みんなの甲子園【離島からの挑戦 大島】 2014.03.26

みんなの甲子園。
こんにちは。
きょうのセンバツは、雨のため順延となりましたね。
そうですね。
最後の1試合、残ってた横浜高校と、八戸学院光星高校からすると、早く試合をしたかったと思うんですが、こう、5日間終わった時点で結構、先発ピッチャーが、完投しているチームが多いので、そういう意味ではいい休養になったんではないかなと思います。
そうですね、さあ、今回はきのう、憧れの甲子園でプレーした奄美大島の大島高校、離島から挑戦したその道のりをご覧ください。
お願いします。
1月3日、大島高校野球部の新たな一年が始まりました。
新年最初の練習は、OBとの練習試合。
鹿児島からおよそ400キロ、フェリーで11時間もかかる離島では、対戦相手も少ないため、OBたちが少しでも実戦感覚を養ってもらおうと、正月休み返上で協力してくれました。
日本復帰60周年の節目の年に甲子園に行きたい。
それは、島の人たちと部員たちの願いでした。
甲子園に出場して、一勝できますようにという、決意も含めて、一年間、けがなく野球ができるようにってお願いしました。
そんな大島高校に、ついに春が訪れます。
甲子園で、力いっぱいのプレーをしてきてください。
気をつけ!ありがとうございました!
ありがとうございました!
イエーイ!
鹿児島の離島からの甲子園初出場。
そのニュースは、島中を駆け巡ります。
号外が配られ、あちこちに掲げられた横断幕や、球児たちへの応援のことばが、沸き立つ島に住む人たちの思いを物語っています。
本当におめでとうございます。
お店をやってますけども、センバツの応援に3日間、店を閉めて行きたいと思います。
わが母校が選ばれる、そして全国に名が知れるっていうのが、すごく感動です。
大島高校は、地元の人たちからも、大こうで親しまれる創立113年目の伝統校。
野球部のグラウンドに向かう坂も大高坂と呼ばれ、野球部員たちの元気のいい声が響きます。
島の人たちの願いをかなえた野球部。
キャプテンの重原君に、甲子園への思いを聞いてみました。
実感はありますか?
まあ、たくさんの方が甲子園頑張ってねとか、甲子園っていうことばを出して、自分たちを応援してくれてるんで、すごく甲子園というものが自分たちも決まったんだなと思って、すごくうれしいことですね。
甲子園に出たいっていう子って結構、外の高校に行ってしまう子が多いと思うんですけど。
本当は本土の高校行ったほうが、甲子園は近いのかもしれないですけど、中学校野球を引退して、みんなと会う機会があって、お互いの、どの高校に進学するかっていう情報交換をお互いにしたときに、このメンバーだったら、可能性はゼロじゃないんじゃないかなと。
地元、奄美から甲子園を目指せるのが、すごくいいことだなと思って、自分も大島高校に進学を決めたんです。
小さな島で、幼い頃から野球を学んだ子どもたちは顔見知りになり、島から甲子園を目指して大島高校へ。
今のチームは、少年野球部の有力メンバーだった選手たちがそろっています。
離島っていうハンディはあると思うんですけど、ほかの高校に比べたら、高校入学したときとかも、すごく顔とかも知ってて、なじみやすかったと思うんで、そういう面では、団結力っていうのは負けてないんじゃないかなと思って。
そんな大島高校野球部の夢の始まりは、今から42年前。
昭和47年、軟式だった野球部が甲子園を目指すために、硬式に変わりました。
当時のエースナンバーを背負っていた前里さんを訪ねました。
まず軟式野球と硬式野球部はボールをはじめ、道具が違ってますから、学校から頂くお金だけでは、当時、みんなでアルバイトをしようということで、お金をためて、それぞれのグローブやら、道具をそろえました。
部員みんなで道具をそろえ、グラウンドを作り、甲子園を夢見た離島の球児たち。
今回の甲子園というのは、本当に、とうとう来たか、生きてる間にあるかなと思ってたのが、実現してうれしいですね。
われわれの前にも、そして今の子どもたちとの間にも、いろんなOB、先輩たちがいて、いろんな思いで野球を続けてきた、
島から甲子園をかなえた大島高校。
新たな目標は、甲子園での初勝利。
その瞬間を見届けようと、6000人を超える人たちが応援に駆けつけました。
大島頑張れ!
島がそっくりそのまま甲子園のスタンドに来たような感じで。
久しぶりに会う方もいまして、懐かしくて、昔に戻りました。
念願だった甲子園。
一つ一つのプレーに、選手もアルプスも一喜一憂。
スライダーをたたいた!2塁ランナーは、3塁回った、ホームに返ってくる。
レフトのバックホーム、ダイレクトにホーム。
一生懸命なプレート完成。
選手とアルプスが一つになっていました。
5回まで、強豪、平安に対し接戦を演じましたが、結果は16対2で敗れました。
立派ですよ、よくやりました。
点数離れましたけどね、夢を与えていただきましたんでね、本当にありがとうと言いたいです。
ありがとう!
島の人たちの願いをかなえた球児たち。
甲子園に生まれたたくさんの笑顔は、また島の人たちに元気を与えました。
試合後、大島高校の宿舎を訪ねました。
歴史の1ページを刻んだ大島高校野球部。
少し成長した顔が見えました。
島の皆さんの応援、聞こえてましたか?
はい、もう相手の応援を跳ね返すぐらいのすごい大声援で、今度は皆さんと一緒に、甲子園での勝利っていうものを、喜びを分かち合いたいなと思って、また島に帰ってから、野球の練習を頑張りたいと思います。
重原君にとって、甲子園ってどんな所でしたか?
小さいころは憧れの舞台だったんですけど、野球をもっともっと楽しくさせてくれた場所ですし、勉強させてもらった分、夏は帰ってきて、甲子園に恩返しをしたいと思っています。
初めての甲子園、笑顔で終われたというだけではなくて、やっぱり学ぶこともたくさんあったということばが印象的でした。
本当に甲子園に来たからこそ、分かること、そして感じること、そして応援団の一生懸命の応援、2014/03/26(水) 17:40〜17:50
MBS毎日放送
みんなの甲子園【離島からの挑戦 大島】

▽奄美大島の公立校、大島が挑んだ選抜への道▽赤星憲広 豊崎由里絵

詳細情報
お知らせ
MBSのセンバツサイトでは、1回戦より決勝戦までライブで映像配信!
さらに、見逃しても大丈夫。全試合の全イニングをオンデマンド配信します!
http://www.mbs.jp/senbatsu/
番組内容
奄美大島の公立校、大島。離島にあるため練習試合も組むのも難しい。県大会出場にも船移動など費用がかかり、勝ち進んだ昨秋はホテル代などもかさんだ。またグランドすぐ横は林になっていてハブが生息。危険と隣り合わせのためファールボールを探すのも一苦労。それでも全員が「この青空は甲子園につながっている」と困難に立ち向かい、夢にまで見た聖地をつかんだ、大島の春を特集。
出演者
赤星憲広/豊崎由里絵
番組ナビゲーターは2年連続4回目と、まるで常連校のプロフィールのようになってきた赤星憲広。自身も高校時代に二度のセンバツ出場経験がある赤星に、球児たちはどんな表情を見せるのか?そしてアシスタント豊崎由里絵アナウンサーは、連日甲子園のスタンドにお邪魔して、選手のご家族や学校関係者のみなさんにお話をお聞きし、“選手たちだけのものではない”甲子園をお伝えします。
音楽
【テーマソング】
「どんなに どんなに」(シクラメン)

ジャンル :
スポーツ – スポーツニュース
スポーツ – 野球

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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