こんにちは。
正午のニュースです。
およそ2万人が犠牲となった東日本大震災と、東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から、きょうで3年になります。
東北の被災地では、雪が舞う冷え込みの中、犠牲者に祈りをささげていました。
あなたを忘れない。
多くの住民が犠牲になった宮城県気仙沼市杉ノ下地区の高台です。
福島県いわき市では、日の出に合わせ、海に向かって静かに手を合わせる男性がいました。
海岸や川沿いを中心に、捜索も行われています。
警察庁によりますと、東日本大震災による死者と行方不明者は、いわゆる震災関連死を含めると、少なくとも2万1432人に上っています。
岩手県大槌町の旧役場庁舎です。
この庁舎では、当時の町長や40人の職員が亡くなりました。
各地に設けられた記帳所や献花台に、多くの人たちが訪れています。
亡くなられた方の、まず魂ですね、安らかにあってほしいということと、早い復興、これに尽きるかなと思います。
今も仮設住宅で暮らす白幡守さん。
津波で家族5人を失いました。
家族が好きだったコーヒーを毎朝供えています。
国のまとめによりますと、仮設住宅などの避難先で生活している人は、先月13日現在で、26万7400人余りに上っています。
茨城県北茨城市です。
父親を津波で亡くした渡辺修さんは、母親と共に、自宅の跡地を訪れました。
田倉晴昌さんは、愛犬と共に、自宅の跡を訪れました。
自宅と経営していた会社は津波で流され、36歳の息子を亡くしました。
震災発生当時、田倉さんは愛犬を連れて、息子を捜し続けました。
遺体が見つかったのは、8か月後でした。
パパも一緒だからね、ここだからね。
あれから3年。
けさも息子もために、祈りを捧げました。
私だけじゃなく、見つからない方、この辺、ずいぶんいるんですけど、まだ見つかってない方も結構いらっしゃるんですけど、みんな思い出してしまって、どうしようもなくなってしまうときがありますよね。
東北の被災者が今を伝える新聞を配布しております。
東京・渋谷では、東北3県にある新聞社が、合同で作った特集号を配りました。
号外です!号外、配布しています。
津波の被害を繰り返さない、岩手県宮古市では、避難訓練が行われました。
東日本大震災と同じ規模の地震が、青森県沖で発生した想定です。
住民は海岸からおよそ2キロ離れた避難場所に集まりました。
宮城県石巻市の漁港では、仮設の魚市場が、けさは休みとなり、静かな朝を迎えました。
去年1年間の水揚げ量は、震災前の67%にとどまっています。
魚市場は再建工事中で、全体の完成は来年夏ごろの予定です。
岩手県の沿岸部を走る、三陸鉄道の線路です。
多くの人が歩きました。
震災直後、釜石市内では通れなくなった道路の代わりに、線路を歩いて移動しました。
来月に控える全線の運転再開を前に、震災を見つめ直すためです。
福島県では、きょうも除染作業が続いています。
大熊町では、今もすべての住民が町の外での避難生活を余儀なくされています。
ふるさとに帰る、その日のために作業は続きます。
原発事故から3年。
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、福島の被災者に思いを寄せ、安全文化の意味を改めて確認しようと訓示しました。
福島県出身の田中委員長は、福島第一原発でトラブルが起きるたびに、避難を余儀なくされている人たちの心に、重い雲がかかることを認識しなければならない。
被災者に思いを寄せ、現場を知り、安全文化の意味を改めて確認しようと訓示しました。
その上で、運転再開の前提として、全国の10の原発で続いている安全審査について、原発事故の教訓を踏まえて進めるよう、求めました。
次です。
理化学研究所などのグループが発表したSTAP細胞の論文に、不自然な点があるという指摘が相次いでいることを巡り、論文の共同著者が所属する、アメリカのハーバード大学医学部は、いかなる懸念も精査するとして、事実関係の調査を進めていることを明らかにしました。
理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーなどのグループが発表した、STAP細胞の論文を巡っては、不自然な画像やデータがあるという指摘が相次ぎ、きのう、共同著者の山梨大学の若山照彦教授が、ほかの共同著者に論文の取り下げに同意するよう呼びかけたことを明らかにしています。
これに関して、共同著者の一人、チャールズ・バカンティ教授が所属するアメリカのハーバード大学医学部は10日、最高水準の倫理と研究の整合性を維持するために全力を挙げている。
われわれの注意を引く、いかなる懸念も規則に基づいて精査するとコメントし、事実関係の調査を進めていることを明らかにしました。
小保方研究ユニットリーダーは以前、バカンティ教授の研究室に所属していたときに、STAP細胞のアイデアを思いつき研究を進めたということで、ハーバード大学としても論文を巡る指摘を重く見ているものと見られます。
理化学研究所を所管する文部科学省の下村大臣は、次のように述べて、事実関係の調査を行うよう求めました。
また今後の予定について、理化学研究所は調査委員会の了承を得たうえで、今月14日に経過報告を行う予定だと聞いている。
今後の推移を見守りたいと話しました。
ウクライナ情勢を巡り、アメリカのケリー国務長官が、事態の打開を探る提案をロシア側に示したのに対し、ラブロフ外相は同意できないとして、みずからの提案を示す方針で、米ロ両国の交渉の行方が、当面の焦点となっています。
ケリー国務長官とラブロフ外相は、先週会談したのに続いて、この週末も電話で2回にわたって協議し、ケリー長官は事態打開を探るための提案をロシア側に示しました。
その内容について、アメリカ国務省のサキ報道官は次のように述べました。
その上で、一両日中に改めて協議するという見通しを示しました。
一方、ラブロフ外相はケリー長官の提案について、多くの疑問が湧いてくるものだったと述べ、同意できないとして、ロシアとしての提案をアメリカ側に近く提示する考えを示し、クリミア自治共和国で今月16日に、ロシアへの編入の賛否を問う住民投票が実施されるのを前に、米ロ両国の交渉の行方が当面の焦点となっています。
おととい、鳥取県の大山に登山に出かけた男女3人と連絡が取れなくなっていますが、警察などの捜索で、頂上付近で男性1人が見つかり、その後、死亡が確認されました。
頂上付近では、新たに2人が見つかったということで、警察が救助活動を進めています。
連絡が取れなくなっているのは、岡山市の登山クラブ、山陽カルチャーマウンテンクラブに所属する、60代の男性2人と、50代の女性1人の、合わせて3人です。
警察によりますと、3人はおととい、大山に登ると、登山クラブに伝えたまま連絡が取れなくなり、警察は3人が遭難したと見て、きのう、周辺を捜索しましたが見つからず、けさ7時前から、消防などと共に捜索を再開しました。
そして午前8時過ぎ、頂上付近で男性1人が倒れているのが見つかり、ヘリコプターに収容しましたが、午前10時過ぎに死亡が確認されました。
警察は、連絡が取れなくなっている3人のうちの1人と見て、身元の確認を進めています。
また頂上付近では新たに2人が見つかったということで、警察が救助活動を進めています。
食品の虚偽表示の問題を受けて、政府は、監視体制の強化策を盛り込んだ景品表示法の改正案を、閣議で決定しました。
全国のホテルやデパートで、去年、相次いで明らかになった食品の虚偽表示の問題について、消費者庁は、景品表示法に基づく規制を進めてきましたが、地方の出先機関がないことなどから、実効性が疑問視されていました。
このため、政府は監視体制の強化策を盛り込んだ景品表示法の改正案を、きょうの閣議で決定しました。
それによりますと、虚偽表示の再発防止を命じる権限を、国だけでなく、都道府県にも広げるとともに、調査を行う権限を、農林水産省や経済産業省など、消費者庁以外の省庁にも持たせるとしています。
また事業者に対しても、表示についての責任者を決めておくなど、体制の整備を義務づけています。
一方、違反者に対する課徴金の導入は、改正案には盛り込まれず、今後も議論が続けられることになりました。
生字幕放送でお伝えします2014/03/11(火) 12:00〜12:22
NHK総合1・神戸
ニュース「東日本大震災から3年」関連[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:22200(0x56B8)