世界の名峰 グレートサミッツ エピソード100「南米・ペルーアンデス」 2014.02.26

(テーマ音楽)「世界の名峰グレートサミッツ」。
南米・ペルーのアンデス山脈です。
そこに神が住むといわれる高峰があります。
(祈りの声)山の神に祈りをささげて6,000mを超すはるかな頂へ。
聖なる山アウサンガテに挑むエピソードです。
南米・ペルーの町クスコです。
6月下旬アウサンガテを目指す取材班は登山ガイドの事務所を訪ねました。
これまでアンデスの6,000m峰に60回以上登っているベテランです。
(ロジャー)私はこれまでアウサンガテに6回挑戦して3回登頂に成功しています。
あなた方と登頂できれば4回目になるでしょう。
今回の計画です。
まずは標高4,800mのベースまで歩きます。
2日目から本格的な登山。
2つの前進キャンプを作って進み4日目頂上にアタック。
標高差1,900mの厳しいルートです。
登山2日目アウサンガテの東斜面が迫ってきました。
頂に立つためにはこの急しゅんな氷の壁を登らなければなりません。
ガイドのロジャーさんがコカの葉を取り出しました。
アンデスの人たちはコカの葉を使って神に祈りをささげます。
きれいな葉を3枚重ね顔の前にかざして神々の名を唱えます。
(祈りの声)最後にアウサンガテの神様に登山の安全を祈りました。
3日目この日は今回のルートの最難関。
平均斜度およそ60度の氷の壁を登ります。
午前11時半ロープに落下防止のための器具をセットして氷の壁に取りつきます。
(取材者)行くよ〜。
足元は1,000m以上切れ落ちています。
標高は5,800m。
酸素は平地の半分もありません。
技術面だけでなく体力的にも厳しいクライミングです。
午後4時ようやく第2キャンプに到着です。
明日はアタック。
しかし天気が悪くなってきました。
登山4日目なんとか天候がもつと判断し頂上を目指す事になりました。
しかし出発直後から風が強くなってきました。
地吹雪でしばしば足が止まります。
(取材者)わっ!強い風にあおられてカメラマンが転倒。
気を抜く事はできません。
登る事2時間頂上が見えてきました。
ここからが最後の難関。
細く切り立った雪の稜線を登ります。
ガイドが先に登ってロープを延ばしていきます。
ロープが張られたところで今度は取材班が挑みます。
更に風が激しくなってきました。
ピッケルを雪に深く打ち込んで一歩一歩慎重に登ります。
アンデスの人々があがめる聖なる頂。
その直下まで迫りました。
そしてついに頂上に立ちます。
12時14分頂上到着。
お〜い!ちょっとだけど頂上からの眺めだ。
神様に感謝します。
今回私たちがなんとか登頂できたのはアウサンガテの神様のおかげだと思います。
アンデスの神々は自然を敬い祈りをささげる人ならば誰でも受け入れてくれるのです。
私はそんな伝統をいつまでも大切にしていきたいと思っています。
聖なる山アウサンガテ。
その頂でアンデスの神々を間近に感じる事ができたのです。
2014/02/26(水) 10:40〜10:50
NHK総合1・神戸
世界の名峰 グレートサミッツ エピソード100「南米・ペルーアンデス」[字]

ペルーアンデスの高峰アウサンガテ(6384m)は神がすむとあがめられてきた山。取材班は地元ガイドに導かれ、悪天候の中、巨大な氷壁を登り、インカの聖なる頂をめざす

詳細情報
番組内容
南米ペルーアンデスの高峰アウサンガテ(6384m)は、インカ時代から神がすむとあがめられてきた。インカ時代の都クスコを出発、途中でコカの葉を使って登頂成功を祈願する。ルート上の難関は平均斜度60度の氷壁だ。標高5000mを越えるため、酸素は平地の半分以下という厳しいクライミングが続く。猛烈な風で吹きつける地吹雪に取材班は足を取られる。地元のベテランガイドに導かれ、インカの聖なる頂をめざす。
出演者
【語り】礒野佑子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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