(ゴン=フリークス)《あれはモラウの「スモーキージェイル」》《プフを王から分断するために使うと言っていた技》《塔の3階全体を煙で覆っている以上あそこに王とピトーはいない》《どこだ!》あっ!
それぞれの場所でそれぞれの戦いが始まっていた
(ナックル)クッ。
(キルア=ゾルディック)あっ。
ゴン。
あっ。
《じっちゃん》《ってことはあいつが…》《王!》
(王)運べ。
そのほうらが人間の犠牲を最小限に抑えながら目的遂行をはかっていることは十分に理解できた。
混乱に乗じて成し遂げんと望んだのは余と護衛団との分断であろう?
(王)構わぬ。
運べ。
(ゼノ=ゾルディック)「ドラゴンヘッド」。
(ネテロ)《恐ろしい奴》
「繰り出そうとしている技に王への害意はない」
王自身がそれを瞬時に悟ったことに両名も気付いた
ゼノがわずかな稚気すら「念」に込めようとしなかったのは王への敬意かそれとも
うぉ〜〜!キルア。
ピトーはあそこにいる。
行こう!《「行こう」…》《それはどっちの?》
そう問いたい衝動を辛うじてキルアは抑え込んだ
《聞いてしまったらもう止められない》《引き返せない!》
いっそぶちまけてしまえば解決できること
経験を重ねれば誰もが至る少し先の道
大切なものを失ってしまうかもしれない恐怖でキルアはその道に近づくことさえできずにいた
龍が飛び去る少し前イカルゴの前に姿を現したのがヂートゥとブロヴーダだった
(ヂートゥ)おっフラッタじゃん!
(イカルゴ)あっ。
(衝撃音)
(ヂートゥ)あっ?
(衝撃音)
(ブロヴーダ)あっ?何?この騒ぎ。
ピトー殿の「円」がまた消えちまったし。
私も戻って来たばかりなので。
どうやら敵襲らしいのですが。
マジで!?まっそれ以外は考えにくいけど。
あっ?その羽どうした?あっええさっきの攻撃でやられました。
下行くの?えっええハギャ様の命令でちょっと。
俺らどうする?あっ?まぁここを護衛しろとは言われてないしなぁ。
でもちょ〜っと試したいんだよねぇ。
新技!
(衝撃音)うお!?デケェ!
(ヂートゥ)ウハハ…!楽しそう!行って来るぜ!
(ブロヴーダ)気ぃ付けて!俺はもう少し様子見るわ!じゃあ私はこれで。
おう。
(ブロヴーダ:ウェルフィン)《「ハギャ様」だと?》
その頃中央塔玉座の間では
(シャウアプフ)「閉じ込める」という行為が私に対して果たして有効か。
試されるのもいいでしょう。
(モラウ)《鱗粉…》
(モラウ)《ノヴの話じゃ催眠効果があるらしいからな》《吸い込むわけにはいかねえぜ》《フッ》
(シャウアプフ)おしゃべりをやめたのですね。
まっとうな術者なら当然のこと…ですが。
《警戒覚悟そして自信が2対3対5ほどのブレンド》
(シャウアプフ)《警戒感がやや薄いのは自信の表れ》《強い性格といえますね》
プフの「スピリチュアルメッセージ」は相手の周囲を鱗粉で覆いオーラの流れを鮮明にすることで相手の精神状態を知ることができる
自己紹介くらいはいいでしょう。
王直属護衛軍のシャウアプフと申します。
《やや警戒の渦が強くなりましたね》フッ…名すら教えていただけませんか?私があなたに対し鱗粉の吸引を誘導しようとしての自己紹介だとお疑いならば悲しい誤解ですがややショック…それだけのこと。
生まれ変われば忘れましょう。
(シャウアプフ)ウフフ…フフフ。
しばしお待ちを。
フフフ…。
アハハ…フフ。
フン。
《時間をかけてくれるなら大いに結構!》《鬼が出ようが蛇が出ようがな!》
致命傷すら恐れぬシュートの無謀な突進が逆に彼を生き永らえさせていた
「ホテル・ラフレシア」
あとちょっとで即死を免れぬほどの深手と引き換えにシュートが奪ったものはユピーの肩にあった複眼一つのみ
肉体的なダメージはゼロに等しい
だが…
(モントゥトゥユピー)うら〜!!
ユピーは攻めきれずにいた
「潰されたのではなく奪われたのだ」という奇妙な実感がユピーの精神に与えた影響は大きい
えたいの知れない攻撃を重ねて受けたことでユピーは一歩退き…
《こいつを王に近づけるわけにはいかない!》
(シュート)《1秒でも長くこいつを引き付け王と分断する!》
ユピーとシュートの利害が一致したのだ
しかし思惑通りの展開が逆にナックルを苦しめていた
(ナックル)《くっ…》《耐えろ!》《今は打てねえ!》
(ナックル)《この条件で攻撃したらわざわざこっちから「確実に周りにあと1人は敵がいる」と奴に教えるようなもの!》
(ナックル)《耐えろ!!》
血に染まりながらシュートはユピーの猛攻を受け続けている
そばでただ見ているだけの自分自身
息を潜めるのも戦い
頭でいくら自分に言い聞かせても…
(ナックル)《耐えろ…!耐えてくれ…!!》
ナックルは流れ出る涙を止められずにいた
《頑張れ!!》
(ポットクリン)時間です利息が付きます。
(ナックル)《なっ!?》《まだ10秒!?たったの!?》《ウソだろ?》
(ナックル)《この…今すぐ逃げ出したいくらい息苦しくて痛い針のむしろにあとどれだけの時間耐えなきゃいけねえんだ!?》
(ナックル)《冗談だろ…冗談じゃねえよ!!》
(ナックル)《ぐ〜〜!!》
(ナックル)《耐えれっかよ!!》《うわ〜〜!!》
ナックルの暴走を止めたのは…
あっ!
メレオロンの1回目のタップ
(ナックル)《マジかよ!?まだ10秒ちょっとだぞ!》
(ナックル)《でももしかして助かった?》
それは決してナックルを思ってのことではなくメレオロンも限界だったからだ
(ナックル)《うわ!》
(ナックル)《しまった!!》あれれ…。
(ナックル)《ほんの少し…爪の先がかすっただけなのに利息と俺の全力1発分のダメージ返されちまった!》《シュートは命を投げ出して戦ってくれてるのに無傷の俺が間抜けなミスをやらかすなんて!》
何かにかすったような手応えもポットクリンの利息の宣言もユピーには意識できない
クソ〜〜!!
ナックルの咆哮も
(ナックル)《落ち着けバカ野郎!》《全てを台無しにしちまうぞ!》
(ナックル)この距離が恐らくベストだ!見つかるほど近くなく近づくためには遠過ぎねえ!ポットクリンには一瞬気付くだろうが問題ねえはずだ。
(ナックル)シュートが頑張ってる限り。
遠慮なく息継ぎしろよメレオロン!
(メレオロン)プハ〜!
(メレオロン)《「神の共犯者」解除!》んっ?
(モントゥトゥユピー)《何だこいつはいつの間に…いや気付かなかったわけがねえこいつは今突然現れた》《攻撃された?いやされてはいねえ!》《遅効性の技か…だとしたらあの時!》
(モントゥトゥユピー)《または戦いの最中発動条件を満たしちまったか?》《この数字は何だ?カウントダウン?爆弾?》
(モントゥトゥユピー)《いや数は減っても増えてもねえ》《面倒くせぇ!》
(モントゥトゥユピー)《もとを絶てばいいだけの話だろ!》《何か来る!》
圧倒的なパワーを誇りながらもシュートを攻めきれない理由の一つに歴然とした実力の差があるといえるだろう
(シュート)《速い!逃げ切れない!》《串刺しの肉1丁上がりだ!》チッ!
(モントゥトゥユピー)《自分を打って後方に加速》《まぁいい》《危なかった!》
「いつでも勝てる」という確かな手応えがもともと戦略を練るタイプではないユピーの無策に拍車を掛けた
ユピーの読みはおおむね正しい
いつかはユピーに軍配が上がる勝負
それは正しい
誤算があるとすればシュートがそれでいいと思いそれにユピーが気付いていないことだろう
(シュート)《まだやれる…》
(シュート)《俺はまだ…飛べる》
(シュート)《まだ…》
それでも静かに確実にシュートの限界は近づいていた
ユピー!こら〜!!んっ?
(ナックル)こっちだボケ〜!《ナックル…》
(ナックル)《わざわざ相手にもう1人敵がいることを教えるようなもの》《上等!》《そのほうがユピーの注意が散漫になってシュートが助かるに決まってる!》来いや〜!!
冷静になってわれに返ったナックルが出した結論は姿を現すこと!
2014/02/25(火) 01:59〜03:45
読売テレビ1
MANPA「ノブナガン/バディ・コンプレックス/HUNTER×HUNTER[字]ほか」
【ノブナガン第8話】【バディ・コンプレックス第8話】【MANPAちゃん】【HUNTER×HUNTER】
詳細情報
ノブナガン1
八ノ銃「トンネル」
■出演者
小椋しお:武藤志織
ジャック:鈴木達央
ガンジー:島