この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
48年前、静岡県で一家4人が殺害される事件が起きました。
元プロボクサーの袴田巌さんが逮捕されたことなどから、袴田事件と呼ばれています。
袴田さんは裁判で無罪を主張し続け、きょう、裁判のやり直し・再審が認められました。
静岡地方裁判所は、捜査機関が証拠をねつ造した疑いがあるとも指摘しています。
午後5時20分ごろ。
袴田元被告と思われる男性が、東京拘置所から出てきました。
姉の秀子さんと共に、東京拘置所を出た袴田巌さん78歳。
黄色いシャツを着て、誰の手を借りることもなく、自分の足で歩いて車に乗り込みました。
事件発生からおよそ半世紀。
事態はきょう、大きく動きました。
静岡地方裁判所の前には、これまで袴田元被告を支えてきた、姉の秀子さんの姿も。
きょうは本当に大切な日ですよね。
そうですね、大変に大切な日です。
47年分の思いというか。
いい結果を望んでおります。
そして午前10時。
今、弁護団の一人が出てきました。
出てきました。
さあ、結果はどうでしょうか?再審開始。
再審開始。
今、静岡地裁から判断が下されました。
袴田事件の再審開始が、裁判所に認められたのです。
この結果を受けて秀子さんは。
皆様本当にありがとうございます。
再審開始でございます。
応援していただいた皆様のおかげでございます。
本当にありがとうございます。
ただうれしい、それだけでございます。
事件が起きたのは、今から48年前。
現在の静岡市清水区で、みそ製造会社の専務一家4人が殺害され、住宅が放火されました。
逮捕された元プロボクサーの袴田巌元被告は、この会社で住み込みで働いていた従業員。
逮捕時の取り調べで、犯行を自白しました。
しかし。
神様、僕は犯人ではありません。
僕の憎いやつは、僕を清浄ではない状態にして犯人をつくりあげたやつです。
裁判では、無実を訴え続けましたが、静岡地裁が下したのは、死刑判決。
そして、1980年には最高裁で死刑が確定しました。
その後も、袴田元被告は無実を主張し続け、弁護団が裁判のやり直しを求めていました。
実は、死刑が確定したあとも、さまざまな疑問点が浮上していました。
2007年、静岡地裁で死刑判決を下した裁判官の一人は。
私はいってみればね、殺人未遂犯ですよ。
片棒を担ぎかけたんだ。
あの判決書きの表現はね、あとからつけた理屈です。
少なくとも今まで出ている証拠で有罪にするのはむちゃだと。
これは静岡県警の当時の内部資料。
袴田に自分が犯人だと思い込ませろと、取り調べ方針が記されています。
さらに警察は、袴田元被告が裏木戸の下の留め金だけを外し、こじあけて逃走したとして、袴田元被告役が扉を通る写真を証拠として提出していました。
工作していないと。
一番知っているのは僕ですから。
ところが、弁護側の実験で、上の留め金が留められたままでは、人が入り込む隙間はありませんでした。
写真に工作はないと言っていた警察官に、この検証結果を突きつけると。
4センチ、開いてたということなんですけれども?
僕は潜ったほうですから、写真撮った上は見えなかった。
上は見えなかった?
上は見えるわけないですよね。
見えなかった?
警察の捜査の在り方に疑問が生じる中、2008年、弁護団は静岡地裁に対し、2度目となる裁判のやり直しを求めたのです。
今回の再審請求で新たに争点となったのが、袴田元被告が、犯行時に着ていたとされる5点の衣類です。
この衣類は、裁判が始まってから会社のみそタンクの中から突然見つかり、犯行時、着ていたものとされました。
この服の右肩に付いた血痕は、袴田元被告のものとされ、死刑を言い渡す根拠の一つとなってきました。
しかし、弁護側は袴田元被告のものではないとの新たなDNA鑑定の結果を提出。
さらに、ズボンについては、サイズの問題で、袴田元被告がはくことはできないと主張したのです。
きょう、静岡地裁は弁護側の主張を認め、犯行時に袴田元被告が着ていたとされてきた5点の衣類について、袴田元被告のものではなく、捜査機関が、後日、ねつ造した疑いがあると判断。
そして、DNA鑑定の結果などは、無罪を言い渡す明らかな証拠だとして、裁判のやり直しを認めました。
さらに、拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する状況だとして、釈放まで認めました。
これは極めて異例のことです。
死刑囚の再審が認められたのは戦後6例目。
今回の決定について、専門家は。
再審というのは、一回、例えば最高裁まで行って、確定した判決が存在しますから、なかなかまあ、再審が認められるというのは難しいですよね。
拘置所から身柄を外に出して、即時釈放まで認めるというのは、異例ですから。
これは今の静岡地裁が、ほとんどまあ、無罪であるという心証を固めているということの表れだと思いますよね。
そして午後3時過ぎ。
午後3時を回りました。
袴田元被告のお姉さん、秀子さんが今、東京拘置所に到着するところです。
袴田被告との面会のため、48年間、この拘置所に通い続けた姉の秀子さん。
この3年半は面会を拒否され、会うことができなかったといいます。
きょうはどうしても会いたいから、いい知らせがあるから、どうしても出てこいと言って、頑張るつもりでございます。
弁護団によりますと、袴田さんは独房を出て、拘置所内の応接室で秀子さんと話したということです。
そしてつい30分ほど前。
袴田さんは、姉の秀子さんと共に、東京拘置所を後にしました。
きょう、福島県内の除染を進めるうえで、重要な動きがありました。
こちらの黒い袋、福島県内の除染などで出た放射性物質に汚染された土などが入っています。
この袋は増え続けており、仮置き場などに保管されています。
政府は、30年以内に福島県外に最終処分施設を作り、運び出す計画ですが、それまでの間は、こうした中間貯蔵施設を作って、保管する必要があります。
こちらは、国が去年12月に示した、中間貯蔵施設の建設候補地です。
赤くなっている部分です。
東京ドーム400個ほどの面積を占めています。
福島第一原発周辺の大熊、双葉、楢葉の3つの町を候補地としたんですが、福島県は、比較的放射線量の低い、こちらの楢葉町は、候補から外すように求めていました。
そこで国はきょう、楢葉町を外したうえで、残りの2つの町に施設を集約し、改めて中間貯蔵施設の受け入れを要請しました。
ただ、国と地元との隔たりは残っています。
国は土地の買い取りを主張していますが、福島県などは、国に土地を貸すことにとどめたいと主張しています。
国が土地を買い取れば、住民はふるさとを失うことになるからです。
国が買い取るにしても、価格をどうするか、課題は山積しています。
鎌田さん。
そうですね、大熊町や双葉町の方々、こういう取り沙汰されているだけでも、つらいと思いますよね。
今、議論されていない所にもう一つ、先ほどの赤い所、敷地として中間貯蔵施設を置く場所だけではなくて、その周りの人たちは、俺たち土地持ってるけど、そこに置かれたら自分たちの保障はどうするのかという声も出てるんで、そういうことも忘れないようにしたいですね。
みんなの党の渡辺代表が、化粧品会社、ディーエイチシーの会長から、多額の借り入れをしていた問題で、先ほど渡辺代表が会見を開き、8億円は個人的に借りたもので、政治資金として借りたものではないなどと説明しました。
午後4時、記者団の前に姿を現した、みんなの党の渡辺代表。
多額の借入金について説明しました。
吉田会長がお金を貸していただいたことに対しては、大変深く感謝をしております。
2010年に3億円お借りをいたしました。
これについては、正確には覚えておりませんが、2億5000万ほど返済をしております。
残り5000万強が残っております。
2012年に5億円をお借りをしております。
こちらのほうは、金利だけをお支払いをさせてきていただいております。
渡辺代表が8億円を借りた吉田嘉明氏は、化粧品会社、ディーエイチシーの会長を務める人物。
渡辺代表の支援者の一人だったといいます。
合計8億円借りて、2億5000万円をすでに返したとする渡辺代表。
借り入れは5億5000万円残っている計算になります。
しかし、おととし12月時点の渡辺代表の資産報告書を見ると、借入金の欄には、2億5000万円の記載。
金額に大きな開きがあります。
この点について、渡辺代表は。
あっ、そうですね、これは事務的なミスでございまして、訂正をさせていただきたいと思っております。
資産報告書を訂正する考えを示しました。
8億円にも上る多額の借入金。
一体何に使われたのでしょうか。
純粋に個人として借りたものでございます。
使いみちは、私の判断で決めてまいりました。
渡辺代表によると、3億円を借りたのは、参議院選挙が行われた2010年。
また5億円を借りたのは、衆議院選挙があった2012年だったといいます。
借り入れの時期からすると、選挙に使われたのではないかとの記者の質問に対し、渡辺代表は。
渡辺喜美個人を応援してくださるという趣旨のお金であると理解をいたしました。
政治資金を使うべきではない、そういう支出というのがどうしても出てくるんですね。
いろいろな会議費とか、交際費とか、旅費とかですね、そういう中でも全部、政治資金を使うというのには、ふさわしくない支出もございますので、そういったことについては、私の個人財産から、あるいは可処分所得から、払ってきたところでございます。
渡辺代表は、個人的な政治活動などに使ったと説明。
みんなの党に貸し付けた2億5000万円以外は、政治資金収支報告書にも記載していないといいます。
裏金ですか?裏金はございません。
違法性の認識などは、全く持っておりません。
責任を取って、地位を辞するというお考えは?
ございません。
きちんと説明をしていくのが、私の責任を全うすることだと考えております。
違法性の認識はないと強調した渡辺代表。
しかし、専門家からは。
化粧品会社の会長から、合計8億円を借り入れたことに、違法性の認識はないと強調した渡辺代表。
しかし、専門家からはこんな指摘が。
みんな政治家は、個人的に借り入れて、個人の政治活動に使ってますから、一切書く必要はありませんとなれば、政治資金規正法の目的、趣旨というものが、大きく損なわれるということになろうかと思います。
猪瀬前都知事の案件と、構図的にはほぼ同じではないかというふうに、私は思います。
場合によっては、刑事責任の追及というのも、なされることが考えられると思います。
医療法人徳洲会から、現金5000万円を受け取った問題で辞職した、猪瀬前東京都知事。
そのケースと同じではないかとの指摘について、渡辺代表は、次のように反論しました。
私のほうは、裏金でもらったわけではないんですね。
現ナマで、どかんともらったわけではなくて、私の銀行口座をチェックすれば、そのお金がどんな具合に出ていってるのかということが、ほとんどすべて分かるんですよ。
その点は、もうまるで違う。
みんなの党の看板である渡辺代表を巡る今回の問題。
党の幹部は。
代表からもございませんし、参加していた議員たちからもございませんし、当然私も、そういうことではないというふうに思っています。
しかし党内からは、こんな声も。
党内もがたついているというか、若手もみんな不安がってるよ。
今後、渡辺代表は、党の倫理委員長で弁護士の三谷衆議院議員に通帳を提出し、違法な資金の流れがなかったかどうか、調査するといいます。
国土交通省はきょう、航空機の発着時には禁止している、電子機器の使用を認める方針を決めました。
デジタルカメラなど、電波を発信しない機器が対象ですが、スマートフォンやパソコンも、通話やメールをしなければ、ゲームをしたり動画を見ることは可能となります。
早ければことしの夏にもスタートします。
中国の措置は不当と判断されました。
ハイテク機器の製造に欠かせないレアアースの輸出を、中国が不当に規制しているとして、日本などが訴えていた問題で、WTO・世界貿易機関は26日、日本などの主張を全面的に認める報告書を公表しました。
これに対し中国政府は、輸出規制は資源と環境保護のための措置だとしていて、2014/03/27(木) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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