情報まるごと 2014.02.25

きょう午前10時前の成田空港です。
混雑していますね。
かばんの上で頑張ってますね。
なんとか見ようというね。
お目当てこちらです。
ソチオリンピックの選手団が帰ってきました。
金メダルの羽生選手。
爽やかな笑顔ですね。
いい笑顔ですね。
町田選手にも、大きな声援です。
竹内さん、おめでとうございます!
呼びかけられてますね。
大きな声援ですね。
あっ、高橋選手。
明るい表情ですね。
そして、浅田真央選手の姿も見えました。
こんにちは。
情報まるごとです。
まずは帰ってきました、ソチオリンピックの選手たちです。
もう空港に出迎えた人の数、すごかったですね。
本当ですね。
それだけ、大きな感動をくれたんだということをね、改めて感じますけれどもね、選手たちの表情も晴れやかでした。
今回、日本選手団は海外で行われた冬のオリンピックでは、過去最も多い8個のメダルを獲得しました。
うれしいですね。
こうして並べるだけで、やっぱり多いなという気がします。
きょう午前には、選手団およそ200人が帰国。
メダリストたちが先ほどから記者会見を開いています。
まずは、そちらの様子からです。
このたびソチ日本選手団旗手を務めさせていただきました、小笠原です。
この旗手の話を頂いてから、約1か月間、本当に私でいいのだろうかという、ちょっと後ろめたい気持ちもあったんですけれども、開会式で日の丸を持った瞬間に、旗手として日本選手団を盛り上げなければいけないというふうに、自覚をいたしました。
私の日の丸を掲げ、後から入場行進をした日本選手団の中から、8つのメダルが生まれたということにおいては、非常にうれしく思っていますし、思っているんですけど、残念ながら、私がその中に入れなかったことは、非常に残念に思っています。
カーリングでは、前半に平野選手、平岡選手のメダルの連絡を聞き、私たちも頑張ろうと。
その中で、葛西主将が銀メダルを獲得し、主将ががんばっているのであれば、私たちも諦めてはいけないと、旗手として、最後まで戦い抜こうという強いエネルギーを頂きました。
最後まで決勝トーナメントに関われるくらい粘れることができたのも、ほかの同じチームジャパンの競技の方々の活躍が、力になったこともありました。
カーリングの競技が終わり、私は旗手としてほかの競技の方々に、何か力になれないかと思いまして、ほかの競技をいくつか観戦、応援させていただきました。
その中で失敗を諦めずに、本当にチャレンジしていく、その一瞬、その時間にすべてをかける、ほかの競技の選手を見ていると、自分も同じオリンピアンとして非常に誇りに思いましたし、自分もまだまだ頑張らなければいけないというふうに思いました。
閉会式でも、もう一度旗手として、日本の旗を振らせていただく大役を頂きました。
こういうマイナーな、まだカーリングはマイナーな競技だと、私は思っておりまして、その中でも、こうして大役を与えていただいた団長をはじめ、関係者の皆様方には非常にお礼を申し上げたいと思いますし、これを機に、いろいろな競技がもっともっと注目していただけるように、私も、今後も日本のカーリング界と日本のスポーツ界のために、少しでも力になれればいいなというふうに思いました。
すべての面において、ソチオリンピックは、私は3度目の出場だったんですけれども、最高のオリンピックだったというふうに思っています。
その中で、すばらしい、同じ仲間、選手団の皆さんと、ソチのオリンピックで戦えたこと、一生忘れませんし、一生の誇りとして、思って今、帰国しました。
以上です。
たくさんの応援をしていただき、こうやって、今、胸に金メダルを掛けて、こうやって日本に帰ってくることができて、とても誇らしく思っています。
ただ僕自身、演技の内容については、満足しているわけではありませんし、ショートプログラムについては、納得できるいい演技ができたと思いますけれども、これからに続く課題の残った演技となってしまったので、これからオリンピックチャンピオンとして、チャンピオンらしい演技ができる、強いスケーターになれるよう、精いっぱい頑張っていきます。
今回のソチオリンピックでは、たくさんの応援、ありがとうございました。
私自身、4度目のオリンピックで、初めてどのようにしてオリンピックを戦うべきなのか、どのように勝ちに行くべきなのか、初めて知ることができた大会となりました。
すごいいい感触を持って、挑んだのですが、銀メダルという形に終わったことは、今も悔しく思っています。
ただ、マイナー競技として、アルペンスノーボードをたくさんの人たちに知っていただけたことが、メダル以上の喜びですし、この一過性のもので終わるのではなくて、少しでも長くスノーボード、ウインタースポーツに興味を持っていただいて、次世代につながるように、これからも頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
今回は応援ありがとうございます。
僕は15歳で最年少メダリストっていう、今後、歴史に残りそうなものを残して、まあ、この銀メダルに終わったのも、今後、いい経験になると思うし、この先、いろんな自信になると思うんで、これからも応援よろしくお願いします。
応援ありがとうございました。
小さい頃から目標にしてたオリンピックで、メダルとれてよかったです。
スノーボードが結構、世の中の人に見てもらえて、広がったと思うんで。
それが一番…。
私に関しては、今回のオリンピックから始まった新種目で、まずは始まる前から、何かをするのではなくて、メダルをとって、国民の皆様とか、応援してくださる方にアピールするのが一番説得力があると思っていたので、それが実になって本当にうれしいと思いますし、ここまで来るのにも、たくさんの人の支えがあって、ここに立つことができたので、本当に感謝しています。
また、これからアスリートとして、スキーヤーとして、海外に出て、もっともっとスキーのハーフパイプとか、日本の女子の選手がどんどん海外に出ていけるようなレールを作っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。
まず帰ってきたら、今、一番何がしたいですか?
本当に日本にこうやって、最高の結果を持って帰れて、本当にうれしいですし、とても誇りに思うんですけれども、それよりもやはりオリンピックっていうものの注目度というか、そういう関心の高さっていうものを改めてこうやって、記者会見を通して感じていますし、こういう関心の高い大会だからこそ、こうやって最高の評価を頂いて、何か、見ている方々に何かを伝えられたんではないかなと思っています。
ただ、日本に帰ってきて、何かしたいかって言われると、特に何もないですし、どちらかといえば、早く練習して、世界選手権に向けて、一生懸命やりたいなというふうに思っています。
そうですか。
メダルには届きませんでしたが、フィギュアスケートのフリーで会心の演技を披露した浅田真央選手は、東京都内で記者会見を行いました。
1年間、ソチオリンピックまで集大成という気持ちでやってきましたし、本当に今回のソチオリンピックのフリーでは、もう悔いをなく、最後、終わりたいという気持ちで、スケートを滑って、今、悔いなく終わった気持ちでいます。
このオリンピックで、本当にいろんな感情がたくさん、本当に悔しかったり、本当に最高の気持ちだったり、いろんな気持ちを味わったんですけど、今まで以上にすごく充実した試合だったなというふうには思っています。
でもやはりショートでああいう結果になってしまって、自分も悔しかったんですけど、やはり自分もその強い意思を持って諦めなければ、やっぱり自分の目指しているものができるんだなというのは、また改めて強く感じることができたので、また今後の自分の人生にも、それが生きてくるのではないかなっていうふうに思っています。
選手村でも、よく一緒に話したりとか、食堂などでも、会ったらみんなで一緒にごはん食べたりとか、そういう感じでずっと過ごしていました。
みんなで一緒に無事に終えることができて、今、すごくほっとしています。
そして、来月開かれる世界選手権のあとの、みずからの去就については。
パーセンテージで言うと、どうですかね。
うーん、50、今のところ、ハーフ・ハーフぐらいです。
浅田選手、本当に柔らかくて明るい笑顔でしたね。
笑顔の会見でしたね。
まずはお疲れさまでしたということと、そして、世界選手権、エールを送りたいと思います。
そうですね。
では、次です。
関東甲信で降った記録的な大雪の影響が続いています。
積もった雪で作物が傷んだり、農業用ハウスが倒れたりしたため、野菜が値上がりしています。
私たちの食卓への影響は、いつまで続くのでしょうか。
全国有数のねぎやきゅうりの産地、埼玉県深谷市です。
露地栽培のねぎは、雪に覆われて折れたり、寒さで変色したりしています。
この地区では、きゅうりを栽培する農業用ハウスのおよそ70%が被害を受けました。
全国一のいちごの産地、栃木県でも、農業用ハウスが相次いで倒れました。
冷たい空気にさらされたいちごは、生育が悪くなるため、出荷できなくなるということです。
また、山梨県では、ぶどうや桃などの農業用ハウスが倒壊したり、果樹の枝が折れたりするなど、農業関係の被害額はこれまでのところ、70億9100万円に上るということです。
こうした被害は、野菜の価格に直接、影響しています。
東京都内にあるスーパーです。
品薄となり、仕入れ価格が上昇したため、きゅうりやねぎ、ほうれんそうなどの値段が上昇しています。
このスーパーでは、1袋当たりの量を減らして価格を抑え、客が買い求めやすいようにしているということです。
例えばきゅうりは、1束3本のところを2本にしています。
農家の方も、売る側も買う側も、大雪の影響、苦しい状況続いてますね。
そうですね。
そしてスタジオにこれ、野菜を用意しました。
消費者の立場では、やはり野菜の価格、非常に気になるところです。
築地市場で野菜などを扱う卸売り会社の有賀正次さんに電話で伺っていきます。
有賀さん。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
まず今、特に値段が高いの、どんな野菜なんでしょうか?
そうですね、やはり大型野菜の長ねぎ、白菜、キャベツ、大根、そして若干きゅうりだとか、トマトっていう…類ですね。
それとあと、ほうれんそう、葉物類が全般的に、総じて入荷量は増えてはきてはいるんですけれども、まだ入荷の値段のほうがちょっと割高という状況ですね。
今、スタジオに用意したほとんどの野菜、高くなっているということですね。
ふだんよりも、どれぐらい高いっていうふうにおっしゃってました?
大体、品目にもよるんですけれども、大体2割から3割ぐらい、やはり例年よりも高い状況が続いておりますね。
入荷量が少ないからということなんですよね?
はい、特に大型、今言いました商品については、一時期よりはだいぶ値段のほうも徐々にはこなれてきてはおりますし、微量ではありますけど、入荷量も若干でも増えてきてはいるんですけども、例年に比べて、まだまだちょっと入荷量のほうが少ないという状況がまだ続いておりますね。
まだ続きそうなんでしょうか。
露地野菜のほうについては、今申し上げた品目については、比較的、雪どけとともに、高値は短期で終わるであろうという見方はしております。
ただ、農業用ハウスが倒壊したとかですね、かなり被害が出ておりますんで、特にきゅうりだとか、トマト、あるいはほうれんそうを主体とした葉物類ですね、こういったものは関東産がこれから春にわたって、ピーク時を迎えていきますので、こういった商品については、2、3か月先、ちょっと多少、乱高下はあるかと思いますけれども、高値が続く傾向にあるかなというふうに感じております。
だから、きゅうり、トマト、あと葉物ですか、ほうれんそうですとか、この辺りが、これから高くなってくるかもということですね。
そうですね。
ちょうど。
ちょっとこちらで失礼しますんで。
今後、高値になる可能性があるということですね。
ごめんなさい、さっき言っていた。
現在も高値と。
ほうれんそうと、長ねぎですとか、ねぎですとか、その辺が今は高いということですね。
まだ、これから高くなるっていうのは、大体いつぐらいっていうふうに考えられますかね、ハウスもの。
今言った中心の長ねぎだとか、白菜、きゃべつ、こういったものについては、非常に短期で終わるかなという予定はしております。
ただハウスの野菜については、非常にやはりきゅうりだとかトマトだとか、そういったものは、春に向けて定植したものも結構ございますんで、そういったものはやはり品薄がちょっと、しばらく続くんじゃないかなというふうに予想はしております。
価格が高くなっている野菜、ありますが、価格が上がっていない野菜というのは、あるんでしょうか?お勧めの野菜。
どっちかというと、きんたけ類ですね。
えのきだとかぶなしめじだとか、ある程度、室内で計画生産できるものについては、比較的、天候に左右されませんので、こういったものは、従来の安定価格ということで、そんなに相場変動はないという、非常に買いやすい商品だと思いますね。
有賀さん、どうもありがとうございました。
どうもありがとうございます。
やっぱりきのこは、いつでも頼りになるという気がしますよね。
上手に使っていきたいなと思いますが、東京シティ青果の有賀正次さんに伺いました。
にっぽんまるごとです。
初めは仙台から。
発生からまもなく3年になる東日本大震災を巡る裁判です。
上司の指示で、建物の屋上に避難して、津波に巻き込まれ、亡くなった従業員の遺族が、勤務先の銀行を相手に起こした裁判に判決が出ました。
吉田さん。
宮城県女川町にあった、七十七銀行女川支店を巡るこの裁判。
判決は、遺族の訴えを退けるものでした。
東日本大震災の大津波で、宮城県女川町にあった七十七銀行の女川支店の従業員が、当時の支店長の指示で屋上に避難したあと、津波に巻き込まれ、4人が死亡、支店長を含む8人が行方不明になりました。
このうち死亡した2人と、行方不明になったあと、死亡が認定された1人の遺族が、従業員を近くの高台に避難させなかったのは、安全配慮の義務に違反するとして、銀行側に、2億3000万円余りの損害賠償を求める訴えを起こしました。
銀行側は屋上の高さを超える津波は予測できなかったとして、争っていました。
きょうの判決で、仙台地方裁判所の齊木教朗裁判長は遺族の訴えを退ける判決を言い渡しました。
判決で裁判長は、支店の建物は鉄筋コンクリート造りで、想定される津波より高く、津波避難ビルとしての適格性があった。
高台へ避難する時間の余裕がない中で、事前に銀行が避難場所に指定していた支店の屋上への避難を指示したことが、安全配慮の義務に違反するとはいえないと指摘しました。
七十七銀行は、12人の行員やスタッフを失った悲しみに変わりはなく、今後、このようなことが繰り返されることがないよう、防災への取り組みや行員の防災への意識をより一層高めていきたいと考えていますというコメントを発表しました。
続いて、にじまると一緒に空を散歩するにじさんぽです。
気象予報士の加藤さんとお伝えしていきます。
こんにちは。
こんにちは、きょうはようやく寒さが和らぎましたね。
そうですね。
東京は午前中に10度を超えまして、きょうは3月の中旬から下旬並みの陽気の所が多くなっています。
それでは空の散歩に出かけましょう。
まずこちらは熊本県阿蘇市です。
阿蘇山の様子が見えます。
まだ雪が残っていますね。
ただ、気温が上がってきていますから、この雪も次第にとけそうです。
阿蘇地方に春の訪れを告げる野焼きが、おとといから始まりました。
1000年以上続いてきたとされる阿蘇の野焼きは、枯れ草が乾燥するこの時期に、毎年行われています。
4月中旬頃までです。
続いてどんよりとした曇り空ですね。
愛媛県の宇和島市です。
雲はありますけれども、きょうは晴れ間も広がっていますよ。
愛媛けんない、615度を超えている所もあって、ぽかぽか陽気となっています。
あすも気温が高いんですが、天気、下り坂となりそうですから、きょうの日ざしは有効に使いたいですね。
続いて、すっきりとした青空です。
岐阜県下呂市下呂温泉の様子です。
合掌造りの建物の中で、明治から昭和にかけて作られた素朴な素焼きのひな人形、土雛の展示が行われています。
ほとんど雲がありませんね。
快晴の青空となっています。
寒さは緩んでいます。
きれいですね。
神奈川県の松田町です。
松田山で早咲きの桜が咲いています。
現在、7分咲きということです。
黄色の花は菜の花なんですね。
桜と一緒に楽しめます。
来月16日まで、まつだ桜まつりが開かれていて、夜にはライトアップも行われています。
きょうはよく晴れて暖かいですからね、お花を見に行くのにもいいお天気といえそうですね。
そうですね。
雪が見えますね。
青森市の中心部です。
道路脇に雪が積み上げられていますね。
ずいぶん高く積み上がってますね。
午後2時の積雪は66センチです。
東北地方もきょうは寒さが和らいでいまして、あす、あさってと、日に日に気温が高くなりそうなんです。
屋根からの落雪など、起こりやすいですから、注意してください。
最後は北海道の釧路空港です。
愛称はたんちょう釧路空港です。
続いては、小さなサルの物語です。
秋田市の動物園で暮らすメスのニホンザル、ユウです。
去年11月に、この番組で紹介しました。
今、生後8か月になったということです。
ユウは、母親の育児放棄によって、人の手で育てられました。
一度、人工飼育されたサルは、群れに戻ることが難しいといわれますが、その挑戦をいまもつづけています。
生後8か月のメスのニホンザル、ユウです。
母親の育児放棄により、生まれた直後から人の手で育てられました。
今は、群れに戻ることを目指して、同年代のサルたちと一緒の部屋で暮らし、サル社会のルールを勉強中です。
秋田市の大森山動物園にあるサル山です。
およそ70頭が群れを作って暮らしています。
去年6月、生まれたばかりのユウは、胎盤がついたまま、放置されていたところを保護されました。
それから4か月の間、人工飼育されたユウは、人間に対する恐怖心をほとんど持たないサルになっていました。
一方、サル山のサルたちは人に対して一定の距離を保ち、自分たちのルールで社会を作っています。
ユウをこのまま群れに戻しても、異質な存在として、攻撃されてしまうおそれがありました。
大森山動物園では、これまでに3回、人工飼育のサルを群れに戻そうとしましたが、一度も成功しませんでした。
ユウの育ての親、獣医師の三浦匡哉さんと、飼育員の斎藤勇さんです。
2人は、ユウをサル山に戻す方法を考えていました。
出た結論は、まだ小さいうちに人間から離して、サルに慣れさせることでした。
去年10月、三浦さんと斎藤さんは籠に入れたユウを、サルたちのすぐそばに置き去りにしました。
最初は、生まれて初めて間近で見るサルに、おびえてばかりだったユウ。
しかし、1週間が過ぎたころから、変化が生まれてきました。
お互いの信頼関係を築くために欠かせない毛繕い。
母親から教えてもらえなかった生きるために必要なことを、ユウは自分で学んでいました。
そして、先月下旬、冬の動物園では、群れのサルたちが身を寄せ合って、厳しい寒さをしのいでいました。
2か月ぶりにユウを訪ねると。
かごから出て、群れの子ザル4頭と一緒に暮らしていました。
三浦さんと斎藤さんは年の近いサルを群れから集めて、サルの幼稚園を作り、ユウに団体行動を身につけさせようと考えたのです。
しかし、ユウはほかのサルたちとは、明らかに違う行動を取っていました。
餌の時間、ユウは周りを気にせず、部屋の真ん中でのんびり食べています。
一方、群れの子ザルは素早く餌を取ると、ほかのサルに取られないように、木の上に登って食べています。
その行動の意味がユウには分からない様子です。
子ザルたちは、そんなユウが異質な存在に感じるのか、相手にしていないようです。
群れの一員として認められないことは、サル山では即、命の危険につながります。
なかなか仲間に入れない。
そんなユウがきっかけを求めたのは、体の一番小さな子ザルでした。
ユウは、近くで餌を食べている小さな子ザルに近づきますが。
追い払われてしまいます。
それでもめげずに、何度もアタックしますが。
やっぱり相手にしてもらえません。
そのおよそ10分後。
ユウの思いが通じたのか、さっきの子ザルが近づいてきました。
ユウに寄り添います。
恐る恐る体を触るユウ。
見よう見まねで覚えた、あの毛繕いをします。
子ザルは嫌がることもなく、ユウに身を任せています。
人間と離れ、独りぼっちの挑戦を続けて103日。
どうやら、群れのサルの1等から受け入れてもらえたようです。
育児放棄によって、人の手で育てられた子ザルのユウ。
みずからの力で必死に生きようとしています。
ユウは強いですね。
仲間が出来たようでよかったですね。
このままなんとか、群れに戻っていってほしいですけども、どうでしょうか、秋田のスタジオには、取材した福納カメラマンがいます。
福納さん、その後、ユウは周りの子ザルたちと、仲よく暮らしているんでしょうか?
それがそうともいえないんです。
えっ、そうなんですか?
ええ、そうなんです。
さらに厳しい試練がユウを待ち受けていました。
先週、前回の取材から2週間ぶりにユウのもとを訪ねてみました。
すると。
ユウは足の指をけがして、血を流していました。
自分より体の大きいサルと餌を取り合って、かまれてしまったようです。
飼育員の斎藤さんは、これから少しずつ餌の量を減らすことで、ユウを競争に慣れさせることにしています。
サルの世界の厳しさを感じますよね。
ユウが群れに戻る見通しは立っているんですか?
斎藤さんたちは、こうした取り組みをしたうえで、5月の出産シーズンに赤ちゃんザルに紛れ込ませるような形で、ユウを戻したいと考えています。
これからが正念場です。
秋田から子ザルの挑戦についてお伝えしました。
次です。
こちら、巨大なやぐらに大根を干して乾燥させる、大根やぐらです。
畑にずらりと並ぶ、宮崎ではおなじみの冬の風景を、映像で描きました。
ずらりと干された漬物用の大根が2万8000本。
宮崎の冬の風物詩、大根やぐらです。
宮崎市田野地区は、県内一の生産地です。
この時期、地区の農家は一家総出で大根干しに追われます。
竹で組んだやぐらは、高さ5メートルを超えます。
巨大なやぐらは、大量の大根を一気に干すために作られました。
地元の人が、鰐塚おろしと呼ぶ風。
周囲の山から吹き下ろす風を、うまく捉えられるかどうかが、干し大根の出来を左右します。
作業はその日の風しだい。
よく晴れたこの日、風を逃すまいと、干す大根の数を追加しました。
2人でおよそ2500本、1時間余りの早業でした。
晴れて、風のある冬の1か月半が勝負です。
大根の白い素肌を滑る冬の日ざし。
短い冬の恵みを受けて、大根は乾いていきます。
寒風にさらされ、うまみを凝縮していく大根。
南国、宮崎も夜がふければ、気温はぐんぐん下がります。
氷点下を記録したこの夜。
まだ水分の多い大根が凍るのを防ぐため、ストーブに火がともされました。
自然の力で作り出される干し大根。
干し大根作りの終わりとともに、姿を消す大根やぐら。
宮崎の冬だけの風景です。
トクする日本語です。
杉原満アナウンサーです。
こんにちは。
こんにちは。
ソチオリンピックの選手たちも帰ってきましたけれども、応援にも力が入りましたね。
きょうは、スポーツの大会などで、間違って使われやすい慣用句というものを、いくつか見ていきます。
初めに、こういう表現です。
鳥肌が立つということばですね。
羽生選手の金メダルの演技に鳥肌が立ったなんていうことを言いがちですけれども、本来は違う使い方をしますね。
鳥肌が立つというのは、寒さや恐ろしさでぞっとするという意味で、鳥肌というのは、ご存じのように、鶏の羽をむしったように、肌がぶつぶつになることですけど、これは寒さとか恐怖などの強い刺激で、なるものと、もともとされているんですね。
ただ、スポーツやドラマなどで、感動して鳥肌が立つということは本当はないのかということで、NHKのことばの番組で以前、実験してみたんですね。
感動的なドキュメンタリーを見てもらったんですが、そのときに、見ている人の肌に、鳥肌が実際に立つことが確認されました。
だから物理的には間違いではないということで、辞書でも一部、最近ですね、近年、感動した場合に用いるとか、強い感動を覚える際にも使うと載せているものもあるんですね。
ただ本来は、こちらの意味だったんですね。
ですから感動して鳥肌が立つと使うと、人によっては気になるという人も多いので、注意したい表現の一つということになりますね。
もともとゾクゾク、感動してする感じを表すことばは。
適当なことばがないので、次第にこれも認められていくとは思います。
続いて、げきを飛ばすということばです。
これよくハッパをかけるとか、活を入れるという意味で使われますよね。
監督が選手にげきを飛ばした、社長が社員たちにげきを飛ばしたと使われますが、これも本来の意味ではありません。
じゃ檄を飛ばすのげきとは何か。
こういう漢字を書きます。
木偏なんですね。
もともと役所がお触れを告げるために出す文書ですとか、あるいは仲間を呼び集めるための触れ文のことをげきといって、古代中国では、しかも文書というのは、木札に書きますよね、だから、木偏なんですね。
この文書を地方に送り出すということがげきを飛ばすということで、ここから自分の主張や考えを人々に広く知らせるという意味で、このことばが使われるようになったんです。
ではなぜ活を入れるになってしまったか。
げきという、同じ音の三ずいの字がありますね。
激怒する、激突する、激しい様子を表しますが、あるいは激励するということばもありますよね。
だからこの連想でどうも、これが使われるようになってまして、この木偏の檄ということばそのものが、もう意味が今、分かりませんね、皆さん。
ですからげきを飛ばすということも、もともとの意味というのは、分からなくなっているので、本来だったら死語になるわけです。
ところが似たようなことばがあったので、そこに意味が入り込んでしまったと。
だから、これもやはり一部の辞書で、活を入れるという意味を、このことばに載せている辞書も出てきているんですけれども、ただ、まあやっぱり、全くこれは字がもともと違うので、本来の意味ではないということなんですね。
こういうことも知っといていただきたいなと思います。
それから、最後に指揮する、指図するという意味の采配を振るということば。
監督が采配を振るというふうにいいますけれども、これ、采配を振るうという方が多いんですね。
平成20年度の文化庁の国語に関する世論調査でも取り上げていまして、チームや部署に指示を与え指揮することを、采配を振ると答えた方は28.6%、一方、采配を振るうと答えた方が58.4%と、過半数に。
こちらのほうが多くなってしまうんですね。
そうですね、采配というのは、時代劇などで見る方、いらっしゃると思うんですが、大将が指揮をするための道具で、紙の短冊状の房に柄のついたもので、これを前後左右に振って、軍を動かすわけですね。
そこから采配を振るという慣用句が出来たわけですけれども、これが振るうになったのは、振るうを使う慣用句も多いんですよね。
刀を振るう、腕を振るう、権力を振るう。
思いのままに操作するというような意味で振るうが使われますが、音も似ているし、意味も似ているので、采配を振るうを使う人が、どうしても増えてしまったようです。
ですからこれも、必ずしも間違いとはもう、もはやね、いえないんですけれども、慣用句というのは、形と意味が結び付いて出来たことばなので、本来の形、本来の意味を、ぜひ知っておいていただきたいなと思います。
きょうは関東地方も気温が上がっています。
こちらは東京・丸の内の今の様子です。
朝から快晴で、たっぷりの日ざしが降り注いでいます。
このところ、気温が10度に届かない真冬の寒さが続いていましたが、きょうは暖かくなっています。
この時間までに13度近くまで上がって、3月中旬並みの陽気となっています。
ではまずは気温の様子から見ていきましょう。
この時間、関東から西の各地で10度を超えていまして、きょうも九州や四国など、ところどころ、黄色い表示、15度以上となっている所もあります。
さあ、あすはさらに気温が上昇する所もありそうです。
きょうよりも暖かくなる所もありそうです。
では暖かい空気の予想を見ていきます。
こちらは晴れますと、15度くらいまで上がるような暖かい空気です。
きょうは九州や四国付近に流れ込んでいます。
これがあすは関東付近まで、さらにあさってになりますと、北日本まで流れ込む予想で、この先は次第に南から暖かい空気が流れ込みやすくなってきそうです。
ただ気温が上がりますと、注意が必要になるのが、雪の多い地域の雪崩です。
午後2時半現在、なだれ注意報が東北地方から関東甲信、それに中国地方にかけて、発表されています。
屋根からの落雪も危険高まってきますから、お気をつけください。
では、この先の予想最高気温です。
東京や大阪では、金曜日ごろにかけて15度前後となりそうです。
3月の中旬から下旬並みの陽気です。
東京、金曜日の16度の予想、これは4月並みの陽気です。
ただこのあと、気温が急激に下がります。
土曜日からは3月ですけれども、東京は10度を下回って、また真冬の寒さが戻ってきます。
まだ冬物の厚手のコートが活躍する日がありそうです。
この先は気温の変化がかなり大きくなりそうですから、ご注意ください。
では天気図です。
今、日本付近、高気圧に覆われていまして、広い範囲で晴れています。
あすにかけても北日本、東日本中心に、晴れる所が多くなりそうです。
引き続き暖かい空気が流れ込んで、気温を押し上げるでしょう。
一方、西から低気圧や前線が近づいてきます。
西日本は天気が下り坂です。
九州から雨が降りだしそうです。
ではあすの全国の天気です。
2014/02/25(火) 14:05〜14:55
NHK総合1・神戸
情報まるごと[字]

▽大雪影響…高値続く野菜 ▽五輪選手団帰国 【キャスター】小澤康喬,堀友理子,【気象キャスター】加藤祐子

詳細情報
出演者
【キャスター】小澤康喬,堀友理子,【気象キャスター】加藤祐子

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ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 天気

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