金メダルを胸に、ふるさとに凱旋です。
事故から3年。
初めて報道各社に公開されました。
こんばんは。
ニュース7です。
まず、中国で深刻な大気汚染が続く、PM2.5についてです。
日本でも広い範囲で影響が出始めました。
きょう午前、東北から中国地方にかけて、PM2.5の濃度が、比較的高い値で観測されました。
大阪府や新潟県など、9の府県は、初めて注意を喚起する情報を出して、外出などを控えるよう呼びかけました。
大阪市内の午前11時半ごろの様子です。
遠くにある建物などはほとんど見えません。
近くの建物も、かろうじて形が分かるほどです。
大阪市では、正午までの8時間に観測されたPM2.5の平均濃度が、1立方メートル当たり90.4マイクログラムと、比較的高い値に達しました。
大阪府は、1日の平均濃度が国の指針の70マイクログラムを超えるおそれがあるとして、初めて府内全域に外出などを控えるよう、注意を呼びかけました。
上越新幹線も白いもやの中を走っています。
PM2.5の濃度は、東日本でも上昇しました。
新潟市では、午前7時までの3時間の平均で、1立方メートル当たり最大で、101.7マイクログラムを観測しました。
新潟県も初めて、注意を喚起する情報を出しました。
激しい運動や外出をできるだけ減らしてください。
きょうは残念だけど一日、お外では遊べません。
新潟市の保育園では、きょうとあす、屋外の遊びを取りやめました。
PM2.5の濃度は、広い範囲で比較的高い値が観測され、きょうは10の府と県で、注意を喚起する情報が出され、このうち9の府県は初めてでした。
新潟県では、新潟市江南区で午後5時までの1日の平均濃度は、国の指針を超える、96.8マイクログラムに達しました。
このPM2.5、中国では深刻な大気汚染を引き起こしています。
北京やその周辺では、7日連続で濃度が高い状態が続き、大気汚染の度合いを示す基準は、きょうも最悪の厳重汚染です。
24時間の平均の濃度は、460マイクログラムを超えています。
きょう、日本国内でも各地で濃度が高くなったことについて、専門家は次のように指摘します。
その上で、今後は高気圧が東に移動したり、雨が降ったりすることで、PM2.5の濃度は徐々に下がっていくことが予想されるとしています。
環境省は、これから5月ごろにかけて、PM2.5の濃度が上昇すると見られるとしていて、自治体が出す情報に、今後も注意するよう呼びかけています。
次も中国と日本を巡るニュースです。
戦時中に日本に強制連行され、過酷な労働をさせられたとして、中国人の元労働者や遺族が、日本の企業を相手に損害賠償などを求める訴えを、中国の裁判所に起こしました。
受理されれば、中国で初めて、強制連行を巡る裁判が行われることになります。
遺影を手に、北京の裁判所に入る遺族や元労働者たち。
戦時中に日本に強制連行され、過酷な労働に従事させられたとして、37人がきょう、旧三井鉱山の日本コークス工業と、三菱マテリアルの2社を提訴しました。
原告側の弁護士によりますと、1人当たり100万人民元、日本円でおよそ1700万円の損害賠償と謝罪を求めています。
中国ではこれまで、河北省などで元労働者らが日本企業に賠償を求める訴えを起こしたことがありますが、正式に受理されていません。
今回の訴えを裁判所が受理すれば、初めて中国で強制連行を巡る裁判が行われることになります。
戦時中の強制連行を巡っては、これまで日本の裁判所でも中国や韓国の元労働者などが、国や企業に賠償を求める訴えを起こしてきました。
ただ、昭和47年の日中共同声明では、中国政府が賠償を求めないことが明記されていて、最高裁判所はこれによって、中国の個人が裁判で賠償などを求めることはできなくなったとの判断を示しています。
また、韓国との間でも、日韓請求権協定などによって、裁判での個人の賠償は認められないという判決が、すでに確定しています。
しかし、韓国の裁判所では日本企業を相手取って裁判を起こすケースが相次ぎ、このうち2件については去年、高等裁判所が日本企業に賠償を命じる判決を言い渡しています。
今回の提訴について、中国の裁判所は受理するのでしょうか。
現地で取材する記者は。
安倍総理大臣の靖国神社参拝などで、中国が日本への批判を強める中での提訴について、中国共産党の関係者からは、裁判所が受理する可能性もあるという見方が出ています。
原告側の弁護士は、現在、存在する20社以上の日本企業が、強制労働に関係したと…。
今回の提訴について、日本コークス工業は、訴状の中身を確認していないので、現段階ではコメントできないとしています。
また三菱マテリアルも、まだ詳しい情報が入っていないので、コメントは差し控えたいとしています。
では次のニュースです。
次は、私たちの暮らしに関わりの深い、年金を巡る動きです。
厚生労働省は、公的年金制度を巡って、現在は原則として20歳から60歳までの40年間となっている、国民年金の保険料の支払い期間の延長などを検討し、年内をメドに、改正案を取りまとめる方針を明らかにしました。
きょう開かれた自民党の厚生労働部会で、厚生労働省の担当者は、公的年金制度について、物価や賃金の見通し、人口推計などの指標に基づいて、今後およそ100年間の財政状況を検証する作業を、来月から始め、ことしの5月か6月ごろに、結果を公表したいという考えを示しました。
その上で、公的年金制度をより安定的に運用するため、財政検証をもとに、現在は原則として、20歳から60歳までの40年間となっている、国民年金の保険料の支払い期間の延長や、物価・賃金の伸びが低い状況でも、年金の支給額を、保険料などで賄える範囲に抑える仕組みを適用することなどを検討し、年内をメドに、改正案を取りまとめる方針を明らかにしました。
国民年金の保険料の支払い期間は、昭和36年の創設時から、原則として40年間ですが、厚生労働省は、希望する人全員を65歳まで雇用することが企業に義務づけられていることも踏まえ、厚生労働大臣の諮問機関である、社会保障審議会で、延長する期間などの検討を進めたいとしています。
さて、ソチオリンピックで金メダルを獲得した羽生結弦選手。
帰国後初めてふるさとの仙台市に入り、大きな歓声と拍手で迎えられました。
仙台市役所のロビーには、およそ700人が詰めかけました。
おめでとう!
握手を求める人に、プレゼントを渡す人。
羽生選手は一人一人丁寧に応じ、エレベーターに乗るまでに5分近くかかりました。
ソチで被災地への思いを語っていた羽生選手。
仙台市長との会談でも。
続いて、宮城県庁を訪れました。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
よかったね。
おめでとうございます。
羽生選手。
金メダルをとったアスリートとしての顔ものぞかせました。
羽生選手に対して、宮城県は県民栄誉賞の授与を決めています。
そして仙台市は、祝勝パレードの開催を検討しているということです。
ビットコインということば、最近、耳にした方も多いのではないでしょうか。
円やドルなどの通貨と違って、インターネット上で取り引きされる、いわば仮想通貨です。
利用者は全世界で数百万人に上り、市場規模は日本円で1兆円を超えるということです。
このビットコインの東京にある大手取り引き仲介会社がきょう、当面すべての取り引きを停止すると発表。
日本円で300億円から400億円規模が中に浮いた形となり、波紋が広がっています。
仮想通貨、ビットコイン。
国内外で110万を超える利用口座を持つ、東京の大手取り引き仲介会社、マウントゴックスがきょう未明、すべての取り引きを停止すると発表しました。
先月、NHKの取材に経営トップは。
会社側から詳しい説明は今もありません。
状況を確かめようと、利用者が会社を訪れましたが。
2年前から利用している東京在住の30歳のイギリス人の男性は、以前から会社側の対応が十分でなかったと話します。
5年ほど前からインターネット上で使われるようになった仮想通貨、ビットコイン。
これまでの通貨や電子マネーと違い、ビットコインには発行者や管理している組織がありません。
利用者は取引所に口座を開いて、円やドルなどの通貨を振り込み、ビットコインに替えます。
この取引所のうちの一つ、マウントゴックスが取り引きを停止したため、利用者がビットコインを現金に換金することや、買い物で使うことができなくなっています。
欧米の主要なメディアは、この会社が扱っていたのは、日本円で300億円から400億円規模に上るとしています。
巨額の資産が失われかねない懸念が広がっています。
今回の事態を受けて、アメリカやイギリスなどのビットコインの取り引き仲介会社6社が、共同で声明を発表。
ビットコインや、関連業界の価値を反映したものではないとして、問題はあくまでもマウントゴックスにあり、ビットコインではないと強調しています。
今回の事態について、ビットコインに詳しい専門家は。
今回の事件の原因そのものは、取り引きが起こったという情報を参加者全員に流す仕組みになっているわけですが。
ビットコインの利用について、こう指摘しています。
こちらは、東京電力福島第一原子力発電所の1号機と2号機の中央制御室です。
3年前、事故対応の最前線になったこの場所がきょう初めて、報道各社に公開されました。
電源が失われ、暗闇の中、文字どおり手探りでの対応を迫られた作業員たち。
その生々しい痕跡が残されていました。
事故対応の最前線となった中央制御室です。
当時に比べ、部屋の放射線量も下がっていますが、防護服やマスクは今も必要となっています。
福島第一原発1号機と2号機の中央制御室です。
原子炉からおよそ50メートルの所にあります。
除染で放射線量が、事故直後の150分の1以下に下がったことなどからきょう、報道各社に公開されました。
天井は水素爆発の衝撃でパネルが落ち、今も照明がむき出しのままです。
計器の脇には、作業員の走り書きが。
紙に書くことすらできない状況だったのでしょうか。
原子炉内部の水の量を書き留めていました。
3年前に発生したマグニチュード9.0の巨大地震。
福島第一原発は津波に襲われました。
中央制御室は、非常灯を除いてすべての照明が消えました。
原子炉の状態を示す計器類のデータも見ることができず、懐中電灯を頼りに対応に当たりました。
すべての電源が失われてから1時間後、一時的に電源が回復し、原子炉の水位計が動き出しました。
このとき、作業員が書いたのが、計器の脇に鉛筆で残された走り書きでした。
核燃料を覆う水の水位が、十数分の間にどんどん下がっていったことが記されています。
原子炉の状態に関する重要な情報でしたが、再び電源が落ち、記録は途絶えました。
翌日の3月12日。
1号機が水素爆発を起こしました。
中央制御室の天井から外れたパネルが、爆発の衝撃を物語っていました。
それからまもなく3年。
中央制御室では、現在、メルトダウンした燃料を冷やすために注いでいる水の量の監視が行われています。
ただ、すぐそばにある原子炉で当時、何が起きたのかは、十分解明が進んでいません。
2号機では、格納容器が壊れないよう、内部の圧力を下げるベントに手間取りました。
これが放射性物質の大量放出につながったと見られていますが、何がベントを妨げていたのか、現場でどのような対応が取られていたのか、詳しい状況は明らかになっていません。
また原子炉や格納容器のどこが壊れたかなども分からないままです。
折しも政府は、原発の再稼働などを進めることを盛り込んだ、新たなエネルギー基本計画の案をまとめ、自民、公明両党がきょうから議論を始めました。
一方で、自己の核心は未解明の部分が多く残されています。
東京電力は、引き続き検証を続けるとしています。
安倍総理大臣はUAE・アラブ首長国連邦の、ムハンマド・アブダビ皇太子と会談し、日本への原油の安定供給に向けて、原油開発に関する技術面や資金面での協力を強化するなどとした共同声明を発表しました。
きのうから日本を訪れている、UAE・アラブ首長国連邦を構成するアブダビ首長国のムハンマド皇太子。
きょう夕方、総理大臣官邸で安倍総理大臣と会談しました。
そして安倍総理大臣とムハンマド皇太子は、UAEから日本への原油の安定供給に向けて、原油開発に関する技術面や資金面での協力をはじめ、海賊対策など、海上交通路の安全確保を図るための協力を強化することなどを確認し、こうした内容を盛り込んだ共同声明を発表しました。
インターネット検索大手のヤフーが、銀行の偽サイトを検索結果の広告枠に掲載していた問題。
別の銀行や、オンラインゲームなどの偽サイトも掲載していたことが新たに分かりました。
掲載されていたのは、名古屋銀行、電子マネーを利用できるウェブマネー、オンラインゲームのドラゴンクエストXの利用者向けの専用サイトです。
これまでのところ、利用者の被害は確認されていないとしています。
ヤフーは利用者に謝罪するとともに、審査体制を強化しました。
最高裁判所の竹崎博允長官が、健康上の理由から、来月末で退官することになりました。
最高裁の竹崎博允長官は、最高裁の事務総長や、東京高等裁判所の長官などを経て、平成20年から最高裁の長官を務め、裁判員制度の実現などに力を尽くしました。
また、おととしの衆議院選挙と4年前の参議院選挙に対するいわゆる1票の格差では、大法廷でいずれも違憲状態とする判決を言い渡し、国会に格差の是正を強く求めました。
竹崎長官の定年はことし7月ですが、きょう午後、内閣に退官願を提出したということです。
これについて菅官房長官は。
政権が崩壊したウクライナ。
暫定政権の樹立を急ぐ野党勢力は、26日夜、日本時間のあす未明に、首都キエフ中心部の広場で、首相代行など、主要閣僚を発表することを明らかにしました。
暫定政権は、当初の予定より発足が遅れていて、野党勢力が足並みをそろえることができるかどうかが焦点です。
一方、ロシアとのつながりが強い、南部のクリミア半島では、市民がウクライナからの独立を求めて住民投票の実施を訴えるなど、反発が強まっています。
気象情報は岡村さんです。
こんばんは。
あすは広い範囲で雨となり、気温も引き続き、高い状態が続きます。
日本付近、北と南、2つの低気圧が進んできます。
雨を降らせるのは、この南側の低気圧。
東へと進むために、広く雨となりそうです。
またこれらの2つの低気圧に向かって、南から暖かい空気が流れ込みますから、雨とともに気温も高くなりそうなんです。
そうしますと、雪崩に注意が必要ですね。
そうなんですね、まだ多くの雪が残っています。
気温が高くなりますと、雪が緩んで、雪崩や屋根からの落雪が起こりやすくなります。
さらにこのような所に雨が降りますと、一気に雪がとけます。
川の増水や土砂災害にも注意をしてください。
では雨の降る時間帯を見ていきましょう。
今夜9時の段階で、九州や四国、中国地方を中心に雨となりまして、局地的には激しく降りそうです。
このあと、雨の範囲が東へと広がり、あすの朝には甲信地方でも降り始めます。
降り始めは白い表示、雪という所も多くありますが、次第に雨に変わりそうです。
その後、日中は関東や東北地方でも雨となりまして、あさってにかけて続く見込みです。
それではあすの予報を見ていきましょう。
先ほどもお伝えしましたが、戦時中に日本に強制連行され、過酷な労働をさせられたとして、中国人の元労働者や遺族が、日本の企業を相手に損害賠償などを求める訴えを、中国の裁判所に起こしました。
受理されれば、中国で初めて強制連行を巡る裁判が行われることになります。
2014/02/26(水) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]
▽福島原発事故から3年 中央制御室を公開 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】守本奈実,【気象キャスター】岡村真美子
詳細情報
出演者
【キャスター】武田真一,【サブキャスター】守本奈実,【気象キャスター】岡村真美子
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