(警官)ご苦労さまです。
(安浦刑事)どうしたんですか?
(警官)不法投棄なんですよ。
(家具屋の店主)まいっちゃいますよ!この冷蔵庫も全部?
(店主)そうです。
上のカラオケボックスのものなんですけどとぼけてるんですよ。
それは迷惑だよな…。
わかりました。
おい野田…。
(野田刑事)はい!だからちょっと置いただけですやん。
あそこは通路で下の店が迷惑してるんだ。
わかりました。
すぐどかしますさかい…。
警察もヒマなんですね。
こんなことでいちいち…。
君ねえ!あんた大阪の出身?滋賀県大津の琵琶湖…ほら…。
一言多いね。
(店員)ダメですよ!とにかく警察呼びますからね!
(赤木マリ子)子ども置いてくって言ってるでしょ!
(店長)どないした?無銭飲食ですよ!昨夜から飲み食いしてサイフ忘れたって。
だからアパートにいけばあるんだから!安浦さん…?新宿の…マリ子か?ホントに安浦さんなんだ…。
夢みたい!安浦さんなんだ!おい!ちょっと…。
おいおい!
(関根祐子)お母ちゃん…。
あっごめんごめん…。
安浦さん私の娘…祐子。
なんだ…お前…結婚したのか!?亭主いない間に息抜きしようと思ったらサイフ忘れてきちゃって…。
お金…アパートついたら返すから…。
まあまあ。
それはいいんだけどさこんな小さな子を連れて夜遊びはいかんぞ。
もう母親なんだから。
昔もそうやって叱られた。
どうでした?話つけてきました。
ありがとうございます。
野田俺は下のオヤジさんと話があるから送ってあげてくれ。
どうぞ。
安浦さんお金…この刑事さんに渡しとくね。
いいんだ。
元気でな。
(マリ子)うん。
バイバーイ!どうぞ。
(マリ子)ありがとう。
お母ちゃん…乗っていいの…?うん。
このお兄ちゃんがね送ってってくれるんだって。
よし乗ろう!ねえこの辺にコンビニないかな?あの角を曲がったところに…。
あの…悪いんだけど…5千円貸してくれないかな?えっ…?お礼におせんべいでも買ってくる。
いやあ…そういうことは…。
川辺さんたちにも昔お世話になったし…。
お願い!お金はアパートに戻ったらちゃんと返すから。
ありがとう…。
祐子のことお願いね。
はい。
じゃあよろしく。
(警官)はい。
なんだまだいたのか?ええ…。
あの女の人がコンビニに行ったまま戻ってこないんです。
えっこの子を置いてか?ええ…。
すみません警察の者ですが今から15分くらい前に黄色いTシャツを着た女性が来ませんでしたか?黄色…?いいえ。
そうですか…。
(川辺課長)なんでそんな女に騙されるの!?赤木マリ子っていやあ15年前に新宿の風俗で働いてた女だろ。
(田崎晴子)売春容疑で何度も引っ張られたんだけど懲りなかったらしいのよ…。
(高木刑事)安浦さんがさんざん手こずらされてな…。
これには何かわけがあると思うんだ…。
何を甘いこと言っとるんだよ!カラオケボックスの申込用紙に書いた住所もデタラメ。
最初からそこに子どもを置いてきぼりにする気だったんだよ!僕の5千円も…。
(川辺)パア!刑事が2人もいて…。
私の責任です。
野田悪かったな。
君の分は俺が払うよ…。
いやでも…。
3千円…。
2千円は今度だ。
わかってるなら赤木マリ子の手配をしなさい。
容疑は詐欺と幼児遺棄。
田崎くん児童相談所に電話だ。
祐子ちゃんを児童相談所に預けるんですか!?それしかないだろう。
いや私が連れて帰ります。
(川辺)えっ…?赤木マリ子は必ず迎えに来ます。
まだそんなこと言ってるの?預かった責任があります。
あの子はね捨てられたんです!それはあなた独自の見解です!
(里見刑事の鼻歌)ネズミさんですよチュッ!ワァーッ!ワァッ!ウワッ!何やってんだお前…?あきませんわ。
何も喋ってくれません…。
安浦さん…。
ん?赤木マリ子信じるんですか?…うん。
だってあの人…。
〔身体売って何が悪いの?〕〔別にさ人に迷惑かけてないじゃん!〕自分のことしか考えてないんです。
行き当たりばったりだし…。
子どもだっていい加減な気持ちで産んだんですよ。
だから祐子ちゃんお母さんがいないのに泣きもしないじゃないですか。
児童相談の人に来てもらって今後のことを考えた方がいいんじゃないですか?
(田崎)その方が祐子ちゃんのためにもいいですよ。
〔ねえ…もういいじゃん!帰らせてよ!〕〔寒いはずだ雪になってきた…〕〔お茶でも飲みなさい…〕〔あったかい…〕明日は日曜日だ。
もう1日待ってみよう。
えっ…!?祐子ちゃん…そろそろ帰ろうか?ん?
(安浦エリ)わあ!ヒマワリだ!
(安浦ユカ)いっぱい咲いてるね。
祐子のおうちにもいっぱい咲いてるよ!ホント?じゃあお庭が広いんだね。
部屋の中にいっぱいあるの。
お部屋…?どう?わあ…ステキ!ガクブチは?えっ…額縁?祐子ちゃんの絵いつもお父さんが額縁に入れてくれてたらしいの。
いろんな額縁が家にいっぱいあって…。
祐子ちゃんは?
(ユカ)お姉ちゃんと公園にいる。
(ユカ)祐子ちゃん額縁を作ってる家の子だったんじゃないかしら…。
それにこれ見て…。
「せきねゆうこ」…。
そのマリ子さんて人…関根さんていう人と結婚してるんじゃない?うん…。
あった!関根額縁店。
お父さん住所言うからメモして。
わかった。
・
(電話のベル)はい安浦です…。
…変死体?…場所は?…えっ関根額縁店!?
(高木)ご苦労さまです。
状況は?ホトケさんはここの経営者で関根佑一さん34歳です。
(今井刑事)正式な夫婦じゃなかったようですが赤木マリ子と暮らしていたようです。
赤木マリ子…!?死後2日ほど経ってるそうです。
第一発見者はガイシャの母親です。
九州の親戚に金策に行った帰りだそうです。
1か月前に取り込み詐欺にあいまして赤木マリ子が絡んでるんじゃないかと言ってます。
首の傷が致命傷か…。
凶器は?それらしきものがないんですわ…。
この彫刻刀やないですかね…。
自殺のセンも考えられるな…。
(関根節子)あいつらだよ!あいつらが…!わかりました!落ち着きましょう!ガイシャの母親です…。
息子の代になってから額縁も売れなくなって…。
この店も抵当に入ってました。
それでも佑一は父親の店をつぶしちゃいけないって一生懸命頑張ってたんです。
それを…あのマリ子があんな男を連れてきたばっかりに!
(塚越)〔額縁のいいものを100枚ほどいただきたいと思いまして〕
(関根佑一)〔はあ…〕〔ねえいいお話でしょう?〕〔しかし…もう絵画ブームでもないし100枚も…〕〔専門学校の作品展があるんですよ〕〔それで一括購入したいということで〕〔そのかわり安くしてもらうと助かるんですが…〕〔それはもちろん。
それだけの数を注文してくださるんなら〕〔値段によっては200枚でもいいですよ。
他にも頼まれてますし〕佑一は初め半信半疑でした。
でもマリ子が絶対大丈夫だからって…。
結局200枚うちと同じで在庫を持て余してる同業者に声をかけて納品したんです。
その学校にですか?いいえ指定された倉庫にです。
でも約束の日が来ても入金がない…。
それで名刺のところに電話したらそんな男も会社もないって…。
慌てて倉庫にとんでったら…。
(節子)納品した額縁も嘘のように消えていたんです!それで被害金額は?なんやかんやで800万ほど…。
800万…!?佑一…全部自分の責任だからって毎日金策に走り回って…。
警察には届けなかったんですか?私はそう言ったんですけどね。
佑一はみっともないから全部俺がなんとかするって…。
今さら遅いとおっしゃるかもしれませんが必ずその男は捜し出します。
名前を覚えてますか?忘れろったって忘れられませんよ。
塚越っていう男なんですよ。
ここのところに大きなホクロがある…。
私は最初からイヤな感じがしてたんですよ!塚越…。
あの男もですけどマリ子も捕まえてください!あの男とグルだったんですよ!あの女は最初からこの店に入り込んで祐一を騙すつもりだったんですよ!佑一さんとマリ子さんはどこで知り合われたんですか?佑一が突然連れてきて。
佑一より五つも年上で…反対したのに!それでマリ子さん籍には…。
あの女が断ったんです!生まれた子どもだけ認知してくれればいいって。
いざとなったらあの男と逃げるつもりで…。
騙してお金を手に入れればもう十分じゃないですか!!それを…わざわざ今さら戻ってきて佑一を…!なんでなんですか刑事さん!?
(川辺)司法解剖の結果死因は頚動脈切断による失血死。
凶器は細型のノミと思われる。
(田崎)それとその男なんですけどね鼻の脇のホクロといいその他の特徴から考えて以前赤木マリ子が勤めていた風俗の経営者の塚越に間違いないと思うんですが…。
じゃあやっぱり彼女は塚越と共謀して…。
挙げ句に亭主を殺したんだ!他殺と断定するのは早いんじゃないですかね…。
なに安さん!?課長目撃者が出ましたよ。
3日前の金曜日の夜…つまり事件のあった晩に近所の主婦が関根額縁店に入っていく赤木マリ子を見てます。
(川辺)そうか。
死亡推定日バッチリだ!これで納得したろう安さん?安さん…!
(横溝署長)何が引っかかるんだ?どうもピンとこないんです…。
それじゃ答えにならないでしょう!
(横溝)課長の言うとおりだ。
ね?マリ子はな安さんがさんざん苦労して風俗から足を洗わせた女だ。
信じたい気持ちはわかる。
だがなその気持ちは彼女にはまったく通じていない。
世話をした食堂だって辞めた。
(横溝)今度だって平気で安さんを利用してる。
しかしそれは…。
事情があればなぜ言わない?なぜ子どもを置き去りにしたんだ?とにかく今は塚越とマリ子の身柄を押さえるべきだ。
それから祐子ちゃんのことだが…。
それはちょっと待ってください。
(川辺)安さん!確かに私の思い込みが過ぎるかもしれませんが…。
祐子ちゃんが1人でいても泣かないのはですね母親に愛されてなかったからじゃなく母親がちゃんと戻ってくると信じているからじゃないでしょうか?塚越とマリ子は私が必ず捜し出します。
それから祐子ちゃんのことですがもうしばらく私に預からせてもらえませんか?…わかった。
えっ…。
祐子ちゃんのことは安さんに任せよう。
いいな課長?はあ署長がおっしゃるなら…。
キヨさん。
(キヨ)安浦さん…。
どういう風の吹き回しだい?キヨさんの顔が急に見たくなってさ。
嘘が下手だね相変わらず。
1か月前にマリ子がひょっこりやってきた。
そしたら次はあんただ…。
マリ子はいったい何したんだい?実はマリ子に会ったんだよ一昨日…。
金に困ってたようなんで気になってさ…。
(キヨ)やっぱり…。
…えっ?マリ子子ども連れててさ。
所帯持ったのかって喜んでやったら話はぐらかして…。
おまけに塚越のこと訊いてきてさ。
まさか男に捨てられてまた風俗に戻る気じゃないだろうね…。
安浦さんそれだけはやめさせてよ。
あの子ねあんな商売は死ぬほどイヤだったんだ。
だけど親のないあの子が頼れたのは塚越だけだった…。
それをあんたが何度も説教してやっと塚越と手を切ったんだ。
世話してくれた食堂を辞めたのだってあの子のせいじゃない。
あの子の匂いをかぎつけた客が悪さしてきて…。
このままいたら店に迷惑がかかるからっていうんで…。
その塚越の居所わかるかな?大塚の焼鳥屋で見たって奴がいるけど。
キヨさんそのことをマリ子に話したかい?その場所わかるかな?ああ鼻の脇にホクロのある男だろ。
半年ぐらい前はよく来てたよ。
でも名前も住所も…。
その男を女性が訪ねてきませんでしたか?小さな女の子を連れてたと思うんですけど…。
来たよ1か月くらい前。
そのまましばらくここで働いてたよ。
その男がまた来るかもしれないから住み込みで置いてほしいって…。
でも半月で辞めてもらった。
何かあったんですか?昼間子どもを置いてどっか行っちまうんだよ。
店は夕方からだけど陰で妙な商売されたんじゃたまんないからな。
妙な商売って…まさか男を引っかけて…。
そうじゃないよ。
彼女は昼間塚越を捜してたんだ。
それも金のためだよ。
同じことだろ。
でもあの焼鳥屋を辞めさせられてからどうしてたんでしょう…。
半月分のお給料なんていくらももちませんよ。
しかも祐子ちゃんを連れて…。
だから亭主のところに戻るしかなかったんだろう。
やっぱりお金に困って戻ったんですかねえ…。
それしか理由がないでしょ。
あっ!ちょっと待ってください。
もし彼女が塚越を見つけて関根さんにそれを知らせに行ったとしたら…。
ここのところにホクロがあるんですよ。
名前は塚越っていいます。
偽名を使ってるかもしれないんですが…。
鼻の横あたりにホクロのある男なんですけど見かけたことないですか?ありがとうございました。
(携帯電話)はい携帯安浦…。
すぐに北大塚2丁目の東横インに行ってくれ。
赤木マリ子と思われる女性が宿泊料を踏み倒したそうだ。
東横インですか。
…はい了解。
(フロントマン)土曜日の夜遅くにチェックインしたんですけど…。
そうですか…どうも。
土曜の夜っていったら祐子ちゃんを置き去りにした日ですね…。
うん…。
本名で泊まったってことは最初は払う気があったんでしょうね。
しかし持ってる金は野田が渡した5千円だけだと思うんだ。
それにもう3日も経ってる…。
(田崎)じゃあどうして本名で…。
(携帯電話)はい携帯田崎です…。
えっ…わかったすぐ行く!安浦さん塚越の居場所がわかりました。
よし…。
ご苦労さまです。
こちらです。
この部屋です…。
塚越の名前で借りてます。
管理人さんに確認とりました。
塚越は必ず帰ってくる。
マリ子もそれを待ってるはずだ…。
これ宅配便で送りたいんですけど何か包むものと書くものありますか?じゃあこちらに住所をお願いします。
(店員)こちらでよろしいですか?
(マリ子)はい。
(マリ子の声)「祐子お誕生日おめでとう」「お母ちゃん遠くにいてもずっと祐子と一緒だからね」寝ちゃった?
(エリ)寝ちゃった。
部屋に連れてく?
(エリ)そうだね。
(チャイムの音)安浦さん…!君に…人殺しをさせたくないからだ。
安浦さん必死であなたを捜してたのよ。
ねえ…何もかも話して。
安浦さんならあなたの言うことみんなわかってくれるから。
あなたが一番よく知ってることでしょう?塚越には偶然会ったのか?〔おたくとは長い付き合いだけどさ額縁は今はちょっとねえ…〕〔そうですか…。
お時間をとらせましてありがとうございました〕〔おいマリ子…〕〔久しぶりだなあ!今どうしてんだい?〕
(マリ子)懐かしくて何もかも話しました。
(マリ子)そしたら塚越今いろんなことを手広くやってるから額縁ならいくらでもさばいてやるって…。
〔ホントに…?〕〔じゃあお願いしようかな…〕
(マリ子)そのときの塚越は真面目で頼りになりそうに見えたんです。
それがあんなことになって…。
私泣いて謝りました。
佑一さん私のことひっぱたいて…。
でもそれだけだったんです!後には何も言わないであの人…。
だから…よけい辛くて…。
何が何でも塚越を捜してお金を払ってもらおうと思って…。
でも祐子ちゃんまで連れ出すことなかったんじゃないの?祐子とは離れたくなかった。
お金が続く限りはウィークリーマンションに。
そこに祐子を置いて…。
(マリ子)毎晩あの焼鳥屋の近くで塚越を待ちました。
(マリ子)そしたら金曜日の夜…。
〔じゃあなオヤジ!〕
(マリ子)出てくるまで待って後をつけました。
〔マリ子…〕〔額縁のお金払って!払ってよ!〕〔やめろバカ!〕
(マリ子)〔大声出すわよ!〕〔わかったよ。
でも今すぐは無理だ〕〔いつ払ってくれるの!?〕
(塚越)〔いつかわかんないけど…〕〔今払ってよ!あるだけでいいから!〕〔うるせえな!あんなはした金いつだって払ってやるよ!〕〔ねえ!払ってよ!今払ってよ!〕〔うるせえ!!〕
(マリ子)その足で佑一さんに知らせに行きました…。
佑ちゃん…?どうして…?…ヤダ!ねえ!死なないで!佑ちゃん!塚越見つかったの!心配しないで!お願いだから…!
(マリ子)佑一さんはもう私のところへは帰ってこない…。
(マリ子)祐一さんはもう…。
(マリ子)塚越殺して自分も死ぬしかない…。
(マリ子のカラオケ)
(マリ子)祐子を道連れにできない…。
祐子だけは…。
(携帯電話)はい携帯田崎…。
(里見)「塚越が戻ってきました」そこで押さえて!赤木さん!赤木さん!やめなさい赤木さん!!おっ…お前…!〔やめろ!〕やめろマリ子!!ヤダ…ヤダ!こいつを殺しても関根さんは帰ってこないぞ。
ヤダよぉっ!塚越の始末は裁判所がつけてくれる。
祐子ちゃんのためにも我慢するんだ。
(マリ子の泣き声)あれくらいのことで殺されちゃかなわねえや…。
何言うとんのや!関根さんはなお前のせいで自殺したんやぞ!!世の中はね食うか食われるかなんだよ。
騙される方がバカなんだよ。
なにっ!?おい!関根さんは真剣に生きてた。
それを食いもんにするお前は許せん!お前には関根さんを笑う資格なんかないんだ!連行しろ。
警察で頭冷やせ。
来い!食堂を辞めていろんなことしました…。
公園で寝たこともある野良犬みたいに…。
そんなとき道端で絵を売っている佑一さんに会ったんです。
(マリ子)佑一さん絵描きになるのが夢だって…。
下手な絵なのに…。
(マリ子)でもあの人私が行くといつも屋台のおでんを食べさせてくれて…。
初めはそれが目的だった。
お腹が空くとのこのことあの人のとこに出かけて行って一生懸命絵をほめて…。
でもだんだん嘘つけなくなって本当のこと言っちゃったんです。
諦めた方がいいって。
そしたら…「僕もそう思ってた」って…。
「そう言ってくれる人を待ってた」って…。
それがプロポーズだったみたい。
でも辛かった…。
信じられないくらいいい人だもの…。
だから言えなかった…。
施設の前に捨てられてて…施設を脱走して…。
身体売って生きてきたなんて…。
でも…あの人言ったんです。
一緒になってくれたら親父の後継いで額縁屋やるって…。
でなきゃ一生売れない絵描いてくって…。
それで籍は入れないまま…。
だって戸籍見せらんないもん。
でも…一緒に暮らせるならそれでいいって…。
お義母さんだって初めは口もきいてくれなかったけど…祐子が生まれて…病院から帰ってきた翌朝お味噌汁作ってくれて…。
それが…涙が出るほどおいしくって…。
そういう幸せ…全部佑一さんがくれたんです。
それを…全部塚越が壊してしまった!しかし…君は立派だよな。
公園で寝てても身体は売らなかった…。
偉いな。
忘れられなかったから…。
うん…?15年前…安浦さんがいれてくれたお茶…。
あれはただの番茶さ。
お義母さんの味噌汁と…安浦さんのお茶が…私には一生の宝物…。
安浦さんを騙したことは許すとしてもねホテル代を払わなかったことはちゃんと償わないとね。
はい…。
でもその間祐子は…?大丈夫。
お義母さんがねちゃんと面倒見てくれるって。
(ノックする音)
(田崎)はい。
お母ちゃんヒマワリの絵いっぱい描いたよ!祐子…。
本当にいい子でさ。
ヒマワリの絵を描くのがうまいんだよ。
(片桐由美)はいどうぞ…。
どうしたの?安浦さんの話聞いたらね作ってみたくなっちゃったのよ。
あったかいお味噌汁…。
えっママが!?飲んでみて。
嬉しいねえ…いただきます!うまい!煮干しのダシがよくきいてるよ!ホント?よかった…。
マリ子さんまた飲めるわよね?お姑さんが作ったお味噌汁…。
飲めるさ…きっと飲める…。
なんだか私も飲みたくなっちゃった…。
えっ…まだあるんだろ。
ママも一緒にどうだい?ううん…。
私が飲みたいのはね安浦さんのいれてくれるお番茶。
えっ?俺…そんな話したっけ?
(なお)さっき晴子さんが来てさんざんしてったんです。
(池田)お湯沸きました。
俺がいれるのかい?
(由美)いれてよ。
ちょっと待った!俺がいれる番茶にはこんな品のいい急須なんかいらないんだよ。
この番茶をさ豪快にこのままヤカンの中に放り込む!いいか?こんにちは妹尾和夫です2014/03/26(水) 09:55〜10:53
ABCテレビ1
はぐれ刑事純情派14[再][字]
「ひまわりが見た母の殺意!無銭飲食の女」
詳細情報
◇出演者
藤田まこと、梅宮辰夫、眞野あずさ ほか
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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