2100年世界鉄道協議会は地球を縦横無尽に走るレーザーレールの開発を急ピッチで進めていた
そしてレーザーレールを走るべくトレインベースに集められたトレインヒーローたちの能力も日々のトレーニングや繰り返される救助活動によって飛躍的に向上していた
しかし彼らの前にはまだまだ乗り越えなければならない多くの試練が待ち構えていたのだ
(アール)エリマキ…。
(ゴウ)トカゲ?
(マック)そう。
レーザーレール開発プロジェクトがいよいよ最終段階に入った。
この日トレインベースではドクター・マックがこれまでさまざまな救助活動を通じて成長をしてきたトレインたちに新しいシステムの実験を試みようとしていた
つまりエリマキトカゲが水の上を走るのと同じ要領さ。
(サム)つまり足が水中に沈む前にもう片方の足を出して進むということですね?僕の足にくっついているこの装置でレーザーレールを作りながらその上を走っていく…。
リニアオフレールシステムね…ほんとにそんなことできるのか?
(ドビー)あぁ理論上はな。
ただしスピードは通常のレーザーレールのマッハ1どころではなくマッハ6が必要だ。
(アン)マッハ…。
(リュウ)6!?
(チャール)なんと大胆なことでございましょう!
(エイト)それはすっごいね…すっごい速いってこと。
(アンたち)ズルッ!
(シエテ)アハ…だからあのスピードのある3人で実験するのよ。
しかしアールそいつの電源は充電式でねまだあまり動力がないんだ。
なるほど。
だからあれで勢いをつけようってか。
(マック)ご名答!そしてそのシステムの充電はなんと5分しかもたないんだ。
(ドビー)つまり昼飯前には実験は終了するってことだ。
だけどドクター・マックレールの上でレーザーを発生させても重なってしまうだけでは…。
あぁそもそも俺たちがレーザーレールに乗れるかどうかだって。
そいつは大丈夫だ。
オーケー!ん?
(ドビー)レールを60メートルほど外す。
ここを難なく通過すればレーザーレールの上を走行したことになるわけだ。
ドビーあれは?
(ドビー)ん?あぁ少しばかり緊張感を持ってもらおうと思ってな。
いわば親心だ。
(サム)マッハ6…。
ムリムリ実験即中止!おいおいまずいぜあれ。
(ニール)静かにしろ!
(みんな)あぁっ!
(アールたち)ニ…ニール教官。
(ニール)つべこべ言ってないで早く位置につけ!
(アールたち)で…でも…。
できると思えば何だってできる!うん!え〜。
ニール教官。
アールみたいなことを…。
〜
(マック)始めましょうドビー班長。
了解!リニアオフレールシステム充電開始!レーザーレール…いよいよこの日が来たんだね。
でもいきなりすぎない?
(ドビー)エネルギー充電率50…60…70。
エネルギー充電率100!準備完了!インジェクトアウト!動力伝達レーザーレール展開!
(アンたち)おぉ〜!アールサムゴウスタート!ロケット点火!くっ!ぬぅ〜!くっ…速すぎるぜ!な…なんてスピード!来るぞ。
うっうぅ〜!マッハ1ハイスピードモードです。
(みんな)うわぁ!
(マック)マッハ2マッハ3…4!
(マック)5マッハ6!な…。
えぇっ!?
(マック)なに!?
(マック)いいったい…。
どうしたの?
(シエテ)3人は…3人はどこ?
(チャール)いなくなってしまったでございます。
(エイト)おいアール!サム!ゴウ!
(ニール)やはり今日だったか…。
えっ?うわぁ〜ストップ!ストップ!えぇっ!?えっあれ?レールは?いや海はどこへ…。
なんか今変な感じだったぜ。
とりあえずロケットを分離…げっ!
(サム)どどうしました!?ロケットがない!どこへ行っちまったんだ?
(サム)変ですねベースの建物もありません。
みんなは!?みんなはどこ行ったの?
(サム)ひょっとして加速しすぎて隣の島まで飛び出してしまったのかも。
とりあえず戻りま…えっ!?どうした?アールレーザーレールに乗った感じはどうだったんだ?ん〜?よく覚えてないなぁ。
俺たちレーザーレールに乗れたのか?あれ?オートクロックの故障かな?早朝の表示になってる。
何言ってるもうすぐ昼だぜ。
相変わらず整備不足か。
あっ俺もだ。
あっ…。
あっ!ヒロバン兄弟だ!地上に出てくるなんて珍しいな。
ジオフロントがこの島とつながったか?地下1,000メートルの巨大通路か。
ちょっと見せてもらおう。
あっ早く戻らないと。
ちょっとだけだよ!よっと。
朝飯にしようか。
完徹作業はきついなぁ。
兄貴俺たち穴掘りには向いてないぜ。
バカ野郎!親父の遺言思い出せ!泥だらけになれ泥まみれで働いて地球一の…。
やぁ!ヒロバン兄弟。
泥まみれなんて珍しいな。
お前何か言ったか?いや兄貴こそ。
はは〜んまたアンを呼び出そうと何か企んでるな。
(2人)は?アン?アン?
(2人)アン!?アンだよアン!あ〜!うわっ兄貴!落ちた!危ねえ!うっうわぁ〜!
(2人)で電車が…。
しゃべった!立った!あっ?不法侵入者に告ぐ!ここは飛行船基地建設中の私有地である。
無駄な抵抗はやめて投降しなさい。
やばいぜ!あっ!ひとまず逃げましょう。
急いで!サム!不法侵入者に告ぐ!地上はこえ〜なぁ…。
転職だ今度はエンジニアだ。
なんで?思い出したよおふくろの遺言。
油だらけになれ油まみれで働いて地球一のうんぬんかんぬん…。
どこのヘリだ?あれ。
(サム)飛行船基地って…。
そんなのベースの近くに建設予定あった?なんでこんな目に…。
お前また何かやったか?よく言うよ!何かやったのはロケットなくしたゴウのほうだろ!なに!2人ともケンカしてる場合じゃないですよ。
とりあえずトレインベースに連絡します。
ごめん…。
すまん。
ヒロバン兄弟どうしたんだろう?なんか俺たちを初めて見るような。
おかしい。
つながりません。
えっ?食事どき?なんだよ食事どきって。
なにが!さっきからどうも気になります。
ワールドネットにつなげて状況を探ります。
2人ともしっかり聞いてください。
これからは全世界の飛行機が廃止となり世界は飛行船時代へと突入することとなります。
続いてのニュースです。
先日ハイテクエース宇宙基地より打ち上げられ白鳥座のブラックホールXー1を目指した人工衛星アウリオンが消息を絶ったニュースの続報です。
先日打ち上げられた?アウリオン?アウリオンって確かミューゼスの…。
サムここはひょっとして?うん。
なんだよ2人だけで。
それよりゴウ早くミューゼスに知らせてやらないと。
無駄だ。
ミューゼスはまだ生まれていない。
え?生まれて…何言ってんだよ。
アールアウリオンが行方不明になったのは今から10年前です。
10年前って…。
だってたった今ニュースで。
そうたった今。
つまり僕たちは今10年前の過去にいるんです。
はぁ?タイムスリップだ。
えっ?なるほどね。
隣の島なんかじゃない。
ここは10年前のトレインベースだ。
そうです。
2人とも何言ってんだよ。
タイムスリップ?そんなマンガみたいなこと。
だいいち建物もレールもないここがトレインベースであるわけない。
アール。
アール。
なに?えっ!トレインベースだ!ちょっちょっと。
あの実験か?おそらく。
マッハ6のハイスピードとレーザーレールのエネルギー要素が時空になんらかの影響を及ぼしたとしか…。
とにかくドビーたちに帰る方法を聞こう。
あっ!
(ゴウ/アール)サム?トレインベースはまだ作られていません。
当然ドビーもマックもいません。
じゃあじゃあ誰に聞けばいいんだよ?ヒロバン兄弟?いいですか2人とも。
この時代の人間にはできるだけかかわらないようにしてください。
なんで?この時代僕たちは危険な存在なんです。
危険?じゃあじゃあ誰にも聞けないってこと?確かに俺たちを見ただけでこの時代の人間は驚いてしまうようだしな。
当然です。
なにせこの時代にはまだ人工知能を積んだトレインは…。
(ゴウ/サム)あっ!急ぐぜ。
どこへ?
(ゴウ/サム)トラッドランド。
しかし大丈夫なの?こんなんで。
(サム)これなら工場へ運ばれる連結された新型車両にしか見えません。
そうか?そうか?そんなことよりこの時代人工知能を積んだトレインはニール教官だけです。
ニール教官ならきっと我々を救ってくれるはずです。
サムさっき言ってた僕らが危険な存在って?未来から来た僕らがうかつにこの時代の人とかかわって時間の歯車を狂わせてしまったら。
例えばアールを作った人が作る前に死んでしまったらアールは消えてしまいます。
消える?そうです。
決して歴史を変えてはいけません。
とにかくニール教官を見つけるんだ。
でどこにいるんだ?ニール教官。
あっいた!わっ急に立つな!教官今のニール教官。
なにっ!本当?ニール教官!今朝ほどアレスターリア国沿岸に浮かぶ島に建設中の新型飛行船基地建設現場に正体不明の人工生命体が姿を現したと…。
人工生命体?
(フライ)別のニュースじゃ電車のような形状をしていて変形してロボットになったとかなんとか。
そんなアニメのような。
ハハハ…近頃奇妙なことが多すぎる。
なんせ俺のところにあらゆるコンピューターを暴走させるウイルスソフトのプログラム開発なんて依頼が軍から来るくらいだ。
受けたのか?もちろん断ったさ。
そんな危ない開発なんて夢の中だけにしておこう。
お前こそ例のレーザーレールまだこだわってるのか?あぁそれこそ僕の夢だからね。
だが開発費はどうする?実は今僕が身を置いている研究所があるアレスターリア国の国王に相談するチャンスがありそうなんだ。
アレスターリア国?ハハハ!そいつはどうかな。
なぜだい?今国王がこのトラッドランドに視察に来られてるだろ。
それは俺が作った高速飛行船用の新型ロケットエンジンを見るためさ。
さっきのニュースの飛行船基地建設の島もそのためのものさ。
へぇ〜。
僕にはニールの調査を依頼されたのにな…。
電車か飛行船か迷っておられるのかもしれんな。
まっそれはさておき久しぶりの再会に乾杯といこう。
お帰りください。
そんなオカルトまがいな作り話にいちいちつきあっていられません。
私は明日の国賓警備のためにもう休みますから。
ますからって…。
え〜っ!ニール教官本当です信じてください!僕たちは本当に10年後のトレインベースから来たんです。
お願いしますお知恵を貸してくださいニール教官!
(ニール)あなたたちはくどすぎます。
私は教官でもないし未来から来たなんてたわごとを言う人工知能を搭載したトレインに貸す知恵も持ち合わせていません。
チッ昔から石頭だったか。
(ニール)更に石頭でもありません。
ん!?ニール教官!
(ニール)静かにしていただきたい。
明日のアレスターリア国王の列車警備のためにもう休みたいのです。
(アールたち)アレスターリア!?た…大変だ!ニール教官大変です!ラディア王女がアレスターリアのラディア王女が列車から落ちてしまいます!何だって!?早く通報しないと。
いつだ?明日!ん!?いいかげんにしたまえ!オカルトの次はアクションものか?本当です!その王女を教官が助けるんです。
でもそのときに教官は右腕を折ってしまうんです。
信じてくださいって!
(いびき)あっ…。
どうする?明日本当に事故は起きるのか?起きます。
歴史は変えられないんです。
(ラディア)わっあっあぁ〜!あぁ〜お父様!お父様!ラディア王女には申し訳ないですがこれでニール教官に信じてもらえそうですね。
あぁいくら石頭でもそうなれば。
まもなく鉄橋です。
歴史的瞬間です。
えっ何だって!?大変です腕がもちません!もたない?強度です。
計測したら鉄橋の欄干の強度はニール教官の腕のそれよりはるかに強いです!おそらく最後の1本までは腕がもちません!そんな…じゃあ壊せなかったらラディア王女は!?くっ!うっ…。
あっアール!ダメです間違っても過去を変えてはいけません。
そんなことをしたら僕ら3人とも消えちゃうかもしれないんですよ。
あっ…。
違うサム。
間違ってるのは過去だ。
未来で未来でラディア王女は生きてるじゃないか。
え〜い!あっ…。
あっ。
レールガン!あっ…あ〜!えい。
よし!うわ〜!
(サム)結果オーライとしましょう。
ラディア気がついたか?このニールが救ってくれたんだぞ。
ありがとうニール。
あれ赤い電車は?そんな電車はいないぞ。
いたのよ荒っぽいことする赤い電車が。
未来から来た…。
うんよしよしあらよっと。
それじゃ昔のトレインを学びますか。
博物館に鎮座する古い古い蒸気機関車。
この蒸気機関車はいったい何者なのか?実はこれはロコモーション号という世界初の実用蒸気機関車なのである。
この蒸気機関車は世界初の公共鉄道であり1825年に開通したイギリスのストックトン・アンド・ダーリントン鉄道を走った。
その名のとおりイギリスの北東イングランドのストックトンとダーリントン間に石炭を運ぶ目的で建設されたのだ。
これは当時建設された最古の石造りの鉄道橋かつては5ポンド札の絵柄にもなったことがあるというスカーネ橋である
冒頭に登場したロコモーション号は当時主流だった馬車鉄道に代わってこの路線を走った。
そしてこのロコモーション号が保管されているのが旧駅舎を使用したダーリントン鉄道博物館であり車で20分のところにシルドン機関車博物館もある。
ここには70車両を超える機関車たちが保管展示されている
実はあの世界最速の蒸気機関車として名高いマラード号も保管されている
ロイヤルブルーの車体赤く塗られた大きな車輪などとても美しいボディーからなんと時速200キロを超えるスピードをたたき出したのだ。
そしてこのシルドンもダーリントンも鉄道への愛が溢れている街である。
こちらの店を見てもこの地の人たちの鉄道に対する思いが十分に伝わってくる。
またヨークにあるイギリス国立鉄道博物館本館は100両を超える機関車や200両を超える客車貨車が並ぶ世界最大の規模を誇る鉄道博物館である。
鉄道発祥の地であるイギリス。
国の象徴として鉄道の遺産を大事に守り続けているのである
いいねやっぱり俺たちの仲間は。
なあみんな。
じゃまたな。
2014/02/25(火) 17:30〜18:00
テレビ大阪1
トレインヒーロー 再始動!「時を越えたトレインヒーロー 前編」[字][デ]
アール・ゴウ・サムがロケットエンジンを使ったレーザーレール走行テストに参加する。スタッフや仲間が見守る中、マッハ6のスピードに達した瞬間、三人の姿が消える。
詳細情報
番組内容
2100年。世界は超高速鉄道時代に入り、「世界鉄道協議会」は地球を縦横無尽に走ることが出来る「レーザーレール」という新しい鉄道の開発に取り組んでいた。そしてレーザーレールを走れるトレインの育成のため、世界中からエリートトレインを集めていた。人工知能を搭載し、電車体型からロボット体型に変形できる彼らを、人々は「トレインヒーロー」と呼んだ。
出演者
【[声]】
アール:浪川大輔、ゴウ:小野大輔、サム:興津和幸、アン:富樫美鈴、エイト:田中英樹、ニール:浦山迅
音楽
【オープニングテーマ】
「DREAM EXPRESS 〜夢現空間超特急〜」
歌:alan
【エンディングテーマ】
「ラッシュアワー!!!」
歌:ステーション♪
データ放送
テレビのリモコンの<d>ボタンを押すと、トレインヒーローたちと楽しいゲームができるよ!
制作
カーロンアニメーション/トータルプランニングオフィス(日本語版製作)
ホームページ
http://ani.tv/trainheroes/
ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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