Nスタ 2014.03.12

北陸地方で春一番。
新潟気象地方台は午後3時に北陸地方で春一番が吹いたと発表。
金沢市で16.5m、富山市で13.4mの最大瞬間風速を記録した。
今日は、暖かい南風が吹いて西日本から東日本にかけて暖かい一日となった。
金沢市では、街路樹を雪の重みから守ってきた雪つりを取り外す作業が。
庭師たちは枝に結ばれたロープを手際よく切り落としていた。
静岡県の伊豆高原では、今日から桜まつりが始まった。
見頃を迎えているのは早咲きのオオカンザクラ。
枝いっぱいにピンクの花びらを広げている。
東京都心でも気温はグングンと上がり、今、手元の温度計では20度を超えているんです。
上着がなくても日差しがポカポカと暖かくて街行く方々も薄着の方、多いみたいですね。
東京ではコートを手に持つ人や、ワイシャツ姿のサラリーマンなどが見られた。
しかし、暖かいと喜んでいる人ばかりではない。
街中にはマスクをして歩く人の姿が多く目につく。
その理由は…花粉。
今日は暖かい風に乗って関東から西の広い範囲で多くの花粉が観測された。
都内の薬局では今日の暖かさで花粉症の商品が飛ぶように売れていると言う。
そして、花粉と同じように悩みの種となっているのがPM2.5。
今日、その対策を話し合う専門委員会の初会合が開かれ、来年の1月をメドに国内でのPM2.5排出の抑制策の中間報告をまとめることを確認した。
全国108地点で今年の最高気温を観測した今日の暖かさ。
しかし、明日は低気圧が発達しながら日本列島を通過。
全国的に雨、風が激しく、春の嵐となる見込み。
週末は気温が下がるが来週は再び暖かくなる見込み。
本格的な春の訪れは、すぐそばまで来ている。
STAP細胞の論文を発表した小保方晴子さん。
ほかの論文にも新たな問題が出てきてしまいました。
早稲田大学の大学院時代に提出した博士論文にもアメリカの研究所の文書と生物学の常識を覆す大発見から一転。
理化学研究所は昨日、小保方晴子ユニットリーダーらの研究グループが発表したSTAP細胞の論文について撤回を検討していることを明らかにした。
論文の共著者らかも上がった疑問の声。
そして、新たに小保方さんの大学院時代の博士論文にも盗用疑惑が浮上した。
上は早稲田大学大学院に在学中の2011年に小保方さんが執筆した博士論文。
下が、アメリカの国立衛生研究所のホームページに掲載された文書。
タイトルは違うが、文書を比べると改行の場所や句読点まで一致していることがわかる。
小保方さんの100ページあまりの論文のうち、幹細胞の概要などを説明した冒頭のおよそ20ページがアメリカの研究所の文書とほぼ同じ記述で、出典は書かれていなかった。
小保方さんの博士論文はこれまでも不適切な画像の操作があるとインターネット上で指摘されていて、早稲田大学が先月から調査を行っていた。
早稲田大学は、盗用がなかったかについても調査を始めた。
小保方さんらが科学雑誌「ネイチャー」に発表したSTAP細胞の論文は、この博士論文から写真を転用した疑いも持たれている。
理研はあさって、調査経過を報告するとしているが、小保方さんは同席しない予定だと言う。
一方、論文の共著者の1人で小保方さんを指導してきたチャールズ・バカンティ教授は我々のSTAP細胞の論文について指摘された疑問や懸念は我々の発見や結論に影響を与えないと固く信じているとのコメントを発表している。
マレーシア航空機は依然行方不明のまま捜索が続いています。
消えた航空機の行方に関する情報は錯綜していて難航する捜索活動に日本の自衛隊が参加することになりました。
消息を絶ったマレーシア航空機の捜索は5日目となった12日も依然として手がかりが見つかっておらず謎は深まるばかり。
航空機の消息が途絶えた直後、マレーシア軍のレーダーがおよそ1時間にわたって西側に移動する何らかの物体をとらえていたとのことで、捜索はこれまでの南シナ海に加えてマレー半島の西側、マラッカ海峡に範囲を広げている。
しかし航空当局は、この物体について航空機の可能性は低いとの認識も示している。
一方、原因究明を進めているマレーシア警察やインターポール=国際刑事警察機構は11日、盗まれたパスポートで航空機に搭乗していた男2人を18歳と29歳のイラン人と特定した。
テロやハイジャック、事故などあらゆる可能性を排除しないとの立場は変えていないが18歳の少年の母親が、北京経由でドイツに移住しようとしていたと話していることなどから、当局は2人がテロ行為に関与した可能性は低いと見ている。
機体の捜索活動に参加する日本の国際緊急援助隊の先遣隊がクアラルンプールの空港に到着しました。
日本政府は国際緊急援助隊として自衛隊の航空機4機とおよそ100人の自衛隊員を派遣することを決め、その先遣隊が今日、現地に到着した今後、航空自衛隊のC130輸送機などが上空から捜索活動を行う予定だが、航空機事故の捜索で自衛隊が海外に派遣されるのは初めてのこと。
小松内閣法制局長官が国会の委員会以外の場で共産党の議員に反論し、問題となっています。
今日、小松長官が議員に対し、直接謝罪に訪れたものの再び、その対応が問題視され、決裂しました。
自らの答弁をめぐり、国会の廊下で共産党の大門議員に反論したことが問題となっている小松内閣法制局長官は今日、直接謝罪するため、大門議員の事務所を訪れた。
しかし、大門議員が抗ガン治療のため現在も週に1回程度通院している小松長官に対し、療養に専念されるべきだと語ったのに対し小松長官が、そういうことを言うべきではないと発言したことから大門議員は、謝罪に来たのか何なのかわからないとして決裂した。
小松長官は昨日の予算委員会でも法制局長官としての立場を超えた答弁を行い波紋を広げている。
安倍総理は、自民党の選挙公約であり集団的自衛権の行使の容認を盛り込んだ国家安全保障基本法案を国会に提出するかどうか、まだ明言していない。
しかし、小松長官は安倍総理の意向や政府の法案提出の方針にまで踏み込んで発言し、与党からも批判が上がっている。
自民党では今日、参議院の幹部らが小松長官を呼び、来年度予算案の成立をお願いしている立場なので低姿勢でいきましょうと注意した。
内閣を支える立場の法制局長官の言動による混乱はいつ収まるのだろうか。
そして今日は、こちら、現職とOB、2人の大物外交官が海を渡りました。
まず日韓関係修復のために斎木外務事務次官がソウルに、そしてウクライナ情勢をめぐっては谷内NSC事務局長がモスクワに派遣されています。
それぞれどのような使命を帯びていたのでしょうか。
今朝、羽田空港を出発しソウルに向かった斎木外務次官。
韓国外務省のチョ・テヨン第一次官との会談で斎木次官は今月下旬、オランダのハーグで開催される核安全保障サミットの場でアメリカのオバマ大統領を仲介役に安倍総理と韓国、パク・クネ大統領との日米韓3カ国での首脳会談開催の可能性について協議したと見られる。
アメリカは4月のオバマ大統領アジア歴訪に向け日韓関係の改善を要求。
日本側も3カ国首脳会談に前向き。
ただ、韓国側は会談に先立ち日本政府と指導者たちの歴史認識に変更がない限りどのような形の首脳会談も考慮しないとのコメントを発表し慰安婦問題で河野談話の作成経緯の検証を進める日本側を強く牽制している。
今夜予定されていた韓国側主催の晩さん会は急きょ中止され斎木次官は、ウクライナ情勢を理由に1泊2日の滞在予定を切り上げ今夜、日本に帰国する見込みとなった。
一方、ウクライナ情勢で揺れるロシアにはNSC=国家安全保障会議の谷内局長が向かった。
14日までの日程でプーチン大統領の側近であるパトルシェフ安全保障会議書記らと協議する予定。
ウクライナでは、南部クリミア自治共和国が11日、ウクライナからの独立を宣言する決議を採択。
ロシア政府はこれを支持し、ウクライナ暫定政権や欧米諸国と徹底抗戦の構え。
こうした状況の中、谷内局長は今回の一連の会談でウクライナの主権と領土の一体性を尊重するという日本の立場を説明し、ロシア側の理解を得たい考え。
首脳間の友好ムードを背景に北方領土問題の打開を目指す安倍政権としてはウクライナ問題でアメリカなどG7と歩調を合わせつつも日露関係への影響を最小限に抑える綱渡りの外交が迫られている。
こちら、ご覧ください。
今回、動いた2人です。
斎木次官は外務省のエースと言われる外交官で皆さんご存じだと思うんですけれども、こちらの谷内さんもかつては空飛ぶ次官と呼ばれた行動派の外交官だったんですね。
2人とも、思ったことを相手にガツンと言えるいわば外交の職人なんです。
日本は今、韓国との関係修復を求めるアメリカ、そして、北方領土問題を抱えるロシアとの板挟みになっている場合じゃないんですよね。
ですから安倍総理は、その孤立を避けるために2人の腹心を送り込んだというわけなんです。
沖縄県竹富町の教科書採択をめぐる問題で政府は来週にも、竹富町に直接是正要求をする方針を固めました。
国が市町村に是正要求をするのは初めてのことです。
沖縄県竹富町が周辺の2つの市と町で共同で選んだ教科書ではなく沖縄戦について比較的多く扱っている別の教科書を使っている問題をめぐって文部科学省は去年10月、沖縄県の教育委員会に対し竹富町に是正要求をするよう指示していた。
しかし、県の教育委員会が応じなかったことから文部科学省は4月の新学期に間に合わせるよう来週にも竹富町の教育委員会に対して直接、是正を要求する方針を固めた国が市町村に対して直接是正要求を出すのは初めてで竹富町が応じない場合、国が竹富町に対して違法確認訴訟を起こすことも検討されている。
安倍政権に対する沖縄県側の反発が強まることも予想される。
連続不審死事件で殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告に二審も死刑判決です。
木嶋佳苗被告は2009年、埼玉県富士見市で、交際相手だった大出嘉之さんを練炭自殺に見せかけ殺害するなど3人の男性への殺人と4人の男性に対する結婚詐欺など合わせて8つの罪に問われた。
今日の二審判決で東京高裁は男性3人はいずれも自殺の可能性があるなどとした被告側の主張を不合理だとして全面的に退け被告側の控訴を棄却し、一審と同じ死刑を言い渡した。
表情を変えることなく判決理由を聞いていた木嶋被告は競売にかけられていた朝鮮総連中央本部の土地と建物が香川県の投資会社に売却される見通しなった。
1回目の入札では落札した鹿児島県の最福寺が代金を支払えず、2回目の入札ではモンゴルのアヴァール社が50億1000万円の最高価格をつけたが、東京地裁は提出書類の不備を理由に売却を不許可とした。
東京地裁は今日、3回目の入札は行わず2回目の入札に基づいて落札者を決定するとして今月20日に再開札の手続を行うことを決めた。
再開札では、次点だった香川県高松市の投資会社、マルナカホールディングスが落札する見通しで、審査が通れば、今月24日に売却が決定する。
マルナカホールディングスの代理人の弁護士は、JNNの取材に、入札には投資目的で参加した、北朝鮮とは一切関係がなく、売却が認められれば総連に退去を求めるとしている。
今回の東京地裁の判断に朝鮮総連中央本部は、何も話すことはございませんとしている。
私たちの給料は上がるんでしょうか。
注目の春闘がヤマ場を迎えています。
安倍政権に協力する形で賃金アップに踏み切る企業が相次ぎましたが、一方で、来月からは消費税が8%に果たして、賃金のアップはアベノミクスが目指す日本経済復活への足掛かりになるのでしょうか。
春闘集中回答日の今日、大企業を中心に賃金体系を引き上げるベア=ベースアップの回答が相次いだ。
自動車業界では、トヨタが2700円、ホンダは2200円、日産は3500円のベアに踏み切った。
また、電機業界でも日立やパナソニックなど6社が足並みをそろえて6年ぶりのベアを実施。
16年ぶりに過去最高額を更新するなど組合側は勝利宣言。
近年では異例のベア続出となった春闘。
背景には、再三再四にわたる安倍総理の経済界への強い要請があった。
賃金アップを消費の拡大につなげて経済成長への循環をつくり出す。
春闘でのベア実現はアベノミクスの、いわば根幹だったしかし、経営環境が厳しい中小企業や非正規社員には賃金アップの流れは行き届いていない。
鋳物の町、埼玉県川口市で鋳物工場を営む児玉さん。
20人ほどの従業員を抱え、建設機械やロボットの部品などを製造している。
そろそろ新年度からの賃金を決める時期だが、賃上げにはまだほど遠い状況だと言う。
今年の春闘でベアなど賃金の改善に踏み切ると見られる企業は実に46%と半数近くに上るという調査もあり、一見、明るい兆しにも見えるが…来月には消費税率の8%への引き上げが待ち構える。
せっかくの賃金アップを本格的な消費の拡大につなげられなければアベノミクスが目指す成長軌道の実現は難しくなる。
春の訪れを前に、アベノミクスは新たな正念場を迎えている。
民間企業の経営に政治が口を挟んだ結果、賃上げ続出するという異例の展開ですね。
2014/03/12(水) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ[字]

取材経験豊富な記者・竹内明とTBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えると共に「Nトク」ではホットな話題を徹底取材。

詳細情報
番組内容
きょうのニュースを速く深くわかりやすく。徹底取材したVTRに加え、今さら人に聞けないニュースのポイントもわかりやすく解説。政治・経済・事件はもちろん、身近なニュースや生活情報もお伝えします。「Nトク」では全国各地で起きているホットな出来事を徹底的に掘り下げます。
出演者
【キャスター】
竹内明(TBS記者)
【出演】
加藤シルビア(TBSアナウンサー)
藤森祥平(TBSアナウンサー)

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