはスイスのユーリ・ポドラドチコフ選手。
これに平野選手と平岡選手が続きます。
そして最後に登場したのが、3大会連続の金メダルを狙うアメリカのショーン・ホワイト選手。
キャブからの、ここも回してきました。
トゥエルブできています。
ファイブフォーティ。
大技を次々と繰り出しますが、着地が乱れ、4位に。
90.25、日本、スノーボード界の歴史が変わる。
銀と銅。
日本はスノーボードでオリンピック初のメダルを獲得しました。
山形県小国町のスキー場です。
このハーフパイプで平野選手、練習を重ねてきました。
平野選手の練習を支えてこられたそうで?
いや、支えたなんて、そんな大したもんじゃないんだけど。
高橋恒行さん。
平野選手が練習に使うハーフパイプの整備を担当しています。
平野選手が4歳のころから、その成長を見守ってきました。
ハーフパイプを整備するのは夜になってから。
専用の機械は数千万円と高いため、独自に改造した重機を使っています。
斜面の角度が1度違うだけで、滑りに大きな影響が出るハーフパイプ。
高橋さんは、平野選手の練習メニューに合わせて、細かな調整を行ってきました。
オリンピック直前には、ソチのコースと同じような斜面を製作。
平野選手はここで、決勝で披露した大技、ダブルコークなどの最後の調整を行いました。
そして、大舞台で銀メダルを獲得。
平野選手の地元では。
村上市内のパン屋さんです。
こちらでは、平野選手をイメージしたクッキーを販売しています。
一方の平岡選手。
中学校では野球部に所属していました。
スノーボードを続けながら、野球部の練習も休むことはなかったといいます。
卒業アルバムにはオリンピックの文字が。
ではスノーボードハーフパイプの会場で取材していた廣瀬キャスターに伝えてもらいます。
廣瀬さん。
このスノーボードハーフパイプは、ショーン・ホワイト選手が3連覇達成するかということが、世界が注目して、このオリンピックの見どころの一つといっても過言ではありませんでした。
そこにさっそうと現れて、高得点をたたき出し、王者を上回った若い2人に、世界中の観客、メディア、そして選手からも、驚きと称賛の声が上がりました。
そのお2人に、つい先ほどお話を伺いました。
日本だけではなく、今もう、世界のメディアも注目するお2人になりましたけれども、そのあたりの実感っていうのは、平野さん、どうですか?
今大会、メダル獲得に絶対条件ともいわれたのが、大技のダブルコーク。
2回の縦回転と、3回の横回転をする大技なんですけれども、これを2回入れてきましたよね。
これはどういう決意があったんですか?
決めないと得点も出ないっていう、本当追い込まれた状況ですよね?
バトンタッチするように、平野選手の演技にいくわけですけれども、1回目、高得点が出ましたよね、2回目はどういうふうにいこうと考えてたんですか?
大いに沸いたのが、その高さだったんですけれども、このあたりというのは、どういうふうに感じてますか?
そこにいるときのお気持ちっていうのは、どういうものがありますか?
さらに上げてきた。
これ難しいことじゃないかなと思うんですけど、そこに迷い、ためらいというのはなかったですか?
海外で長く生活をしている中で、そういう強みというようなものはありますか?
次、どんな舞台に、どういうものを目指していきたいですか?平野さんは?
平岡選手は?
廣瀬さん、廣瀬さんがおっしゃっていた、王者、ショーン・ホワイト選手、そのホワイト選手ですら、なかなか万全な演技ができなかったのに、特に15歳の平野選手、ずっと見せた、あの安定感はびっくりしたんですけれども、理由はどこにあると感じましたか?
まずは先ほど本人も言ってましたように、誰よりも練習を積み重ねているんだというこの自信ですよね。
そして試合直後のインタビューで驚いたのが、このオリンピックというのを目標ではなく、あくまでもこう、通過点として捉えているのかなということでした。
決勝の2回とも90点以上の高得点を出したのは、平野選手ただ一人だったんですね。
そのことに、興奮することも、浮き足立つことも全くなく、冷静にいい経験でしたと、もう次を見据えていたんです。
プロの選手の多い、このスノーボードの世界で生きていくんだという、意思のようなものさえ感じられました。
次です。
スキージャンプ女子、高梨沙羅選手。
初めて臨んだオリンピック、4位でした。
金メダル最有力候補といわれた高梨沙羅選手。
その1回目のジャンプ。
じっくりとアプローチを固めて低い姿勢から。
大丈夫だ。
さあ決まった、前へ進んで、進んで、100メートル…。
3位につけ、2回目のジャンプで逆転を狙います。
そのころ、高梨選手のふるさと、北海道上川町では。
沙羅ちゃん、頑張れ!
町民300人が声援を送ります。
パブリックビューイングの会場の前では、地元の新聞社が号外の準備を今しているということです。
行ってみましょう。
逆転を信じ、祈るような思いで見守ります。
そして2回目のジャンプ。
高梨、2回目。
おっ、高いぞ。
100メートルの辺りか。
高梨選手は本来の力を発揮できず、飛距離を伸ばせません。
初めてのオリンピックは、4位に終わりました。
高梨選手はなぜ、メダルに届かなかったのでしょうか。
長野オリンピック金メダリストの原田雅彦さんは。
高梨選手は、飛距離が出にくい追い風でのジャンプになりました。
原田さんは、飛距離が伸びない焦りから、着地でバランスを崩し、飛型点が低くなったと分析します。
自身もオリンピックで苦い経験をした原田さん。
原田、どうだ。
高さがある。
金メダルに向かう。
どうか、あっと、落ちた。
途中で落ちてしまった。
原田、失敗ジャンプになってしまった。
高梨選手に、今回の経験を糧にしてほしいといいます。
今回、高梨選手は先輩たちの思いも背負い、この大会に臨んでいました。
日本代表コーチの山田いずみさんです。
高梨選手の成長を見守ってきました。
5年前に引退した女子のジャンプ界の草分けで、高梨選手にとって憧れの存在でした。
2人にとって、女子ジャンプが初めての正式種目となる今大会は、悲願の舞台だったのです。
試合後、高梨選手は山田さんにこう伝えたといいます。
メダルを見せてあげられなくて、ごめんなさい。
4位入賞をたたえるふるさと、上川町。
子どもたちも、高梨選手の帰りを待っています。
幼いころから抱き続けたジャンプへの強い思い。
悔しさをバネに成長を続けます。
先ほど画面でもお伝えしましたが、うれしいニュースが入ってきました。
日本2つ目の銀メダルです。
スキーノルディック複合の個人ノーマルヒルで、日本のエース、渡部暁斗選手が、銀メダルを獲得しました。
日本がノルディック複合でメダルを獲得したのは、1994年のリレハンメル大会以来、5大会ぶりです。
…もうすでに1000周終えました。
…1.1キロ、さあ、残り1キロだ。
もういいです、いきましょうよ。
渡部、時間ありますから。
渡部先頭になった、金メダルへ向けて。
これまでの渡部暁斗は、この最後のラストスパート1キロで外国選手に振り切られました。
しかし、今シーズンは違います。
開幕5戦目で、最後のスプリント勝負でラストスパートで、表彰台に飛び込み、外国勢に、ことしのアキト・渡部は違うと思わせました。
見えてきました。
フレッツェルが並んできた、渡部暁斗のスキーが。
2人とも並んでいる、並んでいます。
最後に軽い上りがあります。
フレンツェルが並んでいる。
金メダルはフレンツェルなのか、渡部暁斗なのか。
ついていく、さあ、いよいよスタジアムに入ります。
フレンツェルが前に出た。
渡部暁斗、懸命に追っていく。
油断しちゃいけないですよ。
頑張れ暁斗。
ここからゴールまでヘアピンカーブが続きます。
頑張れ、渡部。
フレッツェルが先頭。
金メダルに向けて、渡部暁斗、逆転なるか。
後ろ気をつけて、後ろ気をつけないと来てるから。
後ろからも銅メダル争いが迫ってきた。
丁寧なスキー操作でゴール目がけてもらいたいと思います。
フレッツェルが先頭だ。
その間を詰められるか、渡部暁斗。
最後のコーナー、フレッツェルが回った。
エリック・フレッツェルが金メダルに向けて、最後のストレートに入った。
渡部暁斗、渡部暁斗はどうやら銀メダルか。
エリック・フレッツェル、金メダルのフィニッシュ。
そして渡部暁斗、銀メダル!やりました!
やった!
やりました、渡部暁斗。
94年、こうのたかのりさんの金メダル以来の、個人のメダル。
長くかかりました。
この日本、ついに復活の日を迎えました。
それではソチの廣瀬キャスターを呼んでみましょう、廣瀬さん。
渡部選手すばらしい活躍でしたね。
渡部選手、ねえ、実力どおりの力をこの本番の舞台でも出しました。
このあと、個人ラージヒル、そしてさらには団体もありますから、この競技、まだまだ楽しみが続きます。
さあ、このほかの競技の結果です。
カーリング女子の日本は予選リーグ1勝1敗。
第3戦の相手は地元のロシアです。
日本が1点リードの第4エンド。
最後の一投で小笠原。
あーっと、少し薄かったか。
円の中心近くのロシアの黄色い石をはじき出せず、先攻のロシアに同点に追いつかれます。
しかし第5エンド。
再び最後の1投の場面で、円の中心近くにはロシアの黄色い石。
スピードに乗ったストーンが向かっていきます、向かっていきます、どうか。
ナンバー1。
狙いどおりのショットで、ロシアの石をはじき出し、リードします。
日本はこのまま逃げ切り、予選リーグ2勝目を挙げました。
アイスホッケー女子。
世界ランキング10位の日本が、4位のロシアに挑みました。
1点を追う第3ピリオド。
入りました。
決めたのは、19歳の床亜矢可。
今大会初めてのぺこり、おじぎパフォーマンス。
あそこで1点取れたことによって、自分たちのペースに持っていけた。
流れをつかんだ日本は、さらに相手の反則で、人数が1人多いチャンス。
相手ゴールに迫ります。
あっと、奪われた。
しかし逆に隙をつかれました。
あー、決まってしまった。
日本は予選リーグ2連敗となり、準々決勝進出を逃しました。
スピードスケートの女子500メートル。
小平奈緒が、女子の個人種目で4大会ぶりのメダルに挑みました。
とにかく集中して、思い切っていくことを注意して滑りました。
7位からの2回目。
いい反応を見せました、小平。
いい反応です。
いい反応です。
さあ100メートルの通過はどうでしょう。
ほとんど一緒、あっと10秒37。
いいですよ、いい。
100メートルは自己ベストをマーク。
先輩たちが築き上げたものをつなぎたい。
日本のエースは後半も粘りました。
並んでいる、並んでいる。
小平粘れ、小平粘ってほしい。
小平は5位。
悲願のメダルには0秒13の差で届きませんでした。
全長2713メートルを滑り降りる、スキーアルペンの女子滑降で、2人の金メダリスト誕生です。
まずはスイスのドミニク・ギザン。
タイムは1分41秒57。
この時点でトップに立ちます。
あとからスタートした、スロベニアのティナ・マゼは30歳。
オリンピック…に向かって。
あっ、並んだ、並んだ。
100分の1秒まで計測して同タイム。
スキーアルペン種目で2人が同時に金メダルを獲得するのは、オリンピック史上初めてです。
結果に、そこまでたどりつく道のりに、それぞれの思いのこもった涙がありました。
こちら、高梨沙羅選手。
スキージャンプ女子がここまで注目を集めたのは、高梨選手の活躍が会ってこそ。
高梨選手自身が今回、感じたという悔しさに、これまで築き上げてきた揺るぎない実績が加われば、さらにさらに強いアスリートになるのかもしれません。
以上、ソチからお伝えしました。
廣瀬さんでした。
お伝えしましたように、スキーノルディック複合の個人ノーマルヒルで、日本のエース、渡部暁斗選手が、銀メダルを獲得しました。
日本がノルディック複合でメダルを獲得したのは、1994年のリレハンメル大会以来、5大会ぶりです。
きょうのニュースウオッチ9は、9時半からスタートをして、10時半までの予定でお伝えします。
次は国会論戦です。
安倍総理大臣は、きょうの衆議院予算委員会で、集団的自衛権の行使を認めるよう、憲法解釈を見直す必要性があると強調しました。
一国のみで、その国を守ることはできない国際情勢になったと解釈変更への理解を求めました。
きょうの衆議院予算委員会。
安倍総理大臣は、政府が憲法解釈上、認められないとしてきた集団的自衛権の行使について。
行使を容認するよう憲法解釈を見直す必要性を強調。
その上で。
日本維新の会は、安倍総理大臣の靖国神社参拝について質問しました。
また、いわゆる従軍慰安婦の問題などを巡る、韓国政府の対応については。
みんなの党は、中国が防空識別圏を設定したことに関連し、質問しました。
結いの党は、政府の経済政策についてただしました。
共産党は、原発事故が起きた際の避難計画の策定についてただしました。
生活の党は、最近の株価の動向に関連し、質問しました。
私たちの暮らしに大きく関わる医療費。
急速な高齢化で、今や40兆円に迫る勢いです。
こうした中、きょう、新年度・平成26年度の診療報酬の改定案が厚生労働大臣に答申されました。
超高齢社会に入り、医療保険財政がより厳しくなる中で、時代にふさわしい医療の形とは何か?激論が交わされました。
佐々木リポーターです。
その診療報酬。
医療機関に支払われる報酬のことで、2年に1度改定されます。
入院や外来、在宅医療など、5000を超える項目があり、それぞれの医療行為をいくらにするか、およそ1年をかけて決めていきます。
それを検討する重要な場が、こちら、中央社会保険医療協議会、中医協です。
中医協は、3つのグループで構成されます。
まずこちら、青のグループ。
健康保険組合、連合、経団連など、医療費を支払う側。
そして、赤のグループ。
医師会、歯科医師会、薬剤師会など、医療サービスを提供する側。
そして学識経験者などです。
この中医協で、診療報酬の改定案が話し合われ、きょう、厚生労働大臣に答申されました。
では、この話、私たちの生活にどう関わるのか。
例えば、保険料を支払う負担者としては、負担は軽いほうがいいですよね。
一方、病気などで患者になったときには、少しぐらいお金がかかっても、充実した医療サービスを受けたいと思うものです。
ですから、医療サービスの内容と、そのコストが適切かどうか、中医協の検討作業は、私たち一人一人に関わる問題です。
今回も激しい議論がありました。
今回の改定で大きな議論となったのが、急性期と呼ばれる重症な患者を受け入れる病床の削減でした。
急性期の病床では、看護師の態勢を手厚くし、7人の患者を1人の看護師がみています。
この7対1病床は、ほかの病床より入院基本料が高く設定されています。
患者15人に対し、看護師1人がみている病床の入院基本料は、1日9450円。
これに対し、7対1病床は、1万5660円。
8年前に導入された7対1病床。
収入の増加が見込めるため、導入する病院が増え、およそ36万床となっています。
一方で、医療費を支払う側にとっては、7対1病床が多いことが、重い負担となっていました。
膨らみ続ける7対1病床をどうするか。
中医協では、激しく意見が対立しました。
健康保険組合など、医療費を支払う側は、削減を強く要求。
7対1病床がかなり増え過ぎている。
これに対し医師会側は、病床を急激に減らすと、経営破綻する病院も出かねないと、懸念を示しました。
医療費を支払う側は、重症な患者を受け入れていないのに、高い診療報酬を受け取っているケースもあると指摘。
これに対し医師会側は、削減の必要性は認めながらも、急激な削減は、医療の質の低下につながりかねないと主張しました。
1年に及ぶ激しい議論の末、きょう答申された診療報酬の改定案。
7対1病床については、支払いの要件を厳格化。
病床の数を削減することで、支払い総額を抑制する方針が打ち出されました。
一方で、病院収入の一定の割合を占める、初診料・再診料については引き上げて、医師会側の主張にも配慮する形となりました。
改定の議論を終え、双方は。
今後の診療報酬の在り方について、専門家は。
国民にさらなる負担を求める以上、徹底した効率化が不可欠と指摘します。
2025年には、いわゆる団塊の世代が全員75歳以上となって、超高齢社会がさらに進むことになります。
そこで今回の診療報酬の改定では、家で看護し、そして家でみとることを念頭に、在宅医療を充実させることに重点が置かれました。
今回、急性期の重症患者の病床削減にかじを切ったのも、その一環です。
医療費が今後も確実に膨れ上がっていく中で、むだをできるだけ省きながら、患者側のニーズに応えていく。
そんな理想的な診療報酬制度を作ることは極めて難しい作業ですが、その理想に近づく努力を、決して怠ることはできません。
事故や不祥事が相次ぐJR北海道。
警察はきょう、強制捜査に踏み切り、鉄道事業法の虚偽報告などの疑いで、本社などを一斉に捜索しました。
一面、雪に覆われたけさの札幌市。
車から降りて大勢の捜査員が向かった先には。
午前9時過ぎ、札幌市のJR北海道本社に、道警の捜査員が次々に入っていきます。
容疑は、鉄道事業法の虚偽報告や、監査の妨害など。
捜索はJR北海道の施設合わせて5か所で行われました。
問題が発覚したきっかけは、去年起きた脱線事故。
現場付近のレールが、補修が必要なのに、放置されていたことが判明。
同じようなケースは、ほかの路線でも次々と見つかりました。
事態を重く見た国土交通省は、特別保安監査を実施。
そして悪質な改ざんが明らかになります。
脱線事故が起きた直後には、現場を担当する部署で、レールの検査データの改ざんが行われていました。
さらに監査が入る前日にも、別の部署で改ざんされていたのです。
弊社は今まさに、会社発足以来の危機的状況にあります。
きょうの捜索は、国土交通省からの刑事告発を受けて行われました。
改ざんは、誰の指示でどのように行われたのか。
警察は押収した資料を分析するとともに、会社の幹部からも話を聴いて、改ざんに関わった社員の特定や、組織的な関与の有無など、全容の解明を進める方針です。
道内の鉄道輸送を担ってきたJR北海道。
今後、その責任を果たしていけるのか。
せんもんかは国の関与が欠かせないといいます。
メダリストのインタビューが入ってきました。
ノルディック複合の個人ノーマルヒルで、銀メダルを獲得した、渡部暁斗選手の喜びの声が入ってきました。
おっきな大会で言えば、去年の世界選手権で、3回、4番になってて、1個もメダルとれなかったんで、すごく、今回は取れてうれしいですね。
もちろん金メダル狙ってて、勝負しかけたんですけど、やっぱりちょっと、そこは僕の実力不足っていうのがあって、銀メダルでしたけど、僕はすごく満足しています。
ご自身の今持てる力は出し切れましたか?
出し切れたんじゃないですかね。
自分らしい位置かなって思いますね。
銀メダルっていうの。
ただ、日本のノルディック複合、20年ぶりのメダルです。
オリンピックのメダル、これは大きいんじゃないですか?
チームとしてもすごい大きいメダルだと思いますね。
ここ何大会もとってなかったですし、金メダルとって、誰も成し遂げたことのないことをしたかったんですけど、こうのさんと同じ銀メダルというか。
でもそれで、すごいうれしいですね。
次のニュースです。
日米両政府は、アメリカのオバマ大統領が、ことし4月22日から2日間の日程で日本を訪れ、安倍総理大臣と会談する方向で、最終的な調整を進めています。
アメリカのオバマ大統領は、ことし4月にアジアを訪問することにしており、日米両政府はこれに合わせて、4月22日から23日までの1泊2日の日程で、オバマ大統領が日本を訪れ、安倍総理大臣と首脳会談を行う方向で、最終的な調整を進めています。
オバマ大統領の日本訪問はおよそ3年半ぶりで、安倍総理大臣とオバマ大統領の首脳会談は、去年9月以来、3回目となります。
安倍総理大臣としては、オバマ大統領との間で、北朝鮮情勢やTPP・環太平洋パートナーシップ協定などを巡って意見を交わすとともに、東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中、日米の結束を改めて確認したい考えです。
それでは気象情報、井田さんです。
こんばんは。
こちら日本の南、九州では、春の訪れを告げるつくしが顔を出し始めています。
一方、北では冬へのお別れが始まっています。
多くの人が見つめているのは。
わー!
雪像の取り壊し作業です。
きのう閉幕したさっぽろ雪まつり。
安全上の理由から、けさ、取り壊しが始まりました。
陸上自衛隊が製作した、ウィンタースポーツをテーマにした雪像。
お神酒をまいて別れを惜しみます。
名残惜しいですが、季節は確実に春に近づいているということでもありますよね。
そうですよね。
天気が変わりやすいですけれども、これも春が近づいている証拠なんです。
あすは西から雨となりそうです。
では天気図を見ていきましょう。
あすは広い範囲で見ると、西高東低の冬型の気圧配置ですが、沖縄の辺り、気圧、等圧線がへこんでいます。
このあたりに注目しましょう。
あすはここに低気圧が発生しまして、東へ進んでいきます。
この影響で、沖縄から九州では雨となってきそうです。
全国的にも雲が多くなってきます。
そしてあさって以降、この低気圧が発達しながら東へ進みますので、太平洋側で再び雪や雨の所が多くなりそうです。
各地の天気と気温を詳しく見ていきましょう。
西から雨となります。
そして、あさって以降です。
きのうからの予報と変わって、雨から雪となった所が多くなっています。
太平洋側では再び平地でも雪が積もりまして、あさって以降、内陸では再び大雪となるおそれがあります。
気温が低いですから、降り始めは雪という所が多くなりそうです。
あすは西から雨、そして金曜日から土曜日にかけて、太平洋側では荒れた天気となりそうです。
雪の見通し、詳しくはまた気象情報、あす、お伝えしたいと思います。
以上、気象情報をお伝えしました。
さあ、ソチオリンピック、いよいよ日本、エンジンがかかってきましたよね。
そうですね。
ノルディック複合個人ノーマルヒルで、渡部暁斗選手が、先ほど銀メダルを獲得しました。
2014/02/12(水) 21:30〜22:30
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽スノボ日本躍進 平野・平岡強さの秘密▽医療費はどうなる?[二][字]

ソチ五輪次のメダルへ平野・平岡に世界驚がくスノボ急成長の秘密は涙の