ニュース 2014.02.12

ニュースをお伝えします。
ジャーナリストの国際団体、国境なき記者団は、国や地域ごとにどの程度自由な報道が求められているかを示す報道の自由度ランキングを発表し、日本は特定秘密保護法の成立で、取材活動がさらに難しくなるだろうとして、前の年の53位から59位と順位を下げました。
報道の自由度ランキングはフランスのパリに本部を置くジャーナリストの国際団体、国境なき記者団が毎年発表しているもので、今回は、世界180の国と地域について、12日、発表しました。
このうち日本については、東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、フリーランスや外国人の記者が政府や電力会社の記者会見に参加できないことが、しばしばあると指摘しています。
その上で、去年12月に成立した特定秘密保護法の影響で、フリーランスや外国人の記者が原発の問題を取材するのは今後、さらに難しくなるだろうとして、順位を前の年の53位から59位に下げています。
また国の情報機関による情報収集活動の実態が明らかになったアメリカも、前の年の32位から46位と、大幅にランクを下げています。
このほか、1位のフィンランドを筆頭に、上位8位までをヨーロッパが占める一方で、東アジアでは、台湾が50位、韓国が57位、中国は175位、北朝鮮は179位と、いずれも順位を下げています。
福井県にある大飯原子力発電所の断層について、原子力規制委員会は、活断層などではなく、将来動く可能性はないという、専門家の評価結果を了承しました。
規制委員会が断層を調査する7つの原発で、動く可能性はないと結論づけたのは大飯原発が初めてです。
大飯原発の敷地内を走るFー6という断層の活動性について、原子力規制委員会の専門家会議は、おととし11月から調査を行ってきました。
一時、専門家の間では見解が分かれましたが、専門家会議は地震を起こす活断層や、活断層とともに動く断層などとは異なるとして、将来、動く可能性はないとする、最終的な評価結果をまとめました。
これについて規制委員会の田中俊一委員長は、きょうの会合で次のように述べ、専門家会議の評価結果を了承し、規制委員会の結論としました。
国の規制基準では、将来動く可能性がある断層の上に原発の重要な施設を設置することを認めていません。
規制委員会は、全国7つの原発で断層の調査を行う計画で、福井県にある敦賀原発について、2号機の真下を走る断層は将来、動く可能性があると判断していますが、動く可能性はないと結論づけたのは、大飯原発が初めてです。
国産の旅客機としてはおよそ半世紀ぶりとなる小型ジェット機、MRJの量産に向けて、三菱重工業は愛知県や三重県、それに兵庫県に新工場などを設け、本格的な生産に乗り出すことになりました。
MRJは、三菱重工業の子会社が国の支援を受け、国産としてはおよそ半世紀ぶりに開発を進めている小型のジェット機です。
MRJの製造を請け負う三菱重工は、これまで愛知県の工場で試作機を製造していましたが、量産化の準備が整ったことから、新たに工場を建設するなどして、本格的な生産に乗り出すことを決めました。
具体的には、主翼や胴体部分の組み立てや部品の加工は現在、ほかの民間航空機を製造している愛知県の自社工場で行うほか、三重県の工場や、神戸市の神戸造船所では、尾翼や主翼を製造するための新たなラインを設けるとしています。
また機体の最終組み立ては、県営名古屋空港に隣接する土地に、新たに工場を建設する計画です。
さらに試験飛行については、県営名古屋空港と福岡県の北九州空港を活用する方針です。
MRJは、航空会社への第1号機の引き渡しが3年後の平成29年4月以降に予定されており、生産の本格化が日本の航空機産業の技術の向上にとどまらず、地域の雇用拡大につながるかも注目されます。
台湾で中国政策を担当する閣僚として、初めて中国を訪問している大陸委員会の王郁キ主任委員が、中国革命の父と呼ばれる孫文の墓を訪れ、中台の当局どうしの対話を通じて、中国と実務的な関係を築きたいという考えを示しました。
大陸委員会の王郁キ主任委員は、きのう、1949年の中台分断後、初めてとなる中国との公式な閣僚級会談に臨み、きょうは辛亥革命を起こし、現在の台湾の与党・国民党を創設した孫文の墓を訪れました。
王主任委員は談話を発表し、国民党の馬英九政権が発足した2008年以来、中国と台湾は一つの中国という考え方を基礎に関係を発展させてきたと評価したうえで、中国と実務的な関係を築きたいという考えを示しました。
今回の閣僚級会談によって、中台は政治面での関係強化に向けて一歩踏み出した形ですが、台湾側は、将来の中台統一につながるような政治協議には消極的な姿勢を崩していません。
談話には、中台統一を目指す中国に対して、中国とは対等だという台湾の立場をアピールしたい思惑もあったと見られています。
沖縄県を初めて訪問しているアメリカのケネディ駐日大使はきょう、沖縄戦の最後の激戦地だった沖縄本島南部の糸満市にある平和祈念公園を訪れ、平和な世界の実現に向けて、できるかぎり尽くしていきたいと述べました。
沖縄県を初めて訪れているケネディ駐日大使は、きょう午前、糸満市にある平和祈念公園を訪れ、太平洋戦争末期の沖縄戦で亡くなった人たちの遺骨が納められている国立沖縄戦没者墓苑に、花を手向けて戦没者を追悼しました。
また沖縄戦で犠牲になった日本人だけでなく、アメリカ人などの名前も刻まれた石碑、平和の礎を高良副知事の案内でゆっくりと見て回ったほか、沖縄戦の当時の写真や遺品などを展示した、平和祈念資料館を見学しました。
案内した県側によりますと、ケネディ大使は、展示されていた沖縄戦当時の市民の証言に、強い関心を示していたということです。
続いて気象情報、あすの天気です。
冬型の気圧配置になるため、北日本の日本海側を中心に雪が降り、ふぶく所があるでしょう。
太平洋側は日中広く晴れる見込みです。
生字幕放送でお伝えします2014/02/12(水) 17:02〜17:12
NHK総合1・神戸
ニュース[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合

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