NEWS アンサー 2014.03.11

生放送のため字幕に誤字が生じることがあります。
ご了承下さい。
海辺に響く鎮魂の歌。
忘れないでというように降り注ぐあの日と同じ白い雪。
亡くなった方々が大勢いることをそれを忘れてはいけないなと。
東日本大震災の死者は1万5884人。
およそ26万7000人が今も避難生活を送っています。
そして今日。
宮城県南三陸町では津波で多くの犠牲者が出た防災対策庁舎に人々が訪れ、祈りを捧げました。
福島第一原発の事故で立ち入りが制限されていた浪江町は町の一部に日中だけ入れるようになりました。
黙とう。
震災から3年。
初めて庁内で行った追悼式。
やっぱり、違いますね。
ふるさとでやるのはやっぱりだいぶ心の励みになる。
福島県南相馬市。
今日も警察や消防による行方不明者の捜索が続いていました。
2633人。
今なお、行方がわかっていない人の数です。
1人でも多くの方を発見してご家族のもとに帰してやると。
岩手県釜石市。
海岸沿いを走る三陸鉄道が3年ぶりに全線で運行を再開するのを前に地元の住民などが線路を歩きました。
ようやく見えてきた復興の光です。
東日本大震災で甚大な被害を受けた三陸鉄道。
この駅は津波でホームが浸水。
近くの橋も流されてしまいました。
今日は同じ場所に架かった新しい橋を渡ります。
大船渡市との間にある鍬台トンネル。
トンネルの中に当日列車が取り残されたというか停車して助かった。
間一髪で津波被害を逃れたこの車両はのちに奇跡の社労と呼ばれました。
あれから3年。
少しずつでも前に進んでいます。
人の力は自然に勝るかなと。
各地で進められる、復興への取り組み。
模索を続ける現場の1つに今日、大浜キャスターが向かいました。
ふるさと再生へ。
見えてきた課題とは。
復興に向けて歩む人々を見つめる「いま、進む道」。
最終日の今日はこちら福島第一原発からおよそ20キロのところに位置する福島県川内村。
原発事故後すべての住民が村の外への避難を余儀なくされました。
実は今、川内村で栽培された野菜が首都圏でも売れ始めています。
仕掛けたのは川内村の遠藤村長。
住民に帰ってきてもらおうとこの3年間さまざまな挑戦を続けた結果です。
その川内村には大浜キャスターが行っています。
原発事故のあといち早く帰村宣言をした福島県、川内村に来ています。
今年で3回目です。
周辺の自治体も注目している村なんです。
この川内村にごらんのように新しい建物も造られました。
私がいるのは建物の中なんですがこちらです。
ごらんください、いったいどこにいるのかわかりますか?じつはこちら国内最大級の屋内型の野菜工場なんです。
川内村とそれから民間企業が作り上げました。
野菜はこちらですが、国内最大級、かがむとわかるんですが。
この赤紫色のライトわかりますでしょうか?LEDのライト。
まずこれが使われています。
そして野菜作りのための水は地下水をくみ上げて栄養分と混ぜてこちら、この栄養水で作られているんです。
土は使っていません。
私の格好を見ていただくとおわかりのように、衛生状態もかなり気をつかっています。
完全密閉型ですからもちろん放射能の心配もありません。
こういった野菜出荷前には念のため放射能検査もしているということなんです。
この川内村はもともと農業の村なんです。
こういった施設をきっかけにして川内の農産物の安全性をアピールするきっかけにしたいんだという強い願いがありますこうした施設を作ることで働く場所を作って村に帰ってくる人たちの動きを加速させたい思いもあります。
実際にこちらで作られている野菜です。
これ、ごく一部ですが全部で15種類の野菜、現状では作っています。
福島県内はもちろん東京都への出荷も希望している、計画しているんです。
帰村宣言から2年間順調に見える野菜工場、川内村なんですが、今新たな課題に直面しています。
去年の秋から本格的な出荷が始まったKiMiDoRi。
村の住民18人が働いています。
秋元サチさん45歳。
去年6月からこの工場で働いています。
慣れた手つきで野菜を次々と収穫していきます。
体を動かす仕事なので、自分に合ってるみたいで。
震災直後、家族とともに郡山の仮設住宅に避難した秋元さん。
その1年後、川内村のこの家に戻ってきました。
村に働く場ができたからこそ子どもや夫の両親など家族全員で帰ってくることができたといいます。
ここで工場を立ち上げますっていう話を聞いたのでそれも兼ねて郡山のほうで仕事する気は全然なくて。
生活を一変させた福島第一原発の事故。
川内村の住民は村外への避難を余儀なくされました。
村民の皆様に帰村を促すため、帰村宣言をするものです。
他の自治体に先駆け、いち早く帰村宣言をした川内村。
その後、野菜工場を立ち上げたほか企業12社を誘致。
働く場所を確保すれば帰村は加速すると考えていたのです。
ところが。
がらんと空いた使われていない栽培室。
工場の稼働率が半分以下にとどまっていました。
原因は人手不足。
35人くらいは必要かなということで今まだ18名しかいないのでなかなかフル稼働にはもっていけないと。
働く場所をつくっただけでは人が戻ってこない現実。
村に帰ってきた人は2割以下にとどまっています。
川内村からおよそ40キロ離れた福島県郡山市。
村の外に避難する人の大半が今なおここで生活しています。
先月、仮設住宅の集会所に現れた川内村の遠藤雄幸村長。
村に戻るうえでの不安を住民たちから直接聞こうとやってきたのです。
皆さんの不安1つ1つ、100人いれば100人の不安があると思う。
山林除染に関して国なり村はどういうふうに考えていますか?除染をしっかり、目標値に近づけてもらうことが近づけることが今大事なことなんじゃないかなと。
次々に出てきたのが除染への不安。
国が進めていた村外の住宅や道路、農地などの除染は去年末でほぼ完了しました。
しかし放射線に対する住民の不安はぬぐいきれていないのです。
除染はもう一段落でしょと思ってる人多いと思うんですが実態はそんなことはないと?ないですね。
不安があるからこそまだ仮設住宅を借りているということだと思います。
その不安というのはせんりょうへの不安を完全に払拭できていないということがありますね。
川内は大部分が森林で、やっていないっていうところもありますかね。
放射線に対する不安にどう対応していくのか。
村は新たな取り組みをはじめました。
村は去年、被爆地として長年放射線の健康への影響などを研究している長崎大学と連携を結びました。
長崎大学から派遣された保健師の折田真紀子さん。
住民一人ひとりの放射線に関する悩みや不安に答えるのが仕事です水は飲んでも大丈夫かとか子どもが虫を触っても大丈夫かとか。
この日は村で商店を営む箭内さんを訪ねました。
箭内さんが取り出したのは村の放射線調査の結果。
自宅の排水溝周りの値が高かったことを心配していました。
どうしても隅っこのほうがたまりやすいっていうのがあるみたい。
0.09くらいなので。
長崎でもこういう数字のときはあるな。
測定の数字がどういう意味を持つかを丁寧に説明します。
川内村はこうした一人ひとりに寄り添う取り組みこそが住民の不安をとくカギだと考えています。
こうやって教えてもらうと安心。
箭内さん、折田さんの説明に少しほっとした様子。
帰るとか帰らないとか、不安があるとかなくなったとか、結局住民の方々が一人ひとりが決めていかないといけない。
住民の方の意識を支援できるような取り組みというのが求められてるんじゃないかなって思ってます。
原発事故から3年。
ふるさとを取り戻すための川内村の模索は続きます。
こちらごらんのようにまだ雪が残っているんですが。
この川内村も先月は大変な大雪が降りました。
その雪の直後に村を歩いてみたんですが若い人が少ないためままならない状況が続いていました。
若い皆さんがなかなか村に戻ってこないこの最大の理由はやはり放射能の問題ということになります。
森林の除染計画、もちろん計画はあるのですがどういった方法で除染をするのがいちばん有効なのか、方法論というのがわかっていません。
この放射線量震災前の水準に戻すのが現実的にどうも難しそうだとわかってきて村は放射能とうまくつきあう方法というのを模索しています。
これで村人ここに戻ってくることになるか、加速することができるかどいうのはまだまだわかりません。
ここからは矢内アナウンサーとお伝えします。
よろしくお願いします。
論文の取り下げも視野に調査を進めています。
理化学研究所の小保方晴子さんなどが発表した新たな万能細胞STAP細胞の論文に不自然な点が指摘されている問題で理化学研究所は信頼性などの観点から論文の取り下げを視野に入れて検討していると発表しました。
車を運転中に発症したとみられています。
レスリングでオリンピック三連覇を果たした吉田沙保里選手の父親栄勝さんが三重県伊勢自動車道で路肩に止まった車内で意識不明の状態で見つかり、その後死亡が確認されました。
死因はくも膜下出血ととみられています。
頂上付近で発見されました。
鳥取県大山町の大山で岡山県の男女3人が遭難した事故で午前8時ごろ防災ヘリが男性1人を発見し救出しましたが死亡が確認されました。
また午前11時ごろには捜索隊が残る二人と見られる男女を発見しました。
2人は意識不明で警察などが救出活動を続けています。
10日前の整備では機体に問題はなかったということです。
マレーシア航空は今日2014/03/11(火) 16:52〜17:13
テレビ大阪1
NEWS アンサー[字]

震災から3年。故郷を取り戻そうと最新鋭の野菜工場を建設、村に「働く場所」を次々に作った福島の村長。しかし、戻らない住民…福島が抱える現実とは。

詳細情報
キャスター
【メインキャスター】
 大浜平太郎
【サブキャスター】
 水原恵理(テレビ東京アナウンサー)
【火曜天気キャスター】
 久保田麻三留
番組内容
1日のニュースが30分でわかるコンパクトなニュース番組。難しいニュースであっても、私たちの暮らしに影響の大きい“意味あるニュース”を深く掘り下げます。
ニュースのなぜ=「疑問」に徹底的に
こだわり、アンサー=「答え」を探ります。
LIVES
重点報道「LIVES」
「命を見つめる 暮らしを変える」がテーマ。私たちの暮らしに影響が大きい、健康・医療、社会保障の問題をはじめ、暮らしを
豊かにするヒントを探ります。
火曜天気
火曜天気コーナー「天羅万象」
気象予報士の久保田麻三留キャスターが気象や宇宙、科学にまつわる様々な事柄を“目からウロコ”のわかりやすさで解説します。
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