趣味Do楽 KOBEで極める!世界のパン 第5回「インドのチャパティ」 2014.03.11

お試しあれ。

(テーマ音楽)香ばしい香りが食欲をそそるパン。
海外から伝わったパンは日本の食卓に欠かせないものとなっています。
日本の中でもパンが早くから伝わりおいしく育んできたのが港町神戸です。
幕末の開港以来国際都市として発展してきた神戸。
番組では神戸に根づく世界各国のパン作りを紹介します。
私瀬戸カトリーヌが…フランス人のパン職人を父にもつ瀬戸カトリーヌさん。
自分で作ったパンをお父さんにプレゼントしたいと意気込んでいます。
パンの修業も折り返し地点になりました。
だいぶね小麦粉を練るの私うまくなりましたよ。
今回はインドのパンという事でさあどんなものを作るんでしょうか?楽しみです。
今回パン作りを習うのは神戸で30年続くインド料理店です。
お邪魔します〜。
こんにちは。
はじめまして。
こんにちは。
はじめまして。
カトリーヌです。
アルンです。
今日はよろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
地下に入ったらいきなり世界がインドですね。
お店の雰囲気もおしゃれですてきです。
アルンさんはどちらの方なんですか?私は父親がインド人で母親が日本人で。
あっそうですか。
じゃあ私と同じですね。
私はお父さんがフランス人でお母さんが日本人なんでハーフですね。
同じですね。
そうですね。
親近感湧きますよとても。
インドのパン作りを教えてくれるアルン・ライさん。
インドから神戸にやって来た父が開いた店を継いでいます。
父のフッカム・シン・ライさんは神戸にインド料理店が少なかった昭和59年に店を開き本場の料理を出し続けました。
6年前父が亡くなってからはアルンさんがその味を守っています。
店の自慢は上質な素材で作るインドカレー。
そして本場のカレーに欠かせないのがインドのパンです。
小麦粉のほんのり甘い香りがスパイシーな料理にぴったりです。
アルンさんが店で最も大切にしているのがこのタンドールというつぼ形の焼き窯です。
インドの代表的なパンナンはこのタンドールで焼きます。
おいしいナンを焼くには熟練した職人技が必要だという事です。
タンドールはとにかく熱いです。
燃えてるこの炎の中に手を入れて焼くわけですから食材が焼ける火力ですからもちろん手も焼けるんですね。
窯の開閉で酸素の入り方とかというのを極めていくんでコントロールするっていうのはすごい難しいです。
どうやってナンを焼くのかアルンさんが見せてくれました。
この高温の窯普通…このクッションにナンを張り付けて…熱いから壁に触れたら。
これでピッとやるんですけどね。
私はね必殺技を伝授してもらってるんで父から。
こんなの使わないです。
えっ何使うんですか?今ちょっと水つけますね。
それでこう…。
お〜もうナンの形になってきました。
早い!これを素手でね…ペターン!ああ〜すごい!私がよく食べてるあのナンってこんなふうに焼かれてたんだ。
これで引っ掛けてこれで剥がしてドーンって引き上げますんで。
タンドール窯だからこそできるこのもちもちサックリ感。
是非カトリーヌさん焼きたてのナン食べてみて下さい。
食べたいです。
ん〜!こっちがサクサクでこっちがもっちりしてておいしい!こんなおいしいナンなんですけどやっぱり家庭ではなかなか作れないじゃないですか。
そうですね。
家庭にはタンドールがないですので…チャパティですとインドの家庭の奥様全員が作れます。
ドキッ。
ちょっと頑張らないといけませんね。
今日はよろしくお願いします。
お願いします。
インドの家庭の定番…材料は極めてシンプル。
発酵させないのでイーストは使いません。
まず驚いたのは今までいろんなパンを作ってきたんですけれどすごく材料がシンプルですね。
フフフ…そうなんですね。
これが小麦の全粒粉なんですが。
全粒粉。
これは小麦を全部砕いた…すなわち小麦の栄養が全て入ってます。
こちらはお塩。
塩…これとお水だけですか?そうです。
まず全粒粉と塩を混ぜます。
お水を加えていきます。
はい。
最初はまあ半分ぐらいバッといきましょうか。
入れ過ぎにならないように少しずつね半分ぐらい入れて…。
ちょっとダマになってきますね。
分量の水を加えたらボウルの中でしっかりこねます。
最終的に耳たぶぐらいのかたさになるまで…。
あとはもう弾力つけるためにパンチパンチ。
こうやってグーでやってもいいんですね。
いいです。
ちょうど折り返し地点なんですよパン作りも。
最初の頃はこねるのも下手くそだったんですけどだいぶ慣れてきました。
いい感じになってきてますね。
あの…特訓のおかげで。
アルンさんにチェックをお願いします。
確認します。
あっいい感じ。
押してちょっと戻ってくるぐらいの感じ。
あっいいいい。
ゆっくり時間差で戻ってくる…。
これで一旦このこねの作業が終了です。
こね終えたら生地にラップをかけ…発酵はしませんがこの休ませる時間がチャパティを作る上で欠かせないのです。
その訳をパンを科学的に研究しているパン博士の井上好文さんに教えてもらいましょう。
全粒粉の性質と深く関わっているそうですよ。
そしてそのような生地を…その生地を…それが一般的な方法として定着してます。
休ませる前と比べると生地の表面が滑らかに落ち着いているのが見て分かりますよね。
こうなるとさっきのモロモロ感がなくなって今からボールにするんですけれどもボールにするのもやりやすいです。
それではやっていきましょう。
お願いします。
まず大まかに4つにしましょう。
はい。
大まかに4つ。
こうのびるんですね。
さっきの状態だとブチブチッと切れるんですよ。
これ3時間寝かせた事によってこのようにのびます。
はい4つになりました。
まるめていきますけれどもまずトレーの上に打ち粉をひきます。
ひっつかないように。
パラパラ…。
先っぽにちょっと打ち粉を付けます。
それを上にします。
付いてる面を。
そしてグルグルグルグル…。
ああきれいな丸。
グルグルグルグル…。
あ〜グルグル…。
こうですねこう。
あっこうだ。
ずっとこうやってました。
こうでした。
表面がどんどんどんどんきれいになっていく。
密着密着させる。
空間なしです。
空間なし。
だいぶきれいですね。
お餅みたいですね。
お餅みたい。
生地をまるめたらここでもう一度休ませます。
ラップをかけ温かい部屋に1時間おきます。
これで生地を更にのびやすくするのです。
さあ続いてはどうしましょう?続いてはこの1時間寝かせた生地をのばします。
そしてのばしたら乾燥しますのですぐ焼きます。
先ほどのボールにしたばっかりの時と違ってのびるんですね。
1時間寝かせてるので押してもペタッとなります。
打ち粉をします。
はい。
あっほんとだ。
すごくのびます。
できるだけ薄くのばせるところまでのばして薄くします。
では焼きます。
はい。
今までオーブンに入れて焼くパンが多かったんですけどフライパンでできるってすごいですね。
うれしい。
是非家庭でもお試し下さい。
打ち粉を軽く落としまして…。
結構上からたたきつけるような感じで落とすんですね。
片面を浅めに焼いて…。
あ〜いい色ですね。
黄金色。
表面がこういうふうに空気の塊が出来てきたらだいぶ火が通ってきてますので…おお〜強火になりました。
そして…あっお煎餅焼くような感じで。
うわ〜!一気においしい…あ〜!おいしそうに焼けてる。
うわっ風船みたい。
うわ〜!すご〜い風船みた〜い!面白い!ああ〜。
おいしそう。
いい香りします。
最後はですね両面が焼かれてますので真ん中に水分が残ってるんですね。
若干の。
それが強火で熱される事によって蒸発しようとします。
しかし上も下も焼かれてるので逃げ場がないんですね。
なるほど〜。
それでふくらむんです。
チャパティ作りは簡単そうなんですけれども非常に奥深くて難しい。
すばらしい。
分かりました。
工程が少しでもおかしければ先ほどのようにふくらみませんので。
瀬戸さんもやってみます。
うまくふくらむでしょうか。
あっ結構のびますね。
あれっ?これ打ち粉が少ないからですね。
少ないとこうなるんですね。
結構多めに足しましょう。
こんな感じですか?打ち粉のおかげでそんなにひっつかないですね。
まっすぐいけるとこまで。
どうですか?きれいな…あっ。
幅はいいですね。
次横…両サイドのばしていきましょう。
ちょっと体を傾けて。
そうですね。
上手に円くするのって意外に…。
見てると簡単そうなんですけどやると難しいですね。
カトリーヌさんきれいに…。
だいぶちょっと!あっ!これで焼いても大丈夫ですか?あ〜いいと思いますね。
やったうれしい。
こうですね。
ペチャンと勢いよく。
ペチャンと!あっいい感じです。
楽しい。
若干この色がちょっと変わってきましたでしょ?ほんとだ表面が…。
そしたら裏返します。
折れないように。
お〜!いい焼き色。
表面がふくらんできましたよ。
あ〜ドキドキする。
さあそしたら早業に移りますよ。
こちらの面をネットの面に。
ですからこうですね。
つまりこうですね。
その時折らないように。
これが裏になるんですね。
いきます。
強火にします。
ネット置きます。
これが裏ですね。
真ん中置いて下さい。
ああ〜!いい感じ!おお〜っと!ふくらみが…あ〜あ〜!ここからは!?ここからこない!諦めきれない瀬戸さん。
もっと薄く丁寧にのばして再びチャレンジします。
ここがひっついてる。
おっOK!OKOK。
よし!もう…ドキドキしてきた。
分かりました。
ペチャンと。
OKOKOK!OK!OK…なかった事に。
今回はより薄く広くなってるので成功する可能性が。
1回目これなんですけど見て下さい2回目。
生地が大きくなりましたよ。
薄く大きく。
簡単そうに見えて侮れない。
そうなんですよ深いんですよ。
深いですね。
深いけど今までの中で焼き加減を楽しめるっていうのがない体験です。
ああっきれいにふくらんできましたね。
これはいくかも!いくかもですか。
これを…反対ですね。
いきますよそしたら。
はい強火にしてネットを置いて。
いきます!おっああ〜!ふくらんだ!いや〜!おお〜!わ〜!わ〜!やった〜!いや〜すごくおいしそう。
1枚目と全然違いますね。
でも1回失敗したからこそ分かるこの2度目のすばらしさ。
インドのダンスで…。
フフフ…。
ほんとにありがとうございます。
いやすばらしい。
チャパティが出来たら相性ぴったりのチキンカレーを作りましょう。
まずシナモンカルダモンローリエ黒こしょう赤とうがらしをサラダ油で炒めます。
赤とうがらしが黒く変わったら油に香りが移った目安です。
たまねぎはあめ色になるまでじっくり炒め甘みを引き出します。
次にトマトを加え更にじっくり炒めます。
にんにくを加え色づくまで炒めます。
トマトピュレを入れてコクを出します。
水を入れて煮立てます。
主役の食材骨付きの手羽元をたっぷり加えます。
ここでカレーの命香辛料の登場。
今回使うのは…全部たくさん入れれば入れるほどおいしくなるっていうのはこれは間違いなんです。
今回はバターとヨーグルトを入れて味を少しマイルドに。
ふたをして…仕上げにグリンピースと玉ねぎをトッピング。
食材のうまみとスパイスの香りが程よくマッチした本格カレー。
チャパティと一緒にどうぞ。
チャパティできました!いや〜アルンさんおいしそうです。
私たちが焼いたチャパティですね。
あのチャパティってどういうふうに食べるんですか?一口大にちぎってカレーにつけて食べるんですけれども。
そしてカトリーヌさん大成功したこのチャパティ。
結果的に完全な2層になってるんですね。
これですね。
そちらの方が完全な2層に…。
なっていますよく見ると。
これが軽くておいしいチャパティ。
あら成功でございます。
いただきます。
生地は薄いのに存在感ありますね。
この香りが…小麦粉のパンとはまた違いますね風味が。
非常に全粒粉おいしいです。
ヘルシーなんですよね。
そうです。
ナンはもっちりしているのに対してチャパティは軽い食べ心地と言うんですかね。
これでも1人1枚じゃ足りないですよね?足りない。
私なんて昼ご飯に3枚食べます。
あら。
チャパティの生地でひき肉の具を包み薄くのばすと…作り方は簡単。
鶏ひき肉をスパイスで炒めチャパティの生地で包みます。
麺棒で薄く円くのばして両面をこんがり焼いたら完成。
インドでは朝食やおやつによく食べられるそうです。
香りがいいです。
香りがいいですね。
う〜ん!いや合いますねカレー…当たり前ですよね。
なんかピザ食べてるような感覚なんですすごく。
うう〜うまいなあ。
うなるうまさですね。
このようにカレーと合わせるのも最高なんですけれどもこの「チャパティロール」という。
これ今インドではやってますね。
いろんな具材入れて巻くんですね。
チーズとピクルスときゅうりとトマトハム。
うん!普通サンドイッチだったらパンなんですけれどもそれをパンじゃなくて全粒粉の薄焼きのチャパティで。
サラダを巻いたような感覚ですね。
いやそれにしてもあのシンプルな素材で全粒粉のこのおいしさがグワッと広がったチャパティ感動しました。
何か思い出ってありますか?チャパティの。
父がよく言っていました…うわ〜すてき。
じゃあ子供の頃からお父さんが作るチャパティをずっと食べてたんですね。
そうですね。
この先もたくさんの人においしい料理を作っていきたいと思います。
絶対お父さん喜んでますよ。
そうですか。
最高の親孝行だと私は思います。
インドの人々が日々愛してやまないチャパティ。
遠く離れた神戸でも人々の空腹と心を満たしています。
2014/03/11(火) 11:30〜11:55
NHKEテレ1大阪
趣味Do楽 KOBEで極める!世界のパン 第5回「インドのチャパティ」[解][字]

幼い頃パン職人にあこがれた瀬戸カトリーヌが世界のパンが楽しめる港町・神戸でパン修業。今回はインドの「チャパティ」。家庭で日常食べられる平らなパン。

詳細情報
番組内容
父親がフランス人のパン職人で、幼いときはパン職人になりたかった女優・瀬戸カトリーヌが、世界のパンが楽しめる「日本一のパンの街」港町・神戸でパン修業。父をうならせるパンが焼けるか? 今回はインドの「チャパティ」。インドだと「ナン」が有名だが、ナンはタンドールという窯で焼いたもののこと。一般家庭で日常に焼いてカレーと共に食されるのが、チャパティ。インド出身の父の店を継ぐアルン・ライさんに習う。
出演者
【講師】インド料理店(RAJA)店主…アルン・ライ,パン博士(日本パン技術研究所所長)…井上好文,【司会】瀬戸カトリーヌ,【語り】杉浦圭子

ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
趣味/教育 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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