徹子の部屋 2014.02.26

黒柳徹子:これは、今日のお客様のお節句の時ですね。
たくさんのいろんなお人形に囲まれて、本当に、お幸せに育ったっていう事が、よくわかります。
13年前においでいただいて…。
黒:なんで、お母様とお暮らしになるような事になったか、ちょっと、また、いろいろ伺います。
よろしくお願いします。
黒:本当に格好のいい。
前にお目にかかった時は、ちょっと少年っぽい感じがしましたけど、今、大人の感じで。
野村宏伸:もう、中年のおじさんです。
久しぶりです、本当に。
黒:中年のおっさん?すごい、まさか。
13年ぶりでいらっしゃいますから。
でも、あなたは、お背がすごく、思ったよりずっと高いのね、背がね。
野:なんか、どうしても、テレビだと、アップが多いので。
そうすると、顔の大きさに比べて、そういう風に見られがちですけど。
黒:1メーター80ぐらい?野:そうですね。
でも、今、全然、それが普通になってきて。
今、みんな、若手が結構大きいので、全然、目立たないですね。
黒:でも、今、久しぶりにお目にかかって、あなた、背高いんだと。
それでも、それもすごいんですけど、足が、なんか、小さいんだって?野:全体に全部…、頭、手、足、ちっちゃいですね。
黒:あっ、手も、本当だ!可愛い手。
野:そうなんですよ。
背の割には、だから、意外と。
黒:足、何センチ?野:足も、25.5とかですね。
普通、もっと、26.5とか。
黒:普通、26とか、27とか、みんな…。
野:全部、大きめ履いてます。
黒:大きめの靴、履いてる?野:中敷とか。
バランスがとれないんで。
黒:そうじゃないと、ひっくり返る可能性ある。
そんな事はない?野:それは大丈夫です。
黒:それは大丈夫?野:もう長年、生きてきたんで。
黒:それで、ずっとやってきたから。
そうか、そうか。
でも、この前お目にかかった時は、随分ね、お若い…。
一番最初に来ていただいた時、なんとかね、26年前でしたからね、あなたね。
すごいですよ、23かなんかで。
ちょっと、ご覧になってみます?野:ちょうど…。
黒:ちょうど26年前に、あなた、どんなんだったか。
ちょっと見ていただきます。
黒:「23歳っていっても、今でも高校生おやりになれるでしょ?」野:「そうですね。
海外なんか行ったら、ほとんど、もう、中学の1〜2年生くらいしか見てくれないですからね」黒:「私たちが拝見しても、ちょっとね、お背がお高いから、ちょっと、いくつかなって、わかんない」「背は何センチぐらいですか?」野:「1メーター80です」黒:「1メーター80?まだ伸びそうな気配ありますね」野:「いや、もう伸びないですね、いい加減ね」黒:「でも、あなた、本当に、お笑いになった時、可愛い顔って…。
そんな、青年に向かって可愛いって言っちゃいけないけど、やっぱり、笑顔がいいって、皆さん、おっしゃるでしょ?」野:「そんな事ないですけどね」黒:「こんなお話しして、近々と、こんなお顔見た事ないけど、随分整ったキレイなお顔だなと思って」「随分小さいのね、お顔が」野:「そうですね」「背の割合には、顔と手と足はちっちゃいんですよね」黒:「手も、ちっちゃいわね!」野:「手も、ちっちゃいし、足もね。
裸足ですみませんが」黒:「この頃の若い方、みんな、そう。
ソックス履かないんだけど」野:「サイズがないんですよね」黒:「なるほどね」野:うーん!黒:うーん、少年!野:面白いですね。
黒:だって、中学1年生かそこらにしか見てもらえないとかって。
野:あの頃から、童顔で、ずっと見られてましたんでね。
まあ、でも、今、48なんですけども。
黒:ああ、本当。
野:でも、やっぱり、年の割には、まだ、ちょっとだけ若く、やっぱ、見られますね。
黒:大体、マッチも同じぐらい?野:そうですよね。
黒:でも、とにかく、13年前においでになった時には、まあ、結婚なすっててね、お子さん出来てねって…。
野:そうですね。
長女が生まれたんですね。
黒:女の子が出来てって、そういう話だったんですけど。
そしたら、なんか、今、お母様とお二人でお暮らしのようですって、担当の者が言うので。
あれ?確か、あの時、結婚したとか、子どもが出来たとかなんかって言ったんだけど、そのあと、またお嬢さん…。
野:今度、息子が生まれました。
黒:お嬢さんがいて、そのあと、息子さんが生まれたと。
「どうしたの?」って言ったら、「なんか…」。
お別れになったって、本当なの?それは。
野:えっと、そうですね。
結婚は、ちょうど10年でしたかね。
黒:そうだったの。
じゃあ、随分ね、長くはしてらしたんですよね。
で、子どもには今でも会ってるんだって?野:近くに住んでるんで、しょっちゅう、ごはん食べに行ったりとかしてます。
黒:可愛い?野:そうですね。
また、下の子、男の子は、また女の子と違って、結構、単純じゃないですか、男の子って。
黒:そう思う?自分でも、そう思う?野:自分も同性なんで、気持ちも、よくわかるし。
僕も、どっちかっていったら、小学校の時、あんまり勉強出来なかったんですけど、息子も、そういうとこは似てて。
黒:そう。
野:なんか、そこら辺が…、なんか、可愛いっつうか。
黒:そう。
お嬢さんの方は、しっかりしてる?野:女の子は早いですね、やっぱり。
黒:もう、何年生になったの?野:今、中学1年生です。
黒:あ、そうなの。
野:あっという間に。
黒:じゃあ、ちょっと、お父様がこういう仕事してらして、こういう感じだと、ちょっと恥ずかしいみたいなとこが、ちょっとあるみたい?そんな事はない?野:そうですね。
小学校6年ぐらいの時、ちょっと反抗期ではないですけど、やっぱり、あまり、お父さんと一緒にいたくないというか、そういう時期は、やっぱ、ありましたよね。
自然と。
でも、反抗するわけではないんですけど。
でも最近は、こう、やっぱり、ごはん食べに行こうって言うと、必ず来てくれますし、まだ。
黒:可愛いね。
でも、あなたに、中学1年生の女の子どもがいるって、ちょっと思えないわね、こうやって見てるとね。
野:そうですかね。
黒:うん。
野:うーん…。
なんか、どこかで自分を、まだ、なんか…。
あの時も言ってたかな?やっぱり、格好いいお父さんに見られたいっていうのは、どこかで、今でもあって。
黒:そう、若々しいお父さん。
野:どこかで自分で頑張ってるじゃないですけど。
黒:そうですよね。
息子の方は、まあ、小学校…。
野:今、2年生ですね。
黒:2年生だから、さっきおっしゃったようにね、男の子は、そういう風に、割とさ、子どもっぽいから、お父さんと会ってうれしいなって、「ごはん食べて…」なんて思ってるんだけどね。
野:ウルトラマンが好きとか、仮面ライダーが好きとか、今、そういう時期ですからね。
黒:そうですか。
まあ、そういう風に、たまに子どもたちと一緒に会って、ごはん食べたりなんか出来るんだから、それは、まあね。
野:それは、やっぱり、すごい、一緒に食べてる時は、やっぱり幸せですし、いいですね。
黒:お母様と一緒に暮らしてらっしゃるってね。
今のお母様が、どんな風かという事をですね、お母様のとこに、ちょっと聞きに伺って。
今のお母様の写真を撮ってね…。
野:どこから、そんな…。
黒:あなたはご覧になった事…。
野:マジですか?全然、聞いてないですけど。
黒:ねえねえ、そう?野:はい。
黒:お母様、すごい可愛いお母様だって。
それで、なんかね、非常にお若いのと…。
野:えーっ!いつの間にですか?ビックリしました。
黒:困っちゃう?お茶飲んじゃう?でも、とてもお可愛らしくて。
それでね、体を鍛えていらっしゃって、プールいらっしゃったりなんか、いろんな事やってらっしゃるってね。
お母様よ。
野:元気ですね、はい。
黒:何?お母様映ってるの、恥ずかしいの?あなた。
見ようとしなかったけど、今。
野:いや、恥ずかしいですよ。
黒:やっぱり、そう?野:全然、本当に…。
黒:なんか、担当の者が行って、お母様に、お話、いろいろ伺って。
とってもよく話してくださったって。
野:そうですか。
黒:いろんな事ね、お母様、どう暮らしてらっしゃるかとかっていうような事。
ヨガにも行ってらっしゃるし、それから、筋トレもしてらっしゃるってよ。
それから、プールもいらっしゃったりして。
すごいね。
でも随分、体をね、鍛えてらっしゃる。
野:結構アクティブですね。
よく歩いてますし。
黒:すごくお可愛らしいお母様。
見たとこ。
可愛らしいんだって。
野:近くに住んでたんですけど、もともと。
僕も、まあ…、離婚してまして、1人になりまして。
それで、1人でマンションで暮らしてたんですけども。
なんか、近くにどうせ住んでるんだったら、一緒に住んでもいいかなって、自然と、なんか、えーっと、去年の2月ぐらいですか、思って。
ちょうど1年ぐらいですかね。
黒:お母様と一緒にいた方が、あなたも…。
野:この先、まだわからないですけど、はい。
黒:あなたに何があるかわかんないけど、でも一応、お母様のところにいられるっていうのは、ちょっといいじゃない?野:なかなか、こういう時期も、もうないですから。
…と思いまして。
黒:でも、お母様がお元気で、そうやってね、筋トレだのなんだの、プールだの、なんかやってらっしゃるお母様だと、とても…。
栄養士の免状、お母様、持ってらして、お仕事してらっしゃるんですってね。
野:なんか、そういう、料理を作る仕事をしてます。
黒:週に5日ぐらいは、そういうお仕事をしてらっしゃる。
お元気なお母様でいいですよね。
野:そうですね、はい。
黒:あっ、お母様、キレイな方ですね!うん。
お若い時。
野:えっと…。
黒:子ども、どっちがあなた?野:えっと、左が私で。
黒:弟さんがいるの?野:年子の妹が。
黒:これ、妹?ごめんね、妹さん。
野:そうなんですよね。
黒:これ、妹さん?この妹さん、可愛い。
男の子みたいでね。
年子になるの?野:年子なんですよ。
黒:でも、あなた、やっぱり、目なんか、随分はっきりした子ね。
キリッとしてて。
野:逆に、女の子とか、よく間違えられたかな。
黒:あなたがね。
ちょっと女の子みたい。
野:ピンクの洋服とか、結構そういう、赤とか、可愛い色を着せられて。
黒:あ、本当に。
じゃあ、お母様も、ちょっと、女の子が欲しいなみたいなとこが、あったのかしらね。
野:どうなんですかね。
黒:お母様が何しろおキレイね。
やっぱり、このお写真で拝見しても、実に、なんていうの、女らしい。
野:いろんな写真見ると、オシャレですよね。
黒:本当、そう思いますよ。
今のおぐしといい、お着物といいね、お母様、とっても素敵。
だって、そうじゃない?ねえ。
こんなにキレイなお母様って。
でも、あなたの小さい時のお節句の写真、拝見したんですけど。
よっぽど、あなたのお家は裕福だったに違いなくて、随分いろんな…。
あっ、これまた、妹さんの頭も、相当可愛いね。
可愛いわね、これね。
なんかほら、昔風に、ちょっとさ。
野:七五三なんですかね。
黒:七五三なんでしょ、きっとね。
あなたは、随分いい…、今と同じ顔して、いいお洋服着て。
あめがまた、なんかさ、袋が長くて、下の方、引きずったりしててね、可愛い。
へえ。
こんな風だったんだけど。
さっき、最初に映させていただいた写真ですけど。
赤ちゃんの時のね。
ちょうど…。
これ。
野:ああ、これね。
黒:すごくね、立派なお飾り物がいっぱいあってね、さだめし、これは、裕福な家に違いないというようなお節句ですね。
野:裕福でした。
黒:裕福。
あ、そう。
野:なんかね、「お前んちは、なんか、武家屋敷みたいな家だな」って、よく友達に言われたぐらい、すごい大きい家でしたね。
黒:大きいお家で。
それで、この時は、もう大変に豪華なお家だったんですけど、なんか、高校生ぐらいの時に…。
笑いながら言っちゃ悪いんだけど、なんか、倒産したんですって?お家が。
野:そうなんです。
自営業で、父親が2代目だったんですけど。
ちょうど、中3…、高1ぐらいですかね。
突然、なんか、倒産っていう事で。
黒:ビックリしたでしょ?野:ビックリっていうか…、いきなりだったので。
うん、もう…。
黒:だって、あのいい暮らしをね、いろんな事、いろんな…、全部がいい暮らし。
お母様も、あんなおキレイな着物でね、あなたの写真があったりとか、七五三があったりとか、そういう事をしてたのに、倒産ってなったら、なんか、随分、いろんな事が変わってきちゃったんですって?どんどん。
野:もう、突然ですね。
もう、明日から、この家には住めないという事で。
黒:もう、そんなに?野:うん、本当に、引っ越さなきゃいけないっていう事で。
それぞれ…。
一緒には、家族、とりあえず住めないので、父親と母親は、ちょっと別のとこに行って。
黒:あなたと妹さんは?野:私は、いとこの家ですね。
黒:いとこ?野:また違ういとこなんですけど。
みんなバラバラに、とりあえず。
黒:妹さんも、どこか行った。
野:そうです。
黒:ビックリした?でも本当に、あらららって思ったでしょ?野:うーん…。
何がなんだか、ちょっとわからなくて。
黒:倒産っていう事も、よくわからないですよね。
野:なんか、いまいち、わからなかったですね。
とりあえず、でも、この家もなくなるし、会社もなくなるし。
学校どうするんだって言ったら、学校は、とりあえず、普通の都立だったんで、まあ、とりあえず、そこは通ったんですけど、そこから。
黒:あ、そう。
でも、あのいいお暮らしのものが、全部なくなるっていうのが…。
野:もう真逆の生活、一気に。
黒:それから、どんなだったか、ちょっとコマーシャル挟んで。
黒:でも本当に、そういう倒産なんていう事は、なんの事だかわからないお子さんなのに、なんか、学校に債権者が来たりなんかした事もあったぐらいなんですって?野:そうですね。
登下校っていうか、帰りとか、門の近くで車で待ってて。
でも、僕は本当に何も聞いてないので…。
黒:怖かったでしょ?野:ちょっと怖かったですね、本当に。
それがまあ、何回かありましたね。
黒:随分、お父様もお母様も、あなたに対して、でも、きっとね、つらい思いしてらしたでしょうね、それは。
野:どう…。
あんまり、でも、それほど…。
結構、能天気な少年っていうか、青年だったので…。
黒:あなた?野:それほど落ち込まずに、まあ、なんとかなるんじゃない?ぐらいで。
黒:いとこの家にいても?野:そんなね、なかったですね、落ち込んでる感じが。
黒:そう。
よかったね。
性格が、そういう性格ならね。
野:性格が意外とね、のほほんとしてるタイプなんです。
黒:深刻になったりしなかったの。
野:全然。
黒:それがよかったね。
それまでが、きっと、よかったんですよ。
それまでが、きっとさ、可愛がられて育ったから。
野:なんか、甘やかされて、いろいろな、まあ、ちょっとボンボンなとこがあったので。
黒:だから、のんきにしていられたんじゃないですかね。
なんとかなるんじゃないって。
野:でも、それが逆に、こういう倒産とかで、厳しい面っていうか、自分で考えてやらなきゃいけない事とかが、こう、だんだん見えてきたので。
まあ、倒産は大変ですけど、タイミング的には、よかったのかなって、結果的には。
今、ここにいるのは、そう思いますね、なんか。
黒:でも、お母様は、やっぱり、とっても、あれでしょ?子どもたちと離れて暮らすなんて事になるとね。
野:それは、親としては…、ねえ。
やっぱり、僕も自分が親になってますから。
自分がそういう立場だったら、やっぱり、つらいだろうなとは思いますけどね。
黒:お母様、時々、会いに来てくださったりしたんですって?野:そうですね。
なんか、どこか待ち合わせて、えーっと、ごはんとか食べて、また、なんか、別れるみたいな。
黒:お父様は、それで、なんか、タクシーの運転手さんにおなりになったんですって?野:当時、やってましたね。
なんとか、その、生活をどうするんだという事で、やってましたね。
はい。
黒:お父様はお父様でね、おつらかったでしょうね、そういう社長さんだったわけだからね。
野:そうですね。
まあ、なんか…。
今、自分が同じぐらいの時に、多分、会社倒産してるんですね。
父親が、私が今…。
黒:同じぐらいの歳。
野:そう、いろいろ思うと、やっぱり、なんか、男って、仕事もいろいろ、波があったりとかするじゃないですか。
そういうのも、なんか、わかってきたし。
で、結婚して、奥さんとか子どもの事とかも、やっぱり…。
結婚すると、いろいろわかるじゃない。
黒:そうそう…。
子どもとも、たまに会って、ごはん食べたりとかしてるとね、いろいろ。
野:最初は、なんだって、なんか、父親の…。
父親と母親も、結局、そこから離婚してしまうんですけども。
黒:そうだったの。
野:そういうのもあって、まあ、ちょっとは、なんかこう、親父に対しての…、「もうちょっと、ちゃんとやりなよ」っていう、なんか、そういうものがあったんですよね、若い頃、僕も。
黒:そうでしょうね。
野:でも、なんか、だんだん、自分も、こう、大人になっていくと、なんか、父親の大変さとかも、なんか、わかってきて。
黒:世の中のね、経済とか、いろんな事もね。
野:だから、父親ばっかりが悪いんじゃなくて、夫婦って、やっぱり、いろいろあるじゃないですか。
いろんなものが。
黒:でも、その時に、おかしいのは、妹さんが、なんか雑誌見てて、すごくいいのがあるって、あなたに。
500万円もらえるって。
とんでもないお金でしょ、500万円なんて。
野:そうですね、その当時は。
黒:なんだったんですか?それは。
野:それは映画のオーディションで。
角川映画。
当時…。
黒:薬師丸ひろ子さんの?野:…の相手役という募集で。
それを記事で見付けてきて。
優勝賞金500万円っていうのを見付けてきて。
黒:それを推薦した人にもくれる。
だから、妹さんにも?野:優勝すれば。
黒:優勝すれば。
野:100万円。
黒:すごいですね、それ、当時としては。
野:当時は、すごかったですね。
黒:だって、当選したら、あなたは500万円もらえて、妹さん、100万円もらえるんでしょ?もう、考えられないぐらいの金額ですよね、当時としたら。
野:もう当時は、すごい額です。
黒:もう、すごい額ですよね。
野:これなら、だから、まあ…。
受かるわけないですけども…。
黒:でも、やってみようっていう。
野:一応、応募してみたら?とは、言いました、私は。
黒:そこまででいいですか?ちょっとコマーシャルいって、それからどうなったのか。
大変、大変です。
黒:さて、そのすごい雑誌の応募で、薬師丸ひろ子さんの相手役…。
映画ですね。
で、あなたが当選したら500万円。
推薦した妹さんも100万円。
とにかく受けてみようっていう事で。
で、お受けになったの?野:学校休んで、行きましたね。
まあ、ダメでもともとで。
黒:でも、映画俳優になろうとか、そういう気は全然なくて?野:そうですね。
どちらかというと、今まで、あれがあったので、会社の倒産とか。
だから、そのオーディションでも、よく質問で聞かれたんですけど、何になりたい?とか、将来。
まず、サラリーマンって答えてましたね、ずっと。
黒:すごい変わってると思われたでしょ?だって、そういうとこの人は、俳優になりたいって言うのが普通なのにね。
野:全然、やる気がなくて。
黒:きちんとした月給もらえるサラリーマンがいい?野:そう思いました。
やっぱ、安定な職業が。
黒:安定してるやつ。
ところが、そこで、なんと、あなた受かった。
野:そうです。
なんと2万3000人ぐらいですか。
日本全国で。
黒:すごーい…。
野:うーん…。
黒:ビックリしたでしょ?その時。
野:ビックリしましたね。
黒:お母様も驚いたと思うわね、そんなの、あなた受けてね。
今まで、そんな事やるって言ってもいなかった子が。
それで、なんか、トロフィーの大きいのもらって、写真が残ってるのね、その写真。
野:なんか、ありました?黒:ありましたよ。
あなたがトロフィー持ってらっしゃるの。
これ。
なんか、お母様、出してくださったみたいよ。
こんなだったの?当時。
野:そうですね。
黒:可愛いわね!野:18とかですもんね。
黒:可愛い、なんかね。
野:なんか線が細くて。
黒:本当ね、線が細い子ね。
野:体重なんか、53キロぐらいしかなかったんじゃないかな。
黒:そうなの。
でも、顔、可愛い。
やっぱりね。
野:森田監督だったんですけども。
黒:あ、そう。
野:…が、やっぱり、どうしても僕がいいっていう事で。
当時、18っていうのが、一番、そのオーディション…。
免許を持ってないとダメだったんです。
だから一番年下だったんですよね、二万何千人の…。
でも、私を選んでくれて。
黒:ラッキーでしたね、でもね。
野:なんか、だから、全部が1日で変わっちゃって。
黒:そのお金、どうしたんですか?野:とりあえず…。
黒:お母様には、とにかく連絡したの?野:連絡したのかな?突然、帰りました。
黒:お母様、お家で待ってらしたみたいよ。
野:突然、帰りましたね。
黒:トロフィー持って。
野:とりあえず、だから…。
なんだろう。
車、買いましたね。
黒:あ、そうなの。
運転しなきゃいけないからね。
野:なんか、車が欲しかったんで、車を…。
あとはまあ、とりあえず貯金して、大事に、なんか、いろいろ家のためとかも使ったりとか。
黒:500万円あったらね。
当時の500万円って、使いであったでしょう?野:使いで…。
だから、なかなか…。
いわば貴重ですから、大事に、やっぱ使いましたね、ちゃんと。
黒:妹さんも100万円もらえたの?野:彼女も、だから、大学の入学金とか、そういうのに充てたんじゃないですかね。
黒:じゃあ、妹さん、大学行かれたの?それで。
野:はい、そうです。
黒:それはよかったですよね。
それで、あなたは俳優の道に、それで入る事になった?野:とりあえず…。
とりあえずなんですよ、最初。
黒:そうなのね、なるほど。
サラリーマンの方が、やっぱり、いいみたいな。
野:なんか、まだ、なんか決めかねてて。
ちょっと悩んでた頃に、もう1回、大学トライしたんですね。
1浪して。
でも、やっぱり、あんま勉強してなかったんで、ダメだったんですよ。
黒:あ、そうなの。
野:それでもう、2本目の映画も自分が主演で決まってたので、じゃあ、もう…。
角川さんに言いに行って。
ここから、もう、役者一本でやっていきますんで、よろしくお願いしますって。
二十歳ぐらいですかね。
決めましたね。
黒:あ、そう。
それからバーッと?野:そうですね。
そこから映画やって、またテレビの方にいかないといけなくなったんですけどね。
黒:でも、ほら、あんな風な可愛い感じだから、いつも年齢よりも若い役がね、お出来になるような感じだと思ったんで。
それじゃあ、お母様も、それは仕方がないっていう感じ?野:いや、もう母親は、すごい喜んでたんじゃないですか。
むしろ。
こういう仕事に対して全然反対ではなくて、むしろ、どんどんやった方がいいという。
黒:自分のね、能力でやれるんですからね。
野:厳しい世界ですけど…。
黒:でも、あなたとしたら、倒産するわ、よその家に居候するわ、どうするわっていうところに、突然、その500万円もらっちゃって。
野:もう全部、1日で変わっちゃうんですよね、あの当時。
黒:あなたとしては、相当の…。
ついていくの大変だったでしょうね、きっとね。
野:なんか、あの辺の何年間って、あっという間に過ぎたので…。
黒:あんまり覚えてないんじゃない?野:意外と、そうなんですよね。
黒:ああいうね、ショックみたいになると、若い時ってね、いろんな事ってね、覚えてられないらしいわよ、全部は。
黒:そんな風に、今、お母様と暮らしてらっしゃるけど、お母様が、あなたに対して、ちょっと希望を持ってらっしゃるとしたら、どういう事だと思います?野:えっ?希望ですか?なんでしょう?希望?黒:そんなすごいのじゃない。
野:健康ですか?黒:もうちょっとね、いろんな事しゃべってほしいって。
野:ああ、へえ…。
黒:いろんな事、あんまり、お母様にしゃべってない?野:そうですね、なんか…、親って恥ずかしくないですか?あんまり、親としゃべるって…。
黒:男の子は、そうなのよ。
女の子はね、母にしゃべるのは、別にどうって事ないんですよ。
男の子は。
うちの弟もそうよ。
母親となんか、しゃべんなかったもの。
野:しゃべらないですよね。
黒:でも、やっぱり、ちょっとね、あなたにさ、いろんな事、話してもらいたいんですね。
野:いやね、恥ずかしいですよね。
黒:恥ずかしい?今日、何があったとかって、そういうのもイヤだ?野:イヤですね。
黒:イヤだ?野:イヤですね。
黒:どうして男の子って、そんなイヤなんだろう、お母さんとしゃべるのが。
野:えーっ…。
そうじゃないですか?逆に、母親が子ども離れしてないんじゃないですかね。
…と思うんだけど、どうなんですかね?黒:でも、今日、どういう事があったぐらい、ちょっと知りたいと思うじゃない、母親としちゃあさ。
ちょっとぐらい。
野:だって、もう、こっち、社会人ですからね。
いちいち、なんか…。
黒:いちいち言わなくてもと思っちゃう?野:…と思っちゃうんですよね。
やっぱり、気を使うんじゃないですかね。
だから、妹とかと来れば、こう、女同士で話しますけど、私には、あんまり。
黒:そうですか。
お母様、そうですって。
男の子って、お母さんと話しにくいのかもしれませんよ。
なんだかわかんないけど。
野:うーん、なんかね。
黒:映画、あなた、お出になったでしょ?『ゼウスの法廷』。
野:裁判の映画なんですけども。
黒:弁護士の役で。
野:弁護士だったんですけども。
前は検事の方をやってましたけど、どうしても、やっぱり、弁護側に回りたいっていう事で、僕は弁護士の方になるんですけども。
黒:こういう感じ?おお…。
野:話的には、裁判官と、そのフィアンセがいまして、結婚をする間近っていう時に、ちょっと、その彼女が、ある事件で人を殺してしまうんですね。
黒:あら、大変。
野:そこから、じゃあ、その裁判官が、その彼女を、どういう風に裁くのかっていう、その裁判。
で、僕は、その彼女の弁護側に回るんですけども。
黒:そう。
じゃあ、相当だわね。
野:でも、その中に結構、ラブストーリーな映画なんで。
黒:そう。
それじゃあ、まあね。
野:どうなるかっていう事ですね。
黒:面白そうね。
へえ。
それから、また舞台もしたいと、思ってらっしゃるんですって?野:そうですね、僕、自分で、去年に、第1弾で、そういう企画して、舞台をやって。
で、また第2弾で、6月にまた、自分のプロジェクトで企画してやっていこうかな…。
黒:うまくいったの?その時は。
野:そうですね。
なかなかテレビとかでは出来ないような役だったので。
黒:あ、そう。
野:ちょっと、死刑囚の話を、その時は、やったんですけども。
黒:あなたのお顔からすると、そういう風な役は、ほとんど来ないでしょうからね、やっぱりね、テレビやなんかだと。
野:最近はでも、どちらかというと犯人役、多いんですよね。
黒:でも、お仕事、どんどんあってね、それはいいですよね。
お母様によろしくお伝えください。
ありがとうございました。
2014/02/26(水) 13:20〜13:55
ABCテレビ1
徹子の部屋[解][字]

〜会社の倒産で一家離散も…〜野村宏伸さんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
俳優生活30年!野村宏伸さんが登場。
◇番組内容
裕福な家庭で育ったが、高校生の時、父親の会社が倒産。生活は一変し、家族は離れ離れに暮らさなくてはならない時期もあった野村さん。そんな最中、妹が見つけてきた俳優オーディションに応募し、2万人以上の応募者の中から見事合格したという。あまりにも色々な事があり、その数年はあっという間だったと語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/
◇解説放送
小松靖(テレビ朝日アナウンサー)

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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