徹子の部屋 2014.03.12

黒柳徹子:これ、お教室?堀江ひろ子:そうですね。
実家の、母のところで、寺子屋式の教室をしております。
黒:なるほど。
お料理研究家でいらっしゃいます。
黒:よろしくお願いいたします。
堀江ひろ子:ありがとうございます。
黒:おいしそうなものが並んでおりますが、今日は、家庭料理を手早く作るコツを教えてくださる、堀江ひろ子さんにおいでいただいております。
よろしくお願いいたします。
堀:よろしくどうぞお願いします。
黒:お料理の先生でいらっしゃいますが。
これから、いろいろお祝い事があるのでって、今日。
堀:そうなんですね。
卒業ですとか、入学でとか、いろいろお祝いが重なりますので、今日は、赤飯。
手作りの、蒸し器で作りました赤飯と、それから手前にありますのが、鯛の姿造りのサラダ。
これ、ポテトサラダなんですがね。
こんなのが、ちょっとありますと、食卓が…。
黒:おめでたい。
堀:はい。
華やかかなと思いまして、用意させて…。
黒:あちら側は?堀:こちらはですね、私が小学校の時から、母が作ってくれておりました…。
父が、「お客さんだよ」って言うと、必ず、これだったんです。
黒:あ、そうなの?じゃあ早く出来るものですね。
堀:チーズチキンでございますが。
黒:チーズチキン。
堀:もう、60年ぐらい前から、我が家のお客様料理になっております。
よろしかったら、徹子さん、召し上がってください。
黒:じゃあ、まず最初に…。
お赤飯からいただいてよろしゅうございますか。
じゃあ、いただきます。
堀:赤飯といいますとね、前の晩から水につけまして、とても手間のかかるものなんですが。
これ、母が一生懸命考えまして、1時間前に水につけまして、あとはですね、ササゲのゆで汁を吸わせながら…。
黒:ごめんあそばせ、ササ…?堀:ササゲって、小豆みたいなもんです。
黒:小豆みたいな?堀:小豆なんですが、ササゲですとね、おなかがパンクしないので、切腹に繋がらないので、おめでたい時には、我が家は、ササゲを使ってます。
黒:じゃあ、売ってるんですね?ササゲと言えば。
堀:はい、そうですね。
小豆でも大丈夫です。
そうしまして、その小豆のゆで汁を吸わせますので、半煮えにしてから蒸しますので、15〜20分蒸せば出来上がるという。
本当ですと、50分とか蒸す必要があるんです。
黒:半煮えにしとく?堀:半煮えに…、もち米を…。
黒:ササゲを?堀:ササゲの汁を吸わせながら、もち米を半煮えにしますので、蒸す時間が短いわけです。
黒:とてもおいしく。
そうすると、あっという間に…。
要するに、前からずっと、お米をつけたりとかしなくても、1時間でいいという事?堀:いいですし、お豆も、余分なく。
真っ赤に色粉も使わずに出来るわけですね。
黒:おいしくいただいております。
堀:よかった。
これ、多めに作ったら冷凍も出来ますので。
黒:それから、もう1つは、その…。
堀:サラダですね。
黒:鯛のサラダは、これは?堀:これはですね、鯛、あまり大きくなくて、250グラムとか300グラムですからこんなもんですかね。
堀:出てきましたね。
これをですね、生のうちに3つに切ります。
そして、塩をしまして、それをレンジにかけるんです。
黒:頭ごと全部?堀:はい。
3つに分かれたままレンジにします。
黒:何分ぐらい?堀:そうですね、100グラム2分でいいので、これですと、6分ぐらいレンジするとキレイに火が通ります。
レンジですが、ラップはしません。
そうしましたら…。
黒:こちらの、立っているものは、尻尾ですね、よく見たら。
堀:尻尾なんです。
頭と、尻尾と、胴ですね。
そうしましたら、胴身の部分だけ、骨のないようにほぐしまして。
あとは、普通のポテトサラダを作るように、ジャガイモに、マヨネーズや、キュウリや入れるんですが。
この頃は、マヨネーズだけですと、ちょっと重いので、プレーンヨーグルトをたっぷりと。
マヨネーズとプレーンヨーグルトを入れて。
黒:ものすごくおいしいサラダ。
堀:ああ、よかったです。
黒:この中に鯛の身が入ってるんでしょ?堀:間違いなく入っています。
黒:で、その鯛の身は、えっと…。
どうしたんでしたっけ?堀:レンジしましたよね。
黒:レンジだから。
もう、それでよろしいんですか?堀:そうです。
塩をして、レンジしてありますから。
そして、ポテトサラダを、お皿に飾りました時に、あとから頭と尾っぽですから、人数が15人集まっても、鯛は1尾で済むんです。
黒:なるほど。
ちょっと、中のポテトサラダを…。
堀:そうなんです、増やせば。
両側に離しておけばいいわけですね。
黒:また、このポテトサラダが、めっぽうおいしいのは、これ、何がおいしいんですかね?こんなに。
堀:そうですね、多分、鯛の身が入っている事と。
ジャガイモは、レンジしてあるんですが、熱いうちに塩、コショウや、お酢で下味をつけてます。
そして、ヨーグルトをたっぷり入れておりますので、しっとりとしていると思います。
黒:すごくおいしいです。
堀:よかったです。
でも、ちょっと盛り付け次第で…。
生のうちに3つに切るのが、キレイに仕上げるコツになります。
黒:そうすると、皆さん、何人いらっしゃっても1匹あれば。
堀:そうなの。
鯛の姿焼きって、いいんですけれど、なかなか、誰から箸をつけるか難しいですから。
黒:それから、やっぱり、食べるのにも、ちょっとね。
骨がいっぱいあるので。
これ、こういう風にして、それであと、骨なんか取って、サラダにして、そこに盛り付けて。
堀:そのとおりです。
黒:上に、黄色いのは…。
堀:ゆで卵の黄身の裏ごしでございます。
黒:裏ごし作る時は、どうやって作る…。
こんなにキレイに出来るんですか?堀:いわゆるザルがありますよね、取っ手のついた。
そこに、ゆで卵の黄身を置きまして、スプーンか指でピッピッピッて、もう直接、ポテトサラダの上に押しちゃうんです。
黒:そうすると、その間のところから、こして、出てくるのを上にかけちゃうという感じ?堀:そうなんですね。
そうしますとキレイですね、はい。
黒:では、これから、そのチーズチキンをいただくんですけど。
これは、どのようにしてお作りになったの?堀:これはですね、鶏のモモ肉に、塩、コショウをしまして、そこに白ワインか、お酒をかけまして、電子レンジで加熱します。
これも、100グラム2分ぐらいなんですが。
そうしますと、鶏の酒蒸しが出来るんですね。
黒:ごめんなさい、すいません。
100グラム2分という事…。
堀:2分の割合という…。
黒:500グラムやれば、10分って事ね。
堀:そのとおりです。
黒:おわかりですね、皆さんね。
堀:重量と時間が、大体、平行して増えていきます。
そうしまして、酒蒸しさえしておきましたら、あとは、鶏肉…。
黒:ごめんなさいね。
酒蒸しの酒って、上からかけたんですか?堀:そうです。
かけて、ラップをして、レンジします。
前は、お鍋でしてましたが、電子レンジになったのでとても簡単になりました。
黒:お皿でいいわけ?堀:そうですね。
におい消しに、ちょっとあれば、ニンニクの薄切りですとか、レモンなんかをちょっと置いておりますが。
すごくおいしくいただいておりますが、私は。
堀:そして、酒蒸ししまして。
冷えてからでいいんですが、間にちょっとチーズを挟むための切り込みを入れまして。
溶けないタイプのチーズを挟んで。
もう、そうしますとね、召し上がる時に、皮めを下にして、バターでこんがり焼くだけで。
黒:フライパンみたいなもので?堀:フライパンで。
蓋をして蒸し焼きにしますと、チーズもやわらかくなって、色目もつきます。
黒:なるほど。
下に敷くものは、今、スパゲティになってますけど、これは、まあ好きなもので?堀:いいんですけれどもね、必ず、我が家は、私が小学校の時からのお料理って申し上げましたが。
我が家は、必ずこのナポリタン。
黒:ナポリタンっておいしいんですね。
堀:もう手軽に、家庭料理ですので作ってあります。
黒:じゃあ、割と簡単に。
そうすると、このぐらいあったら、おめでたい日に、ああ、すごいすごいって、みんなが、ごちそうと思いますものね。
堀:うちは父が機嫌が悪かったり、疲れているなっていうと、この料理を作ると、機嫌よくなるんです。
黒:チーズチキンを?堀:はい。
今、98の父ですが、今でも大好きです。
黒:ごめんなさい。
お父様が98歳。
お母様も、お料理研究家でいらっしゃって、お母様、何歳?堀:91歳です。
黒:91でいらっしゃる。
やっぱり、そういう、長生きを元気でしてらっしゃるには、やっぱり、食べ物は関係ありますかしら?堀:そうですね。
健康って…。
病気になったらお薬飲んだり、お医者様ですが、健康は、毎日の食事が大事なんじゃないでしょうかね。
両親、毎日、お野菜たっぷりで、バランスのとれたお食事をしてたんで、多分、元気に、今もしてくれてるんだと思います。
黒:やっぱり朝昼晩と。
朝は、どんな?堀:そうですねあの…、母たちは、朝は牛乳とごはんで、あとは、ゆうべの残り物。
そこに、お豆腐か納豆を必ず添えて、食べてます。
お昼は簡単ですが、まだ、うち、お餅つきをしたあとのお餅が残ってますので。
そうすると、お野菜たっぷりの上に、例えば、お餅をのせて、チーズをのせて、蒸し焼きにするとか。
お野菜を割と意識してます。
夜は、もう、いろんなものですね。
和、洋、中華、いろいろですが、いつでも、お野菜たっぷり、お野菜たっぷりって、それがよかったんじゃないでしょうかね。
黒:今のポテトサラダも、随分たくさん、キュウリとか、それからジャガイモとか、いろんなもの入っていますもんね、お野菜が。
堀:はい。
やっぱり、お野菜を上手にとるっていうのが、健康の秘けつですね。
黒:こういうものは全部、お母様からお習いになりました?堀:そうです。
私は母ですし、母は、お料理の先生のお手伝いを。
私が小学校の頃からお料理の先生の助手をしてまして、私も、なんとなく、母の姿をずっと見てきましたね。
黒:あちらがお母様で、手前が…。
堀:私ですね。
あれは、お餅でも丸めてるんですかね。
子どもの頃から、お料理が、私も大好きでした。
黒:何か用事があると、下ごしらえはあなたがなさいって、お母様、おっしゃってくださって。
堀:そうですね。
っていうか、小学校の時から、私、ごはんは、炊く係で。
文化鍋ってご存じですか?厚手のお鍋なんですが。
炊飯器なんて、ないですので。
それで、母が…。
黒:ちょっと寸胴になってるやつですか?文化鍋って。
堀:そうですね。
ちょっと…、噴きこぼれない、重い鍋なんで。
それで、小学校の時から、ごはんを炊くのが、係で。
そして、母が仕事場から、お料理の出来上がったのを、布巾をかぶせて持って帰るのを、待っておりました。
黒:それが、おかず。
でも、あれですね、今、ちょっとおっしゃったんですけど、やった事ない人ってね、見当もつかない。
だから、落し蓋をしますっていうと、こんな蓋を、こんなところからガチャンと落としたりなんかして。
それじゃあね、どうしようもない。
堀:言いますもんね。
黒:落し蓋って、こういう、お煮物してる時に、木の蓋を、こう…。
で、少し隙間が開く、木の蓋。
堀:そうですね、ひと回り小さいもの。
黒:あれ、買う時…。
つまらない事、伺うようですけど、木の蓋を、落し蓋だけ売ってるんですか?落し蓋って。
堀:はい。
でも、この頃は、木ですと、におい吸ったり、いろいろですから、例えば、ステンレス製で、自由に大きさが変わるのもありますし。
それがない時には、あの…、そうですね、アルミ箔を、ちょっと穴を開けまして、シワシワってして、落とされると。
黒:上に…、のっけてるだけでも。
堀:のせると、それで落し蓋に、十分なります。
黒:じゃあ、ここで落し蓋をしますって、もしも、お料理の先生がおっしゃったら、ホイルで厚みをちょっと作って。
堀:穴をところどころ開けて…。
黒:上にのっけておいて、外側、ちょっと開けて。
堀:もうね、それで、適当に蒸気は抜けますので。
黒:ちょっと穴が開いている。
わかりました。
随分、皆さん、おわかりに。
こんな事、知ってると、主婦の皆さんは、おわかりでしょうけど、そうでない方、本当にね、わからない事が多いんですね。
さて、ここでちょっとコマーシャル挟みまして、実は、今日はお母様と、お嬢様と、3代にわたっての、お料理研究家でいらっしゃるので、ちょっと、お母様とお嬢様にも、こちら、おいでいただく事になっておりますので、皆さん、お楽しみに。
ちょっと、コマーシャルでございます。
黒:親子3代にわたる、お料理研究家という事で、なんといっても、お母様でいらっしゃいます、堀江泰子さん、どうも。
堀江泰子:初めまして。
今日はお目にかかれて、うれしくて、うれしくて…。
本当におきれいで、うれしゅうございます。
黒:どうもありがとう存じます。
いつもテレビでたくさん見てらっしゃる方、きっと、また違う番組で見てくださるので、うれしいと思ってらっしゃると思いますけど、こういう紫色とかラベンダー色がお好きですって?泰:ええ。
もう、これは、何十年来ずっと…。
黒:お花もなるたけ、そのようにしたんですけど…。
堀:ありがとうございます。
黒:それから今日、真ん中に、いらっしゃる方が、さっきから、ずっと出ていただいている堀江ひろ子さんでいらっしゃいます。
堀:はい、2代目でございます。
黒:そして、お嬢様のさわこさんでいらっしゃいますね。
やっぱり、お名前は、ほりえさんでよろしいですか?ほりえさわこ:ほりえさわこです。
黒:さわこさんでいらっしゃる…。
3代、3人のお料理研究家でいらっしゃいます。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
それにしても一番上の…、大ママ…。
堀:大ママでいいです。
黒:大ママは、また、そのママから本当のもっとママから、明治何年のお生まれでしたっけね。
明治23年…、36年のお生まれの大ママからお習いになったんですって?もともと。
泰:それは母からの…、毎日のおかずでしょ。
ですから、私は家庭料理ひと筋に50年間、生きてまいりました。
黒:すごい。
この方ですよね。
堀:母です。
さ:大ママ。
大ママのママ。
堀:静江おばあちゃんです、はい。
黒:静江おばあちゃん。
でも、あれですよね。
明治36年の方っていうと随分、召し上がりもの…。
すごいですよ、これ。
一番外側にいらっしゃるのが…。
堀:母で…、娘と。
黒:今日の大ママで。
真ん中で、ひろ子さんがいらして。
堀:祖母ですね、静江です。
さ:あのちびっこいのが、私です。
黒:小さいのが、あなたでしたか。
ごめんなさいね、そうですか。
さわこさんでいらっしゃいましたけど、やっぱり、食べ物は、家庭料理は変わってませんか?あんまり。
泰:変わりませんね。
もう、一番おいしく作って、手近なもので、手早く作れて、最高じゃないですか、家庭料理。
黒:そりゃ、そうですね。
家庭料理はね。
みんな男の人好きなの家庭料理ですよね。
泰:そうですね、そして、それが健康も作りますし。
黒:そうですよね。
高い飲み屋さんみたいな、銀座の、そういうとこに行って、みんな食べるのお芋の煮っころがしとかね。
家で食べればいいのにと思うようなものを、そういうとこで食べて、みんな…。
堀:作ってもらえないんですかね。
黒:きっとね。
それと、そういうとこで食べるのが、みんなうれしいのか、そういうとこ、皆さん、召し上がりますよね、家庭料理ね。
母親の味とかって、よく言いますけども。
やっぱり、それは、体にいいってね、おっしゃって。
でも、91歳でいらっしゃる。
もうじき…。
堀:91です、はい、91になります。
黒:91歳でいらっしゃる。
すごいわね。
ひろ子さんは、まだお若いからね。
何歳?なんて伺わなくてもいいような…。
堀:いいですよ。
ちょうど、いのししでふた回り違うので、私、67に。
黒:いのしし年。
すごいですね、お料理の先生でいのしし年ったらね。
堀:多いんですよ、結構。
たくさんいらっしゃるんです。
黒:そう、やっぱりね、猪突猛進っていうけど。
やっぱりお料理の先生って、そういう風なんじゃないか。
やっぱり切り開いていけないんでしょうね。
さ:家の中でも走ってます。
黒:家の中でも走って。
今の季節には、どういうものがいいかとか、いろんな事で走ってる。
この頃は、いろんな、お野菜やなんかも、自然のものがよろしいですかね、食べる時は。
泰:私はそう思っております。
もう、手近なもので皆さんね、あれがいい、あれを食べたらがんにならないとか、あれがっていう事じゃなくて、やっぱり手近にあるものをお使いになって、お家で作ったものが一番最高だと思いますから。
黒:ああ、なるほど。
そうそう、このスプーンで、1つとか2つとか大さじ…、なんとかって、それ、大ママが、お考えになったんですって?泰:それはですね、やっぱり、伝えるためには、それからテレビで皆さんに教えるためにはですね、こんな味って言ったんだって、こんなってわかりませんでしょ。
ですからね、しっかりとスプーンで量って教えるのが、私のやり方です。
そうしますと、全部、今日の、さっき見てましたけどね、全部きちんと…。
黒:ポテトサラダにしても何にしても、お塩どのぐらいとか、そういうのも全部、ある程度…。
堀:そうですね。
そうしますと、再現が出来るので。
ですから、例えば祖母が、田舎で作っていたお料理は、もちろん、そんな量ってませんが、それを、きちんと量って、数字化を、母はしてったわけです。
黒:そうなんですよね。
堀:そうすると私にも、娘にも、伝わっていくわけです。
黒:大体、大体でもいいんですけどやっぱり、おいしく出来た時、やっぱり、それと同じように出来た方が、効率はいいですよね。
その日によって、あとから足したりとかね。
堀:ごめんなさいって、言い訳しなくちゃいけないですよね。
黒:その辺は、やっぱりある程度、そういう分量は、おっしゃったように…。
堀:割とそうすると、味が安定するので…。
黒:さっき、鶏のモモをチーズ挟んだのもチンするのにどのぐらいチンすればいいかっていったら、100グラムで2分だから、500グラムだったら、10分っていうふうに…。
間違いないですよね?堀:そうです、合ってます。
すごいです。
黒:そういう、計算で焼けば、間違いないわけですよね。
堀:そうですね、お味も、ですから、うちの場合は、母がきちんと量ってっていうのを染み付いてますので、倍量作る時には、倍の調味料を入れていけば、失敗せずに作れるわけです。
黒:あと、カップに何杯とかそういうのも全部。
堀:はい、そうですね。
泰:黒柳さん。
おいしいですよ、家庭料理は。
黒:私の母もいつも作ってましたから。
私も家庭料理大好きで、うちの母も特に、小松菜とレバーの煮たのとかね。
堀:あら、おいしそう。
黒:おいしかったですよ、母の作ったの。
泰:そうでございますか。
黒:そういうものとか食べてましたので。
泰:うれしいです。
そういうお話、聞けば、なおうれしい。
黒:まあ、うちの父も、お肉が好きだったのでお肉が多かったですけど、ステーキとかそういうの。
でも、母はそういうのとか、あと、精進料理、精進揚げ?一番好きなのでゴボウとニンジンとタマネギと。
そういうのなんか大好きなんですけど、でも、そうすると、ご家族皆さんでごはんって事になるとすごい人数?堀:そうですね。
祖母が元気だった頃は、毎晩10人で食事をしてましたが。
黒:うわあ…。
わあ、すごい!堀:これは31日ですね。
さ:この年末ですね。
堀:この年末の家族総出で。
さ:これ、お正月ですね。
黒:今年のお正月。
へえー。
堀:いつも、にぎやかで。
何かっていうと、よく集まるんですが。
黒:じゃあ、これ、お年玉とかいうと大変じゃない?お年玉。
堀:ああ、もう…。
たくさん…。
もう、もらえない人もたくさんいますので。
黒:ああ、そうですか。
皆さん、全部じゃないのね。
堀:はい。
黒:でも、ああいう風に全部で集まって食べるって、やっぱりおいしい?さっきから、なんにも伺ってないんですけども、さわこさん。
さわこさんは、どういう?同じ家庭料理をやっぱり、作ってらっしゃるの?さ:そうですね、私も、祖母、曾祖母、ひいおばあちゃんですね。
…の味をダイレクトに知っているので。
黒:そうなの。
堀:22まで。
さ:私が22まで、ひいおばあちゃんも元気だったので。
黒:ああ、そうでらしたんですか。
さ:お料理がとっても上手な、ひいおばあちゃんだったので、ひいおばあちゃんの味も大好きですし、祖母の味もしっかり再現出来るように、中学生の頃から、たたき込まれました。
黒:中学生から?じゃあ、もう手に入ったものですよね家庭料理。
その、ひいおばあちゃんという方が、明治36年にお生まれになった方。
堀:そうですね、はい。
黒:すごい。
その頃の食べ物で、絶対、今食べられないものってあります?なんか。
堀:食べられないものっていうより…。
さ:大好きなものは…。
泰:お煮しめがですね。
「何が好き?」って、ひ孫に聞きますとね、お煮しめっていうんですよ。
黒:お煮しめ?さ:その、ひいおばあちゃんのお煮しめっていうのが、もう、絶品だったんです。
堀:干しシイタケや…。
黒:一番それがおいしかった。
泰:おばあちゃまのその味がおいしいから。
堀:今は、それを私が再現して孫が大好きになってます。
黒:それを…、そうか、ひいおばあ様のお作りになったもので、一番おいしいのは、お煮しめと孫の人の孫がいう。
それは、いわゆる、お煮しめというのは、おっしゃったような、こういう、なんか、いろんなものが…。
堀:一緒に、一緒に大きい鍋で…。
さ:大根、サトイモ…。
黒:それから、揚げ豆腐とか…。
堀:そうですね、油揚げとか、いろいろなんですが、家庭なので、別々に煮るんじゃなくて、こんな大きな鍋に底に、かつぶしとか昆布とかおダシの素を全部、下に入れまして。
泰:煮しめですから、煮ながら味がしまっていく。
黒:しませていく。
で、大体硬いものから入れていく?堀:いや、全部…。
黒:全部入れちゃうんですか…。
泰:全部一緒です。
堀:入れるんですけれど、動かさないので煮崩れたりはしないんです。
黒:3世代がやっていらっしゃるボランティアで、老人給食というのがあるんだそうですけど。
堀:そうですね、35年になりますかね。
黒:へえー。
堀:前から。
黒:すごいですね。
堀:ファミリーボランティアで。
今は4代、孫まで行ってますが、3代ずーっと。
月に1回だけなんですが、日曜日に目黒まで行ってやっております。
黒:なんか学校を借りて、おやりになってらっしゃる。
堀:そうですね、小学校をお借り…、家庭科室をお借りして…。
泰:三十何年続いてます。
黒:あ、今もうやってらっしゃるのね。
これは、大ママが今ちょっと、やってらっしゃる。
堀:そうですね、これは、しらたきとニンジンのきんぴらを作りますが…。
黒:そうなの。
みんなで?堀:はい、みんなで。
黒:ボランティアの皆さん。
ニンジンもあそこに入れて。
堀:はい、これは、スープを作ってます。
今日のスープですね。
何しろ、量が多いもんですからね、大変なんですが…。
泰:でもね。
堀:楽しいのね。
みんなで作るから。
泰:みんなが楽しいって…。
黒:すごい、すごい。
若い男の人も…。
堀:これはインターナショナルスクールの男の子が、毎回手伝いに来てくださるんですよ。
さ:ボランティア部なのね。
堀:ボランティア部でね。
堀:「40人分かこれで」黒:なんか楽しそうね、みんなね。
堀:そうなんですね。
黒:ちょっと今、終わっちゃったんですけど。
泰:もう35年、続いています。
黒:そうですってね、すごい…。
泰:長いんです、私。
堀:言ったって。
大丈夫だって。
黒:でも35年やってらっしゃるって言ったけど、60歳ぐらいからやってらした事になる?堀:という事になりますね。
さ:私、5歳からです。
堀:5歳から。
黒:じゃあもう、筋金入りね。
堀:筋金入りですね。
5歳からね。
黒:でも、そうしてそうやって、老人の方たち、あそこにいらっしゃると、その日は、おいしい、やわらかい温かいものが食べられるって喜びがあるんですね。
堀:そうですね。
でも、和食だけじゃなく、私の家、92まで祖母、母の母が、一緒に食事してましたから、年寄りの食事の事も大体、見当付いてますが、今のお年寄りの方は、結構、いろんなものを、いい時代に生きてらっしゃるから、いろんなもの召し上がってるので和風も洋風も中華風も、いろんなお料理をお出ししております。
黒:すごい。
3代にわたってのお料理研究家。
黒:大ママの泰子様は、えーと、本当はとても長い事、テレビでお料理、やってらっしゃるんですけど、お嫁にいらした時には、全然、お料理出来なかった?泰:恥ずかしいです。
黒:出来ない?お出来にならなかった。
泰:なんにも…、出来ない。
黒:私の祖母が、ごはん炊けなかったですからね。
疎開先で一緒になって、ビックリしましたね。
日本人でごはん炊けない人、いるんだって。
昔は、だけど、そうだった、お嫁に行く前にね、何もお料理やなんか習わなくても、そこの家で誰かが作るんだからいいっていう事でお嫁に行ったみたいですもんね。
堀:だから七輪で起こした火が届いてましたし、毎晩、おばあちゃんからおかずが届いて…。
泰:おかず、毎晩です。
黒:ご主人用の…。
堀:いや、父はだから、知らなかったみたいです。
黒:だから、ご主人用のが、そこへ届いてたわけなのね。
奥様が作ってらっしゃると思ってらしたの。
泰:そうなんでございます。
堀:だまされたらしいです。
黒:じゃあ、そのあとから、お習いになったの?堀:そうですね。
まもなくから。
泰:すぐよ。
堀:だから、まもなくって。
すぐとまもなく、一緒。
泰:結構…、えらい違うわ…。
黒:やれば出来るって事ですよね。
堀:多分、いつもいつも、習ったものを実践して、復習して、家族のために、喜んでもらうために作っていたのが、きっと、お料理上手になれたんじゃないですかね。
黒:でも、今現在98歳でいらっしゃるご主人は、奥様のごはんを大好き?泰:そりゃあもうね。
やっぱり、それで健康だって言ってくれますので。
黒:やっぱりね。
泰:99に言ってもらうのは、とってもうれしゅうございます。
黒:そうだ。
99なの?もうね。
堀:もうすぐね。
家内の手作りのおかずのおかげで、僕はこんなに長生きしてますって、父がのろけております。
黒:すごいですね。
99歳に、もうおなりの方が、そうおっしゃってる。
ようございましたね、本当にね。
泰:おかげさまで。
黒:でも本当に、この頃、昔、80っていうと、長生きでしたけど、この頃は、もう100歳の方が随分いらっしゃるので。
やっぱり、こういう、いい家庭料理だとね、長生きっていう事が実証されますよね。
ひろ子さんも、ありがとうございました。
さわこさんも、ありがとうございました。
じゃあ、みんなで作って、おいしく食べましょう。
どうも、ありがとうございました。
堀:ありがとうございます。
2014/03/12(水) 13:20〜13:55
ABCテレビ1
徹子の部屋[字]

〜親子三代の料理研究家…家庭料理を〜堀江ひろ子さんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
美味しい家庭料理で「家族の心と体の健康を!」
料理研究家の堀江ひろ子さんがゲスト。
◇番組内容
情報番組などでは「困った時の堀江先生」と視聴者の疑問に答え、今さら聞けない料理の基本を伝授している。そんなひろ子さんの母・泰子さんも料理研究家。現在は娘のさわこさんも料理番組で活躍し親子三代料理家として話題になっている。今日は途中から泰子さんとさわこさんが加わり、家庭料理の大切さを語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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