あしたをつかめ〜しごともくらしも〜「盲学校教員」 2014.03.10

ハハハハハハ…!おじゃましました…。
おっ。
ウ〜ッ…。
(笛)「あしたをつかめ」。
今回の主人公はアイマスクをしているこの男性。
スポーツが大好き!そんな彼の正体は?盲学校教員三上信雄。

(テーマ音楽)あしたをつかめ。
大切なのは君の時間。
まずは仕事。
もちろんプライベート。
できれば自分磨き。

(チャイム)今回の舞台は福井県で唯一の盲学校。
お願いします。
お願いします。
幼稚部から高等部まで全校生徒は32人。
全盲または視力や視野の限られた弱視の生徒がそれぞれに合った学習スタイルで学んでいる。
三上さんは中学のクラス担任。
保健体育の先生だ。
おはようございます。
はいおはよう。
残るんですけど…。
何かあるんやったっけ?生徒は中学12年生の4人。
みんな今日は体を動かしたい気分ではないらしい。
担任の三上さんには毎朝大切にしている日課がある。
そんな感じです。
生徒の心をつかむって難しいよね〜。
幼い頃から運動が大好きだった三上さん。
スポーツの楽しさを子供たちに伝えたいと体育教師を目指した。
大学卒業後教員採用試験に合格。
配属先は全く想像もしていなかった盲学校だった。
この学校に来て4年。
今では全てのクラスで体育の授業を任されている。
わっ何しとる?大丈夫?大丈夫?5678…。
今三上さんが最も力を入れているのがマラソン。
1週間後に校内マラソン大会が控えているからだ。
1234…。
5678。
2234…。
5678。
三上さんが担任するクラスの…初めてマラソンに挑戦する。
そうか…。
はいヨーイスタート!コースは学校周辺の道のりを5km。
制限時間は50分。
それまでにゴールしないとリタイアと見なされる。
視覚障害のある生徒たちにとって路上には危険がいっぱい。
そんな生徒たちの安全を守るために三上さんも一緒に走る。
これまで長い距離を走ったことのない青木君。
今回の目標は制限時間内に完走することだ。
全力でやってほしいので少しでも一緒に走ったりまあ近くにいて安全面に配慮してあげれば思う存分体動かせるかなと。
三上さんは生徒たちをレベルアップさせるためにやっていることがある。
一人一人の持久走のタイムを記録しグラフ化しているのだ。
結構細かいんだね〜。
去年のタイムよりも上げようって。
授業の最初にこの体育の持久走の目標は言っているので。
去年よりもやっぱねいい方がいいじゃないですか。
何か成長してるなっていう実感もあると思うし。
1年間部活もやってるしそういうところで体力ついてるなって実感してもらえたらうれしいので。
三上さんには大きな気がかりがあった。
マラソンが苦手だと言っていた青木君。
実は夏休みの宿題をまだ提出していない。
既に2か月近く経過している。
青木君11月5日までに宿題を提出すると約束した。
あと6日だけど大丈夫?自分のことは自分でやるとか妥協しないというかやる時にはやるっていうところが僕は彼らにいつも求めたいな。
仕事は月曜から金曜まで。
規則正しい生活だね〜。
土日は仕事が休みでも運動は欠かせない三上さん。
この「フロアバレーボ−ル」盲学校に来てから始めたんだって。
どんなスポーツなのか見てみよう!月に1回盲学校の卒業生たちと一緒にフロアバレーボールの練習をしている。
おはようございます。
おはようございます。
おはようございます。
三上さんはアイマスクをつけて参加。
選手たちはボールを打つ音や味方の指示を聞きながらプレーする。
三上さん生徒たちに教えるヒントになるとの思いから始めた。
ブロック。
あっ抜けた…。
(笛)ここではスポーツマンも案外苦戦しているようだ。
たくさん自分たちが目で見ている情報をなるべく言葉で伝えてあげれば伝わるかなと思ってたんですが実際やってみるとその声のせいで聞こえないんですよボールが。
ただ指示を出せばいいわけじゃなくていかに的確な情報を簡潔に伝えられるかが大事かな。
毎日運動を欠かさない三上さん。
自宅には40着ものジャージコレクションがある。
毎月の貯金は8万円。
大きなジープを買うのが目標なんだとか。
青木君の…心配した三上さんは宿題の進み具合を聞いてみることにした。
青木君まだ宿題に手をつけていないようだ。
はい。
このままでは間に合わないと判断した三上さん。
青木君に計画表を作らせることにした。
これから先たぶんいろんな計画を立てなアカンと思うよ。
宿題だけじゃなくて自分の将来のこともそうやし中学校3年間のこともそうやし。
今何しなくちゃいけないかっていうことを考えることってすごく大事やと先生は思うよな。
もう5日が締め切りやからな。
頑張ってやれよ。
分かった?はい。
国語の宿題では読書感想文を原稿用紙3枚提出しなければいけない。
そんな青木君が選んだ本は…これって青木君の心の叫びなのかな?細かい文字を追うことが難しい青木君。
いつの間にか本を読むことが苦手になってしまった。
今日は無礼講ですかな。
…いきたいと思います。
かんぱ〜い!お疲れさまで〜す。
はいかんぱ〜い。
この日の夜三上さんは視覚障害を持つ先生に青木君の宿題の件を相談することにした。
でもあるかもしれないですよ。
生徒に自立してほしいと積極的に関わってきたやり方が逆に生徒を追い込んでいるとの指摘だった。
11月5日ついに青木君の宿題の締め切りがやってきた。
おはよう。
朝のホームルームでは宿題について何も触れなかった。
青木君に確認しないの?言わないです。
様子を見ようと思いますけど。
う〜ん…でも朝の顔見てるとやってないかな。
今日は催促せず青木君からの報告を待つことにした。
さようなら。
はいさようなら。
下校の時間まだ青木君が宿題を提出したかは確認できていない。
あれ?黒板に書いてあった「夏休みの宿題」が消えている。
三上さんすかさず青木君の所へ。
青木君国語の先生にこっそり宿題を提出していた。
職員室に戻り国語の先生に確認してみると…。
青木君が苦戦していた読書感想文は2枚と1行でギリギリ3枚!もう期限は過ぎてますから…。
青木君夏休みの宿題終わったね。
はい何とか終わりました!…っていうかそんなピースしている場合じゃないよな。
ひと段落もつかの間明日はいよいよマラソン大会だ。
はい。
仕事帰り体調を整えるために鍼灸院へとやって来た。
若手の三上さんマラソン大会ではペースの速い生徒と一緒に走ることになっている。
三上さん今日はどうして青木君が言い出すのを待っていたの?少人数じゃないですかうちの学校って。
なのでプレッシャーをかけていないつもりでも結果かかっているのかなっていうのは少し思って。
まあ自分が求める彼らの将来像はあるけれどもあくまでそこに行くか行かないかは生徒で自分が押しつけるんじゃなくて一つ一つ考えて自分たちで考えて動いてほしいなっていう思いもあったので。
気をつけ。
おはようございます。
はいおはよう。
は〜ため息ついてるな。
青木君だいぶ緊張気味。
何か声かけないの?あんまりかけないかな。
たぶん僕があんまり言い過ぎても彼にはプレッシャーになるし。
自分でもプレッシャーを感じてると思うんで特に何もせずふだんどおり。
青木君の走りを見守ることに決めた。
ヨーイ…
(ピストルの音)全校生徒が一斉にスタート!三上さん生徒に合わせて徐々にスピードを上げていく。
一方で青木君は出遅れてしまった。
スタートしてまだ1km地点。
ちょっとつらそうだ。
頑張れ〜!頑張れ〜!20分後次々と生徒がゴール。
その頃青木君は?いたいた。
3km地点を通過したところだ。
頑張れ〜!しばらくして三上さんもゴ−ル。
気になるのは青木君のこと。
制限時間まで残り20分。
間に合うかな?三上さんも気が気でない。
青木来たぞ。
青木来たよ!見えてきた。
ゴールまでラスト200m。
青木ラストやで!練習よりもいいタイムだった。
青木君最後まで諦めずに走りぬいた!はいお疲れさまでした。
忘れ物ないように。
三上さんこれから生徒たちとどう向き合っていくの?基本的には見守りたいと思いますけど時々後ろから追いかけて。
でも基本的にはやっぱり自分で考えて自分で思ってそれを行動にしてもらえれば。
そんなように僕は声をかけていかなくちゃいけないと2014/03/10(月) 23:30〜23:55
NHKEテレ1大阪
あしたをつかめ〜しごともくらしも〜「盲学校教員」[字]

主人公は盲学校の体育教師。視覚障害を持つ生徒達が将来自立していくために必要な指導を模索する。来るマラソン大会で走るのが苦手な生徒をゴールに導けるか?

詳細情報
番組内容
主人公は盲学校の体育教師・三上信雄さん(27歳)。男子中学生4人のクラス担任だ。気がかりなのは、1年生の青木君の夏休みの宿題。提出期限から2か月たつが、まだ終わっていない。さらに1週間後には、青木君の苦手な校内マラソン大会が控えている。生徒に“苦手なもの”から逃げない強さを持ってほしいと積極的に指導するが、先輩からは「視覚障害を理解してあげているか?」との指摘も。生徒と向き合う若手教師に密着する。
出演者
【語り】Mummy−D

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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サンプリングレート : 48kHz

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