救命病棟24時 #08【大震災に見舞われた東京が舞台 江口洋介・松嶋菜々子】 2014.02.12

(ラジオ)「地震発生から25日たちました。
政府の被害調査委員会の寺泉隼人議員は地震による死者数は1万1,921人と発表しました。
3週間以上もたちプライバシーの制約などストレスが感じられる…」
(英語の会話)
(進藤)イエス。
(ため息)
(楓)川口さん気を付けて経過見てくださいね。
(看護師)はい。
(純介)ああごめんごめん。
(葉月)大丈夫ですよ片づけますから。
(純介)お疲れさまです。
河野君オペ中ボーッとしてたでしょ。
集中しなきゃダメよ。
(純介)すいません。
(望)お疲れですか?河野先生。
(純介)ああ…。
疲れてるわけじゃないけど…。
(千秋)気晴らしでもしたい気分?
(純介)そうかも。
(葉月)パーッと飲みにでも行きたいなぁ。
(千秋)「たまには息抜きしたいよな研修医」えっ!?似てない?日比谷先生。
(葉月)あっ…ああ…。
(堀内)記者会見ご苦労だったね寺泉君。
(寺泉)はい。
(堀内)これから先ずっと官房長官と同席して被害状況を発表してくれ。
君は国民の信頼が厚いから。
頼むよ。
(寺泉)ありがとうございます。
(青木)いよいよ震災の顔になりましたね。
(矢島)キタさん頑張れー!
(北村)早く来てくれー!
(矢島)避難所の近くで倒れてたんだ!
(矢島)あれ?
(日比谷)早く開けろ。
心肺停止してからどれぐらい?
(矢島)分かんない。
(日比谷)名前と年齢は?
(矢島)分かんない。
もう心臓止まってた。
(純介)代わります。
(北村)ああアンビュー。
(ゆかり)ストレッチャー入ります!
(日比谷)よし移すぞ。
(純介たち)123。
(日比谷)オーケー。
代わろう。
(北村)アンビュー。
(心電図の警告音)
(日比谷)瞳孔散大。
ボスミン何投打った?
(ゆかり)6アンプルです。
脈触れません。
(心電図の音)
(楓)心肺停止ですか?
(日比谷)ああ。
やめよう。
もう硬直出てきてる。
はい。
(進藤)どうだ?
(日比谷)時間がたちすぎてる。
もう無理だ。
体温は?
(葉月)28度です。
低体温だ。
心マ続けましょう。
誰か呼吸管理してくれ。
(純介)はい。
復温するぞ。
胃洗浄する。
小島尿道バルーン用意してくれ。
(楓)はい。
進藤先生。
マーゲンチューブ早く。
(葉月)はい。
(進藤)赤外線ランプとウォーマーも準備してくれ。
はい。
(進藤)低体温からくる心停止だ。
蘇生の確率はゼロじゃありません。
(日比谷)二十歳のスポーツ選手じゃないんですよその患者。
何分心臓止まってたかも分からないのに。
(進藤)小島ボスミン投与してくれ。
(楓)はい。
(進藤)体温は?
(楓)30度超えてます。
河野先生。
動いた。
脈も触れます。
よし。
(進藤)小島念のため除細動も用意してくれ。
はい。

(テーマソング)
(望)女性です。
多分70過ぎくらいの。
身元が分からないんです。
(葉月)携帯も身分証明書もない。
(千秋)あのおばあちゃんの持ち物このバッグだけ?はい。
(望)あの。
いやあのでも…。
(望)そういう患者さんはどこの病院にもたくさんいるって言われました。
(ため息)警察もいちいちかまってられないわよね。
(葉月)んっ?何?これ。
(望)「一緒に頑張りましょう」
(佐倉)かわいそうに。
(純介)身元が分からないそうです。
あのおばあちゃん。
そう。
困ったなあ。
(純介)コーヒーできました。
おうコーヒー飲めんのか。
(黒木)食事に困らなくなったのはありがたいけどやっぱりコーヒーがないとね。
(純介)どうぞ医局長。
(黒木)ありがとう。
ああいい香りだ。
ホッとしますよね。
(テレビ)「被害状況について寺泉君から追加報告がございます」
(寺泉)「今朝の発表を訂正いたします」
(黒木)何だか時の人だなぁ寺泉さん。
日比谷先生。
もともと与党の若手ホープですからね。
(寺泉)「死者の数は更に増えて1万2,035人」
(純介)1万2,000…。
(寺泉)「確認できている行方不明者数347人。
重軽傷者数は21万人を超えたという情報もありますが各病院医療施設が資料の整理に追われていて現在の段階で正確な数字は把握しておりません。
何か質問のある方…」
(純介)どうぞ。
ああ俺は結構だ。
小島あの患者さん身元が分からないじゃ済まないだろ。
いやでも調べようがありませんよ。
(日比谷)意識戻ったら本人に聞けばいいでしょう。
いつになるか分かんないけど。
このままほうっておくわけにはいかないでしょ。
(黒木)いやほうっておくって…。
わたし避難所行ってきます。
小島先生が?
(楓)主治医ですから。
(純介)コーヒーは?
(楓)ああごめん。
手が足りなかったから携帯で呼んでください。
コーヒーぐらい飲んでいけよ。
(真奈美)主人は…主人はここにおりますでしょうか?
(昌代)ご主人?テレビに主人に似た人が映っていて。
テレビ局に問い合わせて避難所を訪ねてみたらこちらに来てるんじゃないかって言われまして。
患者さんですか?やじ…やじ…矢島です。
矢島太郎です。
矢島さん?
(昌代)矢島?あっちょっ…ちょっと!?ちょっと!師長!
(昌代)ストレッチャー!
(佐倉)大丈夫ですか?
(昌代)ストレッチャー持ってきて!
(矢島)あ〜もう疲れた〜。
(北村)若いっていいなぁ和也君。
(矢島)いっぱい希望あるもんな。
(和也)そんなもんないっすよ。
超常現象とかでさ和也君と体入れ代わりたいよね。
(笑い声)
(和也)絶対ヤダ!
(佐倉)ああいた!ヤジさん奥さん来た!あっ?
(和也)奥さん?鹿児島からヤジさん捜しに来たんだよ!そっちやるから。
(北村)いやちょちょ…。
おいどこ行くんだよ?ヤジさん。
何で逃げんのよ!離して!
(佐倉)もう奥さん来てんだよ。
見逃して!逃がしてくれ!奥さんヤダ!見逃して!ほらちゃんと見て。
大丈夫です。
いわゆる過労ですね。
(ため息)よかったね大したことなくて。
少しは喜びなよ。
わざわざ来てくれたんだよ。
そうですよヤジさん。
(寺泉)火災による焼失面積は概算で約1万ヘクタール40万棟以上でこれは世田谷区と杉並区を合わせた面積とほぼ同じです。
(議員)まあこのぐらいの被害で済んだと思わなきゃな。
(堀内)去年の11月だかに中央防災会議が出してた予想とほとんど近いんだろ?しかし相当数の行方不明者がいますから死者の数は今後更に増える可能性があります。
(議員)寺泉君悲観的な考え方はやめようよ。
はい。
(大平)プラス思考でいかなきゃ。
何事も。
プラス思考ですか?大平先生…。
(堀内)寺泉君。
焼け出された住民には悪いがこういうときこそ住宅密集地の区画整備ができるんだよ。
分かるかね?
(寺泉)おっしゃるとおりです。
1万2,000人以上の人間が死んでるんだぞ。
予想どおりだって感心してる場合か。
何が気に入らないんです?先生。
次の記者会見ではネクタイ替えますか?余計反感買うだろ。
考えろ!ったく数字数字で何が分かるっていうんだよ。
(記者)先生!
(寺泉の舌打ち)
(記者)寺泉さん!ひと言コメントお願いします。
(青木)先生は今日は何もコメントなし。
(記者)何かいいネタありませんか?
(楓)すいません。
この方ご存じありませんか?
(男)うーん分かんないですね。
(楓)どうもありがとうございました。
すいませんあのこの方ご存じありませんか?
(千秋)この避難所の近くで倒れていたそうなんですけど。
(男)知らないですね。
(男)見たことないですね。
すみません。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
次の避難所行ってみようか。
(千秋)そうだね。
(楓)ご存じありませんか?
(牧島)分かんないなあ。
(米田)これって辻さんとこのおばあちゃんじゃない?
(城山)あのおばあちゃんは元気だよ。
(牧島)ちょっと分かりませんね。
(楓)そうですかどうも。
ねえねえこのおばあちゃん見たことある?
(小町)知らない。
そっか。
ありがとね。
(千秋)ありがとう。
ねえまだ回るの?もう少し行ってみよう。

(矢島)あーっ。
何でわざわざ捜しに来るんだ?ヤジさん何で家出したの?俺な鹿児島で建設会社やってたんだ。
社長だったの?社員10人の小さな会社だよ。
それが5年前に倒産してな。
債権者に追い回されて家族に迷惑かけたくなかったから離婚届こたつの上に置いて逃げたんだ。
家族は奥さんだけか?娘が。
別れたとき高校生だった。
今更会えねえって。
大丈夫だよ。
ヤジさんのこと恨んでないから奥さん捜しに来たんじゃない。
一緒に帰ればいいじゃん。
フッ。
何が困んの?俺も逃げて来たんだ。
7年前に青森から。
キタさんも?リストラされてな自分が死ねばローンはチャラになって家族には保険金も入ると思ってウチを出たのにいざとなったら怖くて死に切れず帰るに帰れず結局東京に逃げてきた。
あそこにはもう俺の居場所はないんだよ。
今更帰ってもなあ。
(黒木)身元分かりませんか?
(楓)あしたまた別の避難所行ってきます。
(日比谷)ご苦労なこった。

(寺泉)「被害状況について報告いたします。
亡くなられた方の数は更に増えて1万2,075人。
重軽傷者は21万人を超えています」
(純介)僕たちが何人助けたって焼け石に水ですね。
(楓)河野君。
(日比谷)珍しく俺と意見が合ったな研修医。
日比谷先生そういうことは…。
自分たちにやれることを精一杯やるしかないでしょう。
(寺泉)「半壊は19万6,000棟余りに及んでいます」
(進藤)小島。
あの患者の身元分かったのか?
(楓)いいえ。
あしたまた捜します。
ああ。
あと今朝オペをした大腿骨頸部骨折の川口さん。
様子を見てきてくれ。
はい。
(日比谷)人使い荒いな。
(純介)僕も小島先生の仕事をわざわざ増やすことないと思います。
進藤先生。
身寄りがないかもしれない年寄りに強引な延命処置したのはむしろ酷だったんじゃないの?それがあきらめようとした理由ですか?進藤先生。
もう1万2,000人も死んでんだぞ。
何かもうむなしいですよ。
河野君。
あの患者の命には助ける価値がないって言うのか?
(黒木)進藤先生。
あっ…。
助ける価値がないなんて河野先生は思ってませんよ。
ウチのスタッフは一生懸命やってます。
それでもまだ足りないって言うのは…。
あなたは…。
あなたはまぁいずれ去って行けるけど僕たちはこの状態が延々と続くんです。
少しくらい弱気にもなります。
みんな被災してギリギリのところでやってるんですから。
被災をまだ言い訳にするんですか?患者の前で。
奥さんの手作りですか?ああどう?これよかったら。
一人では食べ切れないし。
ヤジさん食べなよ。
(矢島)いやいやみんなで。
(佐倉)いやこれは悪いよ。
(矢島)女房の手作りだから。
(佐倉)ヤジさん。
(矢島)うん?
(矢島)あっ。
あなた。
あなた…。
あなたどうして…。
どうしてたのよあなた。
(北村)帰るのか?
(矢島)女房がこれまでのことは全部許すって言ってくれたんだ。
娘も待ってるって。
(北村)そうかよかったじゃない。
キタさんも帰ったら?青森に。
えっ?家族待ってるかもしれないじゃない。
帰れるわけないだろ。
俺に帰る資格なんかないんだよ。
こんなダメ人間に。
ダメ人間じゃないでしょう。
キタさんのおかげで僕たちものすごく助かったよ。
じゃずっとボランティアやるよ。
もうキタさんに頼む仕事ないんだけど。
ええっ。
若いヤツもいっぱいいるしさ。
家族んとこ帰んなよ。
そうだよ。
帰んなって。
今更帰れるかよ。
(佐倉)キタさん。

(ナースコール)
(千秋)どうされました川口さん?
(川口)ちょっと腰が。
(千秋)腰。
痛いですか?
(川口)うん。
ちょっと失礼します。
(川口)うん。
癒やされるなあ。
(望)ホントだね。
ちっちゃい花なのに。
じゃあわたし休憩もらいます。
どうぞ。
(千秋)川口さん腰が痛いんだって。
腰?小島先生呼んできましょうか。
えっ呼ぶんですか?痛み止めの座薬入れとけばいいんじゃないですか?そうね。
あのオペの後腰痛出やすいもんね。
小島先生ちょっと仮眠とるって言ってたし。
いいよ休憩行って。
はい。
(千秋)えっと座薬…。

(川口のうめき声)
(進藤)どうされました?
(川口)うっ背中が…。
(進藤)ちょっと失礼します。
(川口)ううっ!どの辺りですか?
(川口のうめき声)ちょっとお待ちください。
おい起きろ!
(佐倉)すいません。
おい誰か!
(千秋)はい。
川口さん23時に腰の痛みを訴えてるじゃないか。
(千秋)座薬を入れたら落ち着かれました。
小島はどうして起こさなかったんだ?
(昌代)何かあったんですか?
(進藤)超音波検査の準備。
小島起こしてこい。
看護師に不手際があったんならわたしにおっしゃって。
小島を気遣う振りをして自分たちを甘やかしたんじゃありませんか?どういう意味?
(一同)123。
(昌代)血圧測ります。
(葉月)モニター付けます。
(佐倉)マスク付けます。
(千秋)点滴追加します。
血圧は?
(昌代)80の60脈拍120です。
(楓)川口さん。
(進藤)腹部大動脈瘤の破裂だ。
えっ?
(進藤)4時間前から兆候があったようだ。
開腹して止血する。
オペ室準備。
(佐倉)はい。
輸血も準備してくれ。
(千秋)はい。
すいません。
気が付きませんでした。
ごめん楓。
輸血取ってきます。
わたしたちが知らせなかったんです。
ここで謝ってる場合じゃない。
オペ室に運ぶぞ。
(昌代)磯部さん早く!はい。
ううっ!川口さん。
(葉月)失礼します。
(進藤)喉頭鏡と挿管チューブ。
(佐倉)はい。
血圧は?
(昌代)60です。
開腹セット。
(葉月)はい。
ここでオペするんですか?チューブくれ。
(佐倉)はい。
時間がないここで開腹する。
(心電図の警告音)
(黒木)血腫がかなり高い位置にあります。
しかも大きい。
(純介)大動脈が見えませんけど。
(進藤)開胸セットも用意しといてくれ。
(佐倉)はい。
(楓)開胸の準備ですか?
(進藤)健常な大動脈の拍動がここに触れる。
アプローチ可能だ。
このままいくぞ。
血管鑷子とケリー。
(千秋)はい。
(楓)電メス。
(千秋)はい。
(血が噴き出す音)
(黒木)吸引して。
(楓)はい。
(心電図の警告音)
(黒木)血圧40。
誰か輸血と輸液押して!
(昌代)レート落ちてきてます。
80!
(進藤)小島開胸するんだ。
(楓)えっ。
(進藤)胸部下行大動脈を遮断する。
(楓)分かりました。
日比谷先生サポートお願いします。
(日比谷)師長代わって。
(昌代)はい。

(純介)胸を開けてどうするんですか?
(進藤)今俺が手を離せばまた大量出血する。
開胸して心臓に近いところで血流を止めるんだ。
(楓)開胸器。
(千秋)はい。
(黒木)心拍止まる!
(進藤)小島急げ。
(楓)はい。
(心電図の警告音)
(楓)遮断鉗子。
(千秋)はい。
(楓)遮断できました。
(黒木)血圧100まで上がりました。
(進藤)よし出血のコントロールができた。
遮断鉗子。
(千秋)はい。
(進藤)よし腹部で遮断したぞ。
小島胸の鉗子を外すんだ。
(楓)はい。
(心電図の警告音)
(黒木)安定しました。
(進藤)よし。
次は腸骨動脈の遮断だ。
(楓)はい。
(純介)出血止まりました。
すげえ。
(進藤)メッツェンバーム。
(千秋)はい。

(黒木)ナイスプレー。
お疲れさま。
お疲れさまでした。
申し訳ありませんでした。
看護師の怠慢であんなことになってしまって本当に申し訳ありませんでした。
いえ。
我々ドクターも気が緩んでいたのかもしれません。
(黒木)この地震でわたしたちは多くの人の命を救えなかった。
どんどん増えていく死者の数を聞かされてるうちにどこかにあきらめが…。
自分に甘くなっていたのかも。
進藤先生は怒っていたんですよ。
あのおばあちゃんをあきらめていたわたしたちを。
俺は気を緩めたつもりはありませんよ。
救命は壊れた機械を制限時間内に修理するようなもんです。
修理が無理ならあきらめる。
あの患者に関してはそう判断したんです。
でも蘇生できたじゃありませんか。
意識は戻ってませんよ。
(進藤)どうだ?安定してます。

(看護師)おはようございます。
おはようございます。
おはよう。
(望)おはようございます。
(葉月)おはようございます。
昨日の検査結果ください。
(望)はい。
楓…。
気持ち切り替えてちゃんとやってこう。
うん。
はい。
はい。
お願いします。
ありがとう。
この花…。
(望)外に落ちてたのを佐倉さんが置いてくれたんです。
(楓)いつ?いつだっけ?あのおばあちゃんが来たときじゃないですか?
(牧島)だからよく思い出せないんだよ。
(洋一郎)70歳ぐらいの女の人じゃありませんでしたか?
(歌子)誰かこの花持ってきてくれた人見た人いる?
(美佐)すいません!誰か知りませんか?
(歌子)見てない?
(男)うん。
(美佐)誰か知りませんか?この花誰が持ってきたんですか?70歳ぐらいのおばあちゃんじゃないですか?
(美佐)えっ?知ってるんですか?あっはい。
(洋一郎)どこにいるんですか?きっと母です!えっ?こちらです。
(洋一郎)はい。
(美佐)おばあちゃん!
(洋一郎)母です。
江畑絹恵です!
(美佐)大丈夫?おばあちゃん。
息子さんとお孫さんです。
そうか。
(洋一郎)助かるんですか?母は目を覚ましてくれるんですか?高くはありませんが意識が回復する可能性はあります。
おばあちゃん。
ウチ花屋なんです。
地震でみんな大変な生活を強いられてるからって母は自分で育ててた鉢植えを毎日避難所回って配ってたんです。
そうですか。

(足音)
(牧島)俺たちの知らない間に置いてってくれてたんだ。
このお花のお陰でみんなどんなに癒やされたことか。
(真美)泣いてばかりいたこの子がこの花見て初めて笑顔見せたんです。
おばあちゃん。
(ラジオ)「東京都内では復旧作業のための緊急…」おやすみなさい。
(省吾・千尋)おやすみなさい。
(ラジオ)「被災直後よりは交通規制が緩和され一般車両の通行が増えてきましたがライフラインの復旧など緊急復旧工事が各地で行われておりそのため交通渋滞はいまだ解消されていません。
しかし夜間の交通に関しては渋滞が緩和されてきています。
新宿西口公園では『頑張ろう東京』の横断幕が掲げられ全国からのボランティアによる炊き出しやさまざまなイベントが終日続いています。
炊き出しには被災者の列ができています。
東京を元気づけようと歌を歌ったりメッセージを書き残すボランティア集団なども多く見られました。
全国各地から東京都を盛り上げようとさまざまな活動がされています」江畑さんご家族見つかってよかったですね。
(進藤)ああ。
(ラジオ)「今回の東京東部地震による死者数は更に増え1万2,312人と発表しました。
政府発表によりますと以下のとおりです…」生き残った人間には全力を尽くして生きる責任がある。
そうしなきゃ亡くなった人に申し訳ない。
はい。

(千秋)先生!江畑さんが目を覚まされました。
(洋一郎)分かるか?ここ病院だぞ!わたしのこと分かる?おばあちゃん!
(絹恵)分かるよ。
大丈夫。
よかった。
肺炎も治まってる。
多分1週間ぐらいで退院できると思いますよ。
ありがとうございます。
(美佐)よかったねおばあちゃん。
(絹恵)ああ。
先生そのお花お持ちになって。
一緒に頑張りましょ。
(洋一郎)さあどうぞ。
ありがとうございます。
本当にありがとうございました!ゆっくり休んでください。
(矢島)お世話になりました。
気を付けてねヤジさん。
もう家出しちゃダメよ。
はい。
キタさんもね。
ああ…。
でもどうして急に帰る気になったのよ?いやせっかく生き残ったんだからだらしない人生送っちゃいけないと思ってさ。
偉いわキタさん。
ありがとう。
お二人には本当に助けていただきました。

(省吾)ヤジさん!・
(千尋)キタさん!
(省吾)これ。
(千尋)プレゼントだって。
(昌代)あらそっくり。
省吾君ありがとう!千尋ちゃんリンゴ送るからね。
(矢島)サツマイモいっぱい送るよ。
(省吾)お願いします。
それじゃ皆さんお元気で。
ありがとう和也君。
別に俺は何もしてないっすよ。
頑張ってください。
(黒木)はい。
飲み過ぎないようにね。
はい。
行くぞ。
(矢島)なあこれ俺にくれよ。
(北村)何俺がもらったんだよ!
(矢島)そんなこと言ってないじゃん!
(北村)だって俺が…。
(佐倉)ケンカしちゃダメだって!ヤジキタ!頑張れー!
(進藤)江畑さんの退院はいつになりそうだ?
(小島)あした退院できそうです。
(進藤)そうか。
(黒木)進藤先生。
(進藤)はい。
勝手なお願いだとは分かってるんですが。
できればもうしばらく残っていただけませんか?ここに。
国際人道支援医師団にはこの病院の機能が完全に回復するまで東京に残ると伝えました。
進藤先生。
ありがとう。
ありがとうございます。
いえ。
いやよかった。
ねっ小島先生。
はい。
(黒木)あの進藤先生。
何でしょう?コーヒー飲みませんか?いいですね。
ああっわたし入れます。
(黒木)大丈夫です。
僕入れます。
・『何度でも』2014/02/12(水) 14:58〜15:53
関西テレビ1
救命病棟24時 #08[再][字]【大震災に見舞われた東京が舞台 江口洋介・松嶋菜々子】

「神の手はあきらめない!」

詳細情報
番組内容
 増え続ける死者、傷病者の数に自分たちの無力さを感じ始める救命救急センターの医師たち。また、首相官邸に戻った寺泉隼人(仲村トオル)は官房長官との震災関連の記者発表を任せられる立場となっている。その寺泉も、官邸に集まった議員たちと自分の被災に対する温度差を感じ始めていた。
番組内容2
 救命センターに、身元不明で心停止状態の女性が運び込まれるが、日比谷学(小市慢太郎)と河野純介(川岡大次郎)は、すぐに心臓マッサージを止めようとする。やってきた進藤一生(江口洋介)の手でマッサージが継続され、女性は一命を取り留める。
 進藤から、女性の身元照会を命じられた小島楓(松嶋菜々子)は、近所の避難所へ出向く。
出演者
江口洋介 
松嶋菜々子
 * 
香川照之
 * 
京野ことみ 
小栗旬 
大泉洋 
川岡大次郎 
MEGUMI
 * 
小市慢太郎 
鷲尾真知子
 * 
石黒賢(特別出演)
 * 
仲村トオル
原作・脚本
福田靖
監督・演出
【企画】
和田行
【プロデュース】
中島久美子 
増本淳
【演出】
若松節朗
音楽
佐橋俊彦

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0×0820)
EventID:7143(0x1BE7)