「中国世界遺産ものがたり」〜悠久の旅人たち〜 2014.02.10

馬を走らせて西來天に到らんと欲す
家を辭してより月の兩囘円かなるを見る
今夜知らず何れの處にか宿せん
平沙萬里人煙絶ゆ
故宮と並ぶ北京のシンボル世界文化遺産「天壇」
南京から北京への遷都を進めていた明の第3代皇帝永楽帝は紫禁城の造営とほぼ平行して「天地壇」を作った
これが後の天壇である
当時の建築はほとんど残されていないがわずかにその名残を見ることはできる
天壇の西門近くに残っている神楽署凝禧殿は明の永楽年間の建築様式を今に伝える貴重なものである
天壇は天と対話する場所である
天は丸く地は四角い「天円地方」という中国の古代思想にのっとれば天を祭る建物は円形であるのがふさわしい
ところが永楽帝の作った天地壇は人間が住む住居のごとく四角い建物であった
およそ100年のち天地壇の多くの建物は破棄され大規模な改修が行われることになる
2014/02/10(月) 22:54〜23:00
テレビ大阪1
「中国世界遺産ものがたり」〜悠久の旅人たち〜[字]

#281 天壇